アマゾンフレックスの仕事の内容/流れやメリット・デメリットを解説!

Amazon版UberEATSとも言われるアマゾンフレックス(Amazon Flex)がお金になると評判です。そこで、アマゾンフレックスはどんな内容のお仕事で、参加するには何が必要で、どんなメリットとデメリットがあるかを詳しくお伝えします。

目次

  1. 1アマゾンフレックス(Amazon Flex)が日本でも始まった!
  2. アマゾンフレックスプロとアマゾンフレックスは仕事時間が違う
  3. アマゾンフレックスを受けられる地域は2エリア
  4. 2アマゾンフレックスの仕事の内容は?
  5. 時間内に荷物を配送する
  6. 未配が増えるとアカウント削除の危険も
  7. 3アマゾンフレックスを始めるのに必要なものは?
  8. 70個以上の荷物が積める車が必要
  9. スマートフォンが必要
  10. 振り込み先の銀行口座が必要
  11. 各種書類も必要
  12. 家が配達ステーションから遠くないことが必要
  13. 4アマゾンフレックスの時給と経費
  14. アマゾンフレックスの時給
  15. アマゾンフレックスの経費
  16. 5アマゾンフレックスの評判は?
  17. アマゾンフレックスへの否定的な評判
  18. アマゾンフレックスへの肯定的な評判
  19. 6アマゾンフレックスのメリットとデメリット
  20. アマゾンフレックスの3つのメリット
  21. アマゾンフレックスの3つのデメリット
  22. 7アマゾンフレックスはリスクもあるが稼げる仕事

アマゾンフレックス(Amazon Flex)が日本でも始まった!

出典: https://flex.amazon.co.jp/

アマゾンフレックス(Amazon Flex)は、アメリカで2015年から始まり、日本では2018年の冬からテストサービス、2019年4月からは正式に開始された、Amazonの配送を個人受託するサービスです。アマゾンフレックスの公式サイトでは「週50時間で月額40~43万円が可能」と謳っており、事実時給2,000円程度のオファーが受けられます

日本で提示されるオファーには8時間のものや2時間のものなどがあり、自分のスケジュールにあったオファーを選択できます。しかし、当然のことながら8時間のオファーでまとめて配送仕切れない分や、そこまでの配送量ではなかった分が細切れの時間のオファーになるので、必ずしも自分にあったオファーを見つけられるわけではありません。

このアマゾンフレックスは、一足先に始まったUberEATSのAmazon版だと考えるとイメージしやすいですが、貨物軽自動車運送事業の届け出が必要なので、UberEATSほどには簡単に始められません。また、普通のバイトとは違い、車の購入費や税金、保険やガソリン代はすべて自分持ちですので、その辺りも計算に入れる必要があります。

アマゾンフレックスプロとアマゾンフレックスは仕事時間が違う

日本においてアマゾンフレックス(Amazon Flex)は、アマゾンフレックスとアマゾンフレックスプロのふたつの働き方を提示しています。
 

  • アマゾンフレックス……自分の都合に合わせて、週に数時間から始められる働き方。副業として利用したいサラリーマン、ほかのバイトと平行して働きたい人におすすめ
  • アマゾンフレックスプロ……アマゾンフレックスでフルタイム勤務する働き方。勤務時間は週48時間以上60時間以下、月240時間以下で、月収40万円以上が期待できる

自分の都合次第で、どちらでも選ぶことが可能です。

アマゾンフレックスを受けられる地域は2エリア

このように、魅力的なアマゾンフレックス(Amazon Flex)ですが、2019年10月現在、日本のどこででもオファーを受けられるわけではありません。現時点でアマゾンフレックスのオファーを受けられるのは関東エリアと愛知エリアのみで、残りのエリアは登録のみ可能です。事前登録すると、優先的にオファーが受けられる可能性があります。
 

  • 関東……大田区平和島、江東区、品川区勝島(目黒XPT)、豊島区、三鷹市、川崎市(10月中旬以降成田市)
  • 愛知……南区、中川区、西区(10月以降港区、守山区、天白区、尾張旭市)
  • 札幌……11月以降開設
  • 仙台……10月末以降開設
  • 福岡……開設予定

今後もアマゾンフレックスの拠点は日本中に広がっていくと思われます。

マクドナルドの配達「マックデリバリー」とUber Eatsの宅配料金を比較!
マクドナルドの配達サービスマックデリバリーと最近、話題のUber Eatsの宅配料金の比較を...

アマゾンフレックスの仕事の内容は?

アマゾンフレックス(Amazon Flex)の仕事内容は、アマゾンフレックスからダウンロードできるアプリに提示される、オファーを獲得するところから始まります。日本では、2時間から8時間までの「ブロック」と呼ばれる時間帯とステーションからオファーと呼ばれる仕事を選びます。受けた仕事は、24時間前までであればキャンセルが可能です。

 

このオファーの中から、たとえば、15:30〜17:30の2時間3,750円の大田区平和島の仕事を受けた場合の仕事内容は以下の通りです。
 

  1. ブロック開始10分前(この場合は15:20)平和島の流通センターに車で到着し、アプリで受付のQRコード読み取り、チェックインする
  2. 配達ルートの荷物のカゴを取り、アプリを使って配達荷物のコードを読み取りつつ、自分の車に積み込む
  3. 平和島を出て配達する。時間指定の荷物を優先しつつ、基本はアプリ上に表示された順に配達(あまり役に立たないのでナビアプリは必須)
  4. 未配が生じても、ブロック終了時間までに流通センターにもどる

アマゾンフレックスは、この仕事内容を繰り返すことになります。

時間内に荷物を配送する

アマゾンフレックス(Amazon Flex)の配達は、時間内に終了しなければなりません。時間内に配達が完了できなかったり、不在で配達できなかったりしても、その荷物を配達ステーションに持ち帰ります。未配は好ましいことではないため、なるべく相手先に連絡して置き配することを勧められますが、未配があってもオファーされた分の報酬はもらえます

アマゾンフレックスの契約内容は、あくまでも時間に対するものであり、配送個数に対するものではないからです。

未配が増えるとアカウント削除の危険も

前節で未配があっても、アマゾンフレックス(Amazon Flex)ではその分の報酬はもらえるとお伝えしましたが、もちろん未配は好ましいことではありません。そのため、Amazonからは仕事内容として90%の配達率を求められます。長い期間に渡って未配率が高いままだと、アカウントがブロックされ、アマゾンフレックスのオファーを受注できなくなります

また、未配率が高まるのを嫌って届け先に無断で置き配すると利用者から苦情が入ってやはりアカウントがブロックされる可能性があります。どちらも避けようとすると、今度は日本的なサービス残業状態で契約時間以上に働かなければなりません。2018年夏に話題になった宅配便の再配達騒動を、時を経て自分の体で体験しかねないので気をつけてください。

アマゾンフレックスを始めるのに必要なものは?

さて、それでは以下にアマゾンフレックス(Amazon Flex)を始めるために必要なものをお伝えします。

70個以上の荷物が積める車が必要

第一に必要なのが、貨物軽自動車運送事業の届け出済みの営業用軽バンです。アマゾンフレックス(Amazon Flex)では、最低でも荷物が70個以上搭載可能であることを求めていますので、実質的には1BOX以外は選択の余地がないでしょう。軽バンを営業に切り替えるのは、手続きこそ面倒ですが費用は数千円で済みます

スマートフォンが必要

軽バンと同じくらい必要性が高いのが、スマートフォンです。オファーによる仕事の取得から、実作業の処理まで、スマートフォン上のアマゾンフレックスアプリがなければなにもできません。モバイルバッテリーはもちろん、念のために予備のスマートフォンも用意する必要があるでしょう。スマートフォンは、性能が高い必要はありません。

振り込み先の銀行口座が必要

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。

人気の記事

新着まとめ