2019年09月30日更新
Amazonで商品を受け取り拒否するとキャンセル扱いに!ペナルティも解説!
Amazonで商品を受け取り拒否したことはありますか?キャンセル扱いになり、商品によっては全額の返金ができず、送料がかかってしまうこともあります。Amazonで何度も受け取り拒否すると、最悪の場合アカウントの削除というペナルティもあるので注意が必要です。
目次
Amazonで受け取り拒否(返品)する方法は?
Amazonで商品を注文した後で、過去に同じ商品を買っていたことに気づいたり、別の商品と差し替えたいと考えた場合、受け取り拒否(返品)をすることもあるでしょう。とはいえ機会は多くないので、やり方を知らない人も多いのではないでしょうか。そういった場面に出くわした際に困らないよう、Amazonで受け取り拒否する方法を覚えておきましょう。
配達業者に伝える
自宅に配達に来た業者に受け取り拒否する旨を伝えましょう。これが一番シンプルなやり方です。届けに来た業者に申し訳なく感じてしまい、言いづらいかもしれませんが勇気を出して伝えましょう。受け取り拒否された商品は配達業者を介してAmazonに返品されます。
また、商品が届いた際に不在で受け取れなかった場合、不在連絡票が届きます。その商品を別日にもう一度届けてもらう場合には、不在連絡票に記載されている連絡先に電話をして日程調整をします。もしこの商品を受け取り拒否したい場合は、再配達の依頼をせず放置していると自動的に返品されます。ただ、無視するより連絡した方が好ましいでしょう。
受け取り拒否するとキャンセル扱いに
Amazonでは受け取り拒否(返品)をすると注文をキャンセルしたという扱いになります。返金やこちらからAmazonへ送り返すことに伴う送料はどれくらいかかってしまうのでしょうか。
返金はされる?
Amazonで商品をキャンセルした場合でも返金はされます。ただすべての商品が返金対象というわけではありません。
返金額と送料は出品者によって異なる
商品の出品者はAmazonだけではありません。マーケットプレイスという第三者の出品者も存在します。返金額と送料は出品者によって大きく異なります。つまり発送元がAmazonかマーケットプレイスかによって変わってくるということです。出品者を見分けるには、届いた段ボール箱を見ましょう。出品者がAmazonの場合はAmazonのロゴが書かれています。
Amazon.co.jpから発送された場合全額返金・送料無料
Amazon.co.jp(Amazonの直営倉庫)から発送された商品を返品する場合は、キャンセルしても全額が返金されます。送料も一切かかりません。非常に親切といえるでしょう。
返金額が減る場合も
出品者がAmazon以外のマーケットプレイスの場合は返金額が減ってしまう可能性もあります。手数料として何割かとられてしまうからです。返金額がどれくらいかかるかは業者によって様々です。送料もかかってしまう可能性が非常に高いです。
受け取り拒否の送料は?
出品者がマーケットプレイスの場合は有料の可能性が非常に高く、Amazonの場合は無料です。ただしAmazonで注文した商品でも、受け取り拒否により料金が発生する場合があります。
有料オプション以外は無料
Amazonでは購入金額が100&返金されて送料もかからないのに、一体なぜ料金が発生するのでしょうか。それは「お急ぎ便」等の有料オプションを利用している場合はその分の料金が請求されてしまうからです。もし有料オプションを使っている場合には注意しましょう。
Amazonでコンビニ受け取りの商品を受け取り拒否する方法は?
Amazonで注文した商品を自宅ではなく「コンビニ受け取り」する場合にも、受け取り拒否することは可能です。コンビニ受け取りにおける商品の受け取り拒否方法を紹介します。
受け取り期間内に受け取らない
コンビニ受け取りには、受け取り期限というものがあります。Amazonからコンビニ受け取りについての案内のメールが届いた日から数えて、11日以内に受け取る必要がありますが、この期限を過ぎても受け取りに行かなかった際は、コンビニからAmazonへ返品されます。Amazonに商品が戻ってきた時点で注文をキャンセルした扱いになります。
コンビニ受け取りでも送料はかからない
受け取り期限内にコンビニで受け取らず商品が返品されても、送料はかかりません。
Amazonで受け取り拒否をするとペナルティを受ける?
このように商品が自宅だけでなくコンビニに届く場合でも簡単に、かつ発送元がAmazonの場合は全額返金・送料不要というペナルティ無しで受け取り拒否ができてしまいます。しかし、だからといって何回も受け取り拒否するのはおすすめできません。その理由を説明します。
何度も受け取り拒否をするとペナルティ対象に
何度も何度も受け取り拒否を行った場合、悪質なユーザーとみなされペナルティの対象になってしまいます。ここでいうペナルティとは、例えばコンビニ受け取りを拒否し続けた場合、受け取り方法の選択肢から除外されてしまうかもしれません。受け取り方法等に何らかの制限がかけられてしまう可能性があります。
アカウントが削除されることも
最悪の場合はアカウントが削除されてしまうケースもあります。アカウントが削除されたら貯めていたポイント等すべてのサービスが使えなくなります。Amazonは「〇回以上受け取り拒否したらペナルティ対象」という風に明確な数字を公表しているわけではありませんが、あくまで受け取り拒否は最終手段という感覚で使うようにした方がいいでしょう。
キャンセルは発送準備中に行おう
もし誤って注文してしまったら、配達業者が家に来たり受け取り期間が過ぎるのを待ったりせず、その時点ですぐに注文をキャンセルしましょう。「発送準備中」であればAmazonや関係業者にも迷惑は掛かりませんし、アカウント削除のペナルティを受けることもありません。アカウントは削除されたら引き継ぎできないので、これだけは避けましょう。
勝手に受け取り拒否になっている場合は?
身に覚えのないうちに、勝手に受け取り拒否になっているケースがあるようです。これは知らず知らずのうちにアカウント削除へ近づいてしまっており、非常に危険です。一体なぜこんなことが起こるのでしょうか。考えられる原因はいくつかありますが、最も可能性が高いのが届け先に設定している住所に不備があることです。
住所を確認しよう
勝手に受け取り拒否になっているか確かめたいときは、住所が正しく登録されているかを確認しましょう。手順を説明します。AmazonのWebサイトを開きましょう。続けて画面右上の『注文履歴』をクリックしましょう。
過去の注文履歴が一覧で表示されます。この中から受け取り拒否になっているか確かめたい商品を選択しましょう。『お届け先』という表示の下の自分の名前にカーソルをあてると、すぐ下に自分の登録情報(名前、住所、電話番号)が表示されます。ここに表示された住所がその商品の発送先の住所になりますので、正しいかどうか確認しましょう。
もし誤りがあった場合は、登録住所の修正を行いましょう。画像下のリンクからAmazonの住所変更専用ページにアクセスしましょう。続けて『既定の住所』欄の『変更』をクリックし修正を行いましょう。これで発送先を修正できたので、次回以降に注文する商品は正しく自宅に届くようになります。
住所に不備がある場合は商品は届きません。届かないからAmazonに返品されるのです。シンプルな理由ですが、住所はAmazonでは非常に重要な項目ですので登録時には誤りがないよう細心の注意を払いましょう。今回誤りが見つかった場合は直ちに修正しておきましょう。
それでも受け取れない場合はAmazonのカスタマーサービスに連絡を
住所を正しく入力しているのに受け取れない、という場合はAmazonのカスタマーサービスに連絡しましょう。画像下のリンクからAmazonのカスタマーセンターのページへアクセスできます。問い合わせの種類、内容、方法をそれぞれ訊かれます。問い合わせの種類は『注文について』を選択しましょう。画面下部には注文履歴が表示されている状態です。
その中から発送状況などを確認したい商品にチェックを入れましょう。続いては、問い合わせの内容です。赤枠のリストをクリックし、表示された選択肢の一覧から『配送について』を選択しましょう。最後の、問い合わせの方法は電話、メール、チャットのいずれか好きな方法を選んでクリックしましょう。これでAmazonカスタマーセンターに連絡ができます。
また、商品の発送元がAmazon以外のマーケットプレイスだった場合は、直接該当の業者に問い合わせてみた方が早いかもしれません。業者の連絡先は注文履歴で商品名をクリックすることで確認できます。商品名をクリックすると下画面のように、その商品の詳細情報が確認できます。画面右の『この商品は〇〇〇が販売、発送します。』をクリックしましょう。
業者の情報が表示されます。電話等で問い合わせしてみましょう。右の『質問する』をクリックするとAmazonカスタマーセンター画面のように、問い合わせ内容を選択しメッセージを入力する画面が表示されます。
Amazonの受け取り拒否はなるべく行わないほうが良い
Amazonの受け取り拒否の方法、返金の有無、行う際のリスクを中心に説明しました。アカウントの削除というペナルティを受ける可能性もあるため、なるべく受け取り拒否は行わないようにしましょう。