Amazonのやらせ/サクラレビューを見抜ける判定サービス3選!特徴や使い方を解説
Amazonで買い物をするとき、どちらか迷うとレビューに頼りますね。そのAmazonのレビューがやらせやサクラだったらどうでしょう、本記事ではAmazonレビューの判定に有効なアプリの紹介と判定の仕方について解説します。
目次
なぜAmazonレビューを判定するのか?
大人気の通販サイト「Amazon」では、近年「レビュー」が「”やらせ”や”サクラ”ではないか」との問題提起が頻繁におきています。
本来実際に購入したユーザーの「製品への評価」や返品、交換などの「対応への正直な評価」であるべき「レビュー」が一部業者の悪質な「アピールの場」になっては、Amazonユーザーにはたまったものではないでしょう。
やらせレビュー・サクラレビューの実態
「Facebook」で、「Amazon レビュー」と検索すると上位に、「Amazon***レビュー募集中」「Amazon無料商品****レビュー募集中」「Amazon***レビューグループ」と、やらせレビューやサクラレビューの勧誘ではないか?と思しき書き込みが多数ヒットします。
のぞいてみると、たどたどしい日本語で書かれていたり、中国人名管理サイトのものも、何件かあります。実際にこれらの募集に、応募して調査した某ライターの方によると、「応募すると商品を買わされて、先方の希望のレビューを付けると、paypalで返金される」というシステムのようです。
Amazon側のやらせ対策
これら「やらせレビュー」や、「サクラレビュー」への、Amazon側の取り組みですが、下記のAmazonの「販促や宣伝勧誘」の規約で、はっきり規制されています。違反した場合、最悪「違反レビュー」は削除されたり、「当該商品」に対しては、「レビュー」が表示されなくなる、などの罰則が科せられます。
規約を詳しく知りたい方のために、下に「Amazonレビューに関する規約」のリンクを貼ってあります。
やらせレビューを見抜けるアプリについて
Amazonをはじめ通販サイトでは購買ユーザーのクチコミである「レビュー」の信頼度は「自サイトの評価」を左右するほど「重い」ようですが、ユーザーの方でも「レビュー」に頼れないのは心細い限りです。
対策としては、他の通販サイトのレビューとの併用が考えられますが、ここへきて、「やらせ」「サクラ」対策アプリが登場し、期待されています。このあと3種類の、代表的な対策アプリを紹介していきます。
【Amazonレビュー判定アプリ】サクラチェッカー
最初に紹介するのは、日本的な「桜」と、やらせの「サクラ」を名前にかけた、「サクラチェッカー」です。このアプリはサイトにログインするだけで「インストール」する必要がなく、サクラチェッカー自体が「ウェブサイト」「ホームページ」になっています。
国産のウェブサービスチェッカー
サクラチェッカーは、ウェブ上で利用できる「国産」のレビュー判定チェッカーです。PCにインストールすることなく、手軽に使用することができます。
使用法は簡単明瞭で、Amazonの商品をクリックして、対象商品の「URL」をコピー、「サクラチェッカー」の検索欄にペースト(貼り付け)して「GO」をクリックします。検索欄にはURLのほか、「製品名」を入力してもOKです。
評価要因の表示の仕方
評価要因の判定は上の図のように、Amazonレビューの評価のような5段階評価判定と、レビューの評価が正当ならば「合格」、不当なら「危険」と表示されます。さらに一目で判るように、安全度を5段階評価の「桜の花びら」で表現でしています。
サクラ度で見抜ける?基準や目安
上の図はサクラ度30パーセントで警告が出たレビューです。「サクラチェッカー」ではどのように「やらせレビュー」を見抜けるというのでしょうか、下の図を見ますと例えば「レビュー分布」「レビュー&レビュアー」が警告、危険となっています。
実際のAmazonで商品のレビューを見ますと、「軽さ」「使いやすさ」「お買い得」がそれぞれ「4.4」「4.2」「4.2」で「5つ星」が55パーセントありました。下の「レビュー&レビュアー」で注意喚起レビューが異常に多いのに、「整合性がない」と判断されたようです。
「サクラチェッカー」はいろいろな要因を元に、レビューの解析をしていることが、上図のサクラ度の詳細分析からもうかがえます。このようにサクラレビューを見抜けるよう、多角的な分析をしていることがわかります。
【Amazonレビュー判定アプリ】レビュー探偵
次はユニークな名前とともに、シンプルな動作と操作性の良さが、好感の持てる「レビュー探偵」です。
Android版のみ
「レビュー探偵」は、スマホ限定の「レビュー判定サービスアプリ」で、高確率でサクラレビューを見抜けると評判の、「やらせ判定サービス」です。現在は「Android」のみの対応です。
まず「Playストア」よりインストールします。検索ですぐ見つかります。
インストールはすぐ終わります。「開く」をタップします。
「プライバシーポリシー」に「同意」します。
アカウントの設定もなくすぐ使用できます。「商品の選択」をタップすると、レビュー探偵から「Amazon」のページに移動でき、レビューを判定したい商品を選択できます。
商品を選択すると、その場で「調査開始」をタップして、レビュー探偵のサービス(調査)が始まります。
パソコンではないので、少し(30秒~120秒)待ちます。
タイムバーがいっぱいになったら、「おつかれさま」をタップします。
すると「レビューの評価」が表示されます。上の図では「C」判定の要注意でした。
レビュー探偵開発のいきさつ
「レビュー探偵」開発のいきさつは、作者自身が「Amazon」のヘビーユーザーらしく、あまりのレビューのサクラ度に、業を煮やしてのことだそうです。わずか一日での制作スピードには、にわかには信じがたいですが、本人の弁ですのでまさに天才ですね。
アプリの特徴は?
レビュー探偵アプリの特徴は使用すると判りますが、「インストールの簡易さ」「商品選択の分かりやすさ」「動きのユニークさ」「アプリの軽さ」などが挙げられます。これから楽しみなアプリです。
【Amazonレビュー判定アプリ】ReviewMeta
上のリンクサイトをクリックして開くと、「ウェブサイト版」のReviewMetaが現れます。「サクラチェッカー」と同じく、ウェブサイト(ホームページ)ですので、すぐに利用してレビューの判定が行えます。
PCでもスマホでもサービスが受けられる?
上図が「ウェブサイト版」のReviewMetaです。2つのURL入力覧が見えますが、どちらへ入力してもOKで「実行レポート」「行く」をクリックして実行します。
ReviewMetaは、スマホでもPCでも利用できるサクラレビュー判定アプリです。今回紹介するアプリ3点の内、唯一の海外製アプリですが、PC版の方は翻訳されるので不便はありません。
上図はスマートホン用「Android」のReviewMetaアプリです。「iOS」用もありますので、「iPHone」「iPad」でもインストールして利用できます。
不正レビューの判定だけではない
上図は「Amazon Alexa」「Google Home」でも使用できるスマートホーム機器の「ユーザーレビュー」をReviewMetaで解析した結果です。警告により「不信な否定的なレビューが大量に検出されました」と表示されています。
しかしAmazonの評価は「3.9」ReviewMetaの評価は「3.7」となり、あまり違わないような気もします。最終判断は購入しようとする「ユーザー」ということでしょう。
ReviewMetaの特筆すべきは、レビューの「良否」の判定だけではありません。様々な「サクラレビュー」と判定する「基準」や「アルゴリズム」の一端が、ReviewMetaから開示、提供されて「ユーザー」にも判断材料となります。
このように「最も信頼できるレビュー」や、「信頼性の低いレビュー」を、選択して表示されることです。これは自動的に行われます。ReviewMetaが、「最も信頼できるレビュー」とするレビューを読むことにより、商品の良否の判断がスムーズにできます。
このグラフは、レビュー投稿状況を時系列で表したグラフです。これにより、レビューの「偏り」を知ることができます。当然不自然なレビュー量の突出は、「さくら」「やらせ」の疑惑の対象になります。
判定アプリでamazonレビューを見直そう
3点「レビュー判定サービスアプリ」を紹介しましたが、いづれもなかなか優秀で、これこそユーザーの「レビュー」で、使い勝手を知りたいと思われたのではないでしょうか。
Amazonレビューのサクラ度を見抜けるように、これらのサービスを、上手に活用して
Amazonライフを楽しんでください。