AirPodsを水没・洗濯してしまった時の復活方法!故障修理の依頼手順も解説!
ワイヤレスでiPhoneの音楽を楽しめるAirPodsの水没トラブルに関して解説します。AirPodsを何らかの原因で水没させてしまった、誤って選択してしまった際の復活方法と、故障修理の依頼方法に関しても紹介します。
目次
AirPodsを水没・洗濯してしまった時の注意点
iPhoneにケーブルを接続することなく音楽を聴くことが可能なAirPodsについて今回は特集します。主題に入る前に、AirPodsとはどのようなイヤホンなのかということを簡単に紹介しておきます。AirPodsは主にiPhoneで使うワイヤレスのイヤホンになります。Bluetoothでペアリングさせる仕組みになっていますのでケーブルがありません。
移動中でもケーブが絡まることもなければ、断線する心配も全くありません。ただしペアリングをすることで電力を消費します。ケーブルのついているイヤホンとは違い、機器を充電する必要があります。そんなAirPodsでは、スマートなフォルムであるがゆえのトラブルが多くあります。それが水没です。うっかり洗濯をしてしまう場合もあります。
AirPodsはワイヤレスで、耳に当てる部分しかありません。そのため、気軽に衣服のポケットにしまい、それと一緒に洗濯をしてしまうというミスをしてしまいがちです。うっかり水没させた時の復活方法の説明に入る前に注意しておきたい項目を紹介しておきます。水没させたとわかった瞬間に焦ってしまいがちですが落ち着いて対処しましょう。
すぐに起動させない
AirPodsをうっかり水没させてしまった場合に気をつけたいことというのは、焦って起動できるかどうかを試してしまうということです。洗濯などで水没させてしまった時は、すぐに起動させないのが最も重要です。水が入った機器で電源を入れてしまうと、通電した際にショートしてしまいます。これで永久的に故障に繋がるリスクがあります。
水没させた直後に電源を入れ、ショートさせてしまうとそれ以降の対処が無意味になってしまいます。完全に故障してしまってからは対処しても復活することがありませんので気をつけてください。水没させてしまった際に電源を入れることは頭から抜いておきましょう。具体的な復活方法に関しては次のセクションで解説していきますので試してください。
AirPodsを水没・洗濯してしまった時の復活方法
AirPodsを洗濯するなどして水没させてしまった場合は、諦める前にまず試しておきたいことがあります。ショートしていない状態のAirPodsで適切な復活方法を試していきましょう。ここからは、AirPodsを水没させてしまった場合の復活方法について解説していきます。うっかり洗濯してしまった方は焦らず以下で紹介する手順で復活させましょう。
ただし、1度水没させてしまった以上完全に復活することは確実ではありません。あくまでも自分でできる対処法の1つとして覚えておいてください。水没の状態によっては、完全にAirPodsの機器が故障してしまっているということも十分に考えられますので、それほど期待せずに対処をしていってください。間違っても電源はまだ入れないようにしましょう。
ドライヤーで乾かす
AirPodsを水没させてしまった時にまずすべきことは乾かすことです。電源を入れずに、AirPodsの機器を乾かすことに尽力してください。乾かす際に活用できるのがドライヤーです。ドライヤーの熱風をAirPodsに当てて機器の水分を取り除いていきましょう。ポイントですがドライヤーで乾かす際に、念入りに水気を取るようにしてください。
自然乾燥
ドライヤーで乾かし終わった場合でも、まだAirPodsの電源を入れるのは我慢しましょう。見た感じでAirPodsの機器に水気がないようでも、機器の内部はまだ湿っている可能性が高いためです。ドライヤーでは内部にまで風を送るのが、仕様上困難ですので、完全に乾いた状態にするまで時間をおく必要があります。
ドライヤーをかけたあとで有効なのが、自然乾燥です。自然乾燥ですので、湿気のない場所に放置するだけで結構です。外などに置いておいても結構ですが、突然の雨によって再び水没することとなっては意味がなくなってしまいますので、安全な場所で自然乾燥させてください。基本的には何もせずにそのまま放置するだけで十分です。
シリカゲルを入れて冷蔵庫で水気を吸う
ドライヤーや自然乾燥に加えて、より効果的な乾燥方法があります。それが、シリカゲルです。シリカゲルを入れて冷蔵庫にしまい、水気を吸っていくという作業も有効です。もしシリカゲルが用意できるような状態でしたら、この方法で積極的に乾燥させましょう。念の為数日は放置しておくことをおすすめします。完全に水気を取らなければなりません。
ただし、シリカゲルに乗せてそのまま冷蔵庫に入れるのは避けてください。冷蔵庫には他の食品や液体などが入っています。何かの拍子でAirPodsにかかってしまえば、故障のリスクが高まります。二次的な水没を避けるためにも、シリカゲルとAirPodsを何かのケースに入れて一緒に保存しておくというやり方が理想となります。
AirPodsが水没して治らなかった時に試すこと
ここまでAirPodsをうっかり洗濯してしまい、水没させてしまった際の復活方法としてできることを紹介してきました。基本的には、AirPodsの機器を乾かすことの他対処法はありません。徹底的に乾燥してもAirPodsは治らないという場合もありますので、覚悟しておいた上で対処してください。ここからは、次の話題に移ります。
ここからは、水没させてしまったAirPodsにドライヤーの風をかけたり、自然乾燥させたりしても全く動作しない場合に試したいことを紹介していきます。こちらで紹介する方法を試す前に必ず上記で紹介した復活方法を自分で試して、それでも治らなかった場合の対処法として試してください。それでは1つずつ試していきましょう。
iPhoneとペアリングする
AirPodsを水没させてしまい、乾燥を完璧にした場合にそれでも電源が入らない場合に試しておきたいことは、まずiPhoneとペアリングしてみるということです。ただし、先ほどの自然乾燥の段階でかなりの時間を要することになります。そのためバッテリー残量がゼロになってしまっている場合も考えられます。まずは充電してみましょう。
充電ケースに入れてみて、それでも反応がない場合は残念ながら故障の可能性が強くなります。バッテリーの充電の認識はされているようであれば、治る可能性があります。ある程度充電されましたら、iPhoneから操作してBluetoothを接続させてみましょう。iPhoneから操作すると、端末が認識する場合もあります。これで認識されれば見事復活です。
AirPodsのリセットをする
また、AirPodsで試したいこととして、Bluetoothのリセットをすることもおすすめします。AirPodsでペアリングさせていたものをiPhone側から削除しましょう。削除が完了しましたら、再度Bluetoothに接続させてみてください。新たにAirPodsが認識されましたらペアリングをし直してください。音楽が出れば水没からの復活成功です。
また、AirPodsは両耳で使用しますので、両耳が認識されていなければ復活とは言えません。片耳だけでは快適に音楽を聴くことが不可能です。両耳のAirPodsが認識されているかどうかをまずはチェックして、音がしっかりと出るかどうかということも一緒に確かめてください。どうしても治らない場合は故障なのでAirPodsの修理が必要になります。
AirPodsをリセットする方法がわからないという方は、以下の記事を参考にしてください。Bluetoothの認識を解除してから再度ペアリングするやり方がまとめられています。初期化に関してはそれほど難しくはありませんので、落ち着いてリセットしてください。
AirPodsの水没で故障した場合にかかる修理の料金は?
AirPodsで上記のような対処を試しても全く電源が入らない場合や、認識しても音が出ないという場合は故障なので修理に出す必要があります。AirPodsの修理はAppleで申し込みます。AirPodsを修理する場合は、片耳単位での修理費用が発生します。片耳の場合は、税別で7,800円の修理費用が発生します。両方では15,600円の修理費用です。
AirPodsを修理に出す場合は、Appleの公式サイトにアクセスして、修理依頼のページから申し込めるようになっています。まずはアクセスして、AirPodsの修理ページをチェックしてみてください。
AirPodsを水没・洗濯してしまったらまずは水気を取ろう
今回はAirPodsを水没させてしまった場合の対処法を紹介しました。水没させた場合は、まずAirPodsを乾燥さることに徹してください。間違っても電源を入れてみるようなことはしないように気をつけましょう。十分に乾かしてもダメな場合は、諦めてAppleの修理に出すことをおすすめします。小さい機器ですので洗濯には十分気をつけてください。