YouTuberヒカルの現在は？プロフィールや大炎上から復帰までを調査！

YouTubeに動画を投稿し収入を得て活躍するYouTuberは、現在世界中で人気の職業として注目されています。日本の子供たちがなりたい職業のトップ10にYouTuberがランクインするほど、YouTuberは今や憧れの職業となっています。現在世界で最も稼ぐYouTuberはプロゲーマーのダニエル・ミドルトンで、その年収は18億3,000万円に上ります。

日本において最も稼ぐYouTuberは「HIKAKIN」でその年収は1億7,000万円と言われています。日本YouTuber年収ランキングトップ10にランクインし、話題性とその派手さから多くのファンを魅了し続けるYouTuberこそ、今回紹介するYouTuberヒカルです。

YouTuberヒカルを一躍有名にしたのは、祭くじの当たり動画です。ヒカルの動画は特徴的で、派手にお金を使う動画、カード開封動画、またゲームセンター関連の動画など常に人を驚かせ続けています。またヒカルは「炎上系YouTuber」としても世に広く知られています。なぜでしょうか。この記事でYouTuberヒカルの過去と今を詳しく紹介します。

日本で人気のYouTuberヒカルですが、彼のこれまでの足跡をたどる前に、簡単にYouTuberヒカルがどんな人物なのか、ヒカルのプロフィールを簡単に紹介します。ヒカルの本名、年齢、身長、体重、出身地をまとめて以下に記載します。
 

続いて、YouTuberヒカルの職業と所属事務所を以下にまとめて記載します。
 

YouTuberヒカルのプラットフォームは、当然動画配信サービスのYouTubeです。ヒカルはこれまで1,238本の動画をYouTubeに投稿し、22億9,353万回以上の再生回数がありました。この数は今も増え続けています。これらの動画をヒカルは自身が運営する2つのチャンネルで配信しています。以下にヒカルが運営する2つのチャンネルを記載します。
 

• ヒカル（Hikaru）
• Hikaru Games

人気YouTuberヒカルが誕生するまでの道のりは平坦ではありませんでした。人生の浮き沈みを経験し、紆余曲折した後、現在の成功を掴むことができました。YouTuberヒカルのサクセスストーリーを、その足跡を交えてこれから辿って行きたいと思います。ヒカルの人生を3つに区分して紹介します。

まず、YouTuberヒカルの子供時代にスポットを当てて、ヒカルの足跡を辿ります。ヒカルは兵庫県の姫路市で生を受けました。ヒカルの家庭は裕福ではなく、兄「まえす」と共に貧しい少年時代を過ごします。しかしヒカルの話術は、すでにこの頃からずば抜けており、学校の先生を論破するほどでした。

しかしヒカル少年はゲームや漫画が大好きな、ごく普通の子供でした。当時爆発的な人気で社会現象にもなった「ドラゴンクエスト」を始め、多くのテレビゲームをしてゲームの腕を友達と共に磨いていきます。中学校に入学した後も、ゲーム好きはそのまま。しかしその端正な顔立ちのため女生徒にはとてもモテたようです。

そして人生の転機ともなる高校時代に突入します。

ヒカル青年は兵庫県の神崎高校に進学します。そこで運命の出会いをします。後にヒカルの運営チャンネル「Hikaru Games」のメンバーになる「りょうま」との出会いです。派手で奇抜なヒカルとは対照的に「りょうま」地味な性格で、二人はまさに「水と油」、決して混じり合わないと誰もが考えていました。

しかし二人は共にゲーム好きでした。二人を結びつけたのは、任天堂のゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」でした。互いに「最強」を自負していましたが、結果はヒカルの圧勝でした。しかしその後二人の距離は急速に縮まります。高校を卒業したヒカル青年は、工場に就職します。

ところが上司とは折りが会わず、また単純作業の毎日に疲れたヒカルは半年ももたずに工場を後にします。ヒカルの人生の「谷」はまだ続くかに見えましたが、その後人生の「山」が訪れます。「りょうま」の兄との出会いです。

「りょうま」の兄の会社で働くようになり、みるみる頭角を表すようになったヒカルは、ヤフオクで成果を上げた後、営業職に転身します。ここでも頭角を表し、「りょうま」の兄の会社を離れて独立開業します。一時は月収が100万円になるほどの成功を手にします。しかしその後、さらなる人生の高見へと上り詰めていきます。

時代の流れを見て取ったヒカルは、成功報酬型広告業務、つまりアフィリエイトの世界に活路を見いだすべく参入します。ネットビジネスの世界でも大成功をおさめ、21歳の若さで月収1,200万円を稼ぐほどでした。さらに「進撃のアナザーワールド」という企画の成功や、コンサルティングの仕事もするようになりました。

その結果月収もアップし2,000万円に達しました。ヒカルの金脈はこのようにして築かれて行きました。そして、その後ヒカルが目を付けたのが「YouTuber」でした。一時はYouTuberとして7つのチャンネルを運営するほどの大盛況でした。現在は2つのチャンネルのみの運営にとどまっています。しかしヒカルの目は、常に2歩先を見ています。

日本のことわざに「勝って兜の緒を閉めよ」というものがあります。これは戦いに勝った後ほど、おごることなく、次の戦いのために兜の緒をしっかり結び準備をするように、という意味です。つまり成功したからと言って油断をしないようにという大切な教訓を含んだ知恵の言葉です。

人気と成功、また多くの富を得たYouTuberヒカルは、まさに人生の絶頂期でした。しかし、大きな落とし穴が待っていました。その落とし穴こそ、ヒカルが「炎上系YouTuber」という汚名の原因となるものでした。一体どんな落とし穴だったのか、これから解説します。

「炎上系YouTuber」という汚名の原因となった、YouTuberヒカルの人生最大の失敗は、「VALU騒動事件」としてユーザーやファンの間で知られているものです。「VALU騒動事件」のきっかけは、「NextStage」で同じ事務所に所属する、YouTuberのラファエルと禁断ボーイズのメンバーであるいっくんが「VALU」を使った企画を行ったことでした。

「VALU」は「VA」と呼ばれる仮想株を個人が株式会社のように発行し、資金調達や支援をするサービスです。問題となったのは、ヒカルを含めたこの3人が、仮想株「VA」の売り抜きを図った可能性があったことでした。2017年8月に、ヒカルはVALUに上場し、その結果買い注文が殺到し、「VA」株価は一挙に上昇します。

またラファエルと禁断ボーイズのメンバーであるいっくんも、ヒカルに続けとばかりにVALUに上場し、結果VALUはさらなる活気を帯びます。ところが8月15日に、ヒカルと他の2人は突然、保有する「VA」を全て売却します。ヒカルと他の2人はそれで大儲けしましたが、ファンを含む投資家たちは大きな損害を被りました。

ヒカルと他のYouTuberたちが引き起こしたVALU騒動事件は、大きな波紋を呼びました。SNSでの3人へのバッシングという形で炎上が始まりましたが、ヒカルは強気にそのバッシングをお得意の話術で消し去ろうとします。しかし炎上はさらに拡大し、最終的にはオールドメディアであるテレビがこの炎上事件を大々的に取り上げる事態へと発展します。

ヒカルが出演予定だったイベントへのクレームが殺到したため、出演キャンセルの憂き目を見ます。

事態を重く見たヒカルは謝罪動画を投稿し、YouTuberとしての活動休止を発表します。ヒカルを活動休止に追い込んだものは、テレビでの報道や出演予定のイベントのキャンセルだけではありませんでした。

いきり立ったファンや、ヒカルの取った行為に逆上した人たちが、ネット上でヒカルに嫌がらせをするようになりました。さらに、ヒカルの実家の住所が特定されネットで拡散していきます。炎上はさらに続き拡大していきます。

ネット上で嫌がらせの対象になったのはヒカルだけではありませんでした。ヒカルの家族や、ヒカルが経営する会社の従業員にまで嫌がらせの矛先が向けられ、「詐欺師の家族」「詐欺師の会社の社員」とバッシングされます。ヒカルは精神的にかなり追い込まれるようになります。

さらにヒカルの実家の住所が特定され、ネット上で拡散した結果、さらなる嫌がらせがヒカルの家族に及びます。注文もしていない高価な商品が次々に実家に送られるようになります。さらに得体の知れない宗教団体からの入信申込書や外国の軍隊入隊届けなど、もはや犯罪行為と言っても過言ではない嫌がらせまで行われました。
 

以下は、そんな嫌がらせの結果実家に送りつけられた商品です。
 

• アヒル5万羽（時価総額250万円）
• 巨大ロボ（時価総額1.2億円）
• ポップコーンマシーン（時価総額108万円）
• 巨大大理石（時価総額3400万円）

VALU騒動が発端となった大炎上事件は、ヒカルの活動休止だけでなく、さらなる影響をヒカルに与えました。どんな影響でしょうか。

この事件はお金が絡んでいたために、「YouTube史に残る大炎上」と言われています。事実、これは刑事事件なのでヒカルは手錠を掛けられるのでは、という憶測も飛び交いました。しかし、法律的に詐欺行為には当たらないと言うことが判明し、ヒカルが逮捕されることはありませんでした。

しかし、ヒカルのVA売却による暴落のため損失を被った人も多くおり、その中にはヒカルのファンも含まれていました。そのためヒカルは自社株買いをして、被害者の救済にあたりました。

「YouTube史に残る大炎上」と揶揄されるヒカルとラファエルと禁断ボーイズのメンバーであるいっくんが巻き起こしたVALU騒動は、3人の活動休止と、3人が所属していたYouTuber事務所「NextStage」の解散という代償を払って終息に向かいました。この事件が残した爪痕は大きかったと言わざるをえません。

何かとお騒がせなYouTuberヒカルですが、彼が引き起こした炎上事件はVALU騒動だけではありません。モテ男ならではの炎上事件も引き起こしています。この炎上事件は「ネットセクハラ炎上事件」として、Yahoo!ニュースやLINEニュースのトップニュースとして取り上げられるほど、大きく報じられました。一体どんな炎上事件だったのでしょうか。

これから解説します。

YouTuberヒカルはプライベートでも複数のファンとこれまで男女の関係を持ったようですが、その1人がヒカルにネットセクハラをされたと、週刊文春に告白し、その生々しいやり取りが、2019年1月の週刊文春に掲載され、事件が明るみに出ました。

女性の告白によると、「下着姿や全裸の画像を送れ」「お前は俺の奴隷、わかった？」「調教おねだりしてみろ」「俺のためにエッチな写メ送れ、見てやるから」など常軌を逸した要求を幾度もされ、断ればヒカルとの縁が切られるのではないかと恐れ、言われるがままに要求に従ってきたものの、今はとても後悔していると述べていました。

またヒカルの手の中にこれまでの破廉恥な自分の写真があることに大きな不安と恐れを感じているとも言っていました。文春側はヒカルにもインタビューを求めましたがヒカルが応じることは一切ありませんでした。

この事件についてヒカル自身は、女性とはすでに和解しているので、女性については何も言わないで欲しいとコメントしています。示談が成立したということのようです。ではファンの間ではこのネットセクハラ炎上事件についてどのような反応が見られるのでしょうか。意外にも、ファンのコメントはヒカルを擁護するもので埋め尽くされています。

ヒカルの行為は確かに尋常ではないものの、告白した女性は成人女性であり、彼女が自分の意思で行ったことを暴露するのは、モラルに反するという意見が多数派でした。またヒカル側に女性を脅迫した意思も証拠もなく、ヒカルを責める要因が見当たらないのも事実です。結果的にこのネットセクハラ事件は、ヒカルにネタを提供するだけでした。

YouTuberヒカルのYouTuber人生の中で、VALU騒動ほど大きなダメージを与えたものはないでしょう。代償はとても大きく、払った犠牲は、活動休止とヒカル自身が立ち上げたYouTuber事務所「NextStage」の解散でした。ヒカルはこれでYouTuberとしてのキャリアに幕を閉じ、もう二度とファンの前に姿を見せることはないのでしょうか。

それとも不死鳥のごとく復活を果たし、さらに大きくなった姿をファンに見せてくれるのでしょうか。これからYouTuberヒカルの騒動からの復活から現在までの足跡を辿っていきます。

活動自粛を発表したヒカルでしたが、めげることなく、YouTubeの世界に帰ってきました。ヒカルのYouTuber復帰は活動休止を宣言してから2ヶ月半後の2017年11月17日（土）に実現しました。「あれから2ヶ月半が経ちました…」という題の動画をこの日にYouTubeに投稿し、元気な姿をファンに披露しました。

動画の内容は、ヒカルの兄「まえっさん」がヒカルと同様に活動を自粛していたラファエルと共にハワイまでヒカルを探しに行くというもので、日本とハワイを舞台にした32分の長編動画でした。2ヶ月半での活動復帰に、まだ早すぎるという批判的なコメントもありましたが、多くのファンはヒカルの復帰を心から歓迎しました。

他のYouTuberの中に、ヒカルほど長い動画を投稿する人はおらず、特にこの復帰動画は撮影地をハワイにまで広げ、つぎ込んだ費用も多額であり、あらためてYouTuberヒカルの底力を見せつける結果になりました。

ヒカルを奈落の底にたたき落としたVALU騒動は、復帰したヒカルに影響を与えたのでしょうか。ヒカルはこのVALU騒動について何度もインタビューに応じ、真相を告白しています。反省の色も見え、「総じて僕の知識不足と軽率な判断、行動が招いてしまった」と事の責任は全て自分にあることを認めて反省の弁を述べています。

ヒカルの反省はさらに続き、「YouTube以外の知識の及ばない分野には二度と手を出さない」と同じ過ちを二度と犯さないことをファンに約束しました。ヒカルの反省は、彼の動画にも表れています。これまで「ビッグマウス」というキャラを根付かせるため、もう一人の自分を演じ続けていましたが、その路線も変えていくことを明言しました。

復帰後のヒカルの動画の最大の特徴は、ヒカルの目線が自分からファンに移ったことです。復帰前のヒカルの動画は、ビジネス的な要素が強いものばかりでしたが、復帰後は明らかにファンを喜ばすことに軸足が移ったことが分かります。ファンサービスを重視するようになり、なおかつ自分も楽しく動画を作成するように心がけていることが伺えます。

VALU騒動後、ヒカルには別の変化も見られます。それは怪盗ピンキーとボーカルユニット「カル×ピン」を結成し、YouTuberラファエルのプロデュースで音楽活動を始めたことです。2018年9月29日には1stシングルをリリースしました。すでに12曲を発表しています。

新曲をYouTubeに配信していくだけでなく、2018年12月19日にはヒューリックホール東京でライブも開催しました。ライブ開催日は平日の水曜日であったにもかかわらず、1,000人のファンが駆けつけ、会場は満員御礼でした。現在のヒカルは、さらに活動範囲を広げYouTuberとしてさらなる進化を遂げているのが分かります。

人気と実力もあるYouTuberヒカルですが、ファンの最大の関心は、現在ヒカルに彼女はいるのか、と言うことです。モテモテのヒカルには女性話が絶えません。YouTuberとしてデビューする前から、ヒカルは多くの女性と浮き名を流しています。現在はどうなのでしょうか。本命の女性はいるのでしょうか。

これから現在のヒカルの彼女として噂される女性を紹介します。

2015年11月30日に、ヒカルは自分に彼女がいることをほのめかしました。お相手として噂されていたのは、同じくYouTuberで「しろくろチャンネル」を運営している「ちゅーにー」さんです。ヒカルの恋人が「ちゅーにー」さんである根拠としてファンが指摘するのは二人が堂々とペアリングをしていたことでした。しかし2017年に破局したようです。

では現在恋人はいないのでしょうか。「ちゅーにー」さんとの破局後に噂された女性がいます。それは伊藤桃々さんです。伊藤桃々さんは現在タレントとして活躍しています。しかしこれも噂の域を超えません。ヒカルはYouTuber「しばたーさん」との会話の中で、結婚を考えている人がいることを述べ、その相手は「一般人」であると言っています。

しかしヒカルのコメントにはまだ矛盾する点も多くあり、現在のところはっきりしたことは分かっていません。

YouTuberヒカルの真骨頂は、「金持ちキャラ」です。ヒカルの動画でこれまで目立っていたのは、大金を惜しげもなく使う剛胆さです。しかし、ヒカルは本当にお金持ちなのでしょうか。ヒカルの年収はどれほどなのでしょうか。この記事ですでに紹介しましたが、ヒカルはYouTuberになる前から、すでにビジネスの世界で成功をしています。

自分の会社を持つほどです。ですからヒカルの年収は、YouTuberとしての取り分だけでなく、自分が経営する会社からの収入もあるので、かなりの金額になるはずです。YouTuberヒカルの年収をこれから紹介します。

YouTuberヒカルの年収を知る上で、ヒカルのYouTube以外での収入がどれくらいなのかを調査することが必要ですが、現在それはできません。それでここではYouTuberとしての収入だけを取り上げヒカルの年収を計算してみたいと思います。ヒカルは2つのYouTubeチャンネルを運営しており、現在2つを合わせた再生回数は4億5,000万回に達します。

この再生回数だと通常2,500万円から3,000万円が年収の相場になるようです。加えてヒカルは現在実写チャンネルも始めたため、年収はこの金額を超えます。具体的にはヒカルの実写チャンネルの再生回数は1ヶ月で６,000万回以上です。1年に換算すれば7億2,000万回の再生回数になります。

ヒカルの実写動画は再生時間が長いので、単価も高く、月収で800万円ほどの収入があるはずです。ですから全て合わせると、ヒカルの年収は1億円を軽く超える計算になります。ヒカル自身が自分の年収に関してコメントをしていますが、彼の年収は5億円だということです。

YouTuberヒカルは、人気も年収も日本で最高のYouTuberと言っても過言ではありません。VALU騒動やネットセクハラ炎上事件など、人生の下り坂も経験しましたが、苦難を経験する度にさらに大きく成長し、ファンの前に現れます。これからもYouTuberヒカルの活躍に注目していきましょう。