2018年11月30日更新
動画ゲッターの使い方!安全性やChrome/Firefoxのアドオンでのダウンロード法も解説
動画共有サイトからの動画ダウンロードで動画ゲッターは最も有名な方法の一つとなっています。動画ゲッターのGoogle Chrome、firefoxへの導入方法や使い方について説明します。また、安全性、ダウンロードできない場合の対処法についても説明します。
目次
動画ゲッターとは?
「動画ゲッター」は、Googole Chrome、firefoxのアドオン機能の一種で多くの動画ファイル形式を無料でダウンロードすることが可能です。今回は「動画ゲッター」の使い方、またダウンロードできない場合について説明していきます。
動画ダウンロードのアドオン機能
「動画ゲッター」は当初、Chromeのアドオン(機能拡張)機能として公開されました。その後、その使い勝手の良さから、firefoxのアドオンもリリースされています。
アドオンですので、特別なアプリケーションをインストールする必要がありません。その上、無料でインターネット上の「FLV」及び「MP4」など、様々な動画をダウンロードできることから、非常に人気を博しています。
動画ゲッター対応サイト
ほぼ、すべての動画サイトから動画のダウンロードが可能と言えますが、ただメジャーどころではYouTubeには対応しておらず、YouTubeからのダウンロードはできません。
理由については後述しますが、YouTubeをダウンロードしたい場合は別の方法を検討して見て下さい。
ニコニコ動画 | ひまわり動画 | Dailymotion |
AniTube | Veoh | Youku |
Pandora.TV | Xhamster | FC2 |
Tudou | Daum | B9DM |
SayMove! | Xvideos | Guba |
この他にも様々なサイトに対応しています。
YouTubeが対応していないのは非常に残念ですが、それを加味しても、余りある使い勝手の良さが動画ゲッターの魅力です。
それでは、実際の使い方について見てみましょう。
動画ゲッターの使い方
それでは、動画ゲッターの使い方について、説明します。まずは、導入方法です。動画ゲッターはGoogle Chromeとfirefoxがあるため、それぞれについて、導入方法をご紹介します。
Google Chromeでの動画ゲッターの導入手順
まずは、Chromeウェブストアの動画ゲッターにアクセスします。
「Chromeに追加」をクリックすると、下の画面が出てくるので、そのまま「拡張機能を追加」をクリックします。
これでChromeへの拡張機能の追加は完了です。
Firefoxでの動画ゲッターの導入手順
続いて、firefoxでの動画ゲッターの導入方法です。
上のリンクをクリックすると、下の画面が出てくるので、「拡張機能をインストール」をクリックします。
すると、firefox上部に下記のポップアップが出て来ます。
「許可する」をクリックして、続けて「追加」をクリックします。次に出てくるポップアップの「OK」をクリックすれば、終了です。
上手く導入できない場合は、もう一度初めからやり直してみましょう。セキュリティーソフトなどにより、ブロックされることがあるかもしれませんが、chrome, firefoxのアドインなので、導入に関しては非常に簡単だと思います。
動画ゲッターの使用方法
次は、動画ゲッターの使い方についてです。動画ゲッターは非常に安全性の高いアドイン機能です。しかしながら、ダウンロードした動画には著作権がありますので、その取扱いについて注意が必要です。
後述しますが、2010年から著作権法が改正され、違法コンテンツをダウンロードすること自体が違法となりました。つまり、違法アップロードされた動画をダウンロードするだけで、処罰の対象となります。このため、動画をダウンロードする際には、自らの判断で慎重に行ってください。
動画をダウンロード保存
ここではDailymotionを例に、動画のダウンロードについて説明します。
まずは、ダウンロードしたい動画のページに移動します。
ツールバー右上の動画ゲッターアイコンをクリックします。
動画ゲッターによる動画のダウンロードの画面に切り替わります(下記画面)
動画ファイルは「動画の可能性が高いです」と表示されますので、これの右端のダウンロードアイコンをクリックすれば、動画のダウンロードが始まります。
動画のダウンロードに関しては以上です。上手くダウンロードできない場合は、元のファイルの参照先がYouTubeでないかをチェックして下さい。
YouTubeとは別の動画共有サイトであっても、元ファイルがYouTubeの場合はダウンロードできない場合があります。
音声ファイルへ変換
動画ゲッターでは、mp4形式の動画ファイルを音声ファイルに変換することが可能です。まずはChrome若しくはfirefoxで動画のページに移動してから、ツールバー右上の「動画ゲッター」アイコンをクリックします。
移動した動画ゲッターページの一番下に「保存した動画から音声だけを取り出す」という場所があるので、ここに音声変換したいファイルをドラッグアンドドロップします。
これで、動画ファイルから音声ファイルへの変換ができます。
設定画面を表示
動画ゲッターの設定方法です。
設定項目は下記の4点です。
- 大きなファイルを動画とみなす
- 小さなファイルは無視する
- TSファイルは動画リストに表示しない
- HLS(HTTP Live Streaming)をダウンロードする際の並列数
Chromeに関して:
ツールバー上の動画ゲッターのアイコンを右クリックします。
「オプション」を選択する。
firefoxに関して:
ツールバー右端の三本線を選択した後、「アドオン」を選択する。
左端の「機能拡張」を選択する。
「設定」を選択すると、Chrome同様に
- 大きなファイルを動画とみなす
- 小さなファイルは無視する
- TSファイルは動画リストに表示しない
- HLS(HTTP Live Streaming)をダウンロードする際の並列数
を設定できます。
動画ゲッターの安全性
続いて、動画ゲッターの安全性についてです。
安全性について
動画ゲッターについて、ウィルスなどは報告されておらず、安全性は高いと思います。
プラグインという性質上、ポップアップ広告など余計な機能などもなく、安心して使用できます。
しかしながら、使用する際には次に述べる著作権の問題、また怪しいサイトから動画をダウンロードすることで、架空請求詐欺など、注意すべき点は沢山あります。これらの安全性については、すべて自己責任になりますので、使用する際には十分な注意が必要です。
少しでも怪しいと思ったら、そのサイトからのダウンロードは避けるべきだと思います。
著作権について
違法にアップロードされた動画と理解しながら、動画共有サイトから動画をダウンロードすることは、日本の法律により禁止されています。
このため、動画ゲッターを使用するユーザー自身が、よくこのことを理解し、慎重に動画をダウンロードする必要があります。
注意:
2010年1月1日に施行された著作権法の改正により、違法なインターネット配信による音楽・映像を違法と知りながらダウンロード(複製)することが、私的使用目的でも権利侵害(著作権法違反)となりました。
動画ゲッターでダウンロード保存できない場合
YouTubeはダウンロード保存できない
現在のところ、動画ゲッターでYouTube上のファイルのダウンロードはできません。これは他の動画共有サイトでも、動画配信元がYouTubeの場合はダウンロードすることはできません。
これは、YouTube自身がダウンロードに関して否定的な立場をとっており、他のダウンロードサイトに対しても同様の立場をとっています。
YouTubeは2006年にGoogleに買収され、現在はGoogleのグループ会社です。そのため、Chromeのアドオンとして配信している動画ゲッターとしては、YouTubeの方針に反した仕様はとれないのでしょう。
ダウンロード保存できない場合はOffliberty
非常に使い勝手が良く、万能な動画ゲッターですが、動画ファイルが見つからない、またYouTubeのように、ダウンロードできないサイトもあります。
その場合はOfflibertyがオススメです。YouTubeを含む広範囲なサイトに対応しており、非常に使い勝手がよい動画ダウンロードサイトです。こちらも動画ゲッター同様、動画ファイルから音声ファイルの抽出も可能です。
動画ゲッターを使用してみよう!
さて、今回の動画ゲッターの使い方については以上です。
パケット代を気にせずに動画を持ち歩きたいなど、動画のダウンロードの要求はますます高まるでしょう。そんな時、動画ゲッターは非常に便利で使いやすいツールです。
一方で、著作権など、守らなければならないルールも沢山あります。
ルールを守って、楽しく動画を楽しみましょう。