2020年08月02日更新
Windows11は出ない?次期OSアップデート予定の「Redstone」について解説!
WindowsのOSのアップデートの感覚を考えると、そろそろWindows11が出てもおかしくありません。次期OSとしてWindows11は発売されるのでしょうか。この記事ではWindows11とアップデートのRedstoneについて詳しく検証します。
目次
Windows11は出ないの?
2015年にWindows10がリリースされてから既に5年がたちました。Windows7が2009年、Windows8が2012年と、WindowsのOSの大幅なアップデートは、約3年おきにリリースされています。
既にWindows10のリリースから5年がたっているということは、Windows11のリリースが間近なのではないかと期待する声も上がっています。この記事ではWindows11がリリースされるのかどうか検証してみます。
Windows10はWindows OSの最終形
結論から申し上げます。Windows11がリリースされることはありません。その理由は、MicrosoftでWindows10の開発部門の主要メンバーであるジェリー・ニクソン氏が「Windows10はWindows の最終バージョンである」と述べていることからわかります。
Windows10では、OSをモバイルでも利用できる形にしました。WindowsスマホはiPhoneとAndroidの壁に阻まれて、残念ながら普及しませんでしたが、現在、Windows10を搭載したタブレットは広く普及しています。
WindowsPCとの同期が簡単にできることから、特にタブレットを業務で利用する会社での利用が多いようです。
Microsoftとしては、PCでもモバイル端末でも、全く同じOSを使える環境を提供することを最終目標としていた模様です。Windows10でそれが可能になったことで、これ以上のOSのバージョンアップは行われない模様です。
今後は無料Updateの提供が続くのみ
今後のWindows10では、無料のアップデートの提供のみが続いていきます。ただし、アップデートによってできることは大きく進化していきます。
古いPCを使っている場合には、PCの性能がWindows10のアップデートに追いつかなくなる可能性もあります。OSの交換は必要なくても、PCが利用できなくなる可能性があります。
Windows11の代わりの次期アップデートという噂のRedstoneとは?
Windows11の代わりにRedstoneが無料で配布されるのではないかという噂もあります。Windows11の代わりRedstoneとはどのようなものなのか解説します。
Windows10のアップデートプログラムのコードネーム
Redstoneとは、Windows10のアップデートプログラムのコードネームです。Windows11を配布するのではなく、MicrosoftではRedstoneというプログラムを、アップデートプログラムとして提供していました。
2018年までRedstoneが配信されていた
Redstoneのアップデートは2018年まで配信されていました。2020年の現在では、Redstoneの提供も終了していますが、Redstoneはある意味ではWindows11の代わりのプログラムであったと言ってもいいでしょう。
現在、最新のWindows10の大型アップデートはWindows 10 May 2020 Updateとなっています。こちらのコードネームは「20H1」、バージョンは「2004」です。20H1は不具合が多いとのことで、まだ配信されていない方も多いようです。しかし、今後どのようにWindows10が進化していくのか楽しみです。
Windows11は出ないことを覚えておこう!
この記事ではWindows11について解説しました。Windows11は次期OSとしてもうリリースされないということに、驚いた方もいるでしょう。しかし、今後、Windows10が大きく進化していく可能性があります。Windows10の今後に期待しましょう。