2019年07月22日更新
Window10のシステムの復元ポイントを削除して容量を減らす方法を解説!
Windows10のパソコンので復元ポイント削除について特集していきます。Windows10のパソコンを使っていて容量が足りなくなった場合には、システムの復元ポイントを削除することで空きを確保することが可能です。今回は削除方法を中心に説明していきます。
目次
Windows10システムの復元ポイントを削除するメリットと注意点
Windows10のパソコンを使っていて、動作が遅く感じられるようになったり、保存できるスペースが無くなったりして、気持ちよく操作することが不可能になる場合があります。今回は容量を確保して、保存できるスペースを増やすということにスポットライトを当てて説明していきます。容量を確保するということですのでデータを削除することになります。
しかし、これ以上データを削除できない場合もあります。その際はWindows10に保存されているシステムの復元ポイント自体を削除するということを試してみましょう。ただし、メリットもあればデメリットもあります。Windows10でシステムの復元ポイントを削除する方法を解説する前に、メリットとデメリットについて両方解説しておきます。
復元ポイントを削除するとストレージ容量を減らすことができる
システムの復元ポイントを削除することのメリットとして挙げられるのが、ストレージ容量を減らすことが可能だということです。保存してあるメディアデータを整理、削除しても容量がまだ確保できないという場合には、効果的な方法になります。ストレージに空きを作成できる余地があれば、まずはそちらの対処から行ってください。
注意点
システムの復元ポイントを削除することでストレージの容量を確保できるというメリットがあると解説しましたがデメリットとして注意しなければならない点があるということです。1つ目に挙げられるのが復元ポイントを削除することにより、それを用いたリカバリーができなくなるということです。無い場合はWindows10を完全初期化することになります。
管理者アカウントでログインしている必要がある
また、システムの復元ポイントを削除することによる注意点として次に挙げられるのが、Windows10に管理者としてログインしていなければ操作できないということです。リスクの伴う操作になりますので、ゲスト状態の権限を持ったアカウントでログインしていても残念ながらシステムの復元ポイントを削除することは不可能となります。
すべてのシステム復元ポイントを削除する方法
Windows10のパソコンで、システムの復元ポイントを削除することのメリットとデメリット・注意点に関して理解できましたら、システムの復元ポイントを実際にWindows10のパソコンで削除していきましょう。まずはWindows10に管理者権限でログインします。全てのシステムの復元ポイントを削除してみましょう。
Windows10の設定で「システムのプロパティ」を表示させてください。この中の「構成」をクリックしてください。次に表示された画面にある「削除」をクリックすることで、復元ポイントを全削除することが可能です。特に復元ポイントにこだわりなく削除したい方は、この方法でWindows10にあるシステムの復元ポイントを削除してください。
最新のシステム復元ポイントを残して古い復元ポイントを削除する方法
Windows10のパソコンでシステムの復元ポイントを部分的に削除したいという方は、最新のシステム復元ポイント以外を削除することも可能です。この場合はWindows10のクリーンアップツールを使用します。「システムのクリーンアップ」をクリックし、次に表示された画面で「その他のオプション」から下の部分の「クリーンアップ」で削除できます。
Windows10のシステム復元ポイントを削除して容量を減らす!
Windows10のストレージが一杯になってしまった場合で、これ以上メディアデータなどを整理しても空きが確保できない場合にはシステムの復元ポイントの削除が有効です。復元ポイントを削除するにはリスクが伴いますが、理解した上で削除してWindows10を気持ちよく使っていきましょう。