Windows10のメモリ確認(表示)方法！PCのメモリの使用容量の調べ方を解説！

Windows10マシンの動作速度はCPUの速さに影響されると思われていますが、実はそれに匹敵するくらい影響するのがメモリなのです。CPUがいくら速くても、メモリが少ないとWindows10本来の性能を発揮できない事があります。是非自分のWindows10マシンのメモリ搭載量がどのくらあるのか確認しておいてください。

Windows10を使っていると、時間とともに処理速度が落ちていく事がよくあります。これは、パソコンが作業を進めるに従い、Windows10が一時的にデータをメモリに書き込んでいくからです。

初めはサクサクと作業してい流のですが、メモリが少なくなってくるとWindows10はデータの置き場所としてHDDを使ったりするため、処理速度が落ちてくるのです。

また、Window10に新しいソフトをインストールすることにより、起動時にメモリに色々なデータを格納するようになり、処理速度が落ちるということもあります。メモリがWindows10の現状の動作にふさわしいかどうかを定期的に確認しましょう。

ここで最初にWIndows10マシンに搭載されているメモリ容量がどのくらいかを確認します。

ショートカットキーでの調べ方です。Windows10マシンであれば、大概のキーボードの左下、スペースキーの左側にWIndowsのマークが描かれたキーがあります（機種によってはない場合もあります）。このキーを押しながら「X」キーを押してください。そうすると画面の左側にメニューの一覧が表示されますので、その中から「システム」を選んでクリックしてください。
 

画面に「バージョン情報」が表示されます。お使いのWindows10の諸情報です。

その下部に「デバイスの仕様」の一覧が表示されますが、その中の「実装RAM」にWindows10搭載のメモリ容量が表示されています。

Windows10でのリソースモニターからの調べ方は、一度「タスクマネージャー」を呼び出しますが、その方法は二通りあります。

1. ショートカットの呼び出しと同様に「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧から「タスクマネージャー」をクリックする方法。
2. Ctrlキー＋Altキー＋Delキーを同時に押し、表示された一覧から「タスクマネージャー」をクリックする方法。

「タスクマネージャー」が起動したら「パフォーマンス」タブをクリックし、画面の一番下にある「リソースモニターを開く」をクリックします。

「リソースモニター」が表示されたら、「メモリ」タブをクリックします。最下段の「物理メモリ」欄の「インストール済み」に搭載されているメモリの容量が表示されています。

Windows10では、場合によってタスクマネージャーが簡易表示されている場合があります。その時は、左下の「詳細」ボタンを押せば、上記のような表示になりますので、切り替えてからメモリを確認してください。

次に、Windows10で作業を行なっている時、メモリの空き容量がどのくらいになっているかをみてみましょう。これを確認することにより、不要不急なソフトを終了させるなどすれば、Windows10の処理速度が回復する事もあります。

また、異常にメモリを消費するソフトなども調べることにより、快適な環境構築に向けて対策を取ることが出来ます。

先ほど説明した、Windows10の「タスクマネージャー」を呼び出してみましょう。

「パフォーマンス」タブをクリックすると、CPUの使用状況等の表示が出ますが、その中に「メモリ」という項目があります。

「メモリ」をクリックすると稼働中のWindows10のメモリ使用状況が分かります。ここから、空き容量をみれば、Windows10が限界で稼働しているか、まだまだ余裕があるかが分かります。

空き容量の余裕が無いならば、メモリを増設すればWindows10はさらに速くなる可能性があります。空き容量に問題が無ければ、CPUの処理速度の問題となります。

ただ、Windows10に搭載できるメモリには上限がありますので、お気を付けください。
 

お持ちのWindows10のパソコンが遅いと思ったときは、まずメモリを確認しましょう。その上で、Windows10が稼働するのに十分なメモリがあるかどうかを確認してください。

また、Windows10でグラフィックや動画などを処理する場合も大量のメモリが必要なことがあります。こういった場合、どのくらいメモリを使っているか、どの程度空き容量があるか、を確認しながら作業をすれば、効率よく処理が行えるでしょう。

Windows10の性能をフルに発揮するためにも、常日頃メモリの状況には注意しましょう。