バッファローのWi-Fiが繋がらない・接続できない原因と対処法を解説!

Wi-Fiルーターにバッファロー製のものを利用している方は多いです。Wi-Fiルーターを利用していて、繋がらないという事態に出会うことはだれしもあることです。本記事では、バッファロー製のものを中心に、Wi-Fiが繋がらない際の原因と対処法をお話しします。

バッファローのWi-Fiが繋がらない・接続できない原因と対処法を解説!のイメージ

目次

  1. 1バッファロー製Wi-Fiルーターが繋がらない?動作障害の可能性もあり
  2. バッファロー製特定型番のルーターで動作障害があった
  3. 2繋がらないときはまず端末を疑ってみよう!
  4. 3バッファロー製Wi-Fiルーターが繋がりにくい・遅いときの一般的な原因と対処法
  5. Wi-Fiルーターのモデルが古くなった
  6. 2.4G帯のみを使用しているため遅い?
  7. 4バッファロー製Wi-Fiルーターが特定の場所で繋がらないときの原因と対処法
  8. Wi-Fiルーターの設置場所が不適切かも
  9. 家の間取りの特定の場所が繋がらないとき
  10. 5バッファロー製Wi-Fiルーターが急に繋がらないときの原因と対処法
  11. バッファロー製Wi-Fiルーターが熱を持っていないか
  12. 使用チャンネルが輻輳している
  13. 6バッファロー製Wi-Fiルーターが繋がらないとき確認しよう

バッファロー製Wi-Fiルーターが繋がらない?動作障害の可能性もあり

Wi-Fiルーターといえばバッファローというくらい、バッファローのWi-Fiルーターを利用している方は多いです。ところが、バッファローのWi-Fiルーターに限った話ではありませんが、突然Wi-Fi接続が繋がらない状態になることがあります。突然接続が繋がらない、できない状態になると、不便で困った状況になりますが、正しく対処すれば改善できます。

本記事では、Wi-Fi接続が繋がらない、接続できない状態になる原因と対処方法を説明します

Buffalo_WiFiルーター_WSR-2533DHPL

バッファロー製特定型番のルーターで動作障害があった

過去に、バッファロー側の障害のために特定型番のWifFiルーターなどがインターネット接続が繋がらないことがありました。詳細情報は、下記画像の「buffalo.jpサーバーダウンによる通信障害に関するお知らせ」のページに乗っている通りです。この原因は、簡単にいうとバッファローで用意しているサーバーの動作が異常に遅くなったためのようです。

このWebページの事象はすでに解決していますが、バッファロー側のサーバー起因でWi-Fi接続が繋がらないこともあります。このような時、バッファローのWebページを確認すると改善方法も記載されているので、Wi-Fi接続が繋がらないときに、バッファローのWebページを見てみるのも改善につながる一つの方法です。

Buffalo_Wi-Fiルータ障害情報

繋がらないときはまず端末を疑ってみよう!

Wi-Fi接続が繋がらない、できないとき、その原因がスマホやPCなどの端末自体にある場合があります。原因としては、動作しているアプリケーションの影響で繋がらない場合もあれば、端末の設定の影響で繋がらないこともあります。まずは、端末自体にWi-Fi接続が繋がらない、できない原因となる問題が発生していないか確認することが大切です。

アプリケーションが原因でWi-Fi接続が繋がらない、できない場合、多くの場合はセキュリティソフトやファイヤーウォールが原因のケースがあります。この場合の対処法は、セキュリティソフトを別のものに変更することや、ファイヤーウォールの設定を見直すなどの対処法が考えられます。

設定見直しで改善しない場合は、別のセキュリティソフトへの切り替えをお勧めします。ただし、単純にセキュリティソフトを止めることは、セキュリティ面での不安が増すため、対処方法としてはお勧めできません。

スマホやパソコンが機内モードかWi-Fiオフではないか

Wi-Fi接続が繋がらない、できない際によくあるのが、機内モードに設定が変わってしまっていることがあります。誤ってショートカットキーを押してしまったなど、気づかないうちに設定を機内モードにしてしまっているために、Wi-Fi接続ができないことがあります。対処法としては、機内モードをオフにすることです。

下記画像は、iPhoneのスクリーンショットですが、飛行機マークがオレンジ色になっています。この場合、機内モードがオンになっています。機内モードをオフにするには、オレンジ色になっている飛行機マークをタップすると、機内モードがオフになりWi-Fi接続が繋がらない状態が改善します。

また、機内モードになっていると契約している携帯会社の回線にも接続できなくなります。よって、インターネットには全く接続できなくなります。ちょっとした操作ミスで機内モードになってしまうことがありますが、突然、まったくインターネットにつながらなくなったときは、機内モードになっていないかを確認するとよいです。

iPhone_機内モード

バッファロー製Wi-Fiルーターが繋がりにくい・遅いときの一般的な原因と対処法

ここでは、Wi-Fiルーターが繋がらないとか遅くなる場合の一般的な原因と対処方法について説明します。一般的に考えられる原因としては、Wi-Fiルーターが古かったり、使用している周波数の影響、建物の間取りによる遮蔽物の影響などがあります。ここでは、それらについての原因と対策を説明します。

Wi-Fiルーターのモデルが古くなった

Wi-Fiルーターのモデルが古い場合、最初は問題なく接続できていたものが繋がりが悪くなることがあります。10年以上前のWi-Fiルーターを利用し続けている場合に、つながりにくくなることがあります。要因としては、Wi-Fi接続しているデバイスが増えたために回線が混雑した状態になっていたり、近隣の住宅のWi-Fiルーターと競合しているなどが考えられます。

ここでは、Wi-Fiルーターのモデルが古いことが原因で、繋がりにくくなった場合の対処法について説明します。

Buffalo_旧式Wi-Fiルータ

Wi-Fiルーターを再起動してみる

Wi-Fi接続が繋がらない原因が、Wi-Fiルーターが古いために接続できない場合の対処法の一つとして、Wi-Fiルータの再起動があります。近隣のWi-Fiルーターとの混線状態や接続機器が増えた影響などが、再起動によりリセットされて最適化されることにより、繋がらないとか接続できないという状態の解消が見込めます。

Wi-Fiルーターの再起動方法は、使用しているWi-Fiルーターによって電源スイッチの有無といった違いがあります。電源スイッチがある場合は、電源を切り、10秒ほど待ってから電源を入れます。電源スイッチがない場合は、アダプターを外し、10秒ほど待ってからアダプターを付けます。

ちなみに、10秒ほど待つのは、ルーター内に帯電している電気をなくすことで、キャッシュなどを完全にクリアし、ルーターをリセットする形になります。

Buffalo_Wi-Fiルータ_WZR-600DHPU

バッファローのファームウェアを最新版にしてみる

Wi-Fiルーターの再起動でも改善しない場合は、ファームウェアを最新版に更新するという対処法があります。ちなみに、ファームウェアとはWi-Fiルーターを制御するためのソフトウェアで、Wi-Fiルーター内のROMなどにあらかじめ書き込まれており、Wi-Fiルーターに組み込まれたものです。

ファームウェアのアップデート方法は、バッファローのホームページからダウンロードしてアップロードを行うことができます。詳しいアップデート方法については、機種によって異なるので、バッファローのホームページで確認しましょう。製品の型番で検索することができます。

Buffalo_ファームウェアのアップデート

2.4G帯のみを使用しているため遅い?

Wi-Fi接続が繋がらない場合、デバイスの設定が2.4GHzのみを使用する設定なっている場合があります。これは、限られたチャンネルのみを使用しているため、別のWi-Fiルーターとの混戦状態の影響を受けやすくなります。対処方法としては、5GHzの接続設定も追加すると、接続できない状態の改善が見込めます。

Wi-Fiルーターによっては、2.4Ghzのみしか使うことができないものもありますが、最近のものは2.4GHzと5GHzの両方を利用できるものがほとんどです。5GHzも使用できるWi-Fiルーターの場合は、5GHzでも使えるように設定するとよいです。

別のアクセスポイント(SSID)に繋いでみる

5GHzの接続も設定する際に、まず、Wi-Fiルーターの裏側のラベルを見ましょう。ラベルに記載されている5GHzのSSIDを確認し、デバイスに登録して接続します。ちなみに2.4GHzと5GHzのSSIDの見分け方は、SSIDの末尾または真ん中のアルファベットが「G」の方が2.4GHzで、「A」の方が5GHzです。

デバイスに2.4GHzと5GHzの2チャンネルを登録することにより、繋がりやすいチャンネルに自動的につながる状態になります。これにより、Wi-Fi設足が繋がらない、できない状態を解消することができます。

バッファロー製Wi-Fiルーターが特定の場所で繋がらないときの原因と対処法

家の中でWi-Fi接続を利用している場合、Wi-Fiルーターの位置と間取りの関係でWi-Fi接続が繋がらない部屋などが出てくる場合があります。壁の影響で電波が弱い場合や、単純にWi-Fiルーターの出力不足などによりWi-Fi接続ができない場合があります。ここでは、特定の場所でWi-Fi接続ができない場合の対処方法を説明します。

Buffalo_WiFiルーター_WSR-2533DHP2-CB

Wi-Fiルーターの設置場所が不適切かも

Wi-Fiルーターの設置場所によっては、目立った遮蔽物がなくても、特定の場所に電波がうまく届かずWi-Fi接続が繋がらないことがあります。この場合の対処法は、Wi-Fiルーターの設置場所を変更することで改善が見込めます。特定の部屋でWi-Fi接続が繋がらない場合でも、設置場所を変えることで改善することがあります。

Buffalo_WiFiルーター_WXR-1901DHP3

遮蔽物がルーターを囲んでいるため接続できない

最近では、お風呂場でスマホを利用する方もいますが、お風呂場などは水道管が遮蔽物となり、Wi-Fi接続が繋がらない、できない状態になることがあります。また、お風呂場でなくても、壁に水道の配管があるとWi-Fiの電波が通りにくくなり、Wi-Fi接続が繋がらない場合があります。

Buffalo_WiFiルーター_WCR-1166DS

家の間取りの特定の場所が繋がらないとき

家の間取りの関係で、壁などの影響でWi-Fi接続が繋がらない、できない場合があります。特に、鉄骨が入っている壁や筒壁はWi-Fiの電波を通さない性質が強いです。間取りの影響の場合も、まずは設置場所を変えてみましょう。設置場所を変えることで、遮蔽物をうまく避けてWi-Fiの電波が届くようになることがあります。

Buffalo_WiFiルーター_WMR-433W2-PR

家中の電波強度を調べて弱ければ中継器も使用

設置場所を変えてもWi-Fi接続が繋がらない、できない場合は中継器を設置しましょう。間取りの影響でWi-Fi接続が繋がらないような場合は、出力の高いWi-Fiルーターに買い替えてもWi-Fiの電波が届かない状況は改善しない可能性があります。経費的にも、中継器を設置する方が負担が少ないです。

中継器の設置の際は、スマホを使うはどして効果的な場所を見つけて設置しましょう。

Buffalo_WiFiルーター_WRM-D2133HP/E1S

バッファロー製Wi-Fiルーターが急に繋がらないときの原因と対処法

Wi-Fi接続が急につながらなく原因として、Wi-Fiルーターが故障している可能性があります。また、隣家などに新たに設置されたWi-Fiルーターとチャンネルが競合しているといったこともあります。このように、Wi-Fi接続が突然つながらなくなると大変困った状態になりますが、まずは故障しないように事前に防ぐことが大切です。

また、チャンネルの競合の場合は設定を見直すことで改善できるので、焦らず、落ち着いて対応しましょう。

バッファロー製Wi-Fiルーターが熱を持っていないか

まず、Wi-Fiルーターは比較的熱に弱い機器です。そのため、通気性の悪いところや直射日光が当たるようなところに設置すると、Wi-Fiルーターが熱をもって故障してしまうことがあります。そのため、設置場所は、直射日光を避け、通気性の良いところにすることが大切です。こうすることで、故障のリスクを大きく軽減することができます。

熱があるならWi-Fiルーターが故障しているかも?

Wi-Fi接続が、突然、繋がらなくなった際に、Wi-Fiルーターが熱くなっている場合があります。これは、直射日光の影響の場合もありますが、内部に埃がたまるなどしている場合にも熱を排出できなくなりWi-Fiルーターが熱くなり、故障してしまうことがあります。ただし、熱くなっていても、故障しているとは限らないので、慌てずに対応しましょう。

ただ、熱くなっていても熱暴走の状態で止まっている場合は、一度電源を切って温度が下がるのを待つことで改善の可能性があります。それでも改善しない場合は、故障していると考えられるので、修理に出すか、買い替えを検討しましょう。

使用チャンネルが輻輳している

Wi-Fiルーターに故障が見られないが突然Wi-Fi接続が繋がらなくなることがあります。この際に考える原因として、使用しているチャンネルの輻輳が考えられます。近所に新しく無線LANが設置されたことにより、使用するWi-Fiのチャンネルが重複することで、突然Wi-Fi接続が繋がらなくなることがあります。

ここでは、使用チャンネルが輻輳している場合の対処法について説明します。

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Wi-Fiルーターの使用チャンネルを再設定する

チャンネルの輻輳により、Wi-Fi接続が繋がらない場合の対処法としては、まず、再起動を行ってみましょう。再起動によって、キャッシュがクリアされるような形となるため、空いているチャンネルに自動接続されるので改善の可能性があります。

5G帯があるなら再設定し使用してみる

再起動で改善しない場合は、別のSSIDに切り替えることで改善の可能性があります。多くのWi-Fiルーターは、2.4GHzと5GHzのSSIDが用意されています。設定されているSSIDが2.4GHzで突然つながらなくなった場合は、5GHzのSSIDを設定することで空きのあるチャンネルを利用することとなるため、Wi-Fi接続ができない状況の改善が期待できます。

また、5GHzの方が壁を通り抜けにくい性質であるため、隣家との混線が起こる可能性は低いです。

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バッファロー製Wi-Fiルーターが繋がらないとき確認しよう

Wi-Fi接続ができない際には、まず再起動を行うことで改善する可能性があります。また、間取りなどの影響もあるので、スマホなどを使ってWi-Fiの電波が弱い場所を確認しましょう。そのうえで、ルーターの設置場所の変更や中継器の設置を検討することがおすすめです。

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この記事のライター
Tak011
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