Torrent(トレント)とは?使い方・ダウンロード方法や違法性について解説
Torrentとは一体どのようなものでしょうか。違法や危険とよく見かけることもあります。実際どういったものなのかをここでは詳しく解説します。Torrentの仕組みとは?本当に危険なのか等、気になっていることを説明します。
目次
- 1Torrentとは?仕組みを解説!
- ・Torrentの仕組みとは?
- ・Torrentは違法なのか?
- ・Torrentでダウンロードをするために必要な義務
- ・P2Pファイルの危険性
- 2Torrentの使い方編
- ・合法な使い方
- ・著作権違反となる場合もあるので注意!
- 3Torrentの利用で生じる危険性
- ・Torrentの危険性
- ・ダウンロードファイルにウィルスがいる!
- ・IPアドレスが公開される危険性が
- ・身元を特定されるリスク
- ・なりすまし詐欺被害
- ・著作権トロール
- 4Torrentで違法とならないために
- 5Torrentを安全に利用するためには?
- ・有料のVPNで接続する
- ・ウイルス対策ソフトを必ず利用する
- 6Torrentを利用する方法
- ・Torrentからファイルをダウンロードするまでの手順
- ・Torrentのダウンロードが進まないときの対処法
- 7Torrentの利用上の注意
- ・無料のVPNは利用しないこと
- ・違法な使い方をしてしまう危険性を認識すること
- 8Torrentとは使い方注意なツール
Torrentとは?仕組みを解説!
通常、ファイルをインターネット上からダウンロードするときは、そのファイルが置かれているパソコンにアクセスをします。ホームページが運営されているサーバーを持っているパソコンです。ですが、ダウンロードするファイルが大容量であったり、多くの人が同時にダウンロードしようとしたりすると、サーバーやインターネットに負荷がかかってしまいます。
そうなってしまうと、そのファイルをダウンロードするのに途方もない時間がかかってしまうことにあります。それを解決するために見いだされた技術がTorrentというものです。
Torrentの仕組みとは?
Torrentの仕組みとは、複数のパソコン、サーバーに、ファイルを分散して置くことで一つのパソコンだけに負荷をかけないようにし、複数に負荷を分散することで軽減することができる仕組みです。
そうすることで大容量ファイルを、同時に多くの人が高速でダウンロードできる仕組みになっています。
Torrentの用語解説
Torrentを理解するためには専門用語の理解が不可欠です。Torrentを利用する上で覚えておきたい用語を解説します。
用語 | 意味 |
.torrentファイル | Torrentの仕組みでファイルをダウンロードするのに必要なファイル。トレントファイルの情報に基づいてファイルのダウンロードが始まる。 |
ピア(Peer) | Torrentの仕組みでファイルをダウンロードしているユーザーのこと。ダウンロードを始めたユーザーとダウンロード途中のユーザーのことを指す。P2PはPeer to Peerの略でファイルデータが未完成なユーザー同士がダウンロードとアップロードをしながら共有している状態を指す。 |
シーダー(Seeder) | ファイルをアップロードして配布するユーザー。Peerとしてファイルを完全にダウンロードしたあとに、Torrentから接続を切らないでいると今度はシーダーとなる。シーダーの数は多ければ多いほどダウンロードが高速化する。 |
シード(Seed) | シーダーがアップロードしている状態 |
BitTorrent | インターネット上のファイル共有方法のひとつ。P2Pと呼ばれることもあるが、P2Pの中でもBitTorrentは他のファイル共有方法と比較しても高速で大容量のファイルをダウンロードできる。 |
クライアント | Torrentでのファイルのダウンロードを実行するためのプログラム。トレントファイルを分析して、トラッカーからピア情報を取得して、他のクライアントと通信しながらダウンロードを実行する。 |
トラッカー | クライアントからの要求に応じて、ピアノIPアドレスとポートの一覧をサーバーに送るサーバー側のプログラム。 |
トラッカーサイト | トレントファイルの登録を許可しているサイト。サイトそのものでトラッカーを動作させている。通常はトレントファイルに記載されているトラッカー一覧に運営者として記述されている。多くの場合は、違法性を避けるためにトレントファイルの登録にはユーザー登録が必要な事が多い。 |
Torrentは違法なのか?
Torrentをインターネットで調べてみると、よく「違法である」といった書き込みが多く見られます。本当に、Torrentというものは違法なのでしょうか。 答えは、Torrentは「違法ではない」です。つまり、Torrentという仕組み自体に一切の違法性はありません。ではなぜ、Torrentが違法であるかのように多くの書き込みがされているのでしょうか。
それは悪意ある人たちがTorrentを利用し、多くの違法ファイルがやりとりされている現状があるからです。そういったファイルのやり取りはもちろん違法です。そのような理由から、Torrentは危険、違法あるというイメージを持たれている状況なのです。合法的に利用すれば何の問題ない。使い方を間違わなければ便利なツールなのです。
Torrentでダウンロードをするために必要な義務
上記に「一つのファイルを複数のパソコンで分散して負荷を軽減する」と書きました。では、そのファイルをダウンロードするために、おいてくれるパソコンはどんなパソコンなのでしょうか。それは、Torrentでファイルをダウンロードした人になります。Torrentでファイルをダウンロードした人には、ある義務が生じ、そのファイルを一定期間アップロードする。
つまり、他のパソコンにファイルをダウンロードさせてあげる義務がかせられます。Torrentでダウンロードをした場合、自分のパソコンが他人のパソコンから接続されているのです。
P2Pファイルの危険性
P2Pファイル共有ソフトとは、「WinMX」や「BitTorrent」などがあり、Torrentファイルをやり取りできるソフトです。Torrentの仕組みを利用するためのソフトです。便利ですがその反面、使い方によってはウイルスに感染したり、知らない間に自分が犯罪者になってしまうなどのさまざまな危険性もあるので注意が必要です。
Torrentの使い方編
Torrentではファイルのやりとりが多くされていると説明しました。ファイルを合法的にやり取りするのが当たり前ですが、自身が知らないうちに違法なファイルのやり取りして犯罪者の仲間入りはしたくはないですし、そのようなファイルにはよくウイルスがいます。ここでは合法、違法の両方のファイルの説明をします。
合法な使い方
まずはダウンロードしても危険性のない、やり取りをしても安全なファイルの説明です。
1.LINUXなどのOSファイル
LINUX、OSファイルなどあまり聞きなれないワードです。こちらを分かりやすく解説します。私たちが利用しているパソコンにはOS(オペレーションシステム)というソフトが入っています。これが無ければ私たちはパソコンを操作することができません。一番重要と言ってもいいソフトです。
WindowsパソコンであればWindows7やWindows10。Macであれば、MacOSといったソフトです。しかし、インターネット上にはこういった家電量販店などでよく見かけるものだけでなく、LINUXなどのOSソフトがあります。LINUXなどのOSの利用は完全無料で、公式でもOSファイルの共有は自由であることを明言しています。
LINUXなどOSファイルは少なくても10GB以上ある大容量ファイルで、ダウンロードのやり取りをするには時間がかかります。そこでTorrentを利用することでファイル共有してダウンロードしやすくされています。こういったファイルのやりとりは完全合法です。北陸先端科学技術大学院大学やKDDI研究所などでも、Torrentファイルを提供しています。
2.著作権の失効したコンテンツ
日本の法律では、本などの著作権はある条件下で、期間が指定されています。著作者がわかる物であれば、その著作者の死後から50年までが原則と書かれています。つまり昔の小説などは、すでに著作権が切れていルものが多いです。そのようなファイルをダウンロードするやり取りはTorrentで行うことは合法です。
著作権違反となる場合もあるので注意!
Torrentの仕組み上、ファイルをアップロードせずにダウンロードだけをすることはできません。つまり、そういった仕組みのため、ファイルをダウンロードするだけでアップロードした扱いになります。著作権法では、違法ファイルのアップロードが厳格に禁止されています。ですので、ダウンロード前に著作権法に触れてないかを調べてダウンロードを行ってください。
Torrentの利用で生じる危険性
上でも少し説明しましたが、ここでもう少し掘り下げてTorrentの危険性を説明していきます。
Torrentの危険性
上記で少し説明しましたが、ここではTorrent自体の危険性について少し掘り下げた説明をします。まずは二つ紹介します。
1.クラッキング(旧ハッキング)される可能性がある
Torrentを利用すると、人に自分のIPアドレスを知られることになります。IPアドレスとはインターネットでの自分の住所のようなイメージです。それを元にクラッカーがウイルスやマルウェアを送り込んでくる可能性があります。
※近年、IT業界ではハッカーではなくクラッカーと呼ぶようになってます。ハッキングもクラッキングと呼び方を変えています。
2.意図せず違法行為をしている可能性
合法なファイルをダウンロードしたが、実はそのファイルが違法ファイルだったということもあります。悪意ある人間が、合法ファイルの中に著作権がまだ残っているなどの違法ファイルを紛れ込ませる人もいます。このような危険性を含んだファイルをTorrentでダウンロードしてしまうと、IPアドレスから簡単にダウンロードした人物を特定し、逮捕されることでしょう。
ダウンロードファイルにウィルスがいる!
Torrentでダウンロードしたファイルにウイルスが仕組まれている危険性もあります。そのファイルを開いたことで、あなたのパソコンがウイルスなどによって乗っ取られてしまう場合が出てくる可能性があります。ウイルスに感染しないためにもアンチウイルスソフトを導入することをオススメします。
IPアドレスが公開される危険性が
Torrentを利用すると、あなたのIPアドレスが他のユーザーに公開されてしまう危険性があります。
Torrentに接続中は、あなたのIPアドレスは他の接続者に公開され続けています。IPアドレスは、ネット上でのあなたの住所と同じで、IPアドレスが特定されることであなたが接続したサイトやダウンロードしたファイルも特定されてしまう可能性もあります。
身元を特定されるリスク
さらに、IPアドレスの特定から、あなたの個人情報が特定されてしまう危険性もあります。
IPアドレスの開示請求が行われて了承されれば、あなたの住所や名前も特定されてしまいます。また、正規の方法での開示請求ではなくても、腕のいいハッカーやそれなりのツールがもっている人なら、IPアドレスから住所や名前を特定できる可能性もあります。
通常の接続でTorrentを利用するのは、個人情報の特定に繋がる可能性が高いとても危険なので注意が必要です。
なりすまし詐欺被害
万が一、Torrentを利用したことでIPアドレスが特定され、そこから住所や名前などの個人情報が特定されてしまうと、あなたの個人情報を利用したなりすまし詐欺に利用される可能性もあります。
あなたの個人情報が詐欺集団に販売されてしまったら、あなたのネットの閲覧履歴などを突いて言葉巧みに金品を要求されるかもしれません。見に覚えのない請求などが来る可能性もあるでしょう。
著作権トロール
著作権トロールとは、訴訟による賠償金獲得を目的とした行為のことです。
Torrent上に著作権が切れていないファイルがあったら、そのファイルをダウンロードするユーザーのIPアドレスを収集します。収集したIPアドレスに著作権侵害を理由に開示請求をかけてユーザーの個人情報を割り出し、著作権侵害で訴えます。多くの場合、和解で解決するので和解金を受け取って訴訟を取り下げるという手口です。
ユーザーが著作権侵害をしたという事実はあるので、その後ろめたさから和解に応じてしまうことが多いようです。
Torrentで違法とならないために
ここまで説明すれば、Torrentの危険性を十分に理解されたでしょう。Torrentを利用するとIPアドレスを多くの人に公表することになります。予期せぬ違法ファイルをダウンロードしてしまったために、自分のIPアドレスを元に、あなたが逮捕されたり、ウイルスに感染してしまう可能性があります。つまり、それを避けるためにはIPアドレスを偽装しなければなりません。
難しいと考えている方もいるかもしれませんが、VPNというサービスを利用すれば、誰でも簡単にIPアドレスを偽装することができます。
Torrentを安全に利用するためには?
ファイルのダウンロードが高速化するというメリットよりも、利用する危険性の方が大きいように思われるTorrentですが、安全に利用することもできます。Torrentを安全に利用するために必要なものは次の2つです。
有料のVPNで接続する
Torrentに安全に接続するためには、有料のVPNで接続しましょう。VPNで接続すれば、通信が完全に暗号化されてIPアドレスはVPNサーバーのIPアドレスに変更されます。本物のIPアドレスはTorrentの他の利用者に公開されません。VPNのIPアドレスから身元を特定したり、ハッキングやサイバー攻撃にあう可能性はなくなります。
万が一、違法性の高いファイルのアップロードに加担することになっても、VPNで接続していれば捜査機関でも身元を特定することはできません。Torrentを安全に利用するためには、必ずセキュリティが万全な有料のVPNを利用しましょう。
ウイルス対策ソフトを必ず利用する
Torrentを利用するときには、必ずPCにウイルス対策ソフトやセキュリティソフトを事前にインストールしておきましょう。信頼性の高いウイルス対策ソフトがインストールされていれば、ダウンロードしたファイルにウイルスやマルウェアが添付されていたとしても、ファイルを開く前に駆除することができます。
ウイルスやマルウェアに感染したファイルを開いてしまって、PCが感染してしまうとその後の対処が大変です。保存されているファイルやプログラムが書き換えられたり、PCがクラッシュしたり、保存されている個人情報が流出したりします。
ダウンロードしただけで感染する前に駆除できれば、万が一の事態を避けることができます。Torrentでファイルをダウンロードするのなら、必ず信頼性の高いウイルス対策ソフト、セキュリティソフトはPCに入れておきましょう。
Torrentを利用する方法
VPNの利用やウイルス対策ソフトの導入などを守れば、Torrentを利用してファイルをダウンロードするのはとても高速で便利な方法です。実際にTorrentを利用したいという方のために、Torrentを利用する方法について解説します。
Torrentからファイルをダウンロードするまでの手順
Torrentを利用してファイルをダウンロードするための手順です。
手順1・Torrent VPNの導入
VPNにもいろいろなものがありますが、Torrentの利用に特化して開発されたVPNがあります。Torrent二特化したVPNなら、TorrentでのIPアドレスやインターネットの利用状況の公開などの危険性を防止するための、代わりのIPアドレスの利用により、あなたの個人情報を完全に秘匿できます。
Torrent VPNを選ぶときの条件とは次のとおりです。
- IPの匿名化
- キルスイッチ
- 厳格なノーログポリシー
- トラフィックの暗号化
- ダウンロード速度が高速であること
- 支払い方法の匿名性
- P2P接続が可能であること
特に、IPアドレスの匿名化とキルスイッチ、ノーログポリシーはとても重要です。IPアドレスの匿名化とはユーザーのIPアドレスではなくVPNサーバーのIPアドレスが公開される仕組みです。キルスイッチとは、もしもVPN接続が切れてしまったときにユーザーのインターネット接続を遮断する仕組みです。ノーログポリシーとは、VPNサーバー側でユーザーの個人情報の特定に繋がる情報の収集を行わないことです。
これらの条件をすべて備えているVPNの用意ができたら次の手順に進みましょう。
手順2・VPNの設定を最適化する
VPNの用意ができたら、Torrentに接続する前にまずはTorrentを利用できる状態にしましょう。ユーザーがTorrentに接続する前にやるべき操作とは、キルスイッチの設定です。
Torrentに接続した状態でVPNが途切れたときに、通常のインターネット接続で接続が続いてしまうと、あなたのIPアドレスが公開されてしまいます。キルスイッチは初期設定では無効化されていることが多いので、最初に有効化しておきます。
キルスイッチを有効にする方法は導入したVPNのマニュアルを参照してください。
手順3・μtorrentなどのTorrentクライアントのインストール
Torrentクライアントに接続するためには、TorrentクライアントというソフトをPCにインストールする必要があります。Torrentクライアントは様々な場所からダウンロードしたファイルの断片を、PCの中で再び1つのファイルにまとめて管理するためのソフトです。
Torrentクライアントにはいくつかの種類がありますが、選ぶときには動作の軽さや安全性、カスタマイズ性などを考慮してあなたにとって使いやすいものを選びましょう。TorrentクライアントにはμtorrentやBitTorrentといったものがあります。おすすめのTorrentクライアントの特徴は次のとおりです。
おすすめのTorrentクライアント | 特徴 |
μtorrent | 幅広く利用されているTorrentクライアント。シンプルで使いやすいインターフェースが特徴。広告表示があるが機能をカスタマイズできる。 |
qBitTorrent | カスタマイズ性が高く、広告表示がない。バインドすれば特に安全性が高いので、安全性が気になる方におすすめ。 |
BitTorrent | ドラッグアンドドロップでの操作が可能で初心者にも使いやすい。使いやすさで選ぶのならおすすめ。 |
Deluge | オープンソースで開発されているために拡張機能と互換性が豊富。上級者向け。 |
手順4・Torrentクライアントにバインドする
Torrentクライアントのバインドとは、VPNのキルスイッチに似た機能です。VPNでTorrentに接続しているときに、VPNが切断されたら、Torrentファイルのダウンロードやアップロードをすぐに切断できます。
バインドを設定しておけば、VPNが切断されてもTorrentへの接続も切断されるので、IPアドレスの流出を防ぐことができます。Torrentをより安全に利用したいという方は、VPNのキルスイッチと並行して、Torrentクライアントのバインドも設定しておきましょう。
手順5・Torrentサイトにアクセスする
VPNとTorrentクライアントの設定が完了したら、トラッカーサイトからTorrentファイルをダウンロードしましょう。最初に.torrentファイルをダウンロードして、Torrentクライアントで起動すると、Torrentの共有が開始されます。
もしもトラッカーサイトにアクセスできない場合には、インターネットのプロバイダーがTorrentサイトへのアクセスを遮断している可能性があります。その場合には、VPNで地域を変更することでトラッカーサイトへアクセスできるようになります。
なお、トラッカーサイトには広告が大量に貼り付けられている事が多いので、広告ブロックも同時に利用することをおすすめします。
手順6・Torrentを共有する
トラッカーサイトにアクセスして、.torrentファイルをダウンロードして起動するか、トラッカーサイト内のMagnetリンクをクリックすればファイルの共有が始まります。
.torrentファイルとMagnetリンクとどちらの方法を選択しても、ユーザー側としては特に代わりありません。
なお、ダウンロードするファイルに違法ファイルやウイルスが添付されていないか、ダウンロードする前にはファイルのコメントを良く確認するようにしましょう。
Torrentのダウンロードが進まないときの対処法
Torrentのダウンロードが進まないとききは、原因は色々と考えられます。Torrentダウンロードが遅いときには次のような対処法を試してみましょう。
- Torrentクライアントの設定を確認してみる
- ルーターやパソコンなどを再起動する
- シード数が多いTorrentファイルを選ぶ
- ファイアウォールを確認する
- 高速ダウンロードできるVPNを選ぶ
上記の対処法のいずれかでほとんどの場合は解決できるでしょう。
Torrentの利用上の注意
Torrentを利用する上での注意点を2つお伝えします。
無料のVPNは利用しないこと
VPNには無料のものもありますが、安全にTorrentからファイルをダウンロードするつもりなら無料のVPNは利用しないようにしましょう。無料のVPNの中には、ログを記録しないといいながら実はログやユーザーのIPアドレスを収集しているものもあります。
匿名性を高めるためにVPNを利用しているはずなのに、却って個人情報を抜き取られている可能性もあります。Torrentの利用は特にIPアドレスの流出という危険性が高い方法です。より安全性を高めるために、必ず有料のTorrentに最適なVPNを利用しましょう。
違法な使い方をしてしまう危険性を認識すること
Torrentの利用自体は合法ですが、気が付かないうちに違法な使い方になってしまっていることもあるので注意が必要です。合法だと思ってダウンロードしたファイルが著作権が切れる前のものである可能性や、アップロードに協力したファイルが違法ファイルである可能性です。
知らず知らずのうちに違法な使い方をしてしまうこともあるので、より安全に利用するためにもVPNでIPアドレスを秘匿した上で利用するように気をつけましょう。
Torrentとは使い方注意なツール
Torrentは便利な反面、その仕組みを利用して違法行為を行うツールになってしまったため、違法や危険と言われてしまった訳です。合法的に取引をしているつもりでも悪意ある人は何処にでもいます。インターネットを使う上ではちゃんとした情報を手に入れることが重要です。
インターネット上で手に入れたツール等はしっかりと内容を把握しなければ自分が被害にあうこともあります。しっかりと調べましょう。
ここまで読まれたならTorrentが違法ではないと理解されたでしょう。Torrentを使ってみたいと思った方のために「BitTorrent」というソフトのダウンロード・インストール、さらに使い方が書かれた記事を下に載せておきます。