WantedlyPeopleで名刺管理するには?アプリの使い方や評判を徹底解説!
便利な名刺管理アプリWantedly Peopleの使い方について解説します。Wantedly Peoplenのアプリの使い方をマスターして外部コミュニケーションの効率化を図りましょう。Wantedly Peopleは専用SNSとの連携という使い方もできます。
目次
- 1Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)とは?評判は?
- ・名刺管理アプリの中で読み込みスピードが評判
- ・人工知能で複数枚でも即時にデータ化する
- ・すべてが無料で使えるので評判がいい
- 2Wantedly Peopleで使える機能とメリット
- ・名刺10枚のスキャン機能で即時データ化
- ・【Wantedly】ビジネスSNSとのプロフィール同期機能
- ・オンライン上のセキュリティ考慮した名刺交換機能
- ・他の名刺アプリから対応可能なCSV形式インポート機能
- ・企業のプレスリリースなどからニュースの自動配信機能
- ・名刺のどの情報からも行える柔軟な検索機能
- 3Wantedly Peopleのデメリット
- ・【Wantedly】SNSと連携したくない場合は個別に解除が必要
- ・会社で名刺情報を一元管理する目的には向いていない
- ・どのアプリも同様にオンラインのため情報漏洩の危険
- 4Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)名刺登録方法
- ・Wantedlyアカウントの作成方法
- ・スマホ撮影の名刺スキャン方法
- ・LINE・SMS・メールと名刺情報の共有方法
- ・他ツールの名刺情報をCSV形式でインポートする方法
- 5Wantedly People同種アプリの比較
- ・【Wantedly People】【Eight】【CamCard】
- 6Wantedly Peopleを使ってみよう
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)とは?評判は?
名刺管理アプリWantedly People(ウォンテッドリーピープル)というアプリを知っていますか。ビジネスパーソンにとって、名刺整理はいつもつきまとう大事な仕事の1つですが、そんな名刺整理の仕事を支援してくれる便利な名刺管理アプリが近年たくさんリリースされています。
その中でも特に注目を集めているアプリの1つがWantedly People(ウォンテッドリーピープル)というアプリです。開発元は東京を本拠地にしているウォンテッドリーという企業で、元々はビジネス向けのSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」の開発からサービス提供が始まっています。
同企業は他にもビジネス関連サービスを手掛けており、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)を含むそれらの関連サービスを連携させて紐づけることでより綿密な情報管理が可能になっています。
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)は日本国内のみならず、海外にも多くのユーザーを持つ名刺管理アプリです。2016年11月にサービスの提供が始まり、2018年10月の時点でユーザー300万人に達しています。
今回はそんな大注目の名刺管理アプリ、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の使い方・特徴・利用する上でのメリットについて解説します。
名刺管理アプリの中で読み込みスピードが評判
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の最大の特徴が、数ある名刺管理アプリの中でも名刺などの情報を読み込むスピードが速く、情報処理が効率的であるという点です。瞬時に名刺に記載されている情報をデジタル情報に変換するという使い方ができます。
人工知能で複数枚でも即時にデータ化する
収集した名刺をスマホでスキャン撮影して情報を取り込めば、最大10枚の名刺情報を、搭載されたAI(人工知能)で一括して自動解析・整理して、効率よくデータベース化するという使い方ができます。
一般に出回っている名刺管理アプリは名刺などから情報を収集してからデータベース化するまで、時間と手間がかかり、ある程度の作業時間を要します。
それに対して、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)は瞬時的な情報処理が可能なので、名刺スキャン即データベース化という感覚で情報管理を行うという使い方ができます。隙間時間を大事に使いたいビジネスパーソンにとっては、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の情報処理能力は力強い味方になるはずです。
すべてが無料で使えるので評判がいい
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)はそうした機能をすべて無料で利用できるという点も、その評判の良さにつながっているといえます。Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)のAI(人工知能)による名刺情報の自動解析・整理機能を、ぜひ自分のビジネスライフに活用し、自分のニーズに合った使い方を構築してみてください。
また、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)は無料のアプリなので、利用してみて自分合わないと感じた場合は登録解除すれば無駄なコストが発生することはないので、安心してトライアル感覚で利用を開始できます。
Wantedly Peopleで使える機能とメリット
次に、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の機能の使い方とメリットについて解説します。Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の使い方は簡単なので、一度使い方をマスターすれば、その機能を容易に使いこなせます。
名刺10枚のスキャン機能で即時データ化
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の基本的な使い方として初めに紹介する機能が、名刺10枚のごとの即時データ化機能です。名刺10枚分をまとめてAI(人工知能)で分析・情報整理してデータベース化します。
収集した名刺をためずに、隙間時間を使って瞬時に名刺情報を取り込むようにすれば、結果的に、仕事の効率やビジネスコミュニケーションの向上につながるような使い方ができます。
【Wantedly】ビジネスSNSとのプロフィール同期機能
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の大きな強みの1つが、ビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」との同期連携です。名刺から得る情報だけでは、相手の仕事内容や企業の特色などを把握しきれない場合があるでしょう。
名刺の相手がビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」に登録している場合は、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)で名刺情報を取り込んだ時点でビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」のプロフィール情報とも紐づけられ、より詳しい仕事内容や企業の特色、個人の専門分野などに関する情報を把握できるようになります。
オンライン上のセキュリティ考慮した名刺交換機能
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)では、Web上で名刺情報の交換が可能です。インターネットを介したデータ交換なので素早く対応でき、データの取り扱いもデジタルデータなので、PCで管理しやすいというメリットがあります。
また、名刺情報は当然個人情報であり、安易な管理はできません。その点、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)で名刺情報交換に利用されるURLは有効期限付きのURLなので、情報が放置されて危険にさらされることはありません。
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)のWeb上での名刺情報交換機能は、同じ部署で情報共有するときなどに便利です。Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)を利用した手早い処理で、部署全体で取引相手の情報を共有できれば、部署全体のサービスの質の向上にもつながります。
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の名刺情報交換機能は、部署全体の営業力をサポートします。
他の名刺アプリから対応可能なCSV形式インポート機能
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)では、CSV形式のデータ管理が可能なので、他の名刺アプリからお手軽にデータをインポートできます。また名刺アプリのデータだけでなく、PC上のデータをCSV形式で整理すれば同様にWantedly People(ウォンテッドリーピープル)に取り込めるので、汎用性のある名刺情報管理を行えます。
CSV形式のデータ管理・データ引き継ぎはPC上からのみ行えます。スマホなどからは行えません。
データ引き継ぎに対応している名刺アプリとしては「Eight・SanSan・CamCard・Evernote」があります。どれも、多くのユーザーをもつ情報管理アプリなので、既にこれらのアプリで情報管理している多くのユーザーもWantedly People(ウォンテッドリーピープル)を利用しやすい環境が用意されています。
企業のプレスリリースなどからニュースの自動配信機能
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)には収集した名刺情報を基にして、相手が所属する企業のプレスリリースや関連ニュースを自動で配信してくれる機能が装備されています。
そうした関連情報を定期的に入手することで、相手とのコミュニケーションがより円滑になるようにWantedly People(ウォンテッドリーピープル)がサポートしてくれます。
取引先相手との人脈を強化するには、取引先相手の詳細情報は欠かせません。また、取引先相手との共通の話題をストックしておくことで、円滑なコミュニケーションを構築できます。取引先相手の企業情報だけでなく、業界全体のホットトピックや注目ニュースに精通していると、取引先相手とのやり取りの中でその情報を有効利用できるでしょう。
取引先相手から一目おかれるような立場を構築するためにも、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の機能を利用して、有用な情報収集を行いましょう。
名刺のどの情報からも行える柔軟な検索機能
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)には、どの項目からも検索して情報を割り出せるように、各項目の紐づけがなされています。氏名・役職・住所・電話番号・メールアドレスを基本として、備考メモなどの情報も紐づけてあるので、相手の情報がうろ覚えでも、思いつく情報から相手の情報を割り出せます。
就業している地域や出身校から相手の情報を割り出すことも可能です。
Wantedly Peopleのデメリット
次にWantedly People(ウォンテッドリーピープル)のデメリットについて解説します。
【Wantedly】SNSと連携したくない場合は個別に解除が必要
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の大きな特徴である、ビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」との同期連携機能ですが、状況によってはこの同期機能は不要になる場合があるかもしれません。
名刺交換した相手に自分をよく知ってもらう上ではこの同期連携機能は大変便利ですが、新しい職場に転職したり、以前の職場とは全く違う業界で仕事を始めたりした場合は、この同期連携機能がかえって障害になることがあります。
その場合は、自分の情報がビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」に連携した後に、連携解除が可能です。状況に合わせて機能を使いこなしましょう。
会社で名刺情報を一元管理する目的には向いていない
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の基本コンセプトは、あくまで個人のビジネスコミュニケーション管理なので、所属している企業内の従業員の外部コミュニケーション情報を一括管理したり、部署ごとに付き合いのある関連企業を割り出したりする用途には適していません。
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)を利用すると、外部コミュニケーション時の情報交換が容易になります。SNSやメールを使ったお互いの情報のやり取りを行うときに、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の機能は重宝します。
そのため、個人が、外部とのコミュニケーションをいかに円滑に効率良く行えるかという目的でWantedly People(ウォンテッドリーピープル)を利用するという使い方が最も適した使い方といえます。
どのアプリも同様にオンラインのため情報漏洩の危険
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)だけでなく、Web上の情報サービス全般にいえることですが、デジタル情報管理のため情報管理が容易で効率よく整理が行える反面、物理的な紙媒体による情報管理と比べると、情報漏洩の危険性は高いといえます。そのため、より一層のセキュリティー管理の意識が必要になります。
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)名刺登録方法
次に、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の名刺登録方法について解説します。
Wantedlyアカウントの作成方法
Wantedlyアカウントを作成するには、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)のアプリで自分の名刺をスキャンして情報を読み込みます。また、手入力で自分の個人情報を入力することも可能です。
ビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」のアカウントを既に所持している場合は、その既成のアカウントを使ってWantedly People(ウォンテッドリーピープル)にログインすることも可能です。
スマホ撮影の名刺スキャン方法
スマホで情報収取できる名刺の数は一度に10枚まで可能です。Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)のアプリで10枚の名刺を一度に撮影して名刺情報を取り込めます。名刺はランダムに並べて撮影しても問題ありません。取り込んだ名刺情報は、必要に応じて後から修正できます。
LINE・SMS・メールと名刺情報の共有方法
LINE・SMS・メールなどを利用して名刺情報の共有を行う場合は、名刺情報を共有する名刺を選択して、画面上の共有アイコンをクリックすることで、共有URL(リンクURL)を作成できます。
作成した共有URL(リンクURL)をLINE・SMS・メールなどを使ってWantedly People(ウォンテッドリーピープル)のユーザーに送付すれば名刺情報を簡単に共有できます。
他ツールの名刺情報をCSV形式でインポートする方法
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)のユーザーは、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)のWebサイトから、他の名刺管理アプリ(Eight、CamCardなど)の名刺情報をCSV形式でまとめてインポートできます。CSV形式のデータ引き継ぎはPC上からのみ行えます。
Wantedly People同種アプリの比較
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)と同種アプリの比較についてまとめました。
【Wantedly People】【Eight】【CamCard】
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)と同種アプリで、同じ様にワールドワイドで多くのユーザーを持つ「Eight」と「CamCard」があります。以降、それぞれのアプリとの比較を解説します。
「Eight」との比較
Eight(エイト)は国内企業Sansanが開発・提供している名刺管理アプリです。Eight(エイト)を活用するユーザー数は2019年時点で200万人以上に達しています。
Eight(エイト)もWantedly People(ウォンテッドリーピープル)と同様に無料で利用できる個人向けの名刺管理アプリです。
また、Eight(エイト)にも、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)のビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」にあたる、ビジネスSNSが用意されており、外部コミュニケーションに活用できます。
Eight(エイト)とWantedly People(ウォンテッドリーピープル)の最も大きな違いは、名刺情報の入力方法です。
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の名刺情報の入力方法がスキャン入力によるAI(人工知能)認識なのに対して、Eight(エイト)の名刺情報の入力方法はスキャン入力によるAI(人工知能)認識のみならず、それに合わせて手入力も加えています。
情報入力の方法に手入力が加わっている点に関しては賛否両論あると思いますが、状況が許せば手入力が加わっているEight(エイト)の情報管理の方が正確性は高いと評価できます。
他の比較情報としては、Eight(エイト)には有料プランがあり、有料プランの「Eightプレミアム」ではCSV形式でデータをダウンロードできます。
また、2018年12月に最新アップデートがあり、検索やラベリングの機能が向上しています。
「CamCard」との比較
CamCard(キャムカード)は米国の中国系企業イントシグ社が開発・提供している名刺管理アプリです。CamCard(キャムカード)を活用するユーザー数は全世界をターゲットに1億以上に達しているといわれます。
CamCard(キャムカード)は全世界をターゲットに開発されている名刺管理アプリなので、言語は16カ国語に対応しており、ワールドワイドな外部コミュニケーションが多いユーザーにとっては重宝な名刺管理ツールです。
「CamCard」のコンセプトはどちらかというと、名刺情報の管理機能に注力しているアプリです。名刺情報交換する際は、ユーザー同士で利用できる独自の「名刺レーダー機能」があり、至近距離のユーザー同士で簡単に名刺情報の交換ができます。またQRコードの読み取り機能をも合わせて利用できます。
CamCard(キャムカード)には、他の2者のようにビジネス仕様のSNSは用意されていませんが、ユーザー間のメッセージ交換機能はあります。
CamCard(キャムカード)も基本的に無料で利用できる名刺管理アプリですが、Eight(エイト)と同様に上位プランとして「CamCard Business」という有料プランがあります。
Wantedly Peopleを使ってみよう
多忙なビジネスパーソンはWantedly People(ウォンテッドリーピープル)を活用してみてはいかがでしょうか。Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)を利用すれば隙間時間を利用して、収集した名刺情報の整理を簡単に行え、瞬時にデータベース化できます。
また、同じWantedly People(ウォンテッドリーピープル)のユーザー同士であれば、お互いの名刺情報の共有を簡単に行えます。共有URLを発行して、LINE・SNS・メールなどに添付して送れば、デジタル情報としてすぐに自分の連絡先リストに追加できます。
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)の名刺情報共有機能は、部署内で情報共有するときに便利です。Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)を使って、部署全体で素早く取引先相手の情報を共有することで、スタッフ全体の営業力・サービス力が向上します。
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)は他の名刺管理アプリの情報をCSV形式に変換すれば、まとめてWantedly People(ウォンテッドリーピープル)のデータとして取り込めるので、他の名刺管理アプリからのデータ移行も容易に行えます。CSV形式のデータ引き継ぎ操作はPC上からのみ行え、スマホなどからは行えないので注意が必要です。
CSV形式のデータ引き継ぎに対応している名刺アプリは「Eight・SanSan・CamCard・Evernote」です。これらのアプリで情報管理を行っているユーザーはすぐにWantedly People(ウォンテッドリーピープル)で情報管理を引き継げます。
Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)は個人の外部とのコミュニケーションを円滑にするツールなので、企業内の従業員の取引先を一元管理するような組織情報のデータベース化には向いていません。あくまでも、個人で管理する取引先などの外部情報を充実させるツールとして活用しましょう。
また、Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)は収集した名刺情報を基に、取引先相手の企業情報やプレスリリースなどの関連情報を定期的に紹介してくれます。こうした日々取り込む関連情報は、取引先相手とのコミュニケーションに有効に利用できます。
取引先相手の詳細情報、業界全体の注目情報に精通していると、取引先相手との人脈関係も強化されるでしょう。Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)は取引先相手とのコミュニケーション上で自分を情報的に優位な立場に置けるようにサポートしてくれます。