2019年10月20日更新
音声認識アプリ「Speechy」の使い方!音声入力・文字起こしの性能や評価を解説!
音声入力ができるとiPhoneでメモを取るのがとても早くなります。iPhone向けの音声認識アプリはSpeechyがとても精度が高くいいと評判です。この記事ではSpeechyの使い方や、手入力と比較した時の違いについて詳しく見ていきましょう。
目次
- 1Speechyとはどんなアプリ?
- ・iPhone専用の音声認識アプリ
- ・データの共有や翻訳機能なども持っている優れたアプリ
- ・Speechyの活用法
- 2Speechyでできることは?
- ・無料版でもできること
- ・有料版でできること
- ・通常の音声入力と比較すると?
- 3Speechyのメリットとデメリット
- ・メリットについて
- ・デメリットについて
- 4Speechyの使い方
- ・アプリのインストール
- ・複数人で使う場合には使う人の設定が必要
- ・音声録音をオンに設定しておくとテキストと音声が保存される
- ・音声入力をする方法
- ・入力したテキストを編集する方法
- ・入力した音声を翻訳する方法
- ・他のアプリと連携する方法
- 5Speechyを使ってみたユーザーの声
- 6Speechyは便利なアプリ!使ってみよう!
Speechyとはどんなアプリ?
iPhoneで使える音声認識アプリのSpeechyがとても使えると話題になっています。音声認識は手入力よりも簡単に文章の入力ができて、メモや議事録の入力に活用できます。しかし、今までの音声入力アプリや音声認識機能は認識の精度が悪く使えないという声も少なくありません。
Speechyはとても使いやすくて、今までの音声認識アプリとは全く比較にならないという声があります。この記事ではSpeechyとはどのようなアプリで、どのような使い方をするのかと意ttったことについてみていきましょう。
iPhone専用の音声認識アプリ
Speechyとはどのようなアプリというと、iPhone専用の音声認識アプリです。AndroidやPCではSpeechyは使えません。iPhoneでしか利用できないので注意しましょう。
音声入力で文章が書ける
SpeechyをiPhoneに入れると、音声入力で文章が書けるようになります。iPhoneの手入力はフリック入力ですが、フリック入力が苦手でなかなかうまく入力できないという人もいます。そんな人にとっては、Speechyはとても便利なアプリといえるでしょう。
データの共有や翻訳機能なども持っている優れたアプリ
音声認識や音声入力ができるアプリはいろいろとあります。iPhone自体にもsiriとの会話ができるように、音声認識の機能が付いています。しかし、Speechyを利用する人が増えている背景には、Speechyにはデータの共有機能や翻訳機能などの、他の音声認識アプリや音声認識機能にはない高い機能性があります。
手入力がうまくできないという人、良い音声認識アプリを探している人は、一度Speechyを試してみることをおすすめします。
Speechyの活用法
Speechyはメモを取ったり議事録を撮ったりするのにとても便利なアプリです。こちらではSpeechyの活用方法について具体的に見ていきましょう。
ブログやWeb記事の執筆
Speechyの活用法には、ブログやWeb記事の執筆があります。ブログやWeb記事は長文になることが多いので、iPhoneのフリック入力では入力しにくく、入力が遅くなってしまいます。しかし、Speechyを使って音声入力をすれば、話す速度で入力できるので、長文の入力にも適しています。
iPhoneで記事を書くためにキーボードを持ち歩いていた人も、Speechyを使えばiPhoneだけで長文の記事も書きやすくなります。
会議のメモや議事録の作成
会議のときにはメモを取ったり議事録を撮ったりすることがあります。議事録は会議の様子をメモしたり、音声を録音したりして、後から文章として作成します。しかし、Speechyを使って録音すると、録音しながらiPhoneで文章に起こすことができます。会議のメモや議事録をSpeechyを使うと簡単に作れるようになるのは大きなメリットでしょう。
英語学習
Speechyを英語学習に役立てている人もいます。Speechyには翻訳機能が付いていますが、英語への翻訳は無料版でも使えます。英作文や英会話で、自分が伝えたい文章をどのように英語にしたらいいのかわからない、というときにはSpeechyに話しかけて翻訳してみましょう。すると、英語でどのように表現したらいいのか、正確に翻訳してもらえます。
Speechyでできることは?
Speechyでは具体的にどのようなことができるのか、Speechyの機能についてみていきましょう。Speechyには無料版と730円で購入できる有料版があります。無料版と有料版でそれぞれできることについてみていきましょう。
無料版でもできること
まずはSpeechyの無料版でできることについてみていきましょう。無料版では十分な機能が使えないというアプリも多いのですが、Speechyは無料版も十分に使えます。
制限時間内での音声入力
Speechyの無料版は、音声入力できる時間に制限があります。長時間の会議のメモや議事録を取るのに利用するのには、無料版は利用しにくいでしょう。しかし、制限時間はありますが、そこそこの文章を書くことはできるので、ちょっとしたメモやブログの記事を書くのには、無料版でも十分に使えます。
一定の制限の中での文字の変換
Speechyの無料版での文字の変換には一定の制限があります。変換に制限があるので、思うように変換できないこともありますが、それでも通常の利用にはほとんど差支えがありません。
英語の翻訳機能
Speechyの無料版には英語の翻訳機能があります。音声入力した文章を、英語に翻訳してもらえるので、英語との翻訳機として利用することもできます。
有料版でできること
Speechyの有料版では無料版とは違い様々な制限がなく利用できます。Speechyの有料版ではどのようなことができるのか見ていきましょう。
時間無制限での音声入力
Speechyの有料版では時間無制限で音声入力ができます。長時間の会議の議事録やメモを取るのは、有料版を使うことをおすすめします。また、入力するのに時間がかかる長文を頻繁に入力する人も有料版がおすすめです。
文字の自由変換
Speechyの有料版は文字の変換に制限がありません。変換したい文字にSpeechyだけで変換できるのは、有料版と比較した時のSpeechyの有料版のメリットといえるでしょう。
34言語の翻訳
Speechyの有料版を無料版と比較した時の違いには、翻訳できる言語の多さもあります。無料版では英語しか翻訳できませんが、有料版は34言語に対応しています。
日本人がよく使う、中国語や韓国語などの他に、イタリア語やフランス語、スペイン語などのヨーロッパ系の言語、アラビア語やウクライナ語など日本ではあまり聞かない言語も翻訳できます。これから海外へ行く人も、海外から日本へやってくる人もますます増えてくるので、このSpeechyの翻訳機能は活用できそうです。
通常の音声入力と比較すると?
Speechyと通常の音声入力を比較すると、使い方や使い勝手に大きな違いがあることがわかります。比較した時にどのような違いがあるのか見ていきましょう。
変換の精度がSpeechyの方が早い
iPhoneにはsiriとの会話に使える音声入力が元々備わっています。音声入力を利用した文字入力も可能です。しかし、変換するときの精度をSpeechyと比較すると、Speechyの方がかなりよくて早いのがわかります。
音声認識アプリは話すスピードに近いスピードで変換できないとストレスがたまります。Speechyなら他の音声入力と比較しても、ストレスが全く少ない点が評価されています。
Speechyなら早口でも正確に変換してくれる
音声入力アプリの中には、ゆっくりとはっきりと話さないと正確に認識して変換してくれなアプリもあります。しかし、Speechyなら他のアプリと比較すると、比較的早口で話しても、かなり正確に変換してくれます。
音声認識アプリを使っていて、慣れて気持ちが乗ってくるとどうしても早口になっていきます。Speechyなら他のアプリと比較しても早口に対応してくれます。
Speechyのメリットとデメリット
メモや議事録の記録に便利なSpeechyにはメリットがもあればデメリットもあります。こちらではSpeechyのメリットとデメリットについてみていきましょう。
メリットについて
Speechyのメリットには次のようなメリットがあります。
正確に変換できる
なんといっても、Speechyなら正確に音声入力で変換できます。同音異義語などは時々、変換したい漢字に変換してもらえないこともありますが、同音異義語ではない限りSpeechyなら驚くほどの正確性で変換することができます。
入力速度が速くなる
通常のPCのキーボードでも、音声入力のスピードには勝つことができません。PCのキーボードの1.5倍の速さが音声入力にはあるといわれています。iPhoneのフリック入力は人によってはPCよりも早いという人もいますが、音声入力に勝てるわけがありません。
Speechyは音声入力アプリの中でも入力が早いアプリなので、さらに入力速度が速くなるというメリットがあります。
デメリットについて
Speechyのデメリットには次のものがあります。
入力途中での修正は難しい
文章を入力していると、書きながら細かい誤字を訂正したくなります。しかし、Speechyは入力途中での修正が難しいという点をデメリットと感じる人も少なくありません。ただし、最後まで一気に書き上げてしまうか、1パラグラフごとに修正するようにすれば、まったく問題なく利用できます。
周りに人がいるところでは入力しにくい
電車に乗っている途中で、レポートを作成したい、ということもあるでしょう。Speechyは音声入力なので、周りに人がいるところでは使いにくいという点はデメリットとして考えられます。
Speechyの使い方
メモや議事録を取るのに便利なSpeechyの具体的な使い方についてみていきましょう。
アプリのインストール
最初の使い方はiPhoneにSpeechyのアプリをインストールします。Appストアの次のリンクからiPhoneにダウンロードしましょう。
最初から有料版を購入する人はこちらのリンクからどうぞ。
複数人で使う場合には使う人の設定が必要
Speechyは通常は1人だけの音声を認識する設定になっています。しかし会議の議事録などでの使い方では複数人の声の認識が必要です。複数人の声を認識するためには、最初に設定が必要です。Speechyのトップページの左上の「≡」をタップして「メニュー」を開きます。
「音声認識モード」の複数人のアイコンをタップします。これで議事録など複数人の声を認識できるようになりました。
音声録音をオンに設定しておくとテキストと音声が保存される
Speechyのメニューで「音声録音」をオンにしておくと、テキストに変換できるだけではなく、入力した音声も保存できます。議事録の作成などで後で聞きなおして確認する使い方で活用できます。
音声入力をする方法
Speechyで音声入力をするためには、Speechyのトップページから「マイク」のボタンをタップします。
するとアプリのiPhoneのマイクへの接続の許可を求める表示が出るので許可します。すると画面が赤くなるので、iPhoneに向かってしゃべります。「、(読点)」は「テン」、「句点(。)」は「マル」とそれぞれ発音すれば入力できます。入力が終わったら停止ボタンを押します。
入力したテキストを編集する方法
入力したテキストに間違いがある場合には編集して修正できます。修正したい文字のところをタップします。するとキーボードが現れます。消したい文字は消して、直したい文字は直して、追加したい言葉は追加することができます。
Speechyに保存したテキストを修正したい場合には画面の左下のアイコンをタップします。
すると保存したテキストのリストが出てくるので、こちらから編集したいテキストを選びます。
入力した音声を翻訳する方法
入力した音声を翻訳したい場合には、右上の翻訳ボタンをタップします。
すると英文に翻訳されます。
他のアプリと連携する方法
作成したテキストを他のアプリにアップする使い方をしたい場合には、右下のアップロードボタンをタップします。
するとお使いのiPhoneから連携できるアプリが選択できます。テキストを投稿したいアプリを選択したらアップできます。
Speechyを使ってみたユーザーの声
実際にSpeechyを使っているユーザーの声を見ていきましょう。
「とても便利なアプリです。ただ便利すぎて困ることがあります。音声の保存形式が圧縮されたmp3とかではなくwavなので容量が大きくなってしまいます。そのために長時間保存しすぎて共有できないことがあります。それ以外では本当に便利なアプリです。」
「テキストの変換がとても良すぎます。」
「ICレコーダーの音声を起こすのに使っています。とはいっても、ICレコーダーの音は直接拾ってもらえないので、聞いた声を自分で話して使っています。でもテープ起こしの手間がとても楽になりました。」
「どうしても認識ミスが出てしまうのは仕方がない。後から修正できるようになったのですごくよくなった」
Speechyは便利なアプリ!使ってみよう!
この記事ではとても精度がいい音声認識をしてくれると話題のSpeechyについてみてきました。iPhoneで音声認識ができるのはとても便利ですが、Speechyを使うともっと認識の精度とスピードが上がります。音声認識アプリを探している人はぜひSpeechyを活用してみてください。