動画編集アプリ「Inshot」の使い方!スマホで動画を作成・加工しよう!
数あるスマホ向け無料動画編集アプリの中でも評判のInshotは、使い方が簡単なのに機能が充実しており、納得の動画作成・編集、加工ができるので、動画編集が苦手な初心者をはじめ幅広いスマホユーザーに人気のアプリです。そこで今日はInshotの使い方を解説します。
目次
動画編集アプリInshotの特徴
InshotはInshot Inc.という香港の会社が提供する、簡単なのに本格的な動画が作成できると評判の動画編集アプリです。このInshotは使い方が簡単なだけでなく、動画加工のための機能が充実しており、無料とは思えないといった口コミが溢れているアプリでもあります。評判の高い、使い方が簡単なのに本格的な動画編集が可能な動画編集アプリInshotについて、まずは特徴から挙げていきます。
ロゴ表示が消せるスマホの無料アプリ
使い方や機能の充実以外に評判の理由が、ロゴの削除です。動画編集アプリに限らず、写真画像加工アプリでも無料アプリにつきもののロゴですが、ロゴ表示を消したい場合は有料版を購入したり、オプション料金を支払う必要がありました。またはそもそも表示ロゴを消す機能がないために、ロゴの非表示を諦めるしかないアプリもあります。ところが、Inshotは一切お金をかけずに、無料のまま表示されているロゴを消すことができます。
今後一切ロゴ表示や広告動画を流さないようにするためには、オプション料金を支払う必要がありますが、ロゴを消す作業は後ほど紹介しますがとても簡単で、それほど手間と感じることはありません。
動画編集も画像加工もできる
これまでは、動画は動画編集アプリで、写真画像は画像編集・加工アプリで、と使い分けていた人も多いのではないでしょうか。無料動画編集アプリInshotは動画の作成・編集・加工に加えて、写真画像の加工も可能になっています。つまり、スマホにInshotをインストールしておけば、別途写真画像を加工するためのアプリをスマホに持っておく必要はない、ということです。
Inshotの基本の使い方
無料なのにロゴ表示も消せる人気の動画編集アプリInshotの使い方の紹介に移ります。まずはInshotの基本的な動画編集機能について紹介します。基本的な機能だけで十分思い通りの動画が作成できるほど充実しており、初めての動画編集でも戸惑うことがないくらいシンプルな操作手順となっています。
インストールと起動画面について
まずは動画編集アプリInshotをスマホへインストールします。インストールは、AndroidスマホはPlayストア、iPhoneはApp Storeから行いますので、それぞれ下記リンクより各ストアへアクセスしてください。
それぞれのストアにアクセスしたら、他のアプリをインストールするのと同様に「インストール」をタップします。アプリのインストールが完了したらアイコンをタップしてInshotを開きます。Inshotにはホーム画面に辿り着くまでの長い広告やアプリ紹介画面がなく、すぐにInshotのホーム画面が開きます。Inshotには手間のかかるアカウント作成やユーザー登録もありませんのですぐに動画編集にとりかかることができます。
動画編集画面の使い方
Inshotアプリを開いたらすぐに動画作成・編集が可能ですのでさっそくInshotの使い方の説明に移ります。ホーム画面にある「動画マーク」をタップします。アプリを使用する初回のみInshotへのアクセス権限を許可するか確認のウインドウが開きますので、「許可」をタップします。スマホに保存してある動画一覧が開きます。動画の内容を確認したい場合は、その確認したい動画を長押しするとプレビューで内容の確認が可能です。
編集・加工したい動画の選択は長押しではなく、普通のタップです。編集・加工したい動画をタップして選択するとその動画が白抜きになり、右下の「✔」が有効になります。「✔」をタップすると、選択した動画とその動画の編集画面が開きます。
Inshotでは、動画の編集・加工のためのメニューが11種類用意されています。もちろん、これらメニューを開くとさらに細かい設定ができるようになっていますが、無料アプリなのでどのメニューもロックされていることなく使える状態です。
動画の追加と結合について
さきほど編集したい動画の取り込み方法をお話ししましたが、さらに別の動画を追加して結合し、1本の動画に加工することも簡単に行えます。取り込み済みの動画編集画面が開いたままの状態で、画面左下にある「+」をタップします。最初の動画を選択した時同様に、スマホに保存されている動画のフォルダが開きますので、追加・結合させたい動画を選択してから、「✔」をタップします。
これだけで動画を追加・結合させることができます。使い方手順は、「+」、動画選択、「✔」の3ステップだけです。
キャンパスについて
キャンバスでは、動画の画面比率を変更できます。メニューの左から二番目「キャンバス」をタップすると、画面の比率が11種類表示されます。好きな比率をタップで選択、「✔」で決定します。さらに、選択したキャンバスと動画画面のサイズが一致しない場合、動画の位置を選ぶこともできます。
音調整について
音調整とは、もともと画像に入っている音を削除したり、音量を調整したりする場合に使用します。使い方は動画編集画面の下にあるコマ割りをタップし、音のボリュームをスライドさせて調節するだけです。
再生速度について
尺の長い動画を早送り再生にして全体の動画時間を短縮させたり、強調したい箇所をスローモーションにしたりすることができます。編集画面のメニュー11項目の中から「速度」をタップし、スライドで倍速を設定します。設定後に「✔」をタップすれば完了です。
トリミング(カット)について
トリミングとは画像や動画の不要な部分をカットすることをいいます。Inshotのトリミングも同様に、動画の中で必要のない箇所を削除する機能です。動画編集画面の一番左にあるメニュー「トリミング」をタップすると、コマ割りにされた動画が編集可能になります。左右にある「●」をスライドさせて動画を調整し、最後に「✔」でトリミングを確定完了させます。
文字入れについて
Inshotではもちろん文字を追加することも可能です。動画編集メニューの「テキスト」をタップすると、テキスト入力の枠が動画画面に表示されます。テキスト入力枠の左上「✖」でテキストの削除、左下「↔」でテキスト入力枠の拡大ができます。文字の場所を移動させたい時は、入力枠をそのままスライドさせて、好きな位置に移動させるだけです。
入力した文字を装飾してみます。文字を単色で色を変えたり、文字を縁取りしたり色々探してみましょう。画像のレインボーカラーに白い縁取りは、一番下帯の赤枠を選択したものです。文字の入力・加工が済んだらこれまでの画像加工と同様に「✔」をタップして加工を確定させます。
ロゴや広告の非表示について
冒頭の「動画編集アプリInshotの特徴/ロゴ表示が消せるスマホの無料アプリ」でも触れましたが、Inshotは無料動画編集アプリでありながら、表示されているロゴを非表示にすることができます。動画編集画面の右下にInshotの透かしロゴが表示されていますが、同時に透かしロゴの右上に✖が付いています。この✖をタップすることでInshotの透かしロゴを非表示にすることができます。
「✖」をタップすると「透かしと広告を削除する」という画面が表示されます。毎回透かしロゴの削除という作業を行いたくない場合は、有料になりますが「永久に削除する」をタップします。毎回Inshotロゴの削除作業を行っても無料の方が良い場合は「これを一度削除する」をタップします。無料の「これを一度削除する」を選択した場合、Inshotの透かしロゴは削除されますが、動画の保存の際には動画広告が流れます。
Inshotのカスタマイズ設定
これまでに紹介したInshotの使い方は動画編集・加工での基本的な機能でした。基本的といってもここまでの操作で十分動画編集が行えるほどの充実さではありますが、この基本的な機能以外にも、カスタマイズ設定が可能な機能も備わっており、無料で使用することができます。それらカスタマイズ設定の機能と使い方を紹介していきます。
背景色について
「動画編集画面の使い方/キャンパスについて」で設定した動画の比率より実際の動画のサイズが小さいと、自然と背景ができます。デフォルトでぼかした動画が設定されていますが、色を付けたり、他の動画を設定することが可能です。ぼかしの場合、ぼかす強度を設定することも可能です。
フィルタについて
写真を加工する際によく使用するフィルターですが、Inshotでは動画にフィルターを適用することができます。写真加工と同様に、フィルターを使うことで動画の雰囲気が変わり動画のオリジナル性を高めてくれます。フィルタメニューには特撮という機能もあります。
真ん中から左右対称になるMIRROR(ミラー)や、MOSAIC(モザイク)、動画全体が波打つWAVE(ウェーブ)、白黒印刷したようなPRINT(プリント)など、趣向を凝らした動画を作成することができます。
ステッカーについて
ステッカーも写真加工ではおなじみの機能ですが、Inshotでは動画にステッカーを貼ることができます。ステッカーは動きのないものだけでなく、動くステッカーもあり、動画の中でも動くので工夫しがいのある機能です。サイズや位置、角度までこまかく設定できるようになっています。
動画のコマに1つだけステッカーを貼っても一瞬で見えなくなってしまいますので、複数のコマにステッカーを貼る必要がありますが、ステッカーを表示させたいコマ割りに貼り付けるような面倒な作業は必要ありません。大きく表示されているコマ割りにステッカーを貼ると、編集画面の下に表示されているコマ割りの上にステッカーを表示させるバーが表示されます。
そのバーを表示したい分だけスライドさせて表示時間を調節するだけの簡単な操作で設定が可能です。
クロップについて
クロップも写真加工と同じ機能です。動画を切り出したり、要らない端を取り除きたい時に使用します。Inshotではインスタ用、Facebook用のクロップも用意されているので、SNSなどにアップする動画は手動で設定する必要がなく、タップ一つで設定できます。
回転や反転について
Inshotなら動画の回転・反転もタップするだけです。動画再生の向きを変えたい場合に役立ちます。
動画全体を回転・反転させるのではなく、効果として特定のコマだけを回転・反転させることも可能です。この場合、動画編集画面から回転・反転させたいコマをタップすると、そのコマを編集するためのメニューが表示されます。そのメニューの中の回転アイコンをタップすることで、動画の中の一部だけを回転・反転させる編集が可能となります。
Inshotで作成した動画の保存について
作成・加工編集した動画の保存方法についてInshotの使い方を説明していきます。
保存の手順
動画の編集が完了したら、画面右上にある「保存」をタップします。保存のオプションとして「ドラフトをキープ」でき、デフォルトでは✔が入っていますが、動画編集が完了しているならキープする必要はありません。再度「保存」をタップします。次に動画の品質を選択する画面が開きます。用意されている品質以外にも、こだわりがある人ならカスタマイズで数値を設定することも可能です。
動画の品質を選択したら、後は自動で動画がスマホに保存されます。
SNSに投稿する方法
動画が出来上がったら最後にSNSに投稿しましょう。Inshotでは動画保存が完了した画面から投稿が可能です。主なSNSは上画像の通りです。
Facebookへ動画を投稿するには、Facebookアイコンをタップし、Facebookのストーリーズに投稿するのか、タイムラインに投稿するのかタップで選択肢、「1回のみ」または「常時」をタップで選びます。そのままFacebookが開き、Inshotで作成した動画が表示されています。後はいつも通りに投稿しましょう。
もう一つ、Twitterへ動画を投稿してみます。Twitterのアイコンをタップし、Twitter内のダイレクトメッセージで特定の人に送るのか、普通にツイートとして投稿するのか選択肢、「1回のみ」または「常時」を選びます。Facebook同様に、すぐ投稿できる状態になっていますので、コメントなり位置情報なりを追加して投稿します。
スマホアプリのInshotでオリジナル動画を作ろう!
無料なのに機能が充実しているInshotは初心者でも分かりやすい使い方が簡単なのに満足のいく動画作成できる動画編集アプリです。無料で使えるので、今まで動画編集のハードルが高くて作成したことがない人も、気軽に動画編集を始めることができます。この機会に、Inshotを使って動画の加工編集に挑戦してみてはいかがでしょうか。