Xperiaスマホの動作が重い・反応が遅い場合に軽くする対処法を解説!
Xperiaスマホの動作が重いと感じたことはありませんか?動作が重い・反応が遅いといった症状はXperiaスマホの設定や不要なアプリ・データを削除することで改善する場合があります。Xperiaスマホを快適に使用するための方法をご紹介します。
目次
- 1Xperiaスマホの動作が重い・反応が遅い原因は?
- ・ストレージの容量不足
- ・メモリの圧迫
- ・アプリとの相性
- 2Xperiaスマホの動作が重い時に軽くする対処法
- ・不要なアプリやデータを削除する
- ・バックグラウンドで動作しているアプリを停止する
- ・キャッシュを削除する
- ・ウィジェット・ライブ壁紙を削除する
- ・初期化・復元をする
- 3Xperiaスマホの動作が重い時に設定を変更して軽くする!
- ・開発者向けオプションを有効化する
- ・設定をオフにして反応を軽くする
- 4Xperiaスマホの動作が重い状態で改善されない場合
- ・キャリアショップや修理ショップに相談しよう
- ・長年の使用による原因の場合は買い替えの検討も!
- 5Xperiaスマホの動作が重い時は対処法を試そう!
Xperiaスマホの動作が重い・反応が遅い原因は?
Xperiaなどのスマホを使っていると、買った時と比べて動作が重い、反応が遅いといった症状が出ることがあります。それはXperia特有のものではなく、スマホ全般で起きうる症状です。考えられる原因として、主に「ストレージの容量不足」「メモリの圧迫」「アプリとの相性」の3つがあります。
ストレージの容量不足
XperiaなどのスマホにはSDカードとは別に、写真や音楽を本体の中に保存するためのストレージというものがあります。スマホの機種によっては内臓ROMと呼ばれることもあり、購入する際に目にする64GBや256GBといった数字がストレージの大きさです。
このストレージには、買った当初には必要最低限のデータしか入っていないため、Xperiaスマホの処理速度は速くなります。Xperiaスマホを長く使っていると、ストレージに写真や音楽といった様々なデータや不要なファイルが溜まり、処理速度を遅くする原因になります。
メモリの圧迫
Xperiaだけでなく、スマホには上記のストレージとは別に、メモリというものがあります。これはRAMと呼ばれることもありますが、ストレージと比べてあまり目にする機会は無いかもしれません。メモリは一度に起動しておけるアプリの数に影響します。
一度に複数のアプリを起動させているとメモリに余裕がなくなり、メモリが圧迫されている状態になります。その状態になると、Xperiaスマホの動作が重い、反応が遅いといった症状が起きやすくなります。
アプリとの相性
Xperiaスマホは高性能なため様々なアプリをいれてしまいがちですが、中にはXperia本体との相性が悪いアプリが存在します。また、異なるアプリ同士が干渉してしまい、Xperiaスマホに予期しないエラーが起きてしまうことがあります。このようなエラーが起きると、動作が重い・反応が遅いといった症状が出るだけでなく、フリーズや強制終了等の症状がでることもあります。
Xperiaスマホの動作が重い時に軽くする対処法
ここからはXperiaスマホの動作を軽くする対処法について説明します。どれも簡単に出来るものなので順番に試していきましょう。ただ、最後に紹介する「初期化・復元をする」はXperiaスマホ内の写真や音楽といったデータが全て削除されてしまうため、必ずバックアップをとってから行うようにしてください。
不要なアプリやデータを削除する
使っていないアプリや写真・音楽といったデータを削除し、ストレージの容量不足を解消するとXperiaスマホの動作を軽くすることができるかもしれません。使っていないアプリを削除することで、相性の悪いアプリによる干渉も解決することができるため、一度、お使いのXperiaスマホのアプリやデータを見直すことをお勧めします。
バックグラウンドで動作しているアプリを停止する
Xperiaスマホでは、アプリを閉じても目に見えない所(バックグラウンド)でアプリが動作しています。アプリが動作しているとメモリを使用するため、バックグラウンドで動作しているアプリが多くなるとメモリを圧迫してしまい、動作が重い・反応が遅いといった症状が出やすくなります。アプリの停止方法は下記のリンクを参考にしてください。
キャッシュを削除する
キャッシュとは、一時的に保存しているデータのことです。Xperiaスマホでは、よく使うデータを一時的に保存することで読み込みにかかる時間を短縮し、処理にかかる時間を短くしています。Xperiaスマホを使っているとキャッシュは増え続け、徐々にストレージやメモリを圧迫します。そのため、キャッシュを定期的に削除することをお勧めします。
キャッシュを削除する方法は下記のリンクで紹介しているので、参考にしてください。
ウィジェット・ライブ壁紙を削除する
ウィジェットというのは、Xperiaスマホのホーム画面に表示されているアプリのショートカットであり、代表的なものでは、ホーム画面に表示されている天気予報やGoogle、Yahooの検索機能などがあります。ウィジェットは便利なものですが、常に動き続けているため、メモリを圧迫しているときがあります。ウィジェットの削除方法については下記のリンクを参考にしてください。
ライブ壁紙とは通常の画像とは異なり、アニメーションなどの要素が追加された壁紙です。これも常に動き続けているためメモリを圧迫してしまいます。少しでもXperiaスマホの負担を軽くするために静止画の画像を壁紙に設定しましょう。
初期化・復元をする
これまで紹介してきた方法を試しても動作が重い・反応が遅いといった症状が出るときは、Xperiaスマホの初期化・復元を試すと解決するときがあります。これはXperiaスマホを出荷時の状態に戻すため、ユーザーが追加した写真や音楽、アプリ等のデータはすべて削除されます。そのため、初期化・復元を行う前には必ず写真や音楽のバックアップを保存するようにしてください。
初期化・復元の方法は下記のリンクで紹介されているので参考にしてください。初期化・復元をしても動作が重い・反応が遅い場合はXperiaスマホの劣化、故障が考えられます。
Xperiaスマホの動作が重い時に設定を変更して軽くする!
ここからはXperiaスマホの設定を変更して動作を軽くする方法を説明します。Xperiaスマホには様々なアニメーション効果があり、画面を切り替える際のアニメーションなどが該当します。見ていて楽しく、高級感のあるアニメーション効果ですが、これらの処理全てにメモリが使われており、メモリ圧迫の原因となります。
開発者向けオプションを有効化する
Xperiaスマホには開発者オプションというものがあります。まずはこの開発者オプションを有効化するところから始めます。「設定」メニューの「端末情報」をタップしてください。
「ビルド番号」を複数回タップし続けます。
すると、「あなたは今開発者になりました!」というメッセージが出て、開発者オプションが有効になります。機種やバージョンによっては画像のように「これでデベロッパーになりました!」というメッセージがでます。「デベロッパー」とは「開発者」の意味なので、開発者向けオプションが有効になったことがわかります。
設定をオフにして反応を軽くする
「設定」メニューに戻ると、「開発者向けオプション」の項目が新しくできているのでタップしてください。様々な項目がありますが、今回オフにする設定は「トランジションアニメスケール」「ウインドウアニメスケール」「アニメーター再生時間スケール」の3つだけです。これらの項目をオフに設定することで、反応を軽くすることができます。
Xperiaスマホの動作が重い状態で改善されない場合
これまで紹介してきた方法を試しても動作が重い・反応が遅いといった症状が改善しない場合、機器の不調や故障が考えられます。特に初期化・復元をしても症状が改善しない場合、メモリやストレージに十分な余裕がある状態で動作が遅いということであり、機器本体の故障と考えられます。
キャリアショップや修理ショップに相談しよう
Xperiaスマホを初期化しても改善されない場合、製品の故障が疑われます。キャリアショップや修理ショップに持ち込んで相談してみましょう。修理ショップによる修理はメーカーのサポートを受けられなくなる可能性があります。保証期間が過ぎたXperiaスマホであれば修理ショップを利用することをお勧めします。
長年の使用による原因の場合は買い替えの検討も!
Xperiaスマホを長年使用していると、内部の電子部品やパーツが劣化してしまいます。一方で、アプリやソフトは常に新しくなっていき、より高負荷な処理をXperiaスマホ側に求めるようになります。そのため、長年使用していると動作が重い・反応が遅いといった症状が出やすくなります。
この状態になってしまうと、Xperiaスマホの初期化をして出荷時の状態に戻しても症状が改善しないことが多く、Xperiaスマホ本体の買い替えを検討する段階に入ります。
Xperiaスマホの動作が重い時は対処法を試そう!
Xperiaスマホの動作が重い・反応が遅いといった症状が出たときは手軽に試せる対処法を一つずつ試してみましょう。バックアップをしっかり保存した上で初期化・復元を行い、それでも改善しないときは専門のキャリアショップや修理ショップを利用するか、買い替えを検討する必要があります。