2019年11月09日更新
【Android】写真の保存先はどこ?SDカードに画像や動画を保存する方法も解説!
Android端末を使っている皆さんは、撮影した写真がどこに保存されているかご存知ですか?写真の保存先は意識していない方が多いのではないでしょうか。今回はAndroidの写真の保存先、SDカードへの保存先変更方法をご紹介していきます。
目次
初期設定でAndroidの写真の保存先はどこ?
Androidスマホを使っている皆さんは、撮影した写真や動画が端末のどこの場所に保存されているのかを意識したことがありますか?Androidスマホで手軽にきれいな写真や動画を撮影できるようになった現代では、デジカメを使う機会は少なくなり、写真のデータはスマホに保存されている方が多いのが現状です。
しかし、この写真データが端末のどこの場所に保存されているのかを意識しているAndroidユーザーの方は多くありません。どこの場所に保存されているかを知らないままでいると、スマホを水没させてしまい、大切な写真データをすべて紛失してしまう、機種変更をした際に、写真のデータ移動に手こずるといった、面倒なことが生じる場合があります。こういったように、気づけば写真のデータが消えていたという悲劇が起きかねません。
まずは、撮影した写真がAndroidスマホのどこの場所に保存されているのかを確認していきましょう。
初期設定は内部ストレージに保存される
Androidスマホで撮影された写真データは、初期設定では内部ストレージという場所に保存される設定になっています。
内部ストレージという場所は、写真やアプリを保存する記憶領域の場所のことです。PCやスマホを問わず、OSやアプリケーションをインストールすることで、この容量が使われます。このストレージは、長い動画や音楽などの大容量コンテンツをダウンロードすると、すぐに容量がいっぱいとなってしまうため、外部のストレージに移動し、データのバックアップを定期的にとってストレージの空き容量を確保が必要になります。
初期設定のまま、撮影した写真の保存先を内部ストレージにしておくと、スマホのパフォーマンスに影響を及ぼしかねません。Androidスマホは、写真の保存先の場所をSDカードに変更できるため、よりたくさんの写真を撮って保存しておきたい場合は、保存場所をSDカードへ変更することをおすすめします。
Androidの写真の保存先をSDカードに変更するには?
早速、Androidの写真の保存先をSDカードに変更する手順をご紹介していきます。先に紹介したように、Androidスマホの初期設定では、写真データの保存先は「内部ストレージ」となっています。この内部ストレージから、他の保存先に変更するための手続きをこれからご紹介していきます。
保存先の変更手順
Androidの写真の保存先をSDカードに変更するには、以下の手順に従って保存の設定を変更してください。
(1)カメラを起動し設定アイコンをタップ
Androidスマホには様々な機種がありますが、この記事ではXperia端末を使った手順でご紹介していきます。まずはスマホのカメラを起動しましょう。カメラの撮影画面左下の「歯車マーク(設定アイコン)」をタップしましょう。
設定アイコンをタップすると、カメラの設定メニューが表示されます。
(2)「その他設定」をタップ
セルフタイマー、色合い、明るさといった様々なメニューの中から「その他の設定」をタップします。
(3)「保存先」をタップし「SDカード」に変更
「その他の設定」をタップすると、タイマーや再度の設定といった、詳細設定のメニューが様々表示されます。画面を下にスクロールしていくと「保存先」という項目があります。この「保存先」を変更することで、写真や動画の保存先を変更できます。
保存先をSDカードに変更したい場合は、保存先をタップし、「SDカード」をタップして変更します。下の画像のような設定画面が表示されれば、保存先がSDカードに設定されています。
Androidの写真や動画の保存先をPCに移動するには?
Androidスマホで撮影した記念日や思い出の写真のデータを、PCに移動したいというAndroidユーザーの方のために、Androidで撮影した写真や動画の保存先をPCに移動する方法をご紹介していきます。定期的にデータをPCに移動させることで、スマホの紛失や故障などでデータを失う心配が軽減されます。
(1)PCとスマホをつなぐ
まずは普段使っているAndroidスマホとPCを接続します。PCとスマホを接続するには、有線接続をします。
(2)スマホの「DCIM」フォルダ内の画像をコピー
PCとAndroidスマホを接続すると、PC上の画面に様々なファイルが表示されます。Androidスマホのカメラで撮影された写真は「DCIM」というフォルダの中に保存されています。「DCIM」とは「Digital Camera IMages」の略です。この「DCIMフォルダ」の中に「Camera」というフォルダがあり、スマホのカメラで撮った写真や動画のデータが格納されています。
初期段階でスマホに搭載してあるカメラに加え、今では様々な機能に特化したカメラアプリがあり、そのダウンロードしたカメラアプリで撮影した写真データもDCIMフォルダの中に保存されています。カメラのアプリごとにフォルダに分かれている場合がありますが、DCIMフォルダにまとめられています。
(3)PCに画像を移動する
DCIMフォルダに格納されている写真データをPCに移動するには、DCIMフォルダを開き、画像をPCにコピーして移動し、保存します。
カメラアプリを複数使っている場合は、DCIMフォルダの中に、アプリごとに写真データが分けられている場合があります。大抵のフォルダ名は、カメラアプリの名前が付いたフォルダ名になっているので、移動したい写真データが入っているフォルダを開きましょう。
クリックしてフォルダを開くと、過去に撮影した写真データが一覧になって表示されます。移動したい写真データをドラッグ、ドロップなどして、PCに画像ファイルをコピーしていきましょう。一気に移動する写真のデータが膨大すぎると、この作業にかかる時間も膨大になため、定期的に少しずつ移動することをおすすめします。
Androidの写真の保存先が容量がいっぱいになるとどうなる?
初期設定のまま、Androidスマホで撮影した写真を内部ストレージに保存していると、写真データが大きくなるにつれて、Androidスマホに様々な不具合が生じてきます。最後に、Androidの写真の保存先が容量がいっぱいになった場合に生じる不具合をご紹介していきます。
容量ストレージがいっぱいになるとトラブル発生
写真のデータが膨大になり、Androidスマホの容量ストレージがいっぱいになってしまった場合は、以下のようなトラブルが発生します。
- 新しいアプリがインストールできない
- 新しく写真を撮影できない、保存できない
- 既存アプリでもダウンロードが規制される、正常に機能しなくなる
どのトラブルの、Androidスマホを使った日常生活に大きな影響を与えるものです。
新しいアプリをインストールできない
容量ストレージがいっぱいになると、新しいアプリをインストールできなくなります。アプリをダウンロードするにも、ある程度のストレージ空き容量が必要なので、写真データを外部に移動させる、あまり使っていない既存アプリをアンインストールするといった対処をしない限り、インストールしたいアプリをインストールできなくなります。
様々なカメラアプリや、便利なアプリが日々開発されているため、インストールしたいと思ったアプリをインストールできないのは大変ストレスに感じられます。ほしいアプリがいつでもインストールできるように、写真のデータは定期的にPCに移動する、保存先をSDカードに変更しておくように習慣化するようにすることをおすすめします。
新しい写真を撮ることができない
容量ストレージがいっぱいになると、新しい写真を撮影、保存ができなくなります。写真は一瞬一瞬が勝負となるものですので、ここぞというシーンで写真を撮影できないのは、大変致命的なことです。
大切な瞬間を取り逃さないためにも、新しい写真を撮影、保存できるだけの容量ストレージは、常に確保しておきましょう。
既存アプリのダウンロードも正常にできない
容量ストレージがいっぱいになると、既存アプリでもダウンロードが規制される、既存のアプリが正常に機能しなくなるといったトラブルが起きます。スマホが生活の一部となっているユーザーにとっては、既存のアプリが正常に起動しないのは大変ストレスに感じてしまいます。また、アプリを正常に使うには、既存のアプリにもアップデートが必要になります。アプリが正常に機能できる環境を保つため、膨大な写真データを定期的に外部に移動していきましょう。
Androidの写真の保存先を意識してみよう!
この記事では、Androidスマホで撮影した写真画像がどこに保存されているかという写真の保存先の確認、SDカードへの保存先の変更方法、そして膨大になってしまった写真データによって生じるスマホのトラブルなどをご紹介してきました。定期的に画像データを移動する習慣を心がけていきましょう。