【Android】スマホの画面ロックの設定/解除方法をロックの種類別に解説!
Androidスマホを画面ロックは、設定が分かりづらかったり解除が面倒だという理由からロックしていない人も多いですが、個人情報を守るためにとても大事なことです。そこで今日はAndroidスマホの画面ロックの設定や解除の方法をロックの種類別に解説します。
目次
- 1Androidスマホの画面ロックを設定/解除の種類
- 2Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【パターン】
- ・ロック設定方法
- ・ロック解除方法
- 3Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【パスワード】
- ・ロック設定方法
- ・ロック解除方法
- 4Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【スワイプ】
- ・ロック設定方法
- ・ロック解除方法
- 5Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【PINコード】
- ・ロック設定方法
- ・ロック解除方法
- 6Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【指紋】
- ・ロック設定方法
- ・ロック解除方法
- 7Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【Smart Lock】
- ・ロック設定方法
- ・ロック解除方法
- 8Androidの画面ロックの設定/解除は便利な方法を選ぼう!
Androidスマホの画面ロックを設定/解除の種類
Androidスマホの画面ロックには、「パターン」、「パスワード」、「スワイプ」、「PINコード」、「指紋」、「Smart Lock」の6種類ロック方法があります。今回はこのAndroidスマホの画面ロック6種類について、ロックの設定方法とそのロックの解除方法をそれぞれ説明していきます。
Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【パターン】
Androidスマホの画面ロック方法の1種類目は「パターン」です。パターンは9つの点が整列していてるうち、4つの点をいわゆる一筆書きで結ぶ「パターン」によってロックを解除させる方法です。指1本で一筆書きをするのでそれほど手間ではありませんが、あまりにも簡単なパターンを設定してしまうと、周りの人にロックの解除方法をまねられてしまい、ロックの意味がなくなってしまいますので気をつけましょう。
逆に少し複雑なパターンにしておけば、盗み見されてもパターンを覚えていられないので安全性は高まります。
Androidスマホの画面ロック設定・解除は6種類ともに「セキュリティと画面ロック」という画面までは手順が同じです。「設定」>「セキュリティと画面ロック」は以降省略しますので、最初に紹介しておきます。
Androidスマホは機種やAndroidのバージョンによって操作手順やカテゴリ名に若干違いが生じます。今回操作方法を紹介するために使っているAndroidスマホの機種はASUS_Z017DB、バージョンはAndroid8.0.0ですが、機種によっては「セキュリティと画面ロック」というカテゴリ名が「セキュリティと現在地情報」となります。分からない場合は、設定画面の「虫眼鏡(検索)」に「画面ロック」と入力すると項目が表示されます。
ロック設定方法
先程紹介したとおり、「設定」>「セキュリティと画面ロック」とタップで進んでから、「画面ロック」>(セキュリティ解除)>「画面ロックを選択/パターン」>「起動時の保護/端末を起動するにはパターンが必須とする」の順にタップします。操作手順の中の(セキュリティ解除)とは現状設定しているパターン/PINコード/パスワードの3種類のいずれかが該当します。何も設定していない場合はセキュリティ解除の要求はありません。
「セキュリティと画面ロック」から「画面ロックを選択」の画面に移る際は毎回セキュリティ解除の操作を求められます。
パターン設定画面が表示されました。この9つの点のうち、4つの点以上を一筆書きで結び、パターンを作成します。4点以上がつながっていると、「次へ」がタップできるようになりますので、次へ進みます。注意が必要なのは、その作成したパターンが単純すぎると第三者に簡単に盗み見されて悪用される恐れがある、等の注意喚起はAndroidスマホから行われないことです。
セキュリティ面のことを考慮して、自分が覚えていられる範囲で少し複雑にすることをおすすめします。
確認のために、さきほど設定したパターンを繰り返します。間違っていなければ「確認」ボタンがタップできるようになりますので、タップして完了です。
これで画面ロックにパターンが登録され、パターンでのロック画面解除が設定されました。
ロック解除方法
ロック解除とは、ロックされた画面を解除するのと、設定したロック自体を解除するのと2種類あります。ロック画面を解除する方法は「ロック設定方法」の最後に紹介した通り、登録したパターンを操作することで解除されます。もう一つの、設定したロック(パターン)を解除する方法を紹介します。「画面ロック」>パターン操作(セキュリティ解除)>「画面ロックを選択」画面までタップで進みます。
画面ロックの種類のうち、「なし」をタップします。「端末保護機能を無効にしますか?」と注意・確認の画面が開きますので、「削除する」をタップします。これで、先ほど設定したパターンは解除されます。
Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【パスワード】
Androidスマホの画面ロック方法の2種類目に紹介するのは、「パスワード」です。4文字以上の英数字と記号を組み合わせた会員登録やSMSなどで使う、おなじみのものです。複雑なものになると、必ず英語の大文字を混ぜなくて名いけない等ありますが、Androidスマホの画面ロック用パスワードはそこまで複雑でなくても設定ができます。
パターンに比べると設定したパスワードによっては入力が面倒だったり、入力ミスのために再入力しなければいけなかったりと手間がかかりますが、その分セキュリティ度は上がります。
ロック設定方法
「画面ロック」>(セキュリティ解除)>「画面ロックを選択/パスワード」の順にタップすると、「起動の保護」についてパスワードを必要とするか否かの選択画面が表示されます。起動時の保護とは、ロック画面を解除するのにパスワード入力を要求するか否か、ということですので、「端末を起動するには「パスワード」が必須とする」をタップします。
パスワードの設定画面が表示されます。パスワードの設定条件は、英字が1文字以上かつ4文字以上です。セキュリティ面から考えると「aPpliCa」のように大文字小文字を組み合わせた方が安全ではありますが、ロック画面を解除するたびに都度入力することを考えると、あまり複雑なパスワードを設定してしまうと相当な手間になりますが、逆に誕生日など誰でも連想できるものは簡単にパスワードが破られてしまいますので注意しましょう。
入力したパスワードを再入力します。入力に間違いがなければ「OK」がタップできるようになりますので、タップすれば完了です。
ロック画面の解除方法が「パスワード」に代わり、実際のロック画面の解除時にパスワード入力が要求されるようになりました。
ロック解除方法
設定したパスワードの解除方法を紹介します。手順はパターンと同じように、「画面ロック」>パスワード入力(セキュリティ解除)>「画面ロックを選択」画面までタップで進みます。画面ロックの種類のうち、「なし」をタップします。「端末保護機能を無効にしますか?」と注意・確認の画面が開きますので、「削除する」をタップします。これで登録・設定したパスワードは削除されます。
Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【スワイプ】
続いて3種類目に紹介するAndroidスマホのロック方法は「スワイプ」です。スワイプとはロック画面を下から上にスワイプさせるだけでロックが解除されるものなので、セキュリティ面からいうと何も設定していないことと同じで、個人情報の保護には役立ちませんが誤作動を防ぐという意味では簡単にロックが解除できるので役立ちます。
ロック設定方法
「画面ロック」>(セキュリティ解除)>「画面ロックを選択」画面までタップで進みます。ロック画面の解除方法としてスワイプを選択・タップすると「端末保護機能を無効にしますか?」と注意・確認の画面が開きます。この注意・確認の画面は先ほど紹介した2種類(パターンおよびパスワード)を設定解除する時に表示される画面と同じです。
つまり再三お話ししているとおり、スワイプでのロック画面解除は端末の保護には役に立たないということになりますが、スワイプに設定したい場合は、「削除する」をタップします。(もしパターンやパスワード等、何も設定していない状態の場合はこの注意画面は表示されません。)
ロック解除方法
ロックされた画面を解除するには、ロック画面を下から上に指でスワイプするだけで解除されます。スワイプという設定自体を削除して「なし」にしても、スリープ状態のAndroidスマホを起動させるための動作は同じです。
Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【PINコード】
Androidスマホの画面ロックを設定/解除する4種類目の方法は「PINコード」です。PINコードとパスワードとの違いは、パスワードた英数字を使って設定するのに対し、PINコードで使用するのは数字のみ、ということです。Android端末によっては「ロックNo.」と表記されている場合もあります。
ロック設定方法
「設定」>「セキュリティと画面ロック」とタップで進んでから、「画面ロック」>(セキュリティ解除)>「画面ロックを選択/PIN」>「起動時の保護/端末を起動するにはパターンが必須とする」の順にタップします。
任意の4つ以上の数字を入力し、「次へ」をタップします。
先程入力した4つ以上の数字を確認のために再入力し、「OK」をタップします。
これで画面ロック解除がPINコードに設定され、右画像のようにPINコード入力画面が表示されます。
ロック解除方法
ロックされた画面の解除画面は先ほど紹介しましたので、ここでもロック解除として設定したPINを解除・削除する方法を紹介します。PINコードを削除・解除するにはこれまで紹介した方法と同様に、「画面ロックを選択」画面で「なし」を選択し、確認画面で「削除する」をタップします。
Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【指紋】
画面ロックの解除に指紋を設定するのは一番セキュリティー面で一番安心といえます。なぜなら指紋は第三者が盗めないものだからです。ですが、指紋認証する際に、汗をかいていたりうまく指紋が読み取れなかった場合のために指紋+パターン/パスワード/PINのいずれかをあわせて登録・設定する必要があります。
ロック設定方法
まだAndroidスマホに指紋が登録されていない場合の方法を紹介します。「セキュリティと画面ロック/指紋設定」>「指紋を登録する/次へ」をタップします。
この項目冒頭でお話ししたように、指紋での画面ロック解除は、指紋認証がうまくいかなかった場合に備えて、指紋+パターン/PIN/パスワードの組み合わせを選択しておく必要があります。今回は指紋+PINの組み合わせで手順をすすめます。「指紋+PIN」をタップし、「起動時の保護/端末を起動するにはPINが必須とする」をタップします。
「Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【PINコード】」の項目で説明した設定と同じくPINコードを数字4つ以上で設定します。
画面ロックがかかっている際に、何を通知するかの選択をし、「完了」をタップします。
ここからAndroidスマホに指紋を登録します。最初の画像は指紋登録の方法を紹介しているだけなので、そのまま「次へ」をタップします。Androidスマホの指紋センサーに登録したい指を置く/離すをゆっくりと繰り返し、センサーに指紋を読み取らせます。
指紋は複数登録できますので、他の指の指紋を登録したければ「別の指紋を登録」をタップしてセンサーでの読み取りを繰り返します。読み取りが終わったら「完了」をタップします。続けて「OK」をタップし進みます。「指紋設定」画面の「端末のスリープを解除する」をOFF→ONにスライドさせ、指紋認証による画面ロックの解除設定は完了です。
「セキュリティと画面ロック」の画面では、指紋が1個登録されていることが確認できます。またロック画面には「指紋」マークが表示されており、ロック解除に指紋認証が設定されていることがわかります。もし、指紋認証でのロック解除を行わない/読み取りができなかった場合は、先ほど「指紋+PIN」と設定したため、PINコードの入力画面が表示されます。
ロック解除方法
画面ロックの解除方は紹介しましたので、ここでは指紋認証で解除する、という設定自体を解除する方法です。他の解除方法とは異なり、「指紋設定」画面の「端末のスリープを解除する」をONからOFFにスライドさせるだけで、設定の解除ができます。
Androidスマホの画面ロックを設定/解除する【Smart Lock】
Androidスマホの画面ロックについて、最後に紹介するのは「Smart Lock」です。Smart Lockとは名前の通り、セキュリティの設定はしたい、けれどいちいちパスワードやPINの入力は面倒だ、という人におすすめの設定です。身に着けている間や、設定したデバイスの傍に置いてある時、特定の場所にAndroidスマホがある場合などに画面にロックをかけない、また、ロックを解除する際に画面操作せずに声でロックを解除する、という設定です。
ロック設定方法
Smart Lockは「セキュリティと画面ロック」にあります。タップするとパスワードの要求があり、続いてSmart Lockの詳細設定画面が開きます。
持ち運び探知機能
Smart Lock持ち運び探知機能とは、名前の通り、ポケットやバックに入れて持ち歩いている間はスマホがロックがかからず、スマホがどこかに置かれると、それをスマホが探知して端末がロックされます。ロック設定は上のスイッチをOFFからONにスライドさせるだけです。ただし注意が必要なことは、スマホは誰が持ち運んでいるのかまでは認識できない、ということです。
スマホが持ち運び探知機能作動中に第三者の手に渡ってしまうと、ロックは無効状態なので個人情報は守れません。
信頼できる場所
Smart Lockの信頼できる場所とは、自宅や職場など設定した場所から半径80メートルはロックがかからないという機能です。場所の認識はGPSを利用して行われています。場所はいくつでも追加可能です。
信頼できる端末
信頼できる端末機能とは、パソコンやスマートウォッチなどの傍にスマホがある間はロックが無効化されます。ただしAndroidスマホが端末を認識するためには、パソコンやスマートウォッチにBluetooth機能が搭載されている必要があります。画面右下の「信頼できる端末を追加」をタップしてBluetooth接続させます。
Voice Match
Smart Lockの中で一番場所や端末などを選ばず、セキュリティ面で安心なのがVoice Matchでしょう。これはあらかじめ自分の声をAndroidスマホに登録しておき、音声認識でロックを解除させる機能です。「Smart Lock/Voice Match」をタップし、Voice MatchでアクセスをOFFからスライドさせてONにします。まだ音声登録していない場合、ここから音声登録が開始されます。
画面の指示に従って「OK Google」を4回繰り返し、「完了」をタップします。
ロック解除方法
Smart Lockの設定をしていて画面がロックされ、それを解除するには、現時点で設定している解除方を操作します。ここではSmart Lockの設定を解除する方法を紹介していきます。
持ち運び探知機能
持ち運び機能の設定を解除するには、ONからスライドでOFFにするだけです。
信頼できる場所
信頼できる場所の削除方法の紹介です。「Smart Lock/信頼できる場所」>「設定した信頼できる場所」の長押し>「削除」の操作で登録した場所を削除できます。
信頼できる端末
信頼できる端末はBluetoothのペアリングを使用しますので、削除したい場合はペアリング自体を削除する必要がありますが、他のデバイスとBluetooth接続をさせていなければ、接続を無効にしてしまえば設定は解除できます。
Voice Match
Voice Matchの設定を解除したいだけなら、「Voice Matchでアクセス」をONからOFFにすれば解除されます。登録したVoice Matchを削除するには、「音声モデルを削除」>「OK」で登録した音声が削除され、自動的に「Voice Match」はOFFに切り替えられます。
Androidの画面ロックの設定/解除は便利な方法を選ぼう!
Androidスマホにはパスワードの保存など大切な個人情報が沢山記憶されています。それら個人情報を守りセキュリティーを高めるためにも画面のロック設定は大切です。自分にあった方法で大切な個人情報を守りましょう。