nanacoカードへの4つのチャージ方法とお得なやり方！チャージできる場所や限度額について解説！

nanacoカードは、デポジットタイプの電子マネーカードですから、使用するためには事前に電子マネーをチャージしておく必要があります。意外と知らないチャージについて説明します。

nanacoにチャージするには、大きく分けて4通りの方法があります。それぞれに付いてみてみましょう。

一番オーソドックスな方法です。現金を持ってお店に行けば、店頭のチャージ機を使って現金を電子マネー化することが出来ます。電子マネーに不馴れな方には一番安心できる方法ではないでしょうか。

なお、現金を使ってnanacoカードにチャージする方法も3通りあります。店頭で店員にお願いする場合と、セブン銀行ATMのような機械を使ってチャージする方法です。

nanacoといえば、セブンイレブンが提供する電子マネー決済システムですから、全国のセブンイレブンや提携店でチャージすることが可能です。方法は、現金を持ってチャージ機に行き、｢nanacoカードへのチャージをお願いします｣と言えば入金対応をしてくれます。

まず、入金したい金額を申告し、その分の現金を渡します。一度のチャージは1000円以上50000円までで、1000円単位で指定できます。チャージ機（レジ）の用意が調えば、レジにかざすだけでnanacoカードへのチャージが終わります。

高額紙幣しかないときに、少額のチャージをしたければ、店頭で入金する金額を申し出れば、当然ながらお釣りは返してくれます。

セブンイレブンなどに置かれている、セブン銀行ATMでもチャージは可能です。その際は店員を介さず、1人で操作ができます。レジが混んでたりしたら、こちらを利用しましょう。

ただし、セブン銀行ATMでチャージする場合はチャージ額はATMに投入した金額となります。例えば、1万円札しかない場合、５千円分を入金しようとしても、それは出来ません。１万円札を入れたら、１万円がチャージされてしまいます。

お釣りが必要なら、レジで入金するか、両替をして貰う必要があります。

なお、セブン銀行に口座を持っていたとしても、セブン銀行の口座から直接nanacoへのチャージはできません。一旦現金化した後にチャージしてください。

nanacoのチャージ機とは、イトーヨーカドーなどのセブンイレブン系列のnanacoを使える店に設置されている、専用のチャージ機です。セブン銀行ATMの様に機械操作でチャージが出来ます。

こちらも基本的には無人で操作するタイプとなります。画面に表示される案内に従って操作すれば、nanacoカードへのチャージが出来ます。

クレジットカードでnanacoに電子マネーをチャージすることも可能です。ただし、こちらは2段階の手続きが必要となります。

まず、最初にクレジットカードで入金処理をします。次に、セブンイレブンなどのチャージ機を使用し、電子マネーを｢受け取る｣という作業をしないと、nanacoへのチャージが完了しません。

クレジットカードでチャージするには、nanacoの会員ページか、nanacoアプリから手続きをします。なお、クレジットでのチャージに当たっては、事前にクレジットカードを登録する必要があります。登録に際しては1日前後の時間がかかりますので、登録即チャージはできませんからお気を付けください。

また、クレジットカードによっては、買い物ポイントが還元される場合もあります。カードによって還元率が違いますから、よく調べて登録することをお勧めします。

ただ、現金でチャージするよりはクレジットカードを使ってのチャージのほうがポイントが貯められる分だけお得だといえます。ご自身がお持ちのカードの中から、最もお得なカードを選択しましょう。

一見クレジットカードでのチャージと同じに見えますが、店頭での｢受け取り｣の操作が必要ないチャージ方法がオートチャージです。

これは、事前に設定しておくことにより、電子マネーの残高が指定額を下回ると、自動でクレジットカードからnanacoにチャージしてくれます。登録しておけば、残高不足で買い物ができなかったり、差額を支払ったりという面倒から解放されます。

例えば、「残高が1000円以下になると3000円チャージする」と登録しておけば、店頭で買い物をした時に残高が1000円を割り込んだ時点で3000円がクレジットカード決済で電子マネーとしてチャージされます。ですから、常に1000円の買い物はできるようになっています。

nanacoカードを使って買い物をしたり、セブン銀行を利用したり、各種のサービスを利用すると、nanacoポイントが貰えます。そのポイントを交換して電子マネーにすることも出来ます。

1ポイント＝1円で換算されますので、セブンイレブンのレジなどで交換を申し出ると、その場で交換作業をしてくれます。

この様に、買い物等で有効活用できる電子マネーのnanacoですが、無制限にチャージできるわけではありません。電子マネーは現金と同じです。使用に際して本人確認の手続きも必要ないことから、万が一の紛失なども考慮して、チャージできる上限は決まっています。

nanacoカードへのチャージ上限は店頭でもクレジットでも同じですが、1回のチャージ金額とチャージ回数について違いがあります。

普段の使用に当たっては、大きな問題はないですが、チャージできない等のトラブルがあった場合、原因となっている可能性もありますので、覚えておいたほうが良いでしょう。
 　

クレジットでのnanacoへのチャージについては、現金よりも抑えられています。また、オートチャージについても、同様の回数制限が設けられていますので、ご注意ください。

nanacoへのチャージにクレジットカードを使う場合、著名なクレジットカードはほとんどが対応しています。ただ、カードによってポイント還元率などに違いがあるので、複数のカードをお持ちの場合は、お得なカードを選んだほうが良いでしょう。

また、nanacoカードと一体になったカードもあります。これからnanacoカードを入手される方はそちらも検討してはいかがでしょう。

nanacoのチャージ機があるのは、セブンイレブン店頭だけではありません。数多くの提携店でもnanacoへのチャージが可能ですから、現金でのチャージをしたい場合でも、困ることはないでしょう。下記にセブンイレブン以外でチャージ機のある場所をご案内いたします。

nanacoカードは、セキュリティへの対応のためか、他の電子マネー系のカードに比べてチャージに手続きがかかります。クレジットカードでのチャージでも店頭で一度チャージ機を通す必要があるなど、何かとチャージ機を利用することが多いようです。

そうなると、チャージ機の普及がnanacoカード利用のポイントとなりますが、nanacoカードの場合はセブンイレブンだけではなく、イトーヨーカドーなどのスーパーやガソリンスタンドといった日頃の生活で利用する機会の多いところにもチャージ機があります。

小銭を持ち歩かずにすむ電子マネーとして、nanacoカードは大変使いやすいカードだといえます。