Macで無料でパワーポイントを使う方法とKeynoteとの違い比較!

この記事では、Macで無料でパワーポイントを作成する方法について解説しています。また、MacにインストールされているKeynoteとパワーポイントの違い、Macでパワーポイントと同様にスライドを作成できる無料のソフトについても解説しています。

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目次

  1. 1MacのKeynoteとパワーポイントとの違いとは?
  2. パワーポイントとKeynoteの特徴を比較
  3. 2Macパソコンから無料でパワーポイントを使う方法【Office Online】
  4. 【Office Online】を使えば無料でパワーポイントが使える
  5. 【Office Online】パワーポイントの基本的な使い方は一緒
  6. オンラインドキュメントでプレゼン資料を作成しよう
  7. すでに作成済みのパワーポイントファイルをアップロードする方法
  8. 3本格的なパワーポイントを使いたい場合は有料版を利用しよう
  9. 有料版の種類と価格
  10. 4パワーポイントが使える無料ソフト
  11. 【OpenOffice】
  12. 【LibreOffice】
  13. 5Macでパワーポイントを無料で利用するなら【Office Online】がおすすめ!

MacのKeynoteとパワーポイントとの違いとは?

プレゼンや発表をする時、Macで作成したスライドが使われることがよくあります。このスライドを作成する時によく使われるのが、パワーポイントやKeynoteです。こちらの記事では、これらのツールの違いやMacでの使い方について解説していきます。

パワーポイントとKeynoteの特徴を比較

まず、パワーポイントとは何かについて説明していきます。パワーポイントは、1987年から発売されたMicrosoft社のプレゼンテーションソフトで、オフィスや学校など多くの場で使用されています

このパワーポイントは文字、画像や映像、図形などを挿入し簡単にスライドを作ることができます。現在Windows、Mac両方のパソコンに対応しているため、パソコンの機種に関係なく使用することができます。

続いてご紹介するのがKeynoteです。こちらもパワーポイントと同じくプレゼンテーション用のスライドを作成できるソフトで、こちらはApple社から販売されています。iCloudでも活用できるため、MacはもちろんApple製のどの端末からも使うことができます。こちらは、macOS Sierra以降のOSで利用できます。

パワーポイントのメリットとデメリット

それでは、続いてパワーポイントのメリットとデメリットについて解説していきます。まずはパワーポイントのメリットについてです。

まず1つ目の長所は、機能がとても多いことです。基本的な機能である画像や図形を挿入、グラフを作成でき、資料を作ることができるだけではなく、スライドに音楽をつけることも可能です。また、アニメーション機能もあるため、幅広いスライドを作成できます。

また、パワーポイントは印刷にも向いているため、資料として印刷、配布することもできます。プレゼンだけではなく資料にもできるため幅広い利用ができます。

パワーポイントの2つ目の長所は、ユーザーが多いことです。ユーザーが多いと、パワーポイントのファイルのやり取りや資料の共有がしやすいため、他のパワーポイントユーザーとスライドを通じた仕事の協力をしやすくなります。

続いてはパワーポイントのデメリットについてです。まず1つ目のデメリットは、操作がしにくいことです。操作する際に、ショートカットキーの使い方を覚えていない場合はヘッド部分にあるタブで操作をしなければいけないので、手間取ってしまいます。

2つ目のデメリットは、値段が高いことです。Macユーザーが単品で購入する場合10000円を超えてしまうため、Macで使用する場合には手を出しづらいデメリットがあります。

Keynoteのメリットとデメリット

続いて、MacのKeynoteのメリットとデメリットについて説明していきます。まずご紹介するのは、Keynoteのメリットについてです。

まず1つ目のメリットは、デザイン性の高いスライドを作成できる点ですデザインがおしゃれなテンプレートが多くあるため、Macで簡単に綺麗なスライドを作成できるのが特徴です。また、アニメーションも細かく設定できるため、Macを利用しているデザイン重視の方におすすめです。

2つ目のメリットは、値段が安いことです。Keynoteは2000円程度で購入でき、Macでもパワーポイントと変わらない機能を扱うことができます。

そして、3つ目のメリットはMacのみでなくスマホなどの端末でもKeynoteを使用できることです。無線操作もできるため、プレゼンや発表などをする際、使い方によって表現の幅を広げることができます。

続いて、デメリットをご紹介していきます。まず1つ目は、印刷に不向きである点です。Keynoteはスライドを画面上で綺麗に表示することに特化しているため、印刷するには向いていません。ですので、Macで作成したスライドを資料として配布したい場合にはパワーポイントの方が綺麗なものを配布できます。

もう1つのデメリットは、パワーポイントからKeynoteに互換した場合に、レイアウトが崩れてしまう点です。パワーポイントのスライドをMacのKeynoteでも使用はできますが、パワーポイントと全く同じレイアウトにならないのが問題となります。

Macパソコンから無料でパワーポイントを使う方法【Office Online】

それでは、次にMacのパソコンから無料のパワーポイントの使い方を解説していきます。

【Office Online】を使えば無料でパワーポイントが使える

office online

本来であれば、Macでパワーポイントを使用したい場合にはソフトウェアを購入しなければいけません。しかし、Office Onlineを利用することで、Macでも無料でパワーポイントを使うことができます

【Office Online】パワーポイントの基本的な使い方は一緒

Mac上でのOffice Online版のパワーポイントもソフトウェアで販売されているインストール版のパワーポイントも基本的な使い方は同じですが、無料のオンライン版は機能がインストール版よりも削られています

簡単なスライドであれば、無料のオンライン版でも十分にスライドの作成が可能なので、Macを利用していてパワーポイントのインストール版購入を考えている場合は、無料版を試してから購入するのもおすすめです。

無料で利用するにはMicrosoftのアカウント登録が必要

この無料のOffice Online版パワーポイントを利用する場合、Microsoftのアカウント作成が必要となります。このアカウント作成は、Gmailアカウントやicloud.com、hotmail.comのアカウントを使って作成できます。

オフィスオンライン サインイン

画面のように、office.com画面の右上ボタンをクリックしサインインすることができます。

オフィスオンライン、サインイン画面

オンラインドキュメントでプレゼン資料を作成しよう

パワーポイント新規作成

サインインが終わったら、画面の左下にある「新規作成」をクリックし、「PowerPointプレゼンテーション」を選択すると、「パワーポイント」を起動できます。office.comからサインインし、この使い方の手順を踏むことで簡単にパワーポイントを作成できます。

すでに作成済みのパワーポイントファイルをアップロードする方法

新しいスライドの作成ではなく、もともとあるファイルをアップロードする際には、次の手順を踏む必要があります。まず、使用したいファイルをOneDriveにアップロードします。マイクロソフトのアカウントを持っていればMacでもOneDriveは無料で使用できます。

OneDrive

オフィスオンラインを開き、「ブックのアップロード」を選択します。

ブックのアップロード

PC上のファイルを選択、アップロードしてファイルを開くことができます。OneDriveはパワーポイントだけではなく、エクセルなどでも無料で活用することができるので、マイクロソフトのアカウントを取得しておくのがおすすめです。

本格的なパワーポイントを使いたい場合は有料版を利用しよう

無料版のパワーポイントでもMacで簡単なスライドを作成できますが、もっと多くの機能を利用して本格的なスライドを作成したい場合には、有料のインストール版を購入することでより高度なスライドを作成できます。

有料版の種類と価格

有料版のパワーポイントを購入する場合、単品での購入か、他のソフトウェアとセットで販売されているものを購入することができます。また、家庭向けやビジネス向けなどの違いもあるので、自分にあったものを購入するのがおすすめです。

パワーポイントだけでなく、WordやExcelなど資料を作成できるソフトウェアの購入を考えている場合は、セットで購入するのがおすすめです。

主に購入方法は、「Office 365 Solo」、「Office Home & Business 2019」、「Office Personal 2019」の3種類があります。「Office Personal 2019」にはパワーポイントが含まれていないのでご注意下さい。

Microsoft office 有料版

「Office 365 Solo」は、年間もしくは月間の契約で利用することができるセットになっています。パワーポイントはもちろんその他のOfficeのソフトウェアも利用できます。値段は一年あたり12744円となっています。

「Office Home & Business」は、一度購入すれば永続的にOfficeソフトウェアを利用することができ、パワーポイントの他に、資料作成などに使用できる3つのソフトウェアを利用できます。

パワーポイントが使える無料ソフト

オフラインでオフィスソフトを互換してMacで作成したスライドを利用したい場合には、これからご紹介する2つのソフトが無料で利用することができます。レイアウトが崩れにくいことが特徴なので、オフラインで使う場合にはオススメのものです。

【OpenOffice】

Openoffice

OpenOfficeでは、無料のソフトウェアをインストールすることで、MacでもMicrosoft社のパワーポイントと同じような機能を用いたスライドを作ることが可能です。公式サイトからダウンロードすることができますが、ユーザー登録が必要となります。

【LibreOffice】

Libreoffice

こちらも無料でプレゼン用のスライドを作成することができるソフトウェアを提供しています。こちらは、LibreOfficeの「Impress」というソフトウェアからスライドを作成できます。また、スライドだけではなく計算、ワードプロセッサーなど多くの項目があるのも特徴です

Macでパワーポイントを無料で利用するなら【Office Online】がおすすめ!

ここまで、パワーポイントとKeynoteの違い、Macでの無料でのパワーポイントの使い方、その他の無料ソフトについて解説しました。無料で、またオンラインで利用したい場合、Office Onlineで提供されている無料版パワーポイントを利用するのがおすすめです。

無料でも多くの機能を備えているOffice Onlineをぜひ活用し、素敵なスライドを作成してみて下さい。

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この記事のライター
nyamy19