LINE Payの送金方法!割り勘の送金依頼や受け取り方と手数料は?
話題のLINE Payですが、その機能は単に買物の支払いができるだけではありません。LINE Payは送金もできるのです。今回はLINE Payの送金方法から割り勘の送金依頼、そして受け取り方や手数料まで詳しく説明して行きます。
目次
- 1LINE Payの送金とは
- ・LINEの友だちへお金を送金できる機能
- ・送金する前に本人確認が必要
- 2LINE Payで送金する方法
- ・LINEで送金する友だちのトーク画面を開く
- ・+ボタンからLINE Payを選択し送金
- ・友だちからの送金の受け取り方
- 3LINE Payで送金依頼する方法
- ・LINE Payの画面から送金依頼を選択
- ・友だちを選択し金額を入力
- ・送金依頼ボタンをタップ
- 4LINE Payの割り勘機能で送金する方法
- ・LINEのLINEウォレットからLINE Payを選択
- ・割り勘をタップ
- ・割り勘した金額を友だちに送信
- 5LINE Payで送金する際の注意点
- ・送金する際の手数料や限度額は?
- ・LINEの友だち以外にも送金できる?
- ・LINE Payは海外送金できる?
- 6お金のやり取りに便利なLINE Payの送金を活用しよう
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINE Payの送金とは
LINE Payは決済ができるだけだと思っている方も少なくないようです。LINE Payで送金と言われてもいったい何をどうするのかさっぱり分からないと言う方もいらっしゃる事でしょう。
実はLINE Payの機能はとても進化しています。友だちに電子マネーを送金してそして現金化する事ができるのです。
まずLINE Payは誰に送金する事ができるのか、送金をする為にどんな手続きが必要なのかについて説明します。
LINEの友だちへお金を送金できる機能
LINE PayはあなたのLINE上の友だちに電子マネーを送金する機能も備えています。ただし、友だちの銀行口座に直接送金する事はできません。あくまで友だちのLINE Cash又はLINE Moneyへの送金のみ可能です。
LINE CashやLINE Moneyは元々LINEモール内で使える電子マネーでしたが、決済できる店舗も少しずつ増えて来ていますし、LINE Payカード(プリペイドカード)を発行して実店舗で決済する事もできます。
LINE Moneyで受け取りすれば現金の価値を持つ電子マネーなので、本人の銀行口座から現金として出金する事も可能です。
送金する前に本人確認が必要
LINE Payの送金機能を使うには本人確認作業が必要です。ここでの本人確認とは銀行口座の登録を意味します。
本人確認を完了するとあなたのLINE PayアカウントはLINE Moneyアカウントとなり、現金化できないLINE Cashから現金化できる電子マネーへと移行できます。
以下本人確認の方法を画像で説明します。
先ずLINE Pay設定画面の”本人確認”をタップします。
続いて上記確認画面の緑色の”本人確認”をタップします。
LINE Payパスワードを設定します。送金時などにパスワード入力画面が出ますのでここで設定したパスワードは忘れないように注意して下さい。
LINE Payで”使用する銀行”を選んでタップします。銀行名が見つからない場合は下にスクロールすると「あ行」から「ら行」まで並んでいますので、タップして詳細を開いた中から登録する銀行を探す事ができます。
規約画面を下までスクロールして目を通した後、緑色の”同意します”をタップします。
画面の内容に沿って銀行の登録情報を入力して行きます。入力が終りましたら緑色の”次へ”をタップします。
これで本人確認が完了しました。
LINE Payで送金するのには必要不可欠な本人確認ですが、現在は銀行口座を登録するだけなので至って簡単です。LINE Payの電子マネーの現金化も可能になりますから、本人確認を完了させておくメリットはすこぶる大きいと言えます。
LINE Payで送金する方法
次はいよいよLINE Payで送金する方法と受け取り方を説明して行きます。
LINEで送金する友だちのトーク画面を開く
先ずLINE Payを使って送金する友だちとのトーク画面を開きます。
+ボタンからLINE Payを選択し送金
上記画像の”+”マークをタップするとメニューが出てきますので、その中の”送金”をタップします。
送金する”金額”を入力して緑色の”次へ”をタップします。
メッセージがあれば入力します(任意なので入力しなくても大丈夫です)。LINEキャラクターをどれか1つ選んで緑色の”送金”をタップします。
パスワード入力画面で、前章「送金する前に本人確認が必要」で設定したパスワードを正しく入力すると送金完了です。
友だちからの送金の受け取り方
それでは友だちから送金された場合の受け取り方法について説明します。
受け取り方はとても簡単です。あなたは何もしなくていいのです。友だちがあなたに送金するとトーク画面に送金時に指定されたキャラクター画像が表示されます。その時点であなたのLINE CashまたはLINE Moneyにプラスされ、あなたのLINE Payが増えています。これで受け取りは完了です。
但し、受け取る側もLINE Pay登録を済ませている必要が有ります。送金されてから7日以内にLINE Pay登録を済ませないと送金はキャンセルされてしまいますので注意が必要です。また、出金するのであればLINE Pay登録に加えて本人確認も済ませ、LINE Moneyにする必要があります。
LINE Payで送金依頼する方法
「先日の飲み会で私が立て替えたお金、まだ返して貰っていない。でも面と向かって返してとは言いにくいし、そもそも何故私がお願いしなければならないのだろう」などと思った経験はだれでもあるはずです。そんな時、LINE Payの送金依頼なら相手とのトーク画面に可愛いLINEキャラクター画像で請求できます。
他にも何かの会費を徴収する時などとても便利な送金依頼機能です。相手にとっても簡単な作業なのですぐに送金して貰える確率が高くなります。
それでは実際にLINE Payで送金依頼する方法を説明します。
LINE Payの画面から送金依頼を選択
LINE pay 画面を下にスクロールして”送金依頼”をタップします。
友だちを選択し金額を入力
友だちの一覧から送金依頼をする”友だちにチェック”を入れて緑色の”選択”をタップします。
下の画面で”金額を入力”して”次へ”をタップします。自分がまとめて立て替え払いした場合などは複数の友だちに一度に送金依頼する事も可能です。方法は上の画面でチェックを複数入れるか下の画面の+マークで再度友だち一覧から選択すれば一斉に送金依頼を送信する事ができます。
送金依頼ボタンをタップ
そして最後に添えたいメッセージがあれば入力し、LINEキャラクター画像を1つ選んで緑色の”送金依頼する”をタップすると友だちとのトークルームにメッセージとして残す事ができます。
LINE Payの割り勘機能で送金する方法
テレビCMでお馴染みのLINE Payのもう一つの便利機能、割り勘で送金と言うものがあります。でも割り勘で送金って一体どう言うことなのだろう、と思っていらっしゃるかもしれません。この割り勘機能で送金する方法をご説明します。
例えば食事会や飲み会での精算の時、幹事さんはその場で一人一人お釣りを支払うのが大変です。特に大きなお札しか持っていない人が複数人いた場合など、結局幹事さんが立て替えて後日精算などと言う事になりかねません。
そんな時支払う店舗がLINE Pay支払いが可能ならこのLINE Payの割り勘で送金機能を使うととてもすっきりと精算できます。
もしLINE Pay支払いに対応していないお店なら幹事さんが一旦現金などで支払いし、上記の送金依頼で割り勘金額を友だちに送れば、回収し忘れたり、気まずい思いをしたりしなくて済みます。
LINEのLINEウォレットからLINE Payを選択
先ずはLINEウォレットから"LINE Pay"を選択してタップします。
割り勘をタップ
LINE Pay画面からの場合は下記画像の通り中央の”割り勘アイコン”をタップします。LINEウォレット画面に割り勘アイコンがある場合はそこをタップしても同じです。
すると下記画面が出ますので、ここでもう一度、緑色の”割り勘”をタップします。
次の画面で割り勘をする”グループの名前を入力”します。仮に飲み会と入力していますが、ここは支払先のお店の名前などご自身が分かりやすい名前を自由に入力して下さい。
入力し終えたら下部の緑の”QRコード作成”をタップします。
QRコードが生成されますので割り勘に参加する皆さんにこのQRコードを読み取って貰って下さい。
下記画像はまだこのQRコードを生成した幹事さんのLINEアイコンしか表示されていませんが、QRコードを読み取って貰うと友だちのLINEアイコンが増えて行きます。
ちなみにQRコードの読み取りは、LINEウォレットにもLINE Pay画面の中にもあるコードリーダーを使います。このアイコをタップして起動すれば、QRコードを読み込むことができます。
LINE Payの割り勘に参加する人はQRコードを読み込み、自分自身の支払い方法を選び緑色の”割り勘に参加”をタップします。支払い手段は”LINE Pay”と”現金払い”の2種類です。
LINE Payで本人確認を済ませている人はLINE Payを選択できますが、本人確認が済んでいない人、LINE Pay登録をしていない人は現金払いしか選択できません。
現在のLINE Payで割り勘機能は、LINE Payに登録していないLINE友だちでも参加する事ができるようになっています。
幹事さんは全員がQRコードを読み込み、QRコード画面の下にLINE Pay割り勘の参加者全員のLINEアイコンが揃ったら画面下部の緑色の”お支払い”をタップします。
すると支払い方法を選択する画面が出ますので、いずれかを選んでお店で会計を済ませます。
この時点では幹事さんのLINE Pay残高から全額が引かれた状態のままです。要するに幹事さんが一時立て替え払いをしている段階です。
割り勘した金額を友だちに送信
店舗にてLINE Pay支払いが完了すると幹事さんのLINEウォレットのチャットルームに上の画像のようなメッセージが届きます。下の方にある”割り勘をリクエスト”をタップします。
すると上部に店舗で支払った金額が、その下に割り勘参加者のLINEアイコンの一覧とそれぞれにリクエストされる割り勘金額が表示されます。問題が無ければ下部の緑色の”割り勘をリクエスト”をタップします。
人により金額を調整してから割り勘リクエストを送信する事も可能です。
参加者のLINEウォレットのトーク画面にリクエストされた金額と可能な場合は緑色の”LINE Payで支払う”ボタンも表示されますのでそこをタップすれば幹事さんに支払いを済ませる事が出来ます。その他の人は現金で支払います。
LINE Pay割り勘に参加した一人一人の送金が完了した旨のメッセージが幹事さんのトーク画面に届きます。LINE Pay残高が増えていたらこれで受け取りが完了です。
LINE Payで送金する際の注意点
ここまでの説明の通りとても便利なLINE Payですが、送金する時は注意しなければならない点もあります。LINE Payで送金時と受け取り時の注意点をまとめてみます。
まず、友達とのトーク画面の”+”マークからLINE Payで送金をするなら、あまり心配は有りませんが、もうひとつの“LINEウォレットの送金”から友だちを選択する方法でLINE Pay送金をする場合には注意が必要です。
この場合友だちが一覧で表示されますので、よく似たLINEアイコンを使用している場合など相手を間違えて選択してしまわないように注意して下さい。
一旦相手が受け取りを完了してしまうと誤送信である旨をメッセージに書き添えて送金依頼をするなど手間がかかってしまいますし、送金し返して貰えるかどうかは分かりません。送金相手をチェックする時は慎重に行って下さい。
もう一つ注意すべき点は送金する相手がLINE Pay登録をしているかどうかを事前に知っていた方が良いと言う事です。
もし相手がLINE Pay登録をしていないなら、LINE Payに登録して貰うように連絡をして下さい。送金から7日を過ぎて受け取りが完了しなければその送金は取り消されてしまいます。
送金する際の手数料や限度額は?
LINE Payでの送金はとても簡単でスマホだけで完結する便利な機能ですが、では手数料はいったいいくらかかるのかと不安になるかもしれません。なかには、こんなに便利なのだから銀行よりも手数料は割高なのではないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。
ところが驚く事に、LINE Payは手数料無料でLINE上の友だちに何回でも送金する事が出来るのです。
ではLINE Payの送金限度額はどうなのでしょうか?
LINE Payで友だちに送金できる1日の限度額は10万円です。1人に10万円送金しても10人に1万円ずつ送金しても、1日の送金限度額を超えなければ大丈夫です。
LINEの友だち以外にも送金できる?
LINE Payの割り勘機能は、2018年暮れにLINE Payに登録していない友だちにも割り勘リクエストを送信出来るように更新されました。近い将来は電子マネーとしてのLINE Payがどのように変化して行くかは未知数です。
ただ、現段階ではLINE Payの送金はあくまでLINEアプリ内の機能であり、LINE上の友だち以外に送金する事はできません。
LINE Payは海外送金できる?
海外にお金を送金する時、どんな方法で送金していいか悩んでいる方は少なくありません。銀行や海外送金サービスはどこも手数料が高くて、どこが最も手数料が安価かと検索していらっしゃる方も多いはずです。
上記の通りLINE Pay は送金手数料が無料です。そのため、もしLINE Payで海外のお友達や海外に留学中のご家族などに送金出来たらとても便利だと思われるでしょう。
しかし残念ながらLINE Payで海外送金は出来ません。ただし、ある国にだけ送金できる方法があるのです。
LINE Payには外貨両替と言う機能があります。外貨両替の場合は多少の手数料はかかりますがLINE Payから希望する外国紙幣に両替して国内の空港や自宅で受け取りできるサービスです。
海外に行く時外貨両替は国内か海外か、空港か街中の銀行かなどあれこれレートや安全性を比べて悩みがちですが、LINE payの外貨両替ならそこそこレートも良くて安全に外貨を受け取る事ができます。
このようにLine Payの外貨両替は原則日本国内での受け取りですが、そもそもLINEは海外の企業です。どこの国かと言うとお隣の国、韓国です。
そしてLINE Payの外貨両替サービスを一手に行っているのが韓国のSBJ銀行(新韓銀行)です。そのため、韓国ATM両替と言う特別なサービスがあり、韓国へのみ実質的な海外送金ができてしまうのです。
LINE Payで外貨両替リクエストをすると、韓国のSBJ銀行のATMで暗証番号と予約番号を入力するだけで本人でなくともウォン紙幣を出金できます。
ではこのLINE Payで韓国へ海外送金する方法や手数料について簡単に説明します。
LINE Pay画面を下にスクロールして行くと”韓国ATM両替”と言うマークが有ります。ここをタップします。上の方にある外貨両替ではないので注意して下さい。
LINE Payで韓国に送金する為には本人確認の為必ずマイナンバーの登録をしなければなりません。画面の指示に従って順に必要な登録をして行きます。
マイナンバーの認証には数日から数週間かかりますので、早目に申請しておく必要が有ります。
認証が下りれば先ず送金したい金額をLINE Payにチャージし、再度上記のLINE Pay画面の”韓国ATM両替”をタップして利用の目的(個人かビジネスか)を選択し、韓国でのATMの暗証番号を入力します。(韓国でウォンを出金する際に必要な独自の4桁の数字です。忘れずにメモをしておきます)。
そして画面下部の緑色の”リクエスト”をタップするとこれで両替予約は完了しています。後は24時間以内に韓国SBJ銀行のATMで受け取りをして海外送金は完了です。注文完了の通知が来ますのでそこに記載されている青色の予約番号も出金時に入力する必要があります。
従来の方法では韓国に海外送金するのに高額な手数料と手間がかかっていましたが、驚く事にLINE Payならわすか10秒で、出勤時にLINE Pay残高から”108円”の手数料が差し引かれるのみです。
お金のやり取りに便利なLINE Payの送金を活用しよう
以上、説明したように、LINE Payならたった1つのスマートフォンだけで、送金から割り勘、海外送金までこなせ、海外送金以外は手数料なしで実行できるのです。
電子マネーが普及し、どんどんキャッシュレス化が進んで行く昨今ですが、その1つであるLINE payの送金機能は、相手を間違えて送金しないように注意すればとても便利で使い勝手が良い事がおわかりいただけたはずです。LINE Payを上手に使ってどしどし利用していきましょう。