2019年10月10日更新
LINEで通知内容(本文)が表示されない原因と対処法!設定方法を解説!
LINEで通知内容(本文)が表示されない原因と対処法について解説します。まず、基本的なLINE通知の表示設定方法をマスターしましょう。メッセージ通知の種類はポップアップとバナーがありますが、それぞれメリットデメリットがあります。
目次
LINEの通知表示とは?
今回は、LINEの通知表示についてレビューします。特に設定を気にすることなく、LINEの通知機能を利用しているユーザーも多いと思いますが、一度通知の種類や基本設定について理解を深めておくと、今後トラブルに遭遇したときに役に立つはずです。
以降、LINEの通知表示の種類、基本設定手順、トラブルが起きたときの対処法などについてレビューします。
メッセージの通知にはどんな種類がある?
まず、LINEのメッセージ通知の主な種類について説明します。
ポップアップ表示
ポップアップ通知は、ウインドウほどのスペースが端末画面の中央に大きく表示され、メッセージの本文の内容をある程度表示できる通知です。
ポップアップ通知は、アプリをあえて立ち上げなくても、ポップアップの枠内でメッセージの本文を確認できるので、メッセージが短い文章であればポップアップを見ただけで、情報しょりできるメリットがあります。
ポップアップ通知のデメリットとしては、端末画面中央に表示されるので、端末を操作する際にわずらわしく感じる場合があるという点が挙げられます。
また、LINEグループのようにトークが頻繁に交わされるライン(チャンネル)の場合は、ポップアップ通知を設定しておくと、通知が多くなって、端末の画面が煩雑になる可能性があります。特にトークが活発なLINEグループのラインは後述する方法で、通知設定をオフにした方が良いかもしれません。
バナー表示
バナー通知は、端末画面の上方に表示される通知で、数行の文章を表示する小さい枠で表示されるので、端末操作中でも表示され、メッセージを受け取ったことをリアルタイムで確認できるのがメリットです。
バナー通知のデメリットは、ポップアップ通知のように表示枠が大きくないので、本文の内容は見出し程度しか確認できないという点です。バナー通知は、あくまでメッセージ受け取りサイン用の通知機能です。
LINEの通知が表示されるための設定とは?
次に、LINEの通知が表示されるための設定について解説します。
通知の設定を許可する方法
まず、LINEの通知の設定を許可する方法について説明します。iOS・Android OS、それぞれの設定方法を説明します。
iOS
iOSデバイスでLINEの通知の設定を許可するには、iOSのホーム画面より、「設定」→「LINE」→「通知」まで進み、「通知を許可」のトグルをオンにします。
Android
AndroidデバイスでLINEの通知の設定を許可するには、「設定」→「音と通知」→「アプリ通知」まで進み、切り替わった「アプリ通知」設定画面で「LINE」を選んで通知設定を確認しましょう。通知の「ブロック」の項目がオフに設定されていればLINEの通知機能は有効です。
LINEアプリ側の設定
LINEアプリ側の通知設定も確認してきましょう。LINEのホーム画面の左上にある「歯車アイコン」→「通知」まで進み、「通知」の項目のトグルがオンになっていることを確認しましょう。
LINEのアプリ内サウンドやバイブレーションの設定は?
LINEのアプリ内サウンドやバイブレーションの設定は、LINEアプリ側の通知設定で行えます。「通知」の画面で「アプリ内のサウンド」「アプリ内のバイブレーション」の項目のトグルをオンに切り替えると有効になります。
また、LINEの通知音は変更できます。いくつかLINEの通知音用のサウンドが用意されているので、一度ラインナップを確認して自分の好みの通知音に変更してみましょう。ただ、LINEの通知音はLINEの通知機能と連動しているので、LINEの通知設定が無効になっていると鳴りません。
「通知」の画面で「通知サウンド」の項目を選択するとLINEの通知音を選べます。
本文の内容を表示させるには?
LINEの通知に本文の内容を表示するには、LINEアプリ側の通知設定で行います。「通知」の画面で「メッセージ通知の内容表示」の項目のトグルをオンに切り替えると、本文の表示機能が有効になります。
グループラインの通知の表示・非表示を切り替える方法
LINEグループといった参加者が多いラインの場合は、トークのやり取りが頻繁になるため、通知設定をオンにしておくと、通知が多くなって端末の画面が煩雑になる場合があります。
そうしたわずらわしい状況を避けたい場合は、LINEグループのラインの通知設定をオフにしましょう。グループラインの通知設定をオフにしても、トークメッセージは通常通り受け取れます。
特定のグループラインの通知設定をオフに設定するには、まず、トーク画面の右上に表示されている「三マーク」をタップします。
切り替わった画面で「通知」の項目のトグルをオフに切り替えれば、特定のグループラインの通知だけ無効に設定できます。この手順は、グループラインだけでなく個人のラインでも共通です。
LINEの通知が突然表示されなくなった時の対処方法は?
次に、LINEの通知が突然表示されなくなった時の対処方法についてレビューします。
AndroidはLINE通知ポップアップは無い
ポップアップ通知に関しては、これまでiOS版・Android版ともに標準で利用できる通知機能でした。しかし、Android版のLINEでは、LINE通知の機能に関して2018年11月より、大きな変更がありました。それは、「ポップアップ通知の廃止」です。現在、Android版のLINEでは、通知表示機能はバナー通知のみになっています。
そのため、これまでポップアップ通知を利用していたAndroidユーザーの中は、通知機能に不具合が発生していると勘違いしている人がいるかもしれません。
Android版のLINEポップアップ通知は、ポップアップ上でメッセージ内容を確認でき、LINEアプリ上では既読にならない仕様だったので、便利に利用していたユーザーにとっては悲報となりました。
iOS版では、これまで通りポップアップ通知機能は利用できます。
通知設定・通信状態を確認する
通知設定・通信状態を、今一度確認してみましょう。通知設定に関しては、OSの設定側のLINE通知設定とLINEアプリ側の通知設定があるので、前述した通知設定のポイントを改めて確認して見ましょう。
また、LINE操作に必要な通信環境に関しては、特にWi-Fi通信でなくても、モバイル通信で十分LINEの利用は可能ですが、機内モードが有効になっていると全ての通信が遮断され、LINEは利用できません。
通信環境に関しては様々な要因が考えられるので、まず、機内モードが無効になっていることを確認し、次に、モバイル通信・Wi-Fi通信のどちらかが有効に設定され、正常に接続されていることを確認しましょう。
節電系のアプリは入っていないか
節電系のアプリをインストールしていると、節電のためにアプリの無駄な稼働を抑える機能がかえって邪魔になり、LINEが正常に稼働しない場合があります。もし疑わしいアプリをインストールしている場合は、そのアプリの設定(もしくはOSの設定)でアプリの機能を無効に設定して、再度LINEを操作してみましょう。
また、可能であれば一度そのアプリを消去して、LINEの稼働を試してみましょう。
LINEアプリに障害が発生していないか
LINEアプリに障害が発生している可能背もあります。疑わしいときは、まず、利用しているLINEが最新バージョンか確認してみましょう。また合わせて、端末のOSも最新バージョンになっているか確認しましょう。ともに最新バージョンにアップデートすると不具合が改善する場合があります。
また、稀なケースですが、LINE運営側で障害が発生している可能性もあります。LINE運営側でサーバー混雑などによる通信不具合が確認されている場合は、公式サイトやTwitterの公式アカウントなどで通知される場合があるので、気になったときは一度確認してみましょう。
通知の表示設定をマスターしてLINEをもっと便利に活用しましょう
LINEの通知表示の設定をよく理解して、LINEをもっと便利に活用しましょう。LINEの通知表示の主な種類としては、ポップアップ通知とバナー通知があります。
ポップアップ通知は、端末画面の中央に大きく表示され、メッセージの本文の内容をある程度表示できるので、アプリを立ち上げなくても、メッセージの本文が短い文章であればポップアップ表示だけで、メッセージの本文の内容を確認できます。
バナー通知は、数行の文章だけを表示する小さい枠の表示が、端末画面の上方に表示され、メッセージを受け取ったことを端的に知らせる通知です。ポップアップ通知のように本文の内容は確認できませんが、端末の操作を邪魔することなく通知サインだけを知らせるメリットがあります。
ポップアップ通知・バナー通知の機能は、これまで共にiOS版・Android版に標準で装備されていましたが、ポップアップ通知に限っては、2018年11月よりAndroid版LINEにおいて廃止されました。
そのため、Android版LINEでポップアップ通知が表示されないことは不具合ではないことを留意しておきましょう(iOS版ではポップアップ通知機能は利用できます)。