LINEグループからメンバーを強制退会させる方法！通知や再招待は？

LINEのグループ機能は複数の友人や家族とコミュニケーションを取ることができるのでとても便利です。その反面、友人同士のトラブルが起きやすいのもまた事実です。トラブルを解決する手段として、あるメンバーを強制的にLINEのグループから退出させるしかない場合もあるかもしれません。その方法について紹介します。

LINEのグループから強制的に退出させる方法は、AndroidとiPhoneでは少し方法が異なります。それぞれの方法について紹介します。

まずはAndroidでLINEグループから退会させる方法です。まずLINEアプリの"友達"のページを開きます。リストの中に自分が参加しているLINEグループも表示されているので、その中から退出させたい友達がいるグループをタップしてください。

そうすると、LINEグループに参加しているメンバーのアイコンの一番右に、参加している人数が表示されますので、人数の部分をタップしてください。全メンバーのリスト画面が表示されたら、右上にある"編集"ボタンをタップしてください。

するとそれぞれのメンバーリストの右側に"削除"ボタンが表示されますので、グループから退出させたいメンバーの削除ボタンをタップしてください。確認のダイアログが表示されますので"はい"をタップします。これでメンバーを退会させる手順は完了です。

続いてiPhoneのLINEグループでメンバーを退会させる方法について紹介します。LINEアプリの"友達"からLINEグループを選択し、人数が表示されているアイコンをタップするところまではAndroidと手順は同じです。グループのメンバー一覧が表示されましたら、画面右上にある"編集"ボタンをタップしてください。

そうすると、自分以外のアイコンの左側に"赤いマイナス"のアイコンが表示されます。退会させたいメンバーの左にあるマイナスアイコンをタップすると、今度は画面右側に"削除"ボタンが表示されます。"削除"ボタンをタップすると、確認のメッセージが表示されますので、"はい"をタップすることでメンバーをLINEグループから退会させる手順が完了します。

色々なメンバーでたくさんグループを作成していると、もう長い間誰もトークをすることがなくなったグループができてしまうことも少なくなく、アクティブでなくなったLINEグループを削除したいといった場合もあるかもしれません。ここからはLINEグループの削除方法について紹介します。

LINEのグループを削除したい場合、グループにメンバーが残っている状態からいきなり削除することはできません。グループを削除するためには、まず自分以外のメンバーを強制的にグループから全員退出させなくてはなりません。

LINEグループに参加しているメンバーが自分一人になった状態でグループのトーク画面右上にある"Ｖ"をタップして表示されるメニューにある"グループ退会"をタップします。そうすることでグループを完全に削除できます。

グループを削除はする必要がないけど、LINEの画面からは非表示にしたいという場合もあるかもしれません。その場合は"友達"のリストではなく、"トーク"の画面から非表示にできます。LINEアプリのトークをタップして、非表示にしたいグループを右から左に向かってフリックしてください。

するとグループの右側に"非表示"と"削除"のボタンが表示されますので、"非表示"をタップします。非表示にするかどうかの確認ダイアログが表示されますので再度"非表示"をタップすることでグループを非表示できます。

ダイアログのメッセージにも記載されていますが、あくまで自分のLINEの画面にグループが表示されなくなるというだけで、実際にはグループは残ったままになります。LINEアプリの"友達"をタップしてみると、非表示にしたグループがまだ存在していることが確認できます。

LINEのグループからメンバーを強制的に退出させる方法について紹介してきましたが、退出させたのはいいものの、グループを退出させたメンバーに通知がいってしまうのではないかと思う方も少なくないかもしれません。

LINEの通知をONにしていると、メッセージが届いた時に通知が表示されます。LINEのグループから強制的に退会させた時には、メッセージが届いた時のように通知がグループから退会させた相手に届いてしまうようなことはありません。

通知は届かないのですが、グループを退会させられたメンバーがその後にグループの中を覗いてみると、グループ名が"メンバーなし"に変わっていて、トークの履歴部分に"○○（退会させた人）がXX（退会させられた人）を退会させました。"という履歴が表示されてしまいます。

頻繁にグループのトーク履歴を見ていた人を退会させてしまうと、退会させたこともばれてしまう可能性が高いので、注意が必要です。また、自分以外でグループに残っているメンバーのLINEにも同じ履歴が表示されますので、グループのメンバー全員に退会させた人と退会させられた人がわかってしまいます。

LINEグループからメンバーを退会させた本人がLINEグループのトーク画面を見てみると、やはりグループを退会させられたメンバーと同様"○○（退会させた人）がXX（退会させられた人）を退会させました。"という履歴が表示されています。

退会させたメンバーはもちろんLINEグループのメンバーリストからは削除されていますが、メンバーを退会させた後もこれまで退会したメンバーが発したトークはグループのトーク履歴には残ったままになっています。

退会させたメンバーのトークもグループのトーク履歴から削除したい場合には、上で紹介したグループを非表示にする場合と同様、トークリスト画面でトークを削除したいグループで左にフリックをし"削除"をタップすることでトークの内容が全て削除されます。

削除されるのは自分のLINEからだけなので、他の人のグループのトーク履歴画面には残ったままになっていますし、削除した際にグループの他のメンバーに通知がいってしまうようなこともありません。

トラブルを解決するために一度メンバーをグループから退会させたが、再度グループに招待したいといった場合や、間違えて退会させたくなかったメンバーをグループから退会させてしまった場合など、再度グループに招待したいケースもあるかもしれません。

LINEグループから退会させたメンバーを再びLINEグループに参加させるためには、再度そのメンバーをグループに招待し、招待されたメンバーが届いた招待の通知から"参加"をタップすることで再びグループに参加できるようになります。

招待の方法は、グループのトーク画面右上にある"V"ボタンをタップして表示されるメニューにある"招待"をタップした後、グループに参加させたいメンバーを選択することで招待を送れます。ちなみにグループへの招待は、メンバーを退会させた人以外のメンバーでも送れます。

LINEのグループを退会させられると、そのメンバーからは見られなくなるグループの情報があります。

上で紹介した通り、グループ名がメンバーなしと表示されるようになったり、グループのメンバー、トークの履歴も表示されなくなってしまいます。また、グループで共有していたアルバムや、ノートなどにもアクセスできなくなってしまいます。

LINEのグループから退会させる方法や、グループを非表示にする方法、退会させたことによる影響などを紹介してきました。LINEのグループからメンバーを強制的に退会させることは簡単にできてしまいます。LINEは顔を合わせずに気軽にトークができるのでとても便利なツールですが、顔を合わせていないが為に心無い発言もしやすくなってしまっているのが実際のところです。

グループ内であるメンバーとトラブルになり、一時的な感情で退会させてしまうと、その行為が周りのメンバーとの新たなトラブルを生む可能性もゼロではありません。

メンバーをグループから退会させる場合には、その後の影響などもしっかりと考慮した上で退会させるようにした方がいいかもしれません。