LINEの友達削除方法!ブロック・非表示との違いや相手への通知の有無を解説
LINE上でスタンプやプレゼントほしさに友達登録すると、友達が増えすぎて友達リストが増えてしまします。そんなときは友達を削除すべきなのですが、LINEには非表示やブロックといった似た機能があり混乱しがちです。そこで今回は友達の削除方法を解説します。
目次
- 1LINEの「非表示」「ブロック」「削除」の違い
- ・非表示とは
- ・ブロックとは
- ・削除とは
- 2LINEの友達を削除する方法
- ・友達リストから友達を削除する方法
- ・ブロックリストから友達を削除する方法
- ・非表示リストから友達を削除する方法
- ・トークルームの消し方
- 3LINEの友達を削除した場合の相手への影響
- ・削除した場合相手に通知はあるのか
- ・削除したことが相手にばれるのか
- 4ブロック・非表示・削除したLINEの友達を復活させる方法
- ・ブロック・非表示にした友達の解除方法
- ・削除した友達を友達追加機能を使って復活させる方法
- ・削除した友達をトークルームから友達追加する方法
- ・削除した友達を他の友達からの紹介で追加する方法
- 5自分が相手に削除されているかをLINEから確認できるか
- ・LINEでブロックの有無を確認する方法
- 6LINEの友達を削除して整理しよう
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINEの「非表示」「ブロック」「削除」の違い
LINEを続けていると、いつの間にか友達が増えて追いかけきれなくなってしまいます。特にスタンプやプレゼント応募、ポイント欲しさで友だち登録した各種公式アカウントは、削除していいアカウントも多いでしょう。また、誰だかわからないアカウントは定期的に整理しておくのもいいでしょう。
ところが自分ではLINE上での削除操作をしたつもりなのに、相変わらず削除したはずの相手からストーカーのごとく連絡が届いて参ってしまうことも少なくありません。そんなときはたいてい、LINEにおける友達の「非表示」と「ブロック」、そして「削除」の違いを勘違いして、削除に失敗しているのです。
LINE上の「非表示」「ブロック」「削除」の消し方の違いには少々ややこしい点があります。まずはこの3つの違いを以下の説明でしっかりと理解していきましょう。
非表示とは
LINEにおける「非表示」とは、文字通り表示画面から消すことです。アプリ上から消すことではないことに注意してください。「友だち」タブで友達を非表示にすればそのアカウントを消す、「トーク」タブでトークを非表示にすればそのトークルームを消す、という機能です。
表示を消すだけですから、相手は友達のままですし、トークの履歴も残っています。そのため、相手の投稿があれば「新しい友だち」として表示されますし、トークルームも復活します。したがって、キャンペーンがきたときだけ対応したい公式アカウントなどは、適当な時期にひとまとめに非表示にしておくと便利です。
ブロックとは
ブロックもまた相手のアカウントの消し方のひとつです。LINEにおいて「非表示」が消極的な拒否方法だとすれば、LINEの「ブロック」は積極的な拒否方法となります。ブロックをすることで相手を「友だちリスト」から消すことができる上に、相手からの投稿も届かなくなります。同時にこちらかも相手のホームやタイムラインを見られなくなります。
相手からブロックしないようにお願いされることもないので、ブロックは一方的に連絡を絶ちたい場合に最適な選択肢といえます。(複数人のトークルーム経由の場合を除く)
削除とは
LINEの「削除」とは、相手とのLINE友達の関係を解除して友達になる前のLINE他人に戻す行為を表します。つまりLINE上で、あなたに近しい順に並べると以下のようになります。
友だち>(非表示)>非表示中の友だち>(削除)>他人>>(ブロック)>>ブロック中の友だち>ブロック中の他人
まさにLINE他人とブロック中の友達の間には「ブロック」という名前の越えられない壁が存在するわけです。そして削除と言う消し方を選んだ場合、非表示の友達は普通のLINE他人に戻るだけですが、ブロックした友達は削除の結果ブロックされた他人となります。
こうなると、ブロックリストからもアカウントを消すことになるので、その相手に対するブロックの消し方は友達の再登録しか方法がなくなります。こうした少々ややこしい関係を理解した上で「非表示」「ブロック」「削除」のどの消し方を選ぶのかを決断してください。
LINEの友達を削除する方法
実際にどのような手順でLINEの友達を削除すればいいのでしょうか。LINEで友達削除するには、次の3つの方法があります。
- 友達リストから削除する方法
- ブロックリストから削除する方法
- 非表示リストから削除する方法
それぞれの具体的な手順を詳しく解説します。
友達リストから友達を削除する方法
LINEの友達リストから友達を削除する手順は次のとおりです。スマホでLINEアプリを起動したらまず画面の下の「ホーム」ボタンをタップします。「ホーム」を開いたら「友達リスト」をタップします。
「友達リスト」を開いたら、削除したい友達のアカウントを指で長押しします。すると操作メニューが表示されます。「削除」をタップするとその友達が友達リストから削除されます。
ブロックリストから友達を削除する方法
相手を削除するために、ブロックまたは非表示にしたら、今度は各リスト上から「削除」をします。ブロックした相手を削除する場合は、まず「友だち」タブ上段の「歯車」アイコンの「設定」ボタンをタップします。「設定」画面が表示されたら「友だち」を選択して、画面が切り替わったら「ブロックリスト」を選びます。
すると「ブロックリスト」が表示されますので、その中から削除したい相手のアカウントの右側にある「編集」ボタンをタップします。すると画面下からポップアップメニューが現れますので、「削除」を選択してください。これで相手のアカウントはブロックリストからも友達リストからも削除され、ブロックされたLINE他人となります。
非表示リストから友達を削除する方法
非表示にした相手を削除する場合も、まず「友だち」タブ上段の「歯車」アイコンの「設定」ボタンをタップし、「設定」画面が表示されたら「友だち」を選択して、画面が切り替わったら「非表示リスト」を選びます。そして削除したいアカウントの右側にある「編集」ボタンをタップし、画面下から現れるポップアップメニューから「削除」を選びます。
これで相手との友達関係はすべて消すことができ、削除したアカウントとは友達になる前のLINE他人の関係に戻りました。
トークルームの消し方
上の2節で、相手のLINEアカウントを友達リストから削除できましたが、トークルームは残ったままです。この残ったトークルームの消し方には削除と非表示があります。
削除して消す場合は、まず該当するトークルームをiPhoneの場合は「左にスワイプ」、Androidの場合は「長押し」します。そして出てきた選択肢から「削除」を選び、確認画面で再び「削除」をタップすればトークルームを消すことができます。
トークルームを削除すると、トーク履歴も削除されてしまいます。その方が望ましい場合はいいのですが、あとで問題になったときに相手からの投稿が必要になる場合もあります。そんな可能性がある場合はトークルームを削除ではなく非表示にする消し方を使います。
非表示の場合は、該当するトークルームをiPhoneの場合は「左にスワイプ」、Androidの場合は「長押し」して出てきた選択肢から「非表示」を選び、確認画面で再び「非表示」をタップすればトークルームを画面から消すことができます。
LINEの友達を削除した場合の相手への影響
LINE上で友達を削除した場合、相手が各種公式アカウントであれば相手が削除したことをどう思おうと問題はありません。しかし、肉体を持った相手を削除した場合には、相手に削除の通知が届いたりしないかが気になってしまいます。特に一度ブロックした相手であれば、余計に削除したことがバレるかが気にかかることでしょう。
削除した場合相手に通知はあるのか
LINEの友達からアカウントを削除しても、相手に通知は届きません。そのため相手はあなたが自分を削除したことを、すぐに気づくことはありません。
削除したことが相手にばれるのか
ブロックと違い、LINE上で非表示経由の削除という消し方を選ぶと、相手は削除前と変わらずにあなた宛てにLINEのトークに投稿ができますし、LINEの無料通話も掛けられます。あなたが相手を削除したままでも、LINEトークの投稿を読めば既読が付きますし、あなたも相手を削除したままでトークに投稿可能です。
掛かってきたLINEの無料電話に出るには、削除を中止して相手を再登録しなければならないので、無視しておけば「電話に出られない場所のかな」で済むでしょう。それ以外はLINEのタイムラインにあなたの投稿が表示されなくなる程度ですので、親密でなければ削除したことはバレることなく、ただ疎遠になった友達だと思われるだけで済む可能性が大です。
一方、ブロック経由でLINEアカウントを削除した場合は、相手のブロック状態は残っているので削除したことはバレなくてもブロックしたことはいずれバレてしまいます。また非公開経由でLINEアカウントを削除した場合も、友だち登録し直してしまうと相手の友達リストに「新しい友だち」と表示され、それ以前にいったん相手を削除したことがバレます。
ブロック・非表示・削除したLINEの友達を復活させる方法
以上の手段を使って、一度はブロック・非表示・削除した友達であっても、LINE上で再び友達に戻りたいと思う場合もあります。人間誰しも、そのときにはそうするしかない、と思ったものの、あとになって後悔することがあるのですから、そう思っても不思議ではありません。
そんなときは、過去に捕らわれずにすぐにLINE上でブロック・非表示・削除を解除してください。ここで悩んで時間をとると、後悔することがまたひとつ増えるだけです。
ただし、LINEでブロックと非表示にした友達を、その状態から解除するのは自分のLINEアプリを操作するだけなので簡単ですが、削除までしてしまった友達を復活させるのはちょっと手間がかかります。以下にLINEアプリでの手順を紹介します。
ブロック・非表示にした友達の解除方法
LINEでブロックや非表示にしたものの削除するには至らなかった友達について、その状態から解除するにはLINEアプリのブロックリスト・非表示リスト上で「ブロック解除」・「再表示」を行えばOKです。
具体的な方法は、LINEアプリを立ち上げたらまず「友だち」タブの左上の「歯車」アイコンの「設定」ボタンをタップして、「設定」画面で「友だち」を選ぶところからはじめます。
つづいて、相手をブロックしているのなら「ブロックリスト」を選択し、表示された「ブロックリスト」の中から相手のアカウントの右にある「編集」ボタンをタップします。すると画面下からポップアップメニューが現れますので、「ブロック解除」を選択すると、ブロック状態が解除され普通の友達に戻ります。
同様に、相手をLINE上で非表示にしているのなら上で「ブロックリスト」を選択した画面で「非表示リスト」を選びます。そして表示された「非表示リスト」の中から相手のアカウントの右にある「編集」ボタンをタップします。
すると画面下からポップアップメニューが現れますので、「再表示」を選択すると非表示状態が解除され、友達の一覧に相手の名前が表示されるようになります。
このようにLINEで削除まで至らなかったブロック・非表示の友達であれば簡単にブロック・非表示状態を解除できるのですが、LINE上で削除までしてしまった相手だと友達関係を初めから結び直さなければならないため、少々面倒になります。
削除した友達を友達追加機能を使って復活させる方法
もともとLINE上の友達は、「友だち追加」機能で追加されたはずです。削除によって友達でなくなった相手は、普通にLINEアプリの「友だち」タブ右上にある「友だち追加」ボタンをタップして、「招待」や「QRコード」、「ID・電話番号検索」で元通りの友達に復活させてください。
ただし、「QRコード」は以前友達を追加した時のものが残っていなければなりませんし、残っていても再発行されていると昔のQRコードは無効になっていて使えません。また「ID・電話番号検索」も、相手が検索されることを許可していないと検索しても相手は候補に挙がってきません。「招待」の場合は、当然相手の承認が必要です。
以上のように、「友だち追加」を利用した友達の削除の解除方法は、相手を削除したことを伝えなければならない可能性が大となります。なお、これらの方法による削除した友達の復活方法は、下のリンク先の記事で詳しく説明されていますので、参考にしてください。
削除した友達をトークルームから友達追加する方法
LINEでは、削除した友達からトークが届いてもブロックされません。そのため、削除していた友達から届いたトークのトークルームへ移動して、「追加」をタップすることで削除状態を解除して相手を友達に戻すことができます。
LINEでは相手をブロックしているとトークは届きませんが、もしトークルームが残っていればそこから「追加」をタップして削除を解除できます。また、削除した相手を含む複数人トークルームがグループトークからでも同じ方法で友達の削除を解除可能です。
削除した友達を他の友達からの紹介で追加する方法
相手に削除したことを知られたくない上に、LINEアプリからトークルームも削除してしまった場合には、LINE上の相手とあなたの共通の友達に仲立ちしてもらい、ふたりのトークルームに削除した友達を招待してもらいます。そうすれば、前節の「削除した相手を含むトークルーム」を作り上げてもらうことで対応が可能です。
したがって下のLINEアプリの図はあなたの画面ではなく、仲立ちしてもらう友達の操作画面となります。
仲立ちしてもらう友達とあなたのトークルームで「+」ボタンをタップしてもらい、画面下からポップアップしたメニューから「連絡先」を選択してもらいます。そして「LINE友だちから選択」か「端末の連絡先から選択」で削除した友達を招待してもらいます。そうすればあとはその複数人トークルームで相手を友達に戻すだけです。
この場合、相手には削除したことがバレずに済みますが、その代わりに仲立ちをしてくれた友達にはそのことがバレてしまいます。仲立ちしてくれた友達が、口の堅い友達であることを祈りましょう。
自分が相手に削除されているかをLINEから確認できるか
「LINEの友達を削除した場合の相手への影響」の「削除したことが相手にばれるのか」の節でお伝えしたように、自分が相手に削除されているかをLINE上で確認する方法は、タイムラインの更新頻度で計るほかありません。せいぜいトークの反応も悪いし電話にもでない、付き合いの悪いヤツだなと想像するだけです。
LINEでブロックの有無を確認する方法
しかし、相手にブロックされているとなると話は別です。先にも記したように、LINE友だち>(非表示)>非表示中のLINE友だち>(削除)>LINE他人>>(ブロック)>>ブロック中のLINE友だち>ブロック中の他人、とブロックされた場合はLINE他人以下に扱われるため、以下の手段で自分がブロックされているかどうかを確かめられます。
その方法とは、有料LINEスタンプを相手にプレゼントすることです。AndroidならLINEアプリ上のLINEスタンプから、iPhoneならブラウザ経由のLINE STOREから、相手に有料LINEスタンプをプレゼントしてください。ブロックされている場合は「そのスタンプを相手がすでに持っている」旨の表示が出てプレゼントができません。
稀に、本当にそのLINEスタンプを相手がすでに持っている場合がありますので、その場合は複数のLINEスタンプで試してください。いくら違うLINEスタンプを贈ろうとしてもプレゼントできなかった場合は、あなたは相手からブロックされています。ちなみに相手から削除されているだけなら、問題なくLINEスタンプをプレゼントできてしまいます。
LINEの友達を削除して整理しよう
以上、LINE上で友達を削除する方法をお伝えしました。
差し当たって不要な各種公式アカウントは、本記事を参考にどんどん削除して、キレイで見やすい友達リストとトークリストを保つことをおすすめします。一方、ちゃんと肉体を持ったアカウントに対しては、「非表示」「ブロック」「非表示からの削除」「ブロックからの削除」をしっかりと使い分けて、トラブルが起きないような削除を目指してください。