2019年03月23日更新
LINEで友達をブロック・削除できない原因と対処法まとめ!
LINEでは特定の友達や公式アカウントをブロックしたり削除することができますが、何らかの原因でブロックや削除できないときがあります。LINEで特定の友達や公式アカウントのブロックや削除できないときの原因と対処法について紹介します。
目次
LINEで友達をブロックできない原因とは?
LINEで特定の友達や公式アカウントからのメッセージの通知をオフにするにはブロックする必要があります。メッセージを受け取りたくない友達や、必要のなくなった公式アカウントなどは、ブロックするとLINEのメッセージ通知がこなくなります。
ブロックする方法は、友だち一覧から行う方法と、ブロックしたい友達とのトークルームから行う方法があります。
【トークルームからブロックする方法】
LINEの友達をブロックするには、トークルームの右上にある"˄"アイコンをタップして"ブロック"をタップします。
【友達の一覧からブロックする方法】
LINEの「友だち一覧」から対象の人を選択してブロックする場合、iPhone、Androidでのブロック方法は、以下のとおりです。
・iPhoneの場合
ブロック対象の人を「右から左にスワイプ」して"ブロック"をタップ
・Androidの場合
ブロック対象の人を「長押し」してメニューを表示して"ブロック"をタップ
(以下はiPhoneの画面イメージです。)
上記の方法で、ブロックできないLINEアカウントが存在する場合があります。ブロックできないLINEアカウントについてを以降で説明します。
LINEの公式アカウント(一部)はブロックできない
LINE公式の一部アカウントのうち、LINEが運営するアカウントのPC版のLINEやLINE STOREにログインしたときに通知を送ってくる「LINE」アカウントなどは、ブロックできないように設定されています。
ブロックできないLINEの公式アカウントは、トークルームで"ブロック"をタップしても何も起きず、ブロックできません。
LINEの「友だち」画面の公式アカウント一覧でLINEの公式アカウントを左にスワイプして"ブロック"をタップします。(Androidの場合は、該当の友達を長押しするとメニューが表示されるので、"ブロック"をタップします。)
"ブロック"をタップしても、以下の「ユーザーをブロックできませんでした。」というメッセージが表示され、ブロックできない状態です。このように、LINEが運営するアカウントの一部はブロックできないようになっています。
友達が非表示設定になっていてできない
ブロックしようとした友達が、LINEの「友だち一覧」に表示されていない場合、「非表示」と設定されています。LINEの非表示機能を使用しているときはブロックできない状態です。この場合は、非表示を解除した後にブロックできるようになります。
【非表示と設定されている場合の例】
非表示と設定されていてLINEの「友だち一覧」に表示されていない場合、以下のような設定がされています。
LINEの「友だち一覧」画面の"user"という友達を非表示に設定します。
"user"を左にスワイプするとでてくるメニューから"非表示"をタップします。(Androidの場合は、長押しすると表示されるメニューから"非表示"をタップします。)
上記の設定を行うと、LINEの「友だち一覧」画面にブロックしたい友達が表示されなくなるため、ブロックできなくなります。例の場合、1人友達を非表示にしたので「友だち一覧」の人数が「83人」に減っています。
このように、LINEで「非表示」と設定されている友達をブロックするには、非表示に設定されている友達を「友だち一覧」画面に表示されるように設定を変更してからブロックを行います。
「正常に処理できませんでした」と表示される原因とは?
LINEで友達をブロックしようとしたときにブロックに失敗したり、ブロックできない場合の理由について説明します。
アカウントが削除されているから処理できない
LINEの使用者の中には電話番号やIDなどで相手に友だち追加され、出会い目的や詐欺などのスパムメッセージを送ってくる迷惑業者がいます。
これらのアカウントをブロックしようとしてもできないことがあります。ブロックをしようとしても「ブロックに失敗しました」とエラーが表示されブロックできない状態です。また通報を行っても「正常に処理できませんでした」となり、通報もできません。
迷惑アカウントは、基本的に友だち追加をさせて後の展開に誘導しようとするのが目的なので、返信や友達追加などせず無視していれば、同じLINEアカウントから複数回連絡がこないことがほとんどです。迷惑アカウント自体が削除されているのか、LINEの運営側にLINEアカウントが凍結されてしまったなどの原因が考えられます。
LINEでブロックできないときの対処法
LINEで非表示に設定されていてブロックできない友達や、何度もしつこく迷惑メッセージを送ってくる迷惑アカウントに困っているときの対処法について説明します。
非表示になっている場合はまず表示されるようにする
LINEで非表示に設定されていてブロックできない場合は、まず非表示の設定から「友だち一覧」に表示する設定に戻し、その後ブロックの設定を行う必要があります。
LINEの「友だち一覧」画面の右上に表示されている"設定(歯車マーク)"アイコンをタップします。
「設定」画面に移動するので、"友だち"をタップします。
「友だち」画面に移動するので、"非表示リスト"をタップします。
「非表示リスト」画面に移動するので、ブロックしたい友達の"編集"ボタンをタップします。
画面下部にメニューが表示されるので、"再表示"をタップします。
「非表示リスト」画面から、ブロックしたい友達が消えたことを確認します。
LINEの「友だち一覧」画面に移動し、ブロックしたい友達が表示されていることを確認します。
ブロックしたい友達を左にスワイプして"ブロック"をタップしてブロックしましょう。(Androidの場合は、該当の友達を長押しするとメニューが表示されるので、"ブロック"をタップします。)
しつこい迷惑メッセージは運営に問い合わせをしよう
LINEでは、自分が「友だち」に追加した相手には、相手が自分を「友だち」に追加していなくてもメッセージを送れます。その機能のため逆に知らないユーザーからメッセージがくることがあります。これは、自分だけが相手に友だち追加されてしまっている状態です。
知らない人から何度もLINEのメッセージが届く場合は、電話番号での自動追加やLINEのID検索を許可していると、迷惑アカウントの業者が情報を手に入れて同じ情報を別アカウントで使いまわしている、ということもあります。この場合は、LINEの問題報告フォームから問合せしてみましょう。
迷惑メッセージがこないように予防する
LINEの設定を見直すことで、迷惑メッセージがこないように予防することができます。迷惑メッセージが多い場合は、一度設定を見直してみてはどうでしょうか。ここでは見直した方が良いLINEの設定を説明します。
「友達への追加を許可」をオフにする
LINEには、自分のスマホの電話帳に登録されている電話番号から友達を自動追加する機能があります。そのため、実際に知り合いでない人であってもスマホに電話番号があるとLINEの友達として追加されてしまいます。ここでは自分の電話番号が電話帳に登録されていても、相手のLINEに友達追加されないようにする方法を説明します。
LINEの「友だち一覧」画面の右上に表示されている"設定(歯車マーク)"アイコンをタップします。
「設定」画面に移動するので、"友だち"をタップします。
「友だち」画面に移動するので、"友だちへの追加を許可"をオフに設定します。
【LINEのIDを設定している場合】
LINEのIDを設定している場合、LINEのID検索で友達追加をされることもあります。他SNSなどで使用しているアカウントと同じものを設定している場合などは、LINEのIDでの検索もできないように設定しておいた方がよいでしょう。
「設定」画面で"プロフィール"をタップします。
「プロフィール」画面に移動するので、"IDによる友達追加を許可"をオフにします。オフにすることで、LINEのIDで検索して友達追加できなくなります。
「メッセージ受信拒否」をオンにする
LINEでは、自分が友達追加していない人からのメッセージを受信できるようになっていますが、自分が友だち追加している人以外からのメッセージの受信を拒否することができます。ここではLINEで自分が友達追加していない人からのメッセージの受信を拒否する方法を説明します。
LINEの「友だち一覧」画面の右上に表示されている"設定(歯車マーク)"アイコンをタップします。
「設定」画面に移動するので、"プライバシー管理"をタップします。
「メッセージ受信拒否」画面に移動するので、"メッセージ受信拒否"をオフにします。オフにすることで、LINEの友達でない人からのメッセージは受け取らないようにすることができます。ただし、実際の友達とLINEの連絡先交換をするときなどにメッセージを送ってもらうときなどは受信できない状態なので気を付けましょう。
LINEでブロックした相手を完全に削除する方法
LINEでは、ブロックした友達をブロックリストから削除すると、LINEの友達から完全に削除することができます。非表示にした友達を非表示リストから削除した場合は、LINEの非表示機能が続くため友達側からは今まで通りやり取りすることができます。また非表示リストから削除した友達とのトーク履歴がある場合は、そのトークルームで今まで通りメッセージなどを送り合うことができます。
ここでは完全に友達を削除する「ブロックリスト」から友達を削除する方法を説明します。
ブロックリストから削除する
LINE上の友達から完全に削除したい場合は、まず該当の友達をブロックリストに追加します。ブロックリストに追加後、「友だち一覧」画面の右上に表示されている"設定(歯車マーク)"アイコンをタップします。
「設定」画面に移動するので、"友だち"をタップします。
「友だち」画面に移動するので、"ブロックリスト"をタップします。
「ブロックリスト」画面に移動するので、削除したい友達の"編集"ボタンをタップします。
画面下部にメニューが表示されるので、"削除"をタップします。
「ブロックリスト」画面に戻るので、削除した友達が消えているかを確認します。
なお、LINEで完全に友達を削除しても、あらためて削除した相手を友達に追加することでやり取りすることができます。スマホの電話帳に電話番号が登録されていれば、LINEの友だち自動追加機能や電話番号検索、グループトーク内に削除した人がいれば、グループトークなどから追加することができます。
LINEのブロック機能をうまく使おう
LINEでは、「友だち追加」をすると無料でLINEスタンプを手に入れたり、LINEポイントを貯めることができるため、公式アカウントを「友だち追加」する機会も多いでしょう。しかしLINEスタンプやLINEポイントなどを手に入れたあとにメッセージを受信したくなくなったなどのときは、友だちとして表示されない状態の「非表示」ではなく、「ブロック」をしてメッセージも届かないようにしましょう。
LINEのブロック機能を使うことで、不要なメッセージを受け取って未読件数だけがどんどん増えていくということはなくなります。ブロック機能をうまく利用してLINEを快適に使いこなしましょう。