iTunesがアップデートできない対処法!エラーや不具合で更新失敗になる時は?

何らかのエラーや不具合でiTunesがアップデートできない場合は、5つの対処法を試してみてください。何をしてもiTunesのアップデートができない・失敗する場合はiTunesを完全にアンインストールし、その後再インストールしてください。

iTunesがアップデートできない対処法!エラーや不具合で更新失敗になる時は?のイメージ

目次

  1. 1iTunesがアップデート出来ない場合の対処法はある?
  2. エラーや不具合で自動更新・手動更新が失敗する時は5つの対処法を実行しよう
  3. 2「インストーラパッケージに問題がある」と表示された場合はiTunesを修復する
  4. iTunesを修復する方法
  5. 3WindowsでiTunesがアップデート出来ない場合はWindowsをアップデートしよう
  6. Windowsを更新する方法
  7. 4iTunesが自動アップデートされない場合は手動でアップデートしよう
  8. iTunesの手動アップデート方法
  9. 5管理者としてPCにログインしていない場合はiTunesをアップデートできないので注意
  10. 「管理者」アカウントにログインしているか確認する方法
  11. 6iTunesがアップデートできない場合の最終手段は再インストール
  12. Windows PCでiTunesをアンインストールする方法
  13. Apple公式ページからiTunesを再インストールする方法
  14. 7iTunesがアップデートできない場合は1つずつ対処法を実行しよう!

iTunesがアップデート出来ない場合の対処法はある?

iTunesをアップデートする際、不具合やエラーが起きてアップデートに失敗する場合があります。iTunesがアップデートできないとき、どうすれば問題が解決するのでしょうか。まずはiTunesがアップデートできない・失敗する場合の対処法を簡単に紹介します。

エラーや不具合で自動更新・手動更新が失敗する時は5つの対処法を実行しよう

iTunesをアップデートできない場合は、以下のような5つの対処法を試してみてください。どれも簡単な方法で行えるので、PCに不慣れな方でもiTunesをアップデートできない問題を解決できます。この5つの対処法はこれから一つずつ詳しく解説します。
 

  • iTunesを修復する
  • Windowsを更新する
  • iTunesを手動でアップデートする
  • 管理者アカウントでログインする
  • iTunesを再インストールする

「インストーラパッケージに問題がある」と表示された場合はiTunesを修復する

iTunesをアップデートできないとき、「このWindowsインストーラパッケージには問題があります」と表示されることがあります。これはパッケージエラーと呼ばれ、iTunesの一部のプログラムが正常にインストールされていない場合に表示されます。

Windows10のアップデートやそのほかのアプリをインストール・アンインストールした際にも起こり得ます。この場合はiTunesを修復すればアップデートできない不具合が治まります。

iTunesを修復する方法

パッケージエラーによってiTunesがアップデートできない場合は、iTunesを修復してください。まずはコントロールパネルを開いてください。Windows10だとコントロールパネルを開くのが面倒なので、「Windows」キーと「Pause」キーを押してシステム画面を開き、左上の「コントロールパネル ホーム」をクリックしてください。

コントロールパネルの画面

コントロールパネルのホーム画面を表示したら、「プログラムのアンインストール」をクリックしてください。プログラムの中から「Apple SoftwareUpdate」を右クリックして「修復」を選択すると、iTunesのアップデートができない問題が解決します。

コントロールパネルの画面

WindowsでiTunesがアップデート出来ない場合はWindowsをアップデートしよう

Windows10をアップデートしていないと、iTunesをアップデートできない場合があります。Windows10 Homeであれば自動的にアップデートされますが、自動更新が遅い場合もあるので、一度更新プログラムを確認してください。

Windows10の更新プログラムはバージョンごとに違います。バージョン1809は「KB4501835」、1803は「KB4493437」、1709は「KB4493440」が2019年5月時点での最新の更新プログラムです。バージョンは「設定」から「システム」の中にある「バージョン情報」をクリックすると確認できます。

Windowsの設定画面

Windowsを更新する方法

Windows10をアップデートするには、「スタートメニュー」から「設定」を開き、「更新とセキュリティ」をクリックしてください。

Windowsの設定画面

利用可能な更新プログラムがある場合は「今すぐインストール」と表示されているのでそこをクリックしてください。インストールが完了したら「今すぐ再起動」をクリックして、PCを再起動させたらアップデートが適用されます。Windows10の更新プログラムが原因でiTunesをアップデートできない場合は、これで解決します。

Windowsのアップデート画面

iTunesが自動アップデートされない場合は手動でアップデートしよう

iTunesが自動でアップデートできない場合は、不具合でアップデートできない可能性があります。そのため手動でiTunesをアップデートしてください。

iTunesの手動アップデート方法

iTunesを手動でアップデートするには、まずAppleの公式サイトからiTunesをダウンロードしてください。今のPCにインストールされているiTunesは、Appleの公式サイトから新しくiTunesをダウンロードすると置き換わるので、アンインストールする必要はありません。

iTunesのダウンロード画面

Appleの公式サイトから「Get it from Microsoft」をクリックすると、Microsoft StoreからiTunesをダウンロードできます。

Appleの公式サイトから直接iTunesをダウンロードしたい場合は、「ほかのバージョンをお探しですか?」の欄で「Windows」をクリックし、「今すぐダウンロード(64ビット版)」をクリックしてください。iTunesのダウンロードはこちらのURLから行えます。

最新のiTunesは、 macOS Mojaveに含まれています。

管理者としてPCにログインしていない場合はiTunesをアップデートできないので注意

複数人でPCを使用している場合は、そのPCの管理者でなくともiTunesを利用できます。しかし管理者権限がないとiTunesをアップデートできないので注意してください。管理者に頼んでiTunesをアップデートしてもらえば済む話ですが、どのアカウントが管理者アカウントかわからない方も多いでしょう。

そこで、ログインしているアカウントが管理者かどうか確認する方法をご紹介します。

「管理者」アカウントにログインしているか確認する方法

まずは「Windows」キーと「Pause」キーを押して「コントロールパネル ホーム」をクリックします。ホーム画面で「ユーザーアカウント」をクリックし、もう一度「ユーザーアカウント」を選択すると、ログインしているユーザーのアカウント名やメールアドレスが表示されます。管理者であればメールアドレスの下に「Administrator」と表示されます。

場合によっては管理者の確認のためにパスワードの入力を求められます。管理者アカウントが見つかれば、iTunesをアップデートできない問題が解決します。

コントロールパネルの画面

iTunesがアップデートできない場合の最終手段は再インストール

前述した4つの対処法を試してもiTunesをアップデートできない場合は、iTunesを再インストールしてください。今インストールしているiTunesをアンインストールすれば不具合やエラーがなくなるので、必ず最新のiTunesをダウンロードできます。

手動でのiTunesのアップデートに失敗した方は、今のiTunesをアンインストールしてからもう一度ダウンロードしてください。再インストールできない場合はPC自体に問題があるので、PCの再起動を試したりiTunesをアップデートできない以外にも不具合がないか確認したりしてください。

Windows PCでiTunesをアンインストールする方法

iTunesを完全にアンインストールするには少し手間がかかります。まずは「コントロールパネル」を開き、「プログラムのアンインストール」から6つのプログラムファイルを上から順にアンインストールしてください。
 

  1. iTunes
  2. Apple Software Update
  3. Apple Mobile device Support
  4. Bonjour
  5. Apple Application Support(32ビット)
  6. Apple Application Support(64ビット)

コントロールパネルの画面

すべてのファイルをアンインストールした後、PCを再起動してください。Cドライブにある「Program Files」フォルダの中に「iTunes」「Bonjour」「iPod」といったファイルがあるので、かならず削除してください。

そのあと「Program Files」から「Common Files」を開き、「Apple」フォルダを選択してください。「Mobile Device Support」「Apple Application Support」「Core FP」という名前のフォルダが残っている場合は、必ず削除してください。これでiTunesを完全にアンインストールできます。

エクスプローラーの画面

Apple公式ページからiTunesを再インストールする方法

PCから完全にiTunesをアンインストールできたら、Appleの公式サイトからiTunesをインストールしてください。インストール方法は、上述した「iTunesの手動アップデート方法」の項目をご覧ください。

iTunesをダウンロードできたらインストーラーを起動して、案内に沿って手順を進めれば、WindowsにiTunesをインストールできます。

iTunesがアップデートできない場合は1つずつ対処法を実行しよう!

エラーや不具合でiTunesがアップデートできない場合は、5つの対処法があります。必ず1つずつ実行して、原因を特定してください。iTunesの再インストールは、ほかの対処法を試してもアップデートに失敗した場合の最終手段です。

完全にiTunesをアンインストールするのは面倒ですが、不完全だとまたアップデートやダウンロードに失敗する場合があります。必ず完全にアンインストールして、iTunesをアップデートできない不具合を解消してください。

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この記事のライター
古橋侑