2019年09月27日更新
iTunesの曲が消えた場合の復元方法!ライブラリの音楽が見つからない対処法は?
iTunesで曲が消えた場合についての特集になります。この記事ではお使いのパソコンのiTunesから曲が消えた場合の復元方法、ライブラリの音楽が見つからない場合の対処法、バックアップファイルからのミュージックライブラリ復元などに関しても紹介していきます。
目次
iTunesの曲が消えたのはなぜ?主な要因を解説
今回はiTunesのミュージックライブラリから曲ファイルが消えた場合について特集を進めていきます。iTunesをいつものように起動して、音楽をライブラリから選んで再生しようとすると、突然消えたというトラブルに遭遇することがあります。この原因はいったい何なのかということについて解説します。まずは消えた主な要因から見ていきましょう。
曲の横に感嘆符が表示される
iTunesのミュージックライブラリからと特定の音楽が消えた場合には、感嘆符(ビックリマーク)が横に表示されるのが一般的です。正常な状態のライブラリでは、音楽のタイトルが表示されるのみですが、何かしらのトラブルが発生している場合には感嘆符が表示されるようになります。お使いのiTunesでこの表示があるか確かめましょう。
感嘆符の理由
ミュージックライブラリの中の音楽に何かしらのトラブルがある場合に感嘆符がタイトル横に表示されるということですが、では一体なぜ感嘆符が表示されるのかということについて考えていきます。正常なミュージックライブラリでは、この表示がありませんが特定のアルバムや音楽で現在この表示がある方は原因を特定して解消していきましょう。
曲の移動・削除が原因
iTunesのミュージックライブラリの中で音楽に感嘆符が表示される原因で考えられるものとして最もよくあるのが曲の移動や削除です。つまり、現存のiTunesライブラリにある曲のファイルに何らかの操作を加えたことが原因となっています。例えば、ミュージックの保存先の変更や、誤って音楽を削除してしまったということが原因として考えられます。
iTunesの曲が消えた他の要因
iTunesのミュージックライブラリで音楽のタイトル横に感嘆符が表示され、再生ができなくなってしまった場合に考えられる原因としてよくあるものを紹介してきました。曲の保存先を変更していないか思い出してください。ここからは、iTunesの曲が突然見つからない状態になった他の原因として考えられるものを紹介していきます。参考にしてください。
iTunesのアップデート
iTunesのミュージックライブラリの中にある音楽が突然消えてしまい、見つからない状態になってしまったことの原因としてまず考えられるのが、iTunesのアップデートです。iTunesのソフトはパソコンで定期的にアップデートが入ることがあります。大きなアップデートであれば、設定がデフォルトに戻ってしまうということも考えられます。
iTunes最新版のアップデートを待つ
iTunesのアップデートが原因でミュージックライブラリにトラブルが生じてしまったと考えられる場合の対処法をここで紹介しておきます。iTunesでは定期的にアップデートプログラムが配信されるようになっています。もしそのアップデートで不具合情報が多数報告された場合には、さらに修正のアップデートが提供されるまで待ちましょう。
iTunesの音楽復元ツールを活用する
iTunesのアップデートによってミュージックライブラリの音楽が消えたと考えられる場合に、もう1つできる対処があります。それが、iTunesの音楽復元ツールを活用するということです。こちらは少し応用的なやり方にはなりますがこれで見つからないファイルが復元されます。アップデートをしても解決されない場合には活用を検討しましょう。
消えたiTunesの曲を復元する方法
iTunesのミュージックライブラリで音楽が消えてしまい、見つからない場合に考えられる原因と、それへの対処法を簡単に紹介しました。ここからは、消えたiTunesの曲を復元する方法について解説していきます。パソコンに保存している根本の音楽ファイルを削除していない限り、ミュージックライブラリの音楽は復元できますので安心してください。
曲の場所を特定し復元する
iTunesで消えて見つからない曲を復元させる方法として最初に紹介するのが、曲の保存場所を特定して復元する方法です。iTunesのミュージックライブラリで表示されている音楽ファイルはお使いのパソコンの特定のフォルダに保存されています。そのため、このフォルダを特定することでライブラリが再認識されて復元されるということになります。
複数の曲の再生ができないケース
まずはiTunesのライブラリで、複数の曲が再生できないケースについて考えていきましょう。感嘆符のついている音楽のタイトルをクリックしてください。「再生できませんでした」というダイアログがiTunes上に表示されます。この中にある「場所を確認」をクリックすることで保存先を再設定させることが可能です。変更した場合はこれで解消できます。
すべての曲の再生ができないケース
次に、iTunesのミュージックライブラリですべての曲が見つからない状態で、再生できないケースについて説明していきます。この場合は、iTunesで認識させているライブラリのフォルダが誤っていることになります。「編集」から「環境設定」を選択し、「[iTunes Media]フォルダーの場所」を現在のものに変更することで解消できます。
iPhoneから曲を復元
また、iTunesのライブラリで曲が再生できない場合でも、iPhoneに同期している場合があります。この際はiPhoneから曲を復元させることも可能です。ただし、iPhoneのバックアップから曲をiTunesライブラリに復元させるためには通常通りの同期では不可能です。バックアップ復元ツールを使うことで解消できます。詳しくは以下で説明します。
iTunesにミュージックはないがiPhoneに保存している場合
この方法で曲を復元させるためには、iTunesにミュージックはないが、iPhoneには正常な状態で保存されている場合に限ります。同期させてしまった状態で、音楽も消えてしまった場合では復元させることが難しくなります。まずはiTunesと同期せずにバックアップ復元ツールを使って操作をしていきましょう。ツールの例を紹介します。
「Copy Trans」で復元
iTunesのミュージックライブラリで曲が見つからない場合で、かつiPhoneに曲が保存されている場合は無理に同期せずに「Copy Trans」というバックアップ復元ツールを使用していきましょう。この方法でバックアップからiTunesライブラリに曲を復元させたいという方は、以下のリンクからアクセスして、ツールをパソコンにインストールしましょう。
iTunesの元のファイルが見つからない場合
ここからはiTunesの元の曲ファイルが見つからない場合のトラブルについて解説をしていきます。iTunesのミュージックライブラリは、パソコン内のフォルダに紐づけられていますので、適切に設定しておくことで自動的に認識されます。iTunesの曲ファイルの保存先がどうしてもわからない場合には以下の方法で復元を試してみましょう。
復元方法
この場合も先ほどのやり方と同じように、感嘆符のついている楽曲を選択してクリックしてください。「再生できませんでした」というダイアログが表示されますので「場所を確認」をクリックしてください。iTunesライブラリの曲を自分の手で削除していなければエクスプローラー上に必ずあります。検索して見つけてください。
見つけましたらその曲を選択してください。実はiTunes嬉しい機能があり、その曲の関連ファイルをすべて検索してくれるようになっています。例えばアルバムの1曲であれば、その他に見つからない曲も自動で特定してくれますので非常に効率がアップします。ただし保存場所がファイルごとに異なる場合はこの方法は難しくなります。
注意点
ここで、上記のやり方で復元させる場合に注意しておきたいことを紹介します。音楽ファイルを保存している場所が曲ごとにバラバラになってしまっている場合には認識作業が非常に手間になります。そのためなかなか見つからないことがあり、時間がかかります。これを避けるためにも「iTunes Media」のフォルダ内の「Music」に統一させましょう。
iTunesとiPhoneを同期
iTunesで曲が見つからない状態でそのままiPhoneと同期させてしまうと、音楽も適切に転送ができません。そのため、上記の方法でライブラリを復元させてから同期し直すことが最後に必要になります。これで消えた曲も正常に戻ります。
iTunesの曲がライブラリからすべて消えた時の対処法
iTunesで消えてしまった曲を復元させる方法について解説してきました。iTunesのライブラリで楽曲を管理することが多い方は音楽ファイルを保管しておくフォルダを統一させておくと、復元させる際に非常に便利です。ここからは、iTunes内の曲がライブラリからすべて消えてしまった場合の対処法について解説していきます。
iTunesライブラリとは何か
iTunesでは音楽のデータを管理しているだけでなく、ライブラリ自体のデータも保管されています。ライブラリごとに表示される音楽が異なります。ライブラリのデータは保存したタイミングなどで複数バックアップされていることがあります。iTunesでどの曲を表示するかを管理しているデータがライブラリファイルとなります。
iTunesライブラリから音楽が消えた原因
iTunesライブラリから音楽が消えた場合の原因を考えてみましょう。複数のiTunesライブラリデータがパソコンに存在する場合は、何らかの操作によって誤った方のライブラリデータが採用されている可能性があります。とはいってもいつも使っているライブラリデータがバックアップされていれば音楽はiTunesに復元できますので安心してください。
iTunesライブラリへ曲を復元する方法
それではここからiTunesライブラリへ曲を復元させる方法を説明していきます。iTunesのライブラリデータは曲そのもののデータではありませんので、曲自体は消えていないことになります。ただし、自分の手で曲の削除を直前にしている場合にはライブラリもその認識で管理されていますので復元はできません。様々なやり方から例を紹介します。
バックアップから
iTunesライブラリを複数バックアップしている方は、いつも使っているライブラリを認識させることで簡単にライブラリが復元できます。まずはiTunesを起動して空のライブラリを表示します。次にエクスプローラーで「iTunes」のフォルダを開き「Previous iTunes Libraries」から任意のライブラリをダブルクリックして開くことで復元できます。
これらのライブラリは自分で簡単にバックアップすることができます。定期的にバックアップをしておくことが大切です。詳しくは以下のリンクからチェックしてください。
新規iTunesライブラリにコンテンツを追加
次に、新規iTunesライブラリにコンテンツを追加する方法について紹介しておきます。先ほどと同じように「編集」から「環境設定」を起動してください。「詳細」の設定項目を選択するとフォルダ指定の部分があります。こちらにコンテンツを追加していきます。新しく作成した「iTunes Media」を「変更」から指定することでライブラリが反映されます。
「CopyTrans」によって
また先ほど紹介したCopyTransというバックアップ復元ツールを使用することでも簡単にiTunesライブラリが復元できます。普段からバックアップをこまめに行っている場合にはCopyTransが役立ちますが、iPhoneで音楽を管理していなかったり、iTunesを音楽を再生するためだけに使用している場合にはあまり効果を発揮しません。
iTunesの消えた曲を復元しさらに多くの曲を追加しよう!
今回はiTunesで消えた曲を復元させる方法について解説してきました。音楽ファイル自体を削除していなければ、必ずiTunesライブラリは復元できるようになっています。とはいっても大量の音楽が消えてしまうと復元作業もそれだけ手間になってしまいます。これを防ぐためにもiTunesのフォルダを統一してこまめにバックアップも取っておいてください。