2019年03月10日更新
iPhoneでSuicaのオートチャージを設定する方法!Apple Payを使うには?
iPhoneでSuicaのオートチャージを設定する方法を解説します!iPhoneにApple Payの機能が加わってiPhoneをSuicaとして使えるようになっています。また、Suicaとして使えるだけでなく残高をオートチャージできる方法も用意されています。
目次
- 1iPhoneのSuicaのオートチャージって何?
- ・Suicaの残高を一定金額で自動チャージしてくれる
- 2iPhoneでSuicaのオートチャージを設定する方法は?
- ・Suicaのオートチャージにはビューカードを使う
- ・(1)iPhoneにSuicaアプリをインストール
- ・(2)モバイルSuicaへ登録
- ・(3)Apple Payにビューカードを登録
- ・(4)Suicaアプリでオートチャージを設定
- 3iPhoneでSuicaのオートチャージがされないケースは?
- ・オートチャージはIC改札機にタッチした時のみ
- ・オートチャージされないケース
- 4iPhoneでSuicaのオートチャージを使用する際の注意点は?
- ・オートチャージ有効期限は5年
- ・Suicaにオートチャージできる限度額
- ・iPhoneの電源が切れるとSuicaも使えない
- ・自動改札を通れない場合
- ・iPhoneを紛失した場合
- 5iPhoneでSuicaのオートチャージ設定をして活用しよう!
iPhoneのSuicaのオートチャージって何?
iPhoneのSuicaオートチャージ機能を知っていますか?現在、Apple Payをフル活用できるiPhone 7以降であれば、iPhoneをSuicaとして使うことができます。また、チャージ金額が枯れないように、自動でチャージ金額を補充してくれるように設定できるのです。
Suicaの残高を一定金額で自動チャージしてくれる
iPhoneのSuicaオートチャージ機能は、Suicaの残高を一定金額で自動チャージしてくれます。iPhoneでSuicaオートチャージ機能を設定すると改札で残高不足のために止められるということがなくなります。
iPhone1つあれば、Apple Pay機能をフルに使うことで、電車の乗車だけでなく買物もクレジットカードを取り出すことなくiPhoneを使うことで済ませられます。
自動改札でスマホをかざすだけの「Felica」
iPhone7以降の機種には「Felica」という機能が新たに追加されており、この「Felica」を使うことによって、iPhoneをSuicaとして使うことができるように機能設定できます。
「Felica」とは、カードやiPhoneなどの端末をかざすことで、データを送受信できる技術のことです。他の電子マネーカード(nanacoやWAON)にも採用されている、非接触のデータ送受信が可能なICカード技術です。
iPhoneでSuicaのオートチャージを設定する方法は?
iPhoneでSuicaのオートチャージを設定する方法を説明します。
Suicaのオートチャージにはビューカードを使う
iPhoneでSuicaのオートチャージ機能を設定するには、ビューカードを使う必要があります。ビューカード以外のクレジットカードではオートチャージ機能を設定できません。
(1)iPhoneにSuicaアプリをインストール
まず初めに、Appストアで「Suica」を検索して、iPhoneにSuicaアプリをインストールします。
(2)モバイルSuicaへ登録
Suicaアプリを立ち上げて、既存のSuicaカードをモバイルSuicaへ登録します。アプリ画面の右上の「+」マークをタップして、Suicaカード裏面の下方にあるコード番号の内、下四桁を入力します。
(3)Apple Payにビューカードを登録
iPhoneに既存のSuicaカードを登録したら、次はApple Payにクレジットカードを登録します。Suicaオートチャージ機能を設定するには、JR東日本は発行しているビューカードというクレジットカードを使います。
Suicaオートチャージ機能を設定する人は、事前にビューカードを取得しておきましょう。銘柄(VISA、Master Cardなど)も各種用意されているので、自分のニーズにあわせてカードの種類を選択できます。
Apple Payへのビューカードの登録は、まずiPhoneのホーム画面から「Wallet」アプリを立ち上げます。
開いた画面の「カードを追加」をタップします。その後は手順に従ってカード情報を登録します。
(4)Suicaアプリでオートチャージを設定
次に、Suicaアプリでオートチャージ機能を設定します。Suicaアプリの画面右下の「チケット購入・Suica管理」をタップします。
クレジットカード情報を入力
切り替わった画面で「オートチャージ設定」をタップします。
「クレジットカード情報登録確認」の画面が表示されるので、「クレジットカード情報登録へ」をタップします。
次に「クレジットカード情報登録入力」の画面が表示されるので、ビューカードの情報を入力し、「次へ」をタップします。
次に「セキュリティコード入力」の画面が表示されるので、ビューカードのセキュリティコードを入力し、「次へ」をタップします。
次に、登録内容の確認画面が表示されるので「登録する」タップすればクレジットカード情報の登録は完了です。
オートチャージ金額を設定
次にオートチャージ金額の設定画面が表示されます。Suicaの残高がいくらになった時点でビューカードで入金するか、またその入金の金額を設定します。まず、「オートチャージ設定」をタップします。
次の画面で「オートチャージ申し込み/変更」をタップします。
次の画面で「同意する」をタップします。
次の画面で、具体的な金額を設定します。クレジットカード(ビューカード)で入金するタイミングとなるSF(電子マネー)の残高と、実際の入金額を設定します。
次に、登録内容の確認画面が表示されるので「申込/変更する」タップすれば、オートチャージの設定は完了です。
便利なエクスプレスカード設定
通常iPhoneでアプリを使用する場合、iPhoneを起動して「Touch ID」で指紋認証をしてから使用することになりますが、suicaアプリには「エクスプレスカード設定」というものがあり、「エクスプレスカード設定」されたsuicaカードは指紋認証せずに、すぐにiPhoneをかざして改札を通ることができます。
基本的に、初めに登録したSuicaカードが自動的に「エクスプレスカード設定」されますが、複数のSuicaカードを登録している場合は、「エクスプレスカード」を変更することができます。変更方法はiPhoneのホーム画面から「設定」→「WalletとApple Pay」→「エクスプレスカード」と進み、使用するSuicaカードを設定します。
iPhoneでSuicaのオートチャージがされないケースは?
iPhoneでSuicaのオートチャージ設定を行っても、条件によってはオートチャージされない場合があります。以下、オートチャージされない条件についてまとめました。
オートチャージはIC改札機にタッチした時のみ
基本的に、iPhoneでSuicaを使ったときにオートチャージされるのはIC改札機にタッチしたときだけです。それ以外のSuicaの利用には適応されません。
オートチャージされないケース
具体的にオートチャージされないケースの例を挙げると、コンビニなどのSuica対応店舗でSuicaを使って買い物をしたとき、Suicaを使ってバス乗車したとき、などがあります。
また、電車乗車時のSuica利用でも、Suica・PASMOの対応エリアを外れている場合や、一部の簡易IC改札ではオートチャージされないことがあります。
iPhoneでSuicaのオートチャージを使用する際の注意点は?
iPhoneでSuicaのオートチャージを使用する際の注意点についてまとめました。
オートチャージ有効期限は5年
オートチャージ有効期限は5年です。5年後には再度オートチャージ設定を行う必要があることを憶えておきましょう。
Suicaにオートチャージできる限度額
Suicaにオートチャージできる限度額は2万円です。Suicaにオートチャージ設定すると、Suicaでの使用金額に疎くなる可能性もあるので、2万円ごとにクレジットカード(ビューカード)で入金していることを認識しておきましょう。
iPhoneの電源が切れるとSuicaも使えない
iPhoneでSuicaを利用する際、一番気を付けたいのがiPhoneの電源です。iPhoneの電源が切れた時点で、SuicaやApple Payの機能が使えません。電車に乗車しているときにiPhoneの電源が切れた場合は、改札で口頭で乗車区間を伝えて乗車賃を現金で支払うことになるようです。
こうした事態の予防策として、iPhoneでSuicaを利用する人はモバイルバッテリーを携帯することをお勧めします。
自動改札を通れない場合
iPhoneでSuicaを利用する際に、諸事情(混雑、自動改札機がないなど)でsuicaを自動改札に通せないときは、改札の駅員にiPhoneを渡して情報処理してもらわなくてはいけません。駅員に対応してもらうにはiPhoneでSuicaをヘルプモードに設定して渡す必要があります。
iPhoneのSuicaをヘルプモードにする方法は、iPhoneホーム画面から「Wallet」アプリを立ち上げ、Suicaカードを選びます。Suicaカード画面の右下にある「i」ボタンをタップすると画面が切り替わるので、切り替わった画面上の「ヘルプモードをオンにする」をタップすれば設定できます。
iPhoneを紛失した場合
iPhoneを紛失したときはすぐに「iPhoneを探す」機能を使いましょう。他の端末を使ってなくしたiPhoneを探し、「紛失モード」に設定すれば、Apple Payが他人に利用されることはありません。
「紛失モード」に設定するまでは、他人に利用されるリスクはありますが、Apple Payに登録したクレジットカード情報の利用は、指紋認証が必要なのでリスクは低いといえます。
しかし、「エクスプレスカード設定」されたSuicaは、iPhoneが手元にあればすぐに利用できてしまいます。そのため、iPhoneでsuicaを利用する人は特に、iPhone紛失時は迅速に「iPhoneを探す」機能をつかって「紛失モード」に設定する必要があります。
iPhoneでSuicaのオートチャージ設定をして活用しよう!
iPhoneにApple Payが加わってクレジットカード機能が付加されてから、iPhoneの可能性がさらに広がりました。iPhoneでSuicaのオートチャージ機能を使う方法をマスターして、iPhoneでSuicaを便利に活用しましょう!また、利用の際はリスク管理も忘れずに。