iPhoneでPDFファイルを保存!ダウンロードしたPDFの保存場所は?

iPhoneなどの携帯端末でPDFファイルを表示したり保存したりする人は少なくありません。ところでiPhoneなどのメールやSafariと言ったブラウザからダウンロードしたPDFファイルはどこに保存されているのでしょうか? こういった疑問に答えていきます。

iPhoneでPDFファイルを保存!ダウンロードしたPDFの保存場所は?のイメージ

目次

  1. 1iPhoneでPDFファイルを閲覧する方法
  2. 2iPhoneのSafariで表示したPDFファイルを保存する方法
  3. PDFファイルをiBooksアプリに保存
  4. PDFを保存できるその他の アプリ
  5. 3その他iPhoneでPDFデータを保存する方法
  6. WebページをPDFとして保存する
  7. iPhoneでメールに添付されたPDFを保存する
  8. LINEに添付されたPDFファイルを保存する
  9. 4iPhoneでダウンロードしたPDFの保存場所は?
  10. iPhoneのSafariで保存したPDFを表示・閲覧する手順
  11. 5iPhoneにPDFファイルで保存する方が便利なことも!

iPhoneでPDFファイルを閲覧する方法

iPhoneでPDFファイルを見てみよう

一昔前はPDFファイルをパソコンで表示しようとした場合、場合によってはとても重いために表示するまでに時間がかかったり、ときにはフリーズしたりすることこともありました。しかし最近では技術の進歩により、iPhoneやAndroidの端末でスムーズに表示が可能になりました。

また、パソコンでPDFファイルを表示するにはAdobe社が配布しているソフトをダウンロードする必要がありますが、iPhoneには標準でPDFファイルを表示する機能が備わっていますので、単純に表示したり読むだけであれば手軽に行えます。試しに以下のリンクを開いてみましょう。

PDFサンプル確認用ファイル

リンクをタップすると次の画像のようなページが表示されますが、これがPDFファイルと呼ばれるもので、pdfファイルには".pdf"という拡張子がついています。

PDFファイルの表示用サンプルです

iPhoneのSafariで表示したPDFファイルを保存する方法

iPhoneでPDFファイルを閲覧する機会は、ブラウザによることがほとんどです。有益な情報は大体インターネット上で探す事が当たり前になっている時代なので当然ですが、お気に入りの情報をブラウザで何度も見るのではなく端末にダウンロードをして手軽に見られるようになれば便利なのは間違いありません。

PDFファイルはブラウザで見るだけではなく、iPhoneのアプリに保存する事でいつでも簡単に見返せるようになります

PDFファイルをiBooksアプリに保存

こういったPDFファイルは、Safariなどのブラウザ毎回アクセスして見るのではなく、保存をしておくことですぐに内容を確認できるため非常に便利です。しかし、PDFファイル自体に馴染みのない方も少なくなく、活用している人は必ずしも多くはありません。とはいえ、iPhoneに保存する方法は簡単なので覚えておきましょう。

PDFファイルをiBooksに保存

iPhoneにプリインストールされている代表的なアプリであるiBooksを使うことで、PDFファイルを保存できます。ただしiBooksは、iOS12以降Apple Booksにリニューアルされ、iBooksではなくブック(Apple Booksの表示名)表示になっているので注意が必要です。先ほど開いてもらったAdobeの表示確認用サンプルを例に採って説明します。

PDFファイル保存方法

PDFファイルをSafariで開いている状態で、画面下部にある赤丸で囲ったアイコン("共有ボタン"と呼びます)をタッチします。

iPhoneにPDFファイルをダウンロード

ブックにコピーという項目があるのでそれをタッチすると、iPhoneのブックスという表示名のフォルダに表示確認用サンプルのPDFファイルが保存されます。保存されているのか確認してください。今回はブックを使ったため保存場所がブックになります。しかし、後述のするようにダウンロード先を指定することで、その都度保存対象のアプリが変わります。

この時点で注意するのは、最初に述べた通り、iOS12を境にアプリ名が変わっていることです。旧来はiBooksだった物がiOS12を境にApple Books(表示名ブック)になっているので混同しないように気を付けて下さい。

PDFを保存できるその他の アプリ

iPhoneユーザーであれば、標準でインストールされているApple Booksを利用してPDFファイルを保存すれば特に不自由することはありません。そのため、多くの人にとってはPDFファイルの保存や読み直しにApple Booksを利用することが最適です。しかし、Apple Books以外にもPDFファイルの保存や閲覧ができるおすすめのアプリがあります。

Dropbox

PDFファイル保存方法:dropbox

DropboxはiPhoneユーザーに人気のアプリで、ダウンロードしたファイルをクラウド上に保存できるためアクセスが容易です。その上、共有や編集と言った作業を他のユーザーと共同で行う事も可能です。ただのストレージアプリというレベルを超え、情報共有などにも利用できるにもかかわらず利用料は無料という強みもあります

容量こそ無制限ではありませんが、個人での利用に関しては無料であるベーシックというコースがあるので、ブック以外のPDFファイル利用アプリの選択肢としては優秀です。

Microsoft OneDrive

マイクロソフトのonedrive

Microsoft OneDriveは、パソコンのOSであるWindowsでお馴染みのマイクロソフト社がリリースいているアプリです。アプリと言ってもパソコンでも使えますから、イメージとしてはMicrosoft版Dropboxで、WordやExcelと言ったOfficeアプリで開くことでメンバーとの共同作業もできます。

Adobe Acrobat Reader

Adobe Acrobat Reader でPDFファイルを閲覧

現状PDFの保存・閲覧アプリとして一番高性能なのがAdobe Acrobat Readerです。Adobeという言葉の示す通りAdobe社の公式アプリで、単にPDFファイルを開くだけではなく、保存や作成、編集作業も可能で、他社製品であるDropboxなどとも連携でき、ファイルも共有できます

Adobe社はPCソフトで有名な会社ということもあり、パソコンを利用している人にとっては一番使い易いアプリと言ってよいでしょう。

その他iPhoneでPDFデータを保存する方法

iphoneでPDFファイルを保存する

ここまでアプリを利用したPDFファイルのダウンロード・保存方法の紹介をしましたが、次はシンプルにSafariを利用してダウンロードをする方法を紹介します。これまで紹介したアプリのような特別な利便性こそありませんが、ダウンロード・保存するだけであれば十分な方法なので覚えておくと良いでしょう。

WebページをPDFとして保存する

少しイメージが湧きにくいかもしれませんが、現在見ているサイトのページをPDFファイルとしてダウンロード・保存する事も可能です。SafariでダウンロードしたPDFファイルはFilesやブックスアプリに保存が可能で、具体的な手順は次の通りになります。

Safariで表示したページをPDFで保存

1:共有ボタンをタッチしてメニューを開きます
2:メニュー下段にある"PDF作成"をタッチ

この手順で簡単に見ているページをPDFファイルとして保存ができます。この方法のメリットは、例えばダイエットで気に入った情報があった場合、PDFファイルとしてページを保存することで、ブックマークすることなくオフラインで情報の確認ができるという点にあります。

PDFファイルとしてダウンロードするとすぐに読む事が出来る

スマートフォンに限らず、お気に入りのサイトをブックマークし続けると探すのが面倒くさくなってしまい、最終的にどこに登録したのかを忘れてしまうことは珍しくないので、ブックマークとPDFファイルによる保存を使い分けることをおすすめします。

また、オフラインで見られるということはり、一度ダウンロードすればデータ通信量を気にせず見直せるという点も大きなメリットと言えます。

iPhoneでメールに添付されたPDFを保存する

ここまではブラウザでPDFを見た場合の説明でしたが、ここからはメールに添付されているPDFファイルのダウンロード・保存について説明します。まずはメールに添付されているPDFを開きます。

メールに添付されたPDFファイルを保存

上の画像のように表示されるので、画面右上にある共有ボタンをタッチし、メニューが開いたらダウンロード・保存先を指定します。実際にやってみて分かる通りメールだからと言って特別難しい作業はなく、共有ボタンを押してからダウンロード・保存先を指定するだけで実行できます。友人などから送られてくるPDFも簡単に保存ができるので安心できます。

LINEに添付されたPDFファイルを保存する

LINEに添付されたPDFファイルを保存

LINEでダウンロードをする場合も特別難しい操作は不要です。画像右上にある共有ボタンをタッチ後、メールでダウンロードした時と同じ操作をする事で保存できます。

iPhoneでダウンロードしたPDFの保存場所は?

iPhoneで保存したPDFの保存場所は基本的にダウンロード・保存時に指定したアプリです。ブックスであればApple Booksに、という具合ですが、iPhoneでPDFをダウンロード・保存する場合は標準でインストールされているアプリがある為、最初からいくつか選択肢が存在します。

例えばプリインストールされているアプリであれば、iBooks(現Apple Books)を筆頭に、FilesやKeynote、Numbersなどが挙げられます。しかし標準搭載されているこれらのアプリはiBooksを除き少し操作が面倒な部分があり、現状iPhoneでPDFのダウンロード・保存場所はiBooksが最も確実であり楽であり、問題が起きにくいと言えます。

文書の保存先

また、保存先にサードパーティ製のアプリであるDropboxやOneDriveを保存場所に指定する事も可能なので、iPhoneを利用していく中でメールやブラウザで手に入れたPDFファイルは、自分にとって使いやすい場所に保存するようにしてください。

iPhoneのSafariで保存したPDFを表示・閲覧する手順

PDFファイルの閲覧

Safariやメールから保存したPDFはいつでも閲覧できます。いずれもダウンロードするための媒体が違っただけなので、手順としては

1:保存場所に指定したアプリを開く
2:保存したPDFを選択

この二つの手順で閲覧することができます。

一部例外の手順として、DropboxやOneDriveといったアプリの場合は利用の際にサインインする必要があるので、一手間増えるので注意しましょう。

iPhoneにPDFファイルで保存する方が便利なことも!

PDFはダウンロードした方が便利

今回はiPhoneのSafariやメール等でPDFファイルを保存や閲覧する方法を紹介しました。ブラウザ読めるPDFをわざわざ保存するメリットは転送量の削減につきます。内容を確認する度にブラウザを立ち上げて閲覧すると転送量がかかり通信制限にかかりかねませんPDFファイルをダウンロードをしておくことで、転送量を気にせず閲覧できるというわけです

ブックマークによるアクセスと、ダウンロードによる保存を上手に使い分けて、PDFを活用してください。

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