2019年04月08日更新
iPhoneの2台持ちのメリット・デメリットや使い分け方法を解説!
iPhoneの2台持ちを検討している方は、本記事でメリット・デメリットを確認しておきましょう。iPhoneを2台持ちすれば、iPhoneをさらに便利に利用できますがデメリットも存在します。紹介する2台持ちする時のポイントを押さえておくことが重要です。
目次
iPhone2台持ちの使い分け方法は?
Appleの大人気iPhoneシリーズが、徐々に人気が落ちてきているとメディアを賑わしていますが、根強いiPhoneファンは健在です。そんなiPhoneファンにはiPhoneを2台以上持ち、使い分けているユーザーが沢山います。実際のところ今使っているiPhoneを持ち続けたまま、2代目のiPhoneを買うと、どんな使い分けができるのでしょうか。
主に2台以上iPhoneを所有している人は、iPhoneコレクターと呼ばれ、それぞれのiPhoneの性能のチェックや、純粋にiPhoneを愛している人がほとんどです。
ですがiPhoneを収集する以外にも、iPhoneを2台以上持つことで、2台のiPhoneを通話用とデータ通信用として使い分けることや、片方を音楽プレーヤー専用として利用することも可能になるというメリットもあります。
通話用とデータ用に使い分ける
現在人気が高まっている格安SIMを利用することで、通話用のiPhoneとデータ通信用のiPhoneと使い分けも可能になりました。iPhoneはSIMカードがなければアクティベートできませんが、アクティベート専用のSIMカードもAmazonなどで販売されています。
格安SIMを利用しなくても、iPhoneだけアクティベートしておけば、Wi-Fi接続環境で利用できます、iPhone XRなどの機種は比較的安価な価格で大画面なiPhoneなので、小さなiPhoneを普段通話用などに利用し、大画面のiPhone XRをデータ通信用に使い分けるといった使い方もあります。
片方を音楽プレーヤーとして使う
サブのiPhoneを音楽プレーヤー専用のデバイスとして利用すれば、メインのiPhoneの充電を気にせず音楽を楽しめます。AirPodsなどのBluetooth接続でペアリングできるイヤホンが人気ですが、Bluetooth接続をしたままだとバッテリーの消費量が非常に高く不便です。
そういった時にサブiPhoneを持っていれば、SpotifyやAmazon Music、Apple Musicなどの音楽ストリーミングサービスをペアリングヘッドホンで、バッテリーを気にすること無く存分に楽しむことも可能になるのです。
iPhoneを2台持ちするメリット
iPhoneを2台持ちするさらなるメリットは下記のとおりです。
- 携帯(スマホ)料金を安くできる
- iPhone2台を用途別に使い分けられる
- データ容量(ストレージ容量)を分散できる
- アカウントを複数もてる
- 同時作業ができる
- 長時間の利用が可能
- 突然の故障にも対応できる
各詳しいiPhone2台持ちのメリットを解説していきます。
携帯料金を安くできる
携帯キャリアや格安SIMをうまく使い合わせることで月額の携帯料金を安く抑えることが可能です。格安SIMを入れたiPhoneと、SIM無しiPhoneを持ち、Wi-Fi環境下ではSIM無しiPhoneを利用すれば、格安SIMの料金だけでiPhoneを使うこともできます。
用途別に使い分けられる
普段遣いにはiPhone SEなどの小型のiPhoneを利用して、電子書籍を読む際にiPhone XRやiPhone XS Max、iPhone 7Plusを利用するといった使い方も可能です。
データ容量を分散できる
iCloudのストレージ容量は5GBまでは無料ですが、それ以上のストレージ容量を利用する場合は有料です。2台のiPhoneを持っていればストレージ容量を分散することができます。
アカウントを複数もてる
複数のApple IDを持っていても、iPhoneには2つ以上のApple IDを同時に登録することができません。海外でiPhoneを利用する際には、海外で作成したApple IDを使ってiTunesやApp Storeを利用する必要があります。こういった際にiPhoneを2つ持っておけば、複数のApple IDをうまく使い分けることが可能です。
同時作業ができる
2台以上の複数のiPhoneを持つことで、通話やネットブラウジング、メールのチェックなど複数の作業を同時進行できるというメリットがあります。iPhone1台でも複数の作業をこなすことができますが、2台以上の複数iPhoneを持っていれば作業の効率化が可能になります。
長時間の利用が可能
2台以上のiPhoneを持っていれば、長時間iPhoneを利用することが可能です。キャリアネット回線を使わないように、片方のiPhoneを「機内モード」にしてオフライン利用すれば、電池消費量が圧倒的に改善されます。
突然の故障にも対応できる
iPhoneを2台持つメリットの中でも最も大きなメリットは、iPhoneが突然故障した時にも対応できるという点です。メインのiPhoneが故障しても、サブiPhoneにSIMカード・格安SIMカードを挿入するだけで、新しいデバイスを購入する必要がありません。また新しいiPhoneを購入する際も、購入するまでの間サブiPhoneを活用するという方法もあります。
iPhoneを2台持ちするデメリット
続いてiPhoneを2台持ちするデメリットを紹介します。メリットあるところにデメリットありです。デメリットについて理解してから、iPhoneの2台持ちを検討しましょう。
荷物がかさばる
iPhoneを2台持ちするということは、それだけ持ち物がかさばるということになります。常にカバンを持ち歩かない方は、iPhoneをポケットに入れておく方がほとんどです。iPhoneを2台持ちすることで、ポケットが一杯になり、タイトなパンツが履けないといったデメリットも生まれます。
充電に手間がかかる
iPhoneを2台持ちするということは、それだけ充電に手間がかかるということになります。iPhoneの充電ケーブルを常に持ち運ぶ場合も、荷物がかさばる上に、プラグソケットが1つしかない場所では、iPhoneをひとつずつ充電する必要があるので、それだかiPhoneの充電に時間がかかってしまうというデメリットが生まれます。
うまく活用できないと無駄になる
iPhoneの値段は決して安くはありません。そのため、iPhoneを2台持ちするメリットを見極めずに購入してしまうと、2台のiPhoneをうまく活用できないという事態になってしまいます。iPhoneを通話・メールだけの利用としている場合は、2台持ちするというメリットがほとんどないので、十分に注意してください。
iPhone2台持ちをより快適にするために
本記事最後の本章では、iPhoneの2台持ちをより快適にするためのポイントを紹介していきます。これからiPhoneの2台持ちを考えている方は、本記事で紹介するポイントを実践してみて下さい。
2台目は格安SIMを利用する
携帯キャリア会社である「au」「Docomo」「Softbank」を使って、2台目のiPhoneを契約するメリットは無いわけではありませんが、その分月額料金がかかってしまうため、実用的ではありません。また携帯キャリア会社で一度プランに加入してしまうと、年間契約などの縛りが発生してしまうので、十分に考慮する必要があります。
そのため、2台目のiPhoneは格安SIMを利用することをおすすめします。比較的新しいiPhoneを持っている方は、2台目のiPhoneを中古で購入し格安SIMで利用するといった方法が得策です。平均的に携帯キャリア会社で契約すると5,000円から7,000円ほどの月額料金となりますが、格安SIMはそれの半額ほどで利用することができます。
ポケットWi-Fiを利用する
2台目のiPhoneに格安SIMを利用せずに、ポケットWi-Fiを利用するという方法も有効的です。ポケットWi-Fiは格安SIMほど安くはありませんが、iPhone以外にもパソコンやタブレットでもネットを利用することが可能となります。
また外出先でもWi-Fiをキャッチできる範囲も広いので、出先でネットを使いたいユーザーにとってはメリットが多いと言えます。サブiPhoneをネット専用のデバイスとして利用する場合に、ポケットWi-Fiは非常に便利なので、オプションとして検討してみるのもよいでしょう。
iPhoneの2台持ちで快適に過ごそう
本記事ではiPhoneを2台持ちするメリットやデメリット、また2台目のiPhoneを有効的に利用するための方法を紹介しました。iPhoneの2台持ちにはメリット・デメリットがあります。これからiPhoneの2台持ちを考えている方は、本記事で紹介したメリット・デメリットをよく呼んだ上で検討してみてください。