2019年03月07日更新
iPhoneのアクティベーションとは?利用開始設定できない対処法は?【アクティベート】
本記事ではiPhoneのアクティベーション方法や、アクティベートできない場合の対処法をご紹介していきます。iPhoneの利用開始にはアクティベーションが必須です。本記事を参考にiPhoneをアクティベートしてみましょう。
目次
iPhoneのアクティベーション(初期設定)とは
iPhoneのアクティベーション(初期設定)とは、文字通りiPhoneの初期設定をする工程のことを指します。購入時のiPhoneデバイスは工場出荷状態となっており、まったくデータの入っていない状態となっています。
これは中古のiPhoneを購入したときでも同様で、中古のiPhoneは買い取り店舗で事前にiPhoneを出荷状態に戻して販売しています。この状態ではiPhoneを利用することができないので、iPhoneのアクティベート(初期設定)する必要があります。
また中古でiPhoneを購入した場合の注意点として、アクティベーションロックされていないか確認してください。iPhoneにはiPhone紛失時のために【紛失モード】という機能が搭載されています。
これはiPhoneアプリの【iPhoneを探す】の中の機能の1つで、Apple IDと連動しており、iPhoneを拾った人が勝手にiPhoneを操作できないようにするモードとなります。
アクティベーションロックがかかっている状態では、iPhoneの前の持ち主がパスコードを入力しないと利用できません。中古でiPhoneを購入し、アクティベーションロックがかかっている場合は、販売元のショップに確認してください。
iPhoneのアクティベーション方法
はじめてiPhoneを購入された方で、iPhoneのアクティベーション方法に戸惑う方は少なくありません。本章ではiPhoneのアクティベーション(初期設定)方法をご紹介します。また、iPadでのアクティベーション(初期設定)手順もiPhoneと同様なので、iPad購入を考えている方も、本章を参考にアクティベーション(初期設定)を実行することが可能です。
アクティベーション前に確認すること
まずiPhoneをアクティベーションする前に確認しておくことをご紹介します、下記のリストを参照してください。
- iPhoneにSIMカードが挿入されているか
- iPhoneがネット接続できる環境にあるか
- iPhoneがアクティベーションロックされていないか
上記のリストに1つでも当てはまる場合は、iPhoneのアクティベートができないので注意してください。SIMカードがない場合は、知人や家族からSIMカードを借りるか、アクティベートカードを購入する必要があります。アクティベートカードはAmazonや家電量販店で600円前後で販売されています。
SIMカード無しでのアクティベート方法は下記のリンクで詳しく解説しています参照してください。
iPhoneのアクティベートには、ネット接続が必要となります。SIMカードを挿入してキャリア回線を利用するか、Wi-Fi接続可能な状態でアクティベートを実行してください。
アクティベートロックがかかっている状態の解決方法は、他の問題の対処法とは違い若干複雑です。本記事後半の【iPhoneのアクティベーションロックの解除方法】で対処法を紹介しますので、そちらを参照にしてください。
アクティベーション手順
1.iPhoneの電源を入れる
iPhone端末の横についている電源ボタンを長押しして、iPhoneの電源をONにします。電源をONにすると同時にiPhoneのアクティベートが開始します。
2. 言語(ランゲージ)を選択する
iPhoneで使用する言語(ランゲージ)を選択してください。
3.国・地域を選択する
iPhoneのアクティベート画面でiPhoneを主に利用する国や地域を選択します。ここで選択した国や地域に合わせてiPhoneの初期設定コンテンツが変化します。
4.【クイックスタート】設定
【自動で設定】を選択すると、iPhoneがおすすめする設定が適用されます。【手動で設定】をタップすると、全て自分好みの設定ができます。
5.【使用するキーボード】を選択する
iPhoneで文字入力する際のキーボードタイプを選択してください。【フルーキーボード】はパソコンのキーボードの同じタイプのキーボードです。【テンキー】は電卓のような形のキーボードです。
任意のキーボードを選択したら、言語キーボードを選択します。【日本語ローマ字】【日本語かな】【絵文字】【English(Japan)】の4種類を選択できます。この言語キーボード設定は、iPhoneをアクティベート後に再設定できるので、上記4種類を選択しておけば問題ありません。
6. ネット通信方法を選択する
【Wi-Fiネットワークを選択】では、アクティベートに必要なネット通信方法を選択します。【Wi-Fi】または【モバイルデータ通信回線】を選択してください。
7. Touch ID【指紋認証機能】設定をする
Touch ID(指紋認証機能)は、iPhone 8まで搭載されている機能です。iPhone X移行のデバイスでは、この設定画面は表示されません。
8.パスコードの作成
iPhoneのロック画面を解除する時や、iPhoneで有料コンテンツを購入する時などに必要な、パスコードを設定してください。パスコードを設定しないという選択も可能ですが、セキュリティ上、パスコードを設定しておくことをおすすめします。
パスコードは6桁の数字で設定します。一度パスコードを入力し、再度パスコードを入力
すれば設定完了です。
9.【Appとデータ】設定
iPhoneのバックアップデータを復元する設定画面です。iCloud、iTunes、Androidからのデータ復元が可能です。バックアップデータの復元が不要の方は【新しいiCloudとして設定】を選択してください。
あとはApple IDの入力、または新規登録、利用規約に同意すれば、iPhoneのアクティベートは完了です。
iPhoneのアクティベートができない原因
iPhoneのアクティベートができない一番の問題とは、アクティベーションロックがかかっている状態のiPhoneです。本章ではiPhoneのアクティベーションロックについて紹介します。
アクティベーションロックがかかっている
前にも述べた通りiPhoneの【紛失モード】でアクティベーションロックがかかっている場合、iPhoneのアクティベートができません。
iPhoneを探すがオンだとアクティベーションロックがかかる
アクティベーションロックは、iPhoneアプリの【iPhoneを探す】の中の機能の1つです。Apple IDと連動しており、iPhoneを拾った人が勝手にiPhoneを操作できないようにするモードとなります。
通常の場合、中古品のiPhoneは販売店でアクティベーションロックがかかっていないか確認してから再販されます。ですが、オークションなどで個人から購入した際に要注意が必要です。
業者から購入する場合とは異なりチェックされない状態で手元に届く場合もあり、アクティベーションロックがかかっていた状態で配送されたという事例が過去に多数発生しています。
iPhoneのアクティベーションロックの解除方法
本記事最後の本章では、iPhoneのアクティベーションロックの解除方法をご紹介します。
前の所有者にiPhoneを渡して解除してもらう方法
前のiPhoneの所有者に直接iPhoneを渡すことができる状況であれば、iPhoneを起動して、Apple IDとパスワードを入力してもらい、アクティベーションロックを解除します。【設定】>【Apple ID】>【デバイス】と進み、【iPhoneを探す】を無効にしてから【アカウントから削除】をタップしてください。
続いて前の所有者にiPhoneを渡せない場合のアクティベーションロック解除方法をご紹介します。
前の所有者にiPhoneを渡せない場合の解除方法
前の所有者にiPhoneを渡せない場合は、前の所有者に連絡して下記の手順を実行してもらってください。
1.スマホ、またはパソコンでiCloud.comにアクセスしサインインします。 |
2.表示されるメニュー一覧から【iPhoneを探す】を選択します。 |
3.画面の上部に表示されている【すべてのデバイス】を選択してください。 |
4.【デバイスの消去】>【アカウントから削除】と進んでください。 |
アクティベーションロック解除方法を覚えておけば、iPhoneを下取りに出す際にも有効なので覚えておくことをおすすめします。
iPhoneを初めて使うなら最初にアクティベーションしよう
本記事ではiPhoneのアクティベーション方法や、アクティベーションロックの解除方法とはどういった手段があるのかをご紹介しました。iPhoneを購入後には、アクティベーションは必ず実行する必要があります。アクティベーションができない場合もあるので、本記事を参考にiPhoneのアクティベートを実行してみてください。