インスタグラムの位置情報の作成登録と設定方法!削除してバレるのを防ぐ!
インスタグラムの投稿についた位置情報は事な機能です。このおかげで、インスタグラムで公開された素敵なスポットや気になるお店を探し当てられます。しかしそれはあなたの投稿からあなたの居場所、現在地がバレることも意味します。そんな位置情報との付き合い方をお教えします。
目次
インスタグラムの位置情報とは?
SNSの投稿には位置情報がつきものです。あなたがどこにいるかを周囲に知らせることで、繋がっている友人たちから誘いがかかったり、飲み屋で合流したり、突発オフ会になったりと、交流がいっそう深まったり、逆に他のユーザーが位置情報からあなたの投稿を発見して新たな交流が生まれたりするからです。
インスタグラムもその例に漏れません。あなたの投稿に位置情報がつくことで、あなたのフォロワーはあなたのことをいっそう知るでしょうし、あなたの位置情報のついた投稿からあなたの存在を知ってフォロワーになるユーザーも出てくるでしょう。
インスタグラムの位置情報は、Twitterの「正確な位置情報」ほどにはピンポイントであなたの居場所を知らせるものではありませんが、それでもあなたの投稿には、市町村やランドマーク程度の位置情報が含まれているのです。
自宅の場所(現在地)がバレる場合も
前節でお話ししたように、インスタグラムの位置情報は非常に曖昧なものです。従って、たいていの場合は位置情報については気にせずに済みます。問題になるとすれば、以下の2点です。
- あなたの現在地から投稿した時間に家を空けていることがバレる
- あなたの現在地から自宅や勤務地の場所がバレる
前者はすぐに理解できるでしょう。例えば、あなたの居住地が神奈川県で、投稿の現在地が沖縄であれば、あなたの自宅の場所を知っている空き巣としては絶好のチャンスと言えます。
しかし逆に言うと、あなたの自宅の場所を知られていなければさほど問題ではないのです。つまり後者の問題さえ発生していなければ、あなたが投稿した時間に家を空けていることがバレても大きな問題にはなりません。つまり旅行中の投稿に現在地の位置情報を付加しても問題ないと言うことです。
しかし、インスタグラムの位置情報がアバウトなものであるにもかかわらず、そこからあなたの自宅の場所や勤務地がバレる例は少なくありません。市町村を限定した上であなたの投稿を確認することで、どんどんあなたの現在地が絞り込まれていくからです。また、住所の記された通販の箱やDMの封筒、近所の電柱やポストなどが写り込んだ投稿もNGです。
そうした事例から逃れるには、そもそもインスタグラムの投稿に位置情報をつけないと言うのが一つの解決策です。そうすればあなたの現在地がバレる可能性は減ります。その方法については、後ほど説明します。
もっとも、位置情報をつけていないからと気を許して自宅周囲や自室の写真を投稿しまくると、あっという間に自宅の場所がバレる羽目に陥ります。位置情報を削除するのはあくまで自宅バレを防ぐ前提であって、それで全てが解決するわけではないことを、しっかりと理解してください。
インスタグラムの位置情報の作成登録と設定方法
前章でお伝えしたように、インスタグラムでは投稿に位置情報を登録できます。また登録できる位置情報が出ないのであれば、それをあなた自身が作成することも可能です。
投稿に追加する方法
インスタグラムでは、投稿時だけでなく既に投稿済みの画像にも位置情報を追加できます。また既に登録されている位置情報に対しても、削除したり変更したりが可能です。
以下にその方法を説明します。
新規投稿
あなたが画像を投稿する時に位置情報を登録する場合、まずは通常の投稿と同じく、
- 画面下の「+」アイコンをタップして投稿画像選択画面を開く
- 同じく画面下の「ライブラリ」「写真」「動画」から投稿用の写真か動画を選び「次へ」進む
- 編集を済ませて「次へ」進む
を選びます。
そうして開いた新規投稿画面の「位置情報を追加」の欄でふさわしいタグを選ぶか、ふさわしいものがなければ「位置情報を追加」をタップします。
「位置情報を追加」欄をタップして「位置情報」画面が表示されたら、使いたい位置情報タグを選択します。
ふさわしいものが一覧リストに出ないときは検索窓を利用して探してください。それでも出ない場合は、あとで説明する方法で位置情報タグを登録して後ほど投稿に追加しますので、さしあたってはより大きな市町村レベルの位置情報タグを選んでください。
位置情報タグを選択して「新規投稿画面」に戻ったら、「シェア」をタップして投稿します。
アップロードされた投稿には、先ほど選んだ位置情報が現在地として登録されているのがわかります。
後から追加
投稿時に位置情報を登録しなかった投稿に、後から位置情報を追加するには最初にタイムラインやプロフィールの投稿の右上にある「…」アイコンをタップします。
すると画面下からメニューがポップアップしますので、その中から「編集する」を選択します。
「基本データを編集」画面が開きますので、ユーザー名の下にある「位置情報を追加…」をタップします。
前の節で説明した「位置情報」画面が表示されますので、使用したいタグを選択して位置情報を追加し、元の画面に戻ります。
「基本データを編集」画面に戻ったら右上の「完了」をタップして終了です。
削除・変更する方法
すでに位置情報が登録されている投稿から位置情報を削除したり、位置情報を変更したりする場合も、まずは投稿右上の「…」アイコンをタップします。
すると画面下からメニューがポップアップしますので、その中から「編集する」を選択します。
表示された「基本データを編集」画面でユーザー名の下にある位置情報タグを選びます。
ポップアップしたメニューから、
- 位置情報を変更する場合は「位置情報を変更」をタップして「新規投稿」の項で説明した「位置情報画面」で変更したい位置情報タグを選択して、戻った「基本データを編集」画面で「完了」をタップします。
- 位置情報を削除する場合は「位置情報を削除」を選びます。
「位置情報を削除」を選ぶと「基本データを編集」画面に戻りますので、ちゃんと位置情報が削除されたのを確認して「完了」をタップします。
投稿から位置情報を削除したり、位置情報を変更したりする方法は以上です。
位置情報自体を作成する方法
画像を投稿する際にふさわしい位置情報タグが出ない場合には、あなたの手で新しい位置情報タグを作成・登録できます。
残念ながらインスタグラム自体では位置情報タグの新規作成はできません。その代わりにFacebookのチェックイン機能を使用します。これは、Facebookがインスタグラムの親会社であるためで、アカウント登録時やそれ以降もしつこいくらいにFacebookとの連携を勧めてくるのはこのせいです。
インスタグラムとFacebookを連携させていて、なおかつ求める位置情報タグが出ない方は、ぜひFacebookでチェックインして登録可能なインスタグラムの位置情報タグを充実させてください。
インスタグラムの位置情報を確認・設定オフにする方法
インスタグラムの投稿に登録された現在地の位置情報は、ユーザー名を見るだけで確認できます。さらに、その位置情報を共有する、他のユーザーの投稿も見られます。
あなたの各種の情報がバレることに不安を抱くのであれば、位置情報の設定自体をオフにすることも考えてください。
以上の点については、以下でさらに詳しく説明します。
位置情報の確認方法
インスタグラムの投稿に位置情報がついているかいないかは、ユーザー名の部分を見るとわかります。
ユーザー名の下に、地名や店名、駅名などが記されていれば、その投稿には投稿時点の現在地を示す位置情報が登録されています。
反対にユーザー名だけでそれらが出ないのであれば、その投稿に現在地の位置情報は登録されていません。
位置情報が登録されている投稿の位置情報タグをタップすると、同じ位置情報タグを登録している投稿が表示され、他のユーザーの投稿をチェックできます。
さらに画面上部の地図を選択すると全画面で位置情報タグの場所を確認できます。
これとは逆に、検索画面で一番右の位置情報タブを選択すると、位置情報での検索ができます。
以下は英語と日本語で「gotokuji」と「豪徳寺」を検索した場合です。「Gotokuji Temple」の表示結果も「豪徳寺」の表示結果も、地図だけではなく下の「人気投稿」の部分まで全く同じでした。このことから英語タグも日本語タグも同じものを翻訳していると見ていいようです。
ただし「人気投稿」の表示が上の結果と異なっています。これは投稿から位置情報タグを確認することで、元の投稿への関心度が加算され、人気投稿の表示結果が変わったのだと推測されます。
位置情報の確認方法と、位置情報からインスタグラム上で得られる情報については以上です。
位置情報の設定オフ方法
居場所がバレるのを恐れるあまり、投稿のたびに現在地を登録するか否かを確認するのが面倒であれば、いっそのことインスタグラムの位置情報設定自体をオフにする方法があります。
iPhoneの場合を例にお伝えすると、ホーム画面から「設定」を選択し、設定画面の「Instagram」をタップした後、Instagram画面で「位置情報」を選び、位置情報画面で「許可しない」を選択します。
これで以後あなたの投稿には位置情報を登録できなくなります。ただし、既に投稿したものに位置情報が登録されていた場合はそのままです。別途削除する必要があります。
位置情報を付加したい場合は、最後のところで「このAppの使用中のみ許可」を選択してください。
位置情報を追加できない時
前節でお伝えした手段を使って位置情報の設定をオフにした場合は、投稿に位置情報を登録できません。それは投稿時に限らず、後から位置情報を追加しようとする場合も同じです。
この状態で投稿に位置情報を登録しようとすると「位置情報サービスをオンにしてください」とのポップアップウインドウが開きますので、「設定を開く」を選んだ後、前節と逆のやり方で位置情報の設定をオンにしてください。
このポップアップウインドウが出ないのに位置情報が登録できない場合は、通信エラーか端末の調子がおかしいことが考えられます。
さしあたって投稿を下書きに保存した後、
- 一度インスタグラム公式アプリを完全に終了して再立ち上げして再投稿します。
- それでもうまくいかない場合はスマホを再起動して再投稿します。
- まだ駄目なら通信環境のいい場所に移動して再投稿します。
ここまでやってもうまくいかない場合は、インスタグラム公式アプリが最新版ではないことが考えられます。通信環境の良い場所で、インスタグラム公式アプリを最新版にアップデートしてください。
インスタグラムの位置情報作成時の注意点
先に述べたように、インスタグラムで出ない位置情報タグはFacebookで作成・登録できます。しかしこの時にいくつかの注意点があります。
自宅から作成時
位置情報を作成する際には「今ここにいます」をチェックすることで、あなたの現在地を素早く登録できます。これを使わずに、細かく場所を指定するのはなかなか面倒ですから、非常に便利な機能と言えます。
しかし、外出先でふさわしい位置情報タグが見つからないままアップロードした投稿に対し、自宅に帰ってからFacebookで登録作業を行なう場合のちょっとした落とし穴です。
この時に「今ここにいます」をチェックしてしまうと、あなたの現在地である自宅の場所が登録されるのです。登録された位置情報が誤っている、という問題も大きいですが、あなたの自宅の場所がバレてしまうというもっと大きな問題も発生します。
十分な注意が必要です。
投稿設定の公開ステータス
Facebookで位置情報タグを登録したにもかかわらずインスタグラム上でそのタグが出ない場合には、あなたのFacebookにおける投稿設定の「公開ステータス」が「Public」になっていないためかもしれません。
必ずそうなるというわけではありませんが、「公開ステータス」の設定によっては登録した位置情報タグがインスタグラムに反映されない場合があるようです。
位置情報が直に反映されない場合もある
あなたがFacebookで位置情報タグを作成・登録したからといって、即座にインスタグラムに反映される訳ではありません。どのくらいの時間がかかるのかはケースバイケースですが、ゆっくりとお茶でも飲んで対応しましょう。
インスタグラムの位置情報が出ない場合
先の「インスタグラムの位置情報を確認・設定オフにする方法」の「位置情報の確認方法」の節で、インスタグラムでは位置情報タグからの投稿検索ができることをお伝えしました。
これから訪ねてみたい訪問先の情報を得るには便利な機能ですが、求める情報が出ないこともあります。
位置情報を付けた投稿がゼロ
位置情報タグ自体は存在しているのに投稿が出ない場合は、多くの場合はその位置情報タグを登録した投稿が存在しない、つまり「ゼロ」のためです。ないものが出ないのは当然のことです。
その地点を現在地として発信された投稿があったとしても、位置情報タグが付いていなければ位置情報での検索では検索結果に出ないのは仕方がないことです。
また、誤って他のよく似た位置情報タグをつけてしまったことも考えられます。念のために、検索で表示されたよく似た位置情報タグで調べてみるといいでしょう。
インスタグラムの位置情報作成・設定時は慎重に!
インスタグラムの位置情報についての各種説明は以上です。
インスタグラムの位置情報は、投稿に登録する側にとっても、位置情報を登録された投稿を検索する側にとっても、非常に役立つ機能です。しかし、それは同時に隠しておきたいものもバレる危険性があるということを意味します。
とはいえ、車が危険だからといって外に全くでない人はあまりいないのと同様、バレることを恐れるあまり位置情報を完全にオフにしておくことは、あなたのためにもインスタグラム上のコミュニティのためにもお勧めしかねます。
投稿に位置情報を登録するかしないかは、1か0かの問題ではないのです。
あなたが上手にバランスをとって、うまく位置情報機能を使いこなすために、この記事を役立ててください。