iMovieの動画で音楽をフェードアウト/フェードインさせる編集方法！

iMovieでのオーディオのフェードイン・フェードアウトの編集方法を解説していきます。音楽の始まりや終わりに少しずつ大きくしたり、小さくしたりして自然に聞こえるようにする演出方法です。

まずは、フェードイン・フェードアウトさせたいオーディオの上にマウスを持っていくのですが、それぞれの動画のすぐ下にある灰色の音波形のバーは動画自体に収録されている音を表し、緑色の音波形のバーは動画とは別に流すBGMの音を表しています。他にも効果音などを挿入すると色々な音波形のバーが挿入されます。

動画以外のそれぞれの音波形のバーの始めと終わりにカーソルを合わせると、白く丸いボタンが表示されます。その丸いボタンをクリックしたまま左右に移動させることで、バーの始まりなら音を大きくしていくフェードインと、バーの終わりなら小さくしていくフェードアウトが、移動させた時間の分だけそれぞれ適用されるようになります。

フェードイン・フェードアウトが設定できていれば、音波形のバーに山形に色が変わっているので確認してください。

青い音波形のバーでオーディオの調節もできますが、そもそも動画の音は流したくないという場合もあります。そんな時には、動画自体の音を編集する方法もあります。

タイムラインの中にあるBGM音楽ファイルを左クリックします。右上のプレビューウィンドウ上部に、アイコンが表示されます。その中のスピーカーアイコンを左クリックします。

すると、下にメニューが出てくるので、100%になっているスライダーボタンを左右に移動させることで調節することができます。左に動かすと音量が小さくなり、右に動かすと音量は大きくなります。音量を調整したい動画を、それぞれひとつずつ変更していってください。

iMovieでは、動画を真っ暗な状態から始めて徐々に明るくしていくフェードインや、動画の終わりに今度は真っ白な画面にして終わるというフェードアウトの演出など「トランジション」と呼ばれる視覚効果を、画面の前後や間に挿入することができる機能があります。このようなiMovieでの動画のフェードイン・フェードアウトの編集方法を解説していきます。

まずは、編集したい動画をiMovieに読み込みます。好みのトランジションを選び、動画の最初と最後に追加すれば、フェードイン・フェードアウトの効果を挿入することができます。もちろん動画と動画の間にトランジションを挿入することもできます。トランジションの効果をつけた部分には「▶◀」マークが表示されます。

動画の両側にある「▶◀」マークをダブルクリックすると「継続時間」という項目が表示されますので、「フェード効果をつけたい時間」を0.1秒単位で入力し「適用」をクリックして下さい。これでフェードイン・フェードアウトをそれぞれ設定できます。

最後に、右上のプレビューウィンドウで、動画を再生しながら、フェードイン・フェードアウトそれぞれの時間を調整してください。

iMovieは、iPhoneにも標準搭載されているアプリです。今度は、iPhoneでのiMovieアプリのフェードイン・フェードアウト方法を解説していきます。

iMovieアプリの動画編集画面で、編集したい音源バーを選択し「サウンドアイコン」をタップ→音量の右隣に「フェード」と書かれた部分をタップします。

音源バーの両端にそれぞれ黄色い矢印が出てくるので、その矢印を左右に動かすと動かした時間の分だけフェードイン・フェードアウトが設定できます。音源バーのグラフが音量を示しているので、山形になっているのを確認してください。これで、フェードイン・フェードアウトの設定ができます。

プロジェクト設定からも簡単にフェードアウトさせることができます。編集画面の右下にある歯車アイコンからプロジェクト設定ができます。この方法でフェードイン・フェードアウトを行うと、音楽だけではなく画面も同時に暗くなっていくので、音楽のみフェードアウトさせたい場合は、上記の方法で音量の調節をすると良いでしょう。

iMovieは、MacパソコンとiPhoneのどちらでも利用できる無料動画編集アプリです。iMovieのフェードイン・フェードアウトを駆使して、思い出に撮った動画などを気軽に編集してクオリティの高い動画を作成してみましょう。