2019年05月01日更新
Googleアシスタントの便利な使い方!OK Googleでできることは?
Google アシスタントの使い方を紹介しています。音声アシスタントはAIが搭載され、どんどん進化します。Google アシスタントを利用すれば利用するほど、Android端末の持ち主と合う対応をしてくれます。使い方は簡単です。
目次
- 1Googleアシスタントとは?
- ・Android OSが持つ機能
- 2Googleアシスタントの使い方
- ・Googleアシスタント初期設定
- ・Googleアシスタントの呼び出し方
- 3Googleアシスタントでできること・便利な使い方
- ・音楽やラジオを再生する
- ・写真や動画の再生をする
- ・天気予報やリマインダーなどの生活情報を教えてくれる
- ・メモやTODOを管理できる
- ・翻訳してくれる
- ・寂しい時の話し相手もしてくれる
- 4GoogleアシスタントとiPhoneのSiriとの違いは?
- ・Googleアシスタントの特徴
- ・iPhoneのSiriの特徴
- 5Googleアシスタント「OK Google」と質問するだけ!
- ・Googleの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Googleアシスタントとは?
スマートフォンはどんどん進化しており、便利な機能が増えています。iPhoneやAndroidのスマートフォンではできることも多岐にわたります。Android搭載のスマートフォン機能、Googleアシスタントについて紹介します。
Android OSが持つ機能
Googleが提供する便利な音声アシスト機能がGoogle アシスタントです。Android 5.0 Lollipop以降のスマートフォンで利用開始となりました。Google アシスタントの利用について当初はAndroid 6.0以降を対象にしていましたが現在ではAndroid 5.0以降を搭載するスマートフォンでも使用可能となっています。
Android搭載のタブレットにおいてはスマートフォンと同じアカウントを利用してカレンダーやリマインダーを同期できるという便利な使い方ができます。同期機能を使うと、できることの選択肢が増えます。より快適なAndroid環境になります。
Googleアシスタントの使い方
音声アシストの機能で、どんどんできることが増え、便利になっていくスマートフォンです。その音声アシスト機能であるGoogle アシスタントの使い方、設定方法をご覧ください。
Googleアシスタント初期設定
Androidのバージョン6.0以上のスマートフォンであれば、Googleアシスタントは標準装備されています。それ以前のバージョンの場合でもGoogle Playでダウンロード可能です。スマートフォン内にGoogleアシスタントを確認した後は、簡単な初期設定をするだけです。
Google アシスタントの初期設定ではプライベート情報を設定する必要はありません。クレジット情報どころか名前の登録も必要ありませんので安心できます。Googleアシスタントを起動してとすぐに設定を終了させられます。
ユーザーの音声を登録する
1.Google アシスタントの初期設定は、Google アシスタントに自分の声を登録することです。まずはスマートフォンの設定画面を開きます。「設定」をタップします。
2.「Google」をタップし、Googleの初期設定画面へ移動します。
3.「検索、アシスタントと音声」を選択し、タップします。
4.「音声」をタップし、設定をすすめます。
5.「Voice Matchでアクセス」をタップして、音声の初期設定を開始します。
6.「使用する」をタップします。
7.スマートフォンへ「OK Google」と4回声をかけましょう。Googleアシスタントに個人の声を設定するのです。できれば静かな環境をお勧めします。その後、「完了」をタップしてGoogleアシスタントの設定を終了します。
Googleアシスタントの呼び出し方
Google アシスタントを呼び出す方法として最も簡単で一般的な方法は「OK Google」とスマートフォンへ話しかけることです。使い方のスタート段階もとても簡単です。
Google アシスタントの設定で「Voice Match」をオンにすると、スマートフォンがロック画面の状態でも「OK Google」と声をかけるだけでGoogle アシスタントが起動します。個人の声をスマートフォンに登録していますから、個人の声に反応する設定が使い方として便利です。
ただし、誤作動などが心配な方は、Google アシスタントの設定で「Voice Match」をオフにしておくとよいでしょう。このオフ設定では「OK Google」と言ってもGoogle アシスタントは起動しません。
Googleアシスタントでできること・便利な使い方
「OK Google」で簡単起動ができる音声アシスト、Google アシスタントでできることや便利な使い方を見てみましょう。「エンターテインメント」や「備忘録」、「TO DOリスト」、「話し相手になってもらう」などさまざまなユーザーの希望へ対応してくれます。
音楽やラジオを再生する
Googleアシスタントでできることはいろいろとあります。音楽やラジオを再生させることもできます。音楽配信サービス「Google Play Music」のお気に入りプレイリストの再生などを音声で操作できます。
「Google Play Music」には手持ちの楽曲を5万曲までアップロードして利用できます。音楽再生でできることとして、手持ちの楽曲を無料で再生できてしまうことは注目に値する便利な機能です。
「OK Google」と声をかけ、次のフレーズで音楽再生が開始されます。フレーズとその効果をまとめてみました。
「OK Google」でできることを共有しましょう。
- 「音楽かけて」「何か音楽流して」→適当な音楽を再生してくれる。
- 「(プレイリスト名)を再生して」「お気に入りを再生して」→プレイリスト指定で再生(持ち主のアカウントに紐付いたものを選択)
- 「(曲名)を流して」→曲名指定で再生
- 「(アーティスト名)の曲を再生して」→アーティスト指定で再生
- 「JPOP再生して」「リラックスする曲再生して」「(ラジオステーション名)再生して」→ジャンル指定で再生(ステーション名指定)
- 「この曲イイね」「お気に入りに追加」(お気に入りに追加)「この曲嫌い」(お気に入りから削除)→曲に評価をつける。
Google アシスタントでできることの可能性を感じられます。いろいろと試してみましょう。ちなみにラジオを再生させたい場合は次の通りです。
- 「J-WAVE再生して」「TBSラジオかけて」「TOKYO FM再生して」→ラジオ局指定再生
写真や動画の再生をする
Google アシスタントは、動画配信サービスの操作もできますが、その利用には、対応したAndroidテレビなどをお持ちか、Chromecast(クロームキャスト)の導入が必要です。写真や動画を再生する際のフレーズとその効果を見てみましょう。
- 「かわいい犬を動画再生して」「マリオオデッセイの動画を流して」「ヒカキンの動画を再生して」→YouTube動画再生
- 「30秒早送りして」「一時停止して」「次にして」「止めて」→動画再生中操作
天気予報やリマインダーなどの生活情報を教えてくれる
Google アシスタントでは天気予報を聞くこともできます。Google アシスタントへ住所設定がされていれば、その設定住所の天気予報をデフォルトで聞けます。また、リマインダー機能として活用までできるのです。
天気予報チェック機能
- 「明日の天気教えて」「今夜は雨振る?」「今週の土曜の天気教えて」→設定住所の天気予報
- 「名古屋の天気教えて」「明日の渋谷の天気は?」→該当する場所の天気予報
リマインダー機能
- 「〇時にリマインダー設定して」「〇月□日に確定申告ってリマインダーして」→リマインダー設定
- 「どうしたの?」「何かある?」→ランプ点灯時のリマインダー内容チェック
- 「リマインダーの内容教えて」「明日のリマインダー教えて」→リマインダーチェック
- 「リマインダーを消して」「確定申告のリマインダーを消して」→リマインダー消去
メモやTODOを管理できる
Google アシスタントでは簡単なメモ機能やTO DO管理も可能です。これを組み合わせるとできることの幅に広がりがでます。ここでは基本的なフレーズとその効果を見てみます。
メモ機能
- 「美容院を予約するって覚えておいて」「ケーキを頼むって覚えておいて」→メモする
- 「なにを覚えてる?」→メモをチェックする
- 「忘れて」→メモを消す
TO DO管理ショッピングリスト偏
- 「ショッピングリストに牛乳追加して」「買い物リストに年賀状追加して」→買い物リストに追加
- 「買い物リストの内容教えて」→買い物リスト内容チェック
翻訳してくれる
Google アシスタントでは外国語の翻訳もでき、現在、英語やフランス語、韓国語など、26カ国の言語翻訳を網羅しています。通訳モードがスタートすると和訳・英訳とともに自動的に判断して通訳してくれます。そのつど言語を指定する必要もありませんので、快適な翻訳が可能です。
翻訳機能
- 「英語を翻訳して」「通訳して」→(言語選択)「イタリア語」→日本語を翻訳する
- 「フランス語から英語に通訳して」→各種言語間で翻訳する
寂しい時の話し相手もしてくれる
Google アシスタントは、暇な時や寂しい時などの話し相手にもなってくれます。ちょっとしたお遊びなどもできますので、子ども相手にも結構使えます。具体的にできることをご覧ください。
お話をする→様々なお話が可能、あいさつをしてみることから始めてみましょう。Googleア シスタントのことを知る→好みや得意なことなど、Googleアシスタントに尋ねてみてください。AIのすごさを実感できます。自分のことを知ってもらう→自己紹介した内容は、Google アシスタントがずっと覚えています。後からチェックしても忘れていません。
ジャンケンすることを誘ったり、なぞなぞを出してもらったりなど、Google アシスタントがそばにいれば暇な時間をうまくつぶしてくれます。
GoogleアシスタントとiPhoneのSiriとの違いは?
音声アシスタントとしては、iPhoneのSiriが有名です。iPhoneユーザーであれば一度は使ったことのある機能でしょう。Google アシスタントとiPhoneのSiriの違いを見てみましょう。
Googleアシスタントの特徴
音声アシスタントはGoogle アシスタント、iPhoneのSiriともに高機能なAIが組み込まれています。使い勝手に大きな差はないものの、ユーザーの利用方法に若干の違いが認められるデータがあります。
「どんなときに音声アシスタントを利用するか」という質問をGoogle アシスタントとiPhoneのSiri利用者にしたところ、Google アシスタントの利用者は、「検索・調べもの」が圧倒的に多いというデータがあります。Googleという検索エンジンにつながるイメージによる結果なのかもしれません。
iPhoneのSiriの特徴
iPhoneのSiri利用者は「検索・調べもの」がGoogle アシスタント同様に一番多かったものの、次にくるのは「暇つぶし」のでの使い方のようです。「タイマー」「天気」などで利用することもあり、用途にばらつきが存在するというデータもあります。
AndroidのユーザーはGoogle アシスタント、iPhoneユーザーはSiriという住み分けになっているのが現状です。
Googleアシスタント「OK Google」と質問するだけ!
Android搭載のスマホやタブレットは、Googleアシスタントを使いこなすことでかなり便利なデバイスとなります。生活に必要な機能としてメモやTO DO、音楽を楽しむ、暇つぶしの相手をしてもらうなど、かなり奥の深いアイテムが自分の手元にあるのです。
「OK Google」という声かけが、生活を便利にし、さらに潤いのあるものにしてくれます。音声アシスタントとして、AIを搭載しているGoogle アシスタントは、その持ち主に合わせてどんどん進化します。ともに生きていく仲間ともいえる存在になるかもしれません。