BASE(ベイス)でのオリジナルTシャツの作り方！販売方法や手順も解説

「BASE（ベイス）」というアプリをご存知の方、使ったことがあるという方はどれくらいいるでしょうか。BASEとは、個人のネットショップを気軽に作成できるサービスで、PCやスマホでアプリをダウンロードして利用することができます。

今回はBASEで、オリジナルTシャツを作成して販売する方法を解説していきますので、BASEを使ったことがある方もない方も、オリジナルTシャツの作成に興味があればぜひ参考にしてください。

BASEのアプリの機能を使ってオリジナルTシャツを作成できます。

BASEでオリジナルTシャツを作成する方法としては、

• BASEアプリの機能「Tシャツ作成」から作成する
• 外部サイト「キャンバス」から作成する

といった方法がありますが、今回はBASEアプリの機能「Tシャツ作成」を使った場合の手順を解説していきます。事前にBASEへの登録が必要ですので、あらかじめご登録の上、ログインして手順を進めましょう。

実際の作成手順は以下の通りです。

1. 下記URLのBASEのApps「Tシャツ作成」をインストールする
2. 画像データをアップロードする
3. 作成したいオリジナルTシャツの「型」と「色」を選択する
4. プレビューを確認しながら調整を行う
5. 「作成する」をクリックする

オリジナルTシャツの基本的な作成方法を解説したところで、続いてBASEのオリジナルTシャツの特徴についても解説していきます。

まず、BASEのオリジナルTシャツの原価は、白色が税込2,052円、それ以外の色が2,160円です。このオリジナルTシャツを販売するということを考えた場合、決して安いとは言い難い原価ではありますが、受注生産の無在庫販売ができる上に送料も含まれているので許容範囲ともいえるでしょう。

BASEで作成できるオリジナルTシャツのサイズやカラーのバリエーションについても見ておきましょう。

BASEのオリジナルTシャツのサイズはユニセックスで、サイズは以下の表の通りです。

この他にベビーサイズおよびキッズサイズも作成可能です。

BASEで作成できるオリジナルTシャツのカラーは全49色と非常に多いカラーバリエーションとなっています。なお、BASEのオリジナルTシャツは印刷方法の特性により、黒色のTシャツは取り扱いがありませんので注意が必要です。

作成するからには、しっかりとしたTシャツを作りたいという方も多いかと存じます。ここからは、BASEで作成できるオリジナルTシャツの素材や印刷方法といった、Tシャツ本体の品質について解説していきます。

BASEのオリジナルTシャツの素材は基本的には綿100％ですが、一部のカラーは綿95％ ポリエステル5％となっています。また、このTシャツ生地は5.6オンスという重量となっており、一般的なイベント等で使われるTシャツには3オンスから4オンスの生地を採用されることが多いことを考えると、BASEのオリジナルTシャツはしっかりとした生地感だと言えます。

トレンドでもあるヘビーウェイトTシャツには5オンスから7オンスの生地が使われることが多く、それと同等レベルの生地なので耐久性も高く丈夫なTシャツということになります。丈夫でしっかりとした生地を使っているというのはメリットですが、その一方で、さらっとした着心地を好む方には肉厚感が気になるかもしれないというのが正直なところです。

プリントTシャツには、幾つかの印刷方法がありますが、BASEのオリジナルTシャツは「インクジェットダイレクトプリント」という印刷方法を使っています。熱転写プリントと異なり、生地を染色する印刷方式なので、通気性もよく、生地に馴染んだ風合いになるのが特徴です。

なお、インクジェットダイレクトプリントは、画像データで白色になっている部分は透明という扱いになり、白色で印刷されるわけではないので注意が必要です。

BASEオリジナルTシャツの注文が入った時は、管理画面の注文画面から「ClubT」という外部連携サイトでTシャツの発注を行います。発注から配送手続きが完了となるまでは5営業日程度かかります。そこからメール便で配送先にお届けとなるまで2日から5日程度かかるので、発注からお届けまでは概ね1週間から10日くらいかかるということになります。

では、BASEでオリジナルTシャツを販売することにはどのようなメリットがあるのか気になる人も少なくないでしょう。実際にBASEでオリジナルTシャツを販売することによるメリットは幾つかありますので、順番に解説していきます。

まず、TシャツAppsには豊富なデザインと使いやすい機能が備わっているということです。初めてオリジナルTシャツを作成すると言う場合も、画像データをアップロードしてアプリ内の機能を使うだけで十分に作成が可能なので、作成のハードルが低いというのがメリットです。

BASEでオリジナルTシャツを作成する最大のメリットは、受注生産なので在庫を抱える必要がないということです。事前に発注して在庫を用意しておく一般的な販売方法ではなく、受注生産であれば在庫不要で多額の初期費用も必要ないのでこの点は非常に大きなメリットです。

先述の通り、BASEのオリジナルTシャツには、インクジェット印刷が採用されていますので、丈夫な質感でありながらも柔らかな着心地を実現しています。オリジナルTシャツの生地感が優れているというのもメリットと言えるでしょう。

BASEでは、簡単に質の良いオリジナルTシャツが作成可能ですが、オリジナルTシャツは売れるのかというのは気になるところです。BASEでオリジナルTシャツが売れるかということを、Tシャツを販売する際にかかる手数料や得られる利益についてとともに解説していきます。

BASEでオリジナルTシャツを販売するのにかかる手数料は「決済手数料3.6%＋サービス利用料3%＋40円/件」で、得られる販売利益は、販売価格から手数料を引いたものになります。

例えば、2,500円でオリジナルTシャツを販売した場合、手数料が全部で205円かかるので、2,500円から原価の2,052円と手数料の205円を引いた243円が利益となります。

BASEでオリジナルTシャツを売って利益を得るということは決して容易なことではないというのが実情のようです。しかし、オリジナルTシャツを売るコツをしっかり押さえ、実践することでオリジナルTシャツが売れる可能性を高めることができます。オリジナルTシャツを売りたいという方がぜひとも活用すべきなのがSNS、特にInstagramです。

InstagramでオリジナルTシャツのデザインをポストすることで、よりユーザーの目に留まりやすくなるというメリットがあります。特に押さえておくべきポイントとなるのは以下の3点です。

• コンスタントに投稿し続ける
• ハッシュタグ（＃）を活用する
• 投稿内でBASEで販売する商品をタグ付けする

Instagramを利用するユーザーはハッシュタグでインスタの投稿を検索することが多いので、適切なハッシュタグをつけることで、より多くの人の目に留まりやすくなります。必ずハッシュをつけることを覚えておいてください。

オリジナルTシャツを販売したいという時、BASEであればアプリ内の機能で簡単に高品質のTシャツを作ることができます。手数料は少しかかりますが、受注生産で在庫不要なのでぜひBASEを使ってオリジナルTしシャツを作成してみてはいかがでしょうか。