2019年11月11日更新
【Android】スマホに外部マイクを接続して高音質で録音する方法!
スマホ本体に内蔵されているAndroidマイクだと、録音をしても低音域や高音域の細かな音を拾ってくれません。スマホとは本来通話するもので、録音に特化されているものではないからです。そこで役に立つのがAndroidマイク外部接続用の高音質ボイスレコーダーです。
目次
Androidに外部マイクを接続して高音質録音!
Androidの内蔵マイクだと録音の質に限界があります。こもった音しか録れなかったり、指が擦れた音や呼吸の音が変に大きく入ってしまったり音割れなどの様々な現象が起こってしまいます。そこでとても役に立つのがAndroid用の高音質の外部接続用マイクです。このマイクを使えば、普段は録れないような高音域の音までしっかり録音することができます。
Android用の高音質外部接続マイクにはいろいろな種類があります。マイクのみをイヤホンプラグの接続口に付けて使うタイプやピンマイクタイプ、延長コードが付いていてAndroid本体から離れた場所からでも収音できるタイプもあります。
大体の外部接続マイクにはノイズ低減機能が付いており、クリアな音質を約束してくれます。外部マイクと言ってもいろいろあるので、用途に応じて購入することをお勧めします。
外部マイクが必要な理由
先の説明でも述べたように、外部マイクがない状態でAndroidの内蔵マイクのみを使って録音した場合、多くの雑音が入ってしまいます。また、ビデオ撮影機能を使った録音でも、遠くの人の声を録音するとこもったような音声になってしまい聞き取り辛くなってしまいます。
そこで登場するのがAndroid用の外部接続マイクです。このマイクがあればクリアな音質での録音が可能になります。
このように、外部接続マイクがあることで様々な場面での録音に役に立つことが分かります。外部接続マイクを付けることによって、スマホが優秀なボイスレコーダーになるということです。会議や講義、バンドで録音して練習に役立てるなど用途は様々で、外部接続マイクがあることによって出来ることも増えてくるでしょう。
Androidで高音質録音する方法
Android用のマイクで高音質な録音をするには、いろいろな用途のマイクの中から利用シーンにあったマイクを選ぶと良いでしょう。最近はお手頃なお値段で音質も感度も良いAndroidマイクがありますので、自分の好みにあったマイクを探して、より良い録音を目指しましょう。
そして更に、Androidスマホで録音するのなら録音のアプリも忘れてはなりません。アプリの中にはICレコーダーにも劣らない音質でAndroidで録音できるものやクリアな音質で録音できるものがあります。ただ注意点としましては、自分のAndroidスマホが録音のアプリに対応しているかしていないかをしっかり知る必要があります。
高音質ボイスレコーダーアプリの使用
Androidのスマホアプリには高音質なボイスレコーダーアプリがあります。いろいろなアプリもありますが、質のいいアプリを選べばICレコーダーにも引けを取らない高品質なアプリもあります。
WAVEファイルとして保存ができ、高機能で高性能なボイスレコーダーアプリのPCM録音というアプリがお勧めです。サンプリングレートを選べることで高音質を実現したとても便利なアプリです。
サンプリングレートという単語はあまり聞きなれないですよね。簡単に説明しますと、サンプリングレートとは音の波です。高音質な音ほど、1秒間に作る波が細かくなります。WAVEファイルとして保存出来ることも強みの一つです。
ただ、音の質が上がればそれだけ容量が大きくなってしまいますが、このアプリはGoogleドライブなどのクラウドサービスに保存が出来るのでご安心を。
Androidで外部マイク未認識時の原因と対処法
Androidの外部マイクを使用する際に外部マイクを認識しないことがあります。外部マイクはピンマイクやマイクの端子を直接差し込むなどの方法がありますが、スマホで動画を撮影する際にただ端子にマイクの接続部分を差し込むだけだと認識しない場合があります。その詳しい原因と解決方法をこれから書いていきます。
外部マイクのピン数違いのケース
外部マイクを認識しない主な原因は二つあり、そのうちの一つは挿入端子の数の違いです。外部マイクの挿入端子の形状は3ピンタイプと4ピンタイプがあります。基本的に、4ピンタイプでなければ認識してくれませんのでご注意ください。ただし、技術のある人が使うとするならば、3ピンタイプのマイクに変換コードを継ぎ足して使用することもできます。
録音アプリ未対応のケース
Androidのカメラアプリの中には外部カメラを認識しないアプリもあります。このアプリを使おうとするとアプリ使用中にバグが起きてしまうようです。撮影中に音声が切れていたり、音声だけが完全に遅れて再生されたりなどの不具合が発生してしまいます。
このようなバグが出てしまった状態ではそのファイルを使用するのは難しいので撮り直しをする方が良いでしょう。
Androidにおすすめの外部マイク
Android用の外部マイクにも様々な物があります。マイクの種類はそれぞれの録音シーンに合わせて選ぶ方がいいでしょう。
高音質で優秀なボイスレコーダーとして利用したいなら、バランスよく収音でき、立体感のある音を再現することが出来るOLYMPUSステレオマイクロホンセットボイスレコーダー用ME51SWというボイスレコーダー用のマイクがお勧めです。
Commlite/CVM-V01SPは全方位の感度が同じの高音質で高感度な無指向性のマイクで、どんな向きでも音を拾います。ピンマイクタイプなので服の様々な場所に付けることが出来ます。
単一指向性のマイクに対し、無指向性のこのマイクは近接効果が無く、ハンドリングノイズや振動のノイズが少ないという特徴も持っています。部屋の残響のある場所や、マイクがスピーカーから離れている場所での使用に最適なマイクです。
Commlite/CVM-VS08 スマートフォン用のカーディオイドポーラーパターンの指向性で、マイク正面の音や二人対象の声、動きのあるものの対象の声を拾います。ノイズなどの除去効果もしっかりしており、クリアな音が楽しめます。
Androidのイヤホン端子に差し込むだけで使えるのも優れた点です。マイクの裏にイヤホン端子が付いており、マイクを差し替えずに再生できます。防風も付属しているので屋外でもしっかり録音できます。
SONY/ECM-SP10はAndroidの録音アプリと連携して、コンデンサーマイク独自の高音質な収音が出来るAndroid用アプリです。マイクのボディには真鍮を使用しており、頑丈なのに綺麗な音も収音出来て便利なAndroid用のマイクです。ホルダークリップも付いており、取り付け取り外し共に簡単なのでお勧めです。
SONY/エレクトレットコンデンサーマイクロフォンECM-DS30Pは単一指向性を持っており、ステレオ高音質で録音シーンに合わせてマイクの向きを調整でき、プラグ部分が0度から60度まで動かせるチルトアップ構造になっています。低音から高音までしっかりと収音でき、イヤホン端子に差し込むだけなので電源が不要なのも便利です。
SONY/エレクトレットコンデンサーマイクロフォンCS3 ECM-CS3は小型のマイクですが性能はしっかりしており、広い空間での収音にとても優れており、講義などの声も綺麗に拾ってくれます。お値段もお手頃で、高感度な良いマイクなので、初心者の人にもお勧めできるマイクです。
RODE/VideoMic Me スマートフォン用マイクは、Androidのイヤホンプラグに差し込むだけで使用ができて電源不要な超小型のガンマイクタイプの単一指向性の特性を持つ使用しやすいマイクです。
ほとんどのAndroidでの使用が出来るように、マウンティングブランケットという差し込み部分の厚みを調整できる部品も入っています。ウィンドノイズを低減させる付属品もあり、屋外での使用にも適しています。
TOQIBO/コンデンサーミニマイク 3.5mmプラグは小型で持ち運びにも便利な全方位からの収音に適した無指向性の特性を持つマイクです。1.5mの長さのケーブルで、拾いたい音の方向へマイクを向けて使用ができ、会議やセミナー、説明会、インタビューなどで使用するのに最適です。
ピンマイクiBUFFALOマイクロフォンミニクリップブラックBSHSM03BKは胸元に取り付けるだけでしっかり声を記録してくれる便利なマイクです。息がマイクにかかることで発生するブレスノイズもしっかりと低減してくれます。小型で持ち運びにも便利なのも特徴です。
Androidで外部マイクを使って高音質録音しよう!
Androidの外部マイクにもいろいろな種類や用途があることが分かってもらえましたね。録音のアプリを使用し、尚且つ高音質に録音したいのであれば、収音力に優れた高性能な外部接続のマイクを使うのも一つの方法かもしれませんね。もし高性能なマイクなどが無くても、工夫次第で高音質な録音も可能かもしれないのでいろいろ試してみると良いでしょう。