【Android】スマホのroot化アプリおすすめ5選!無料で使えるアプリを紹介!
Androidスマホをroot化するための、おすすめアプリを紹介します。ダウンロードはパソコンを介してか、あるいはスマホに直接ファイルを落とすのもできますが、大切なデータはあらかじめバックアップしておきましょう。root化アプリについて色々とまとめてみました。
目次
- 1Androidスマホのroot化アプリのおすすめ5選を紹介
- ・1タップでroot化できる【Kingo】
- ・Androidおすすめアプリ【iRoot】
- ・難しい手順無し!【Towelroot】
- ・優秀で無料ダウンロードできる【Root Genius】
- ・ワンクリックでスマホにルート可能【One Click Root】
- 2Androidスマホをroot化する前の注意点と前準備
- ・アプリのダウンロードで注意したいこと
- ・インストール前の下準備
- ・データのバックアップは忘れずに
- ・提供元不明のアプリの設定してダウンロードする
- ・おすすめはroot化を解除してアプリを使う
- 3Androidをroot化するアプリのメリット・デメリット
- ・【メリット】自由にアプリを操作できる
- ・【デメリット】故障する可能性もある
- 4Androidをroot化アプリのおすすめのよくある質問
- ・root化するのは法律的にどうなの?
- ・開発者も使用を許可している
- 5Androidのスマホでroot化アプリを使ってみよう!
Androidスマホのroot化アプリのおすすめ5選を紹介
Android端末を簡単にroot化できるアプリがいくつか登場しています。このアプリを使えば面倒な手続きが無く、すぐに手元のAndroid端末をRoot化できてしまうのです。おすすめの無料アプリを5種類紹介します。
1タップでroot化できる【Kingo】
Kingoはパソコンに一旦ダウンロードしてからUSBケーブルでAndroid端末に繋いでインストールする方法と、直接Kingo Root(APK)ファイルをAndroid端末にダウンロードする方法があります。なお、APKファイルをインストールする時にブロックされたら、「設定」、「セキュリティ」、「提供元不明のアプリを有効にする」という手順を踏んでください。
このKingo Rootはシンプルな操作で使いやすいとの評判があります。
Androidおすすめアプリ【iRoot】
このiRootアプリをAndroid端末にインストールためには、パソコンに一旦ダウンロードする方法とAPKファイルを直接Android端末にダウンロードしてインストールする方法があります。インストールする際には大きな電話のボタンを押して、自動プロセスで作業が進行するのを待ち、指示があった時にAndroid端末を再起動すれば出来上がりです。
難しい手順無し!【Towelroot】
Towelrootは当初サムソンのGalaxy S5のRoot化のために開発されました。開発したのは有名なハッカーのGeohotです。開発されて当面の間はGalaxyやNexusのAndroid端末をサポートしていましたが、その後対象とする機種は多くなっています。APKファイルを使用してAndroid端末にダウンロードするタイプなのでパソコンが無くても対応できます。
優秀で無料ダウンロードできる【Root Genius】
Root Geniusはインターネットのサイトからパソコンにダウンロードし、USBを介してAndroid端末にダウンロードするという手順を取ります。インストールできたらRoot Geniusのホーム画面で「Root Now」を選択してしばらく待ちましょう。処理が終わったらメッセージが知らせてくれます。
なお、このアプリはRoot化以外にもスクリーンロックの解除やアプリの削除などの機能も持っているのです。
ワンクリックでスマホにルート可能【One Click Root】
One Click RootはサムソンのAndroid端末をRootするのに最適なアプリです。このアプリはまずパソコンにダウンロードしてからUSBを使用してAndroid端末にダウンロードするという手順を取ります。「ROOT NOW」を押せばAndroid端末のRoot化ができます。
Androidスマホをroot化する前の注意点と前準備
Root化の専用アプリを使用すれば、簡単にAndroid端末をRoot化できてしまうので、すぐにでもやってみたいという人もいるでしょう。しかし何も準備をしないでRoot化に突き進むのはおすすめできません。事前に準備しておくことと、注意点がいくつかあるのです。
アプリのダウンロードで注意したいこと
Android端末に新しいアプリをダウンロードする時には、いつもGoogleプレイストアからダウンロードするのが普通でしょう。ところがRoot化のためのおすすめの各種アプリは、Googleプレイストアにはありません。ダウンロードをするためには、それぞれのアプリのホームページにアクセスして対応しなければならないのです。
さらにGoogleプレイストア以外のアプリをダウンロードする時には、警告メッセージが出て来るのでそれを無視して処理することになります。
インストール前の下準備
Root化アプリをダウンロードする前の準備として一般的なのは、パソコンを立ち上げることです。その理由はroot化アプリはそれぞれのホームページからパソコンにダウンロードして、USBでスマホに転送するのが主流だからです。パソコンにAndroid端末を繋いでおけば、データのバックアップをするのにも便利でしょう。
ところで、パソコンを持っていない場合は直接Android端末にファイルをダウンロードできますが、一つ気をつけなければならないことがあります。それはAndroid端末のバッテリーの残量を50%以上にしておくことです。十分に充電されていないと、きちんとインストールできない怖れがあります。
データのバックアップは忘れずに
root化アプリはGoogleのプレイストアには入っていないというものの、一応世界的に信頼されて使われています。しかしながら、root化をすると今まで制限されていてアクセスできなかったファイルにも、アクセスできてしまうのです。さらに今までGoogleに守られていたセキュリティ面も無防備にさらされる危険があります。
このため、念のために大切なデータはバックアップを取っておきましょう。もし万が一不足の事態に陥っても、後戻りできるように準備をしておくのです。バックアップデータはパソコンの中に保存しておくのが便利です。万一スマホの中身が消えた時にはパソコンからバックアップしておいたデータを移植すれば大丈夫となります。
提供元不明のアプリの設定してダウンロードする
Android端末にダウンロードする前に設定を変更しておく必要があります。具体的な手順は、Android端末の「設定」を押してから「ロック画面とセキュリティ」へ移り、「提供元不明のアプリ」(提供元不明のインストールを許可する)をオンにするのです。すると長々とした注意文言が出て来ますが驚かないで下さい。
つまり注意文言には、危険な目に遭うかもしれないが全て自己責任であることに同意をしますかという意味のことが書かれていますので、「OK」を選択します。ここまでの手続きを踏んでおけば、root化アプリをダウンロードすることができるのです。
おすすめはroot化を解除してアプリを使う
root化をした時にもうひとつインストールしておくのをおすすめするアプリがあります。それはroot化を元に戻すアプリで、Googleプレイストアにいろいろなアプリがあります。例えばSuperSuというアプリをインストールしておけば、root化をした後でも簡単に元に戻せるのです。
このアプリを稼働させて、あとはバックアップしておいたデータを読み込ませれば復活できます。
Androidをroot化するアプリのメリット・デメリット
ここでAndroid端末をroot化することの、メリットとデメリットを整理しておきましょう。深く考えずに、アプリをインストールしてroot化してしまうと、後になって思わぬ後悔をするかも知れません。
【メリット】自由にアプリを操作できる
Android端末を購入した時には、その端末の持ち主に与えられているのはユーザーモードという権限です。この権限は色々な面で自由にAndroid端末を操作するのを制限されています。この立場からもっと自由になるには、管理者権限を得ることが必要になります。root化をすれば、この管理者権限を入手することになります。
すると今までの制限が一気に撤廃され、自由に操作ができるようになるのです。
スマホのカスタムも可能
ユーザーモードの場合は、Android端末を購入した時には既にメーカーがセットしたアプリがホーム画面の場所を占めています。もしroot化をして管理者権限を手に入れたら、このようなアプリの取捨選択を自由にできるようになるのです。これ以外にできることとしては、動作クロックの周波数を高くしてしまうことです。
モバイル機器の動作速度は電池の持続時間をできるだけ長くするために、低めのクロックに設定されています。もしもこれを高めに設定しなおせば、処理速度を早くすることが可能になるのです。これをオーバークロックといいます。
SIMロックを解除が可能
Android端末をrootすると、SIMロックを解除することができます。通常のAndroid端末は購入した携帯電話会社以外のSIMカードはロックがかかっていて使用できません。ところがroot化してしまえば、どんな通信会社のSIMカードでも利用できるSIMフリー化の状態が可能になるのです。
そうすれば格安SIMが利用可能になるので、スマホ料金を大幅に低く抑えることができます。
【デメリット】故障する可能性もある
root化をすれば得をする面もありますが、逆にデメリットも発生します。ユーザーモードというのはスマホ会社に縛られているところがありましたが、逆に手厚く守られてもいました。root化はまさに自己責任ですので、困難が生じたときには一人で解決しなければなりません。
メーカーの保証がない
メーカーは利用規約を定めていますが、Root化は認めていません。もしもroot化をしてしまったら、自分のスマホに発生する様々なトラブルを全て自己責任で解決しなければならないのです。例えばroot化をしてアプリに少し手を加えたら動作がおかしくなってしまったり、全く動かなくなってしまったとしても、メーカーの助けは得られません。
セキュリティが弱くなる
root化をしたことで被る最も恐ろしいデメリットは、セキュリティが弱くなってウィルスに感染する危険度が高くなることです。root化をすると以前は見られなかった特殊なファイルも見られるようになりますが、その時にウィルスに感染してしまう危険性があります。さらにGoogleプレイストア以外のアプリもダウンロードできるようになります。
しかし、その中にウィルスが入っていて感染してしまうリスクもあるのです。ウィルスに感染するとスマホを乗っ取られてしまったり、異常な動きをするようになってしまうので、放棄せざるを得なくなることもあります。
Androidをroot化アプリのおすすめのよくある質問
それではここでAndroidのスマホをroot化するに当たって、よくある質問について考えてみましょう。root化は自己責任でやるのだから、とやかく言われる筋合いはないと思っているかも知れませんが、本当に大丈夫なのでしょうか。
root化するのは法律的にどうなの?
Androidのスマホをroot化すると、色々な自由を手に入れられます。そして実際に今までメーカーに制限されていてできなかったことを、色々できるようになります。一応自己責任でやることと言われているものの、それは法律上の責任を取らされるという意味なのでしょうか。
root化するのは違法ではない!
結論から言えば、Androidのスマホをroot化するのは違法ではありません。特に後ろめたい思いをしないで良いです。root化をしても捕えられて罰金を支払うということは起こりません。
開発者も使用を許可している
Android端末の開発者であるGoogle社は、Android端末のroot化を認めています。そのためAndroidのスマホをroot化しても合法であり、罰せられたり損害賠償請求をされる怖れはありません。
使い方次第ではアウトになる
気をつけなければならないのは、合法なのはAndroid端末のroot化であり、例えば次のような行為は違法になります。root化されて有料で売られているアプリを配布したり、無料で入手して利用することは違法となりますので気を付けましょう。
Androidのスマホでroot化アプリを使ってみよう!
2015年5月に総務省がSIMロック解除のガイドラインを発表してから、Androidスマホメーカーの規制から脱却したいというモチベーションは確実に高まってきました。一時期SIMロックフリーのスマホが大量に出回って社会現象にもなりましたが、現在は一歩進んでroot化という波が押し寄せています。
Androidのスマホに慣れ親しんでいる人にとっては冒険心を煽られるものと言えるでしょう。root化をすることのメリットとデメリットを理解しておけば、危ういことにはならないはずです。さらに、一通りroot化を経験してみてやはり戻ろうと思ったら元に戻るアプリもあるので、バックアップデータも保存してあれば安心してroot化に挑戦できるでしょう。