Microsoftからダウンロード不可能となったWindows LiveメールをWindows10にインストールし使用する方法とWindows10でWindows LiveメールのデータをOutlookに移行する方法、注意点なども併せて紹介します。
Windows Liveメールの対応OSはWindows 7、Windows 8、Windows Server 2008 R2であり、Windows10は対応OS外です。Windows10でWindows Liveメールを使用できるかですが、結論から言えばWindows10でWindows Liveメールは使用できます。
しかし、Windows10でWindows Liveメールを使用するに当たって注意点等ございますので、それも併せてご紹介していきます。
2017年1月10日、Microsoftが提供していた無料ソフト「Windows Essentials 2012 スイート」のサポートが終了しました。それに伴い、以下の機能のサポートも終了しました。
しかし、「Windows10でもWindows Live メールをそのまま使用したい」「Outlookのメール一括管理機能ではなく、Windows10でWindows Liveメールが使いたい」「Windows 10にWindows liveメールのデータを移行したい」という方の為に今回はWindows10でWindows Liveメールを使用する方法を紹介します。
現在はMicrosoft Storeからダウンロード不可能となってしまった「Windows Essentials 2012 スイート」ですが、Internet archiveからインストールが可能となります。Internet archiveとはインターネット上に公開された情報を保存し、既に削除されたコンテンツも閲覧可能なサービスの名称です。
Internet archiveにアクセスすれば無料で利用出来ます。このサービスを利用すればWindows10でWindows Live メールを使用することが可能です。
Windows10でWindows Liveメールが動作しなくなる・起動しないなどのトラブルが多く発生しています。先ほども書きましたとおり、Windows10は動作サポートを行っていないのでWindows Liveメールを無事インストールできたとしても動作しない可能性があります。自己責任でインストールをお願いします。
また、「Windows Essentials2012」のシステム要件にWindows10は残念ながら入っていません。Windows10にWindows Liveメールをインストールすることは可能ですが、Liveメールのデータは完全消去されてしまいます。事前にバックアップをとるなどの対策を個人で行ってください。
それでは、Windows10にWindows Liveメールをインストールする方法をご紹介します。
最初に、下記のURLをクリックしてください。画面下部に「wlsetup-all」表示されます。
その後、数分間、ダウンロードを実行します。ダウンロードが完了したらそのフォルダを開いてください。ファイルはPCのダウンロードフォルダに入っています。
この画面に「wlsetup-all」という文字列のファイルがダウンロードされていればダウンロード完了となります。見当たらない場合はスタートボタンの右側にある欄に下記のように「ダウンロード」と探してクリックしてください。
下の赤い枠で囲った場所に「ダウンロード」と入力すれば、上の赤い枠で囲った場所にダウンロードファイルが出てきます。
ダウンロードが完了したので、次にインストールする方法をご紹介致します。先ほどの「wlsetup-all」と書かれたファイルをクリックしてください。すると下の画像のように「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というポップアップが表示されるので「はい」を選択します。
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