Uberとタクシー(白タク)との違いや特徴は?利用のメリットと注意点を解説!

目的地まで車で移動したい時にはタクシーを利用するのが一般的ですが、最近ではUberというアプリで車を手配する方も増えています。Uberとはどのようなサービスなのか?タクシーとの違いや利用するメリット・注意点などをまとめました。

目次

  1. 1Uberとタクシーの違い
  2. Uberとは
  3. Uberのタクシーと違った特徴
  4. Uberとタクシー(白タク)と何が違うのか?
  5. 2Uberを利用するメリット
  6. ドライバー情報を確認できる
  7. ハイヤーやタクシーなど車種を選択できる
  8. キャッシュレスで乗車できる
  9. 乗車後のトラブルを報告できる
  10. スマホ上で完結できる
  11. 3Uberの使い方
  12. Uberの利用料金
  13. アプリをダウンロードする
  14. 登録する
  15. 目的地を地図で指定する
  16. 車種を指定する
  17. 4Uberを利用する際の注意点
  18. スマホの電池切れに注意
  19. 人数制限を確認する
  20. ドライバーの評価を確認する
  21. 目的地の情報を知っておく
  22. 5タクシーとは違うUberを利用してみよう

Uberとタクシーの違い

「Uberとはタクシーを呼べるアプリのことである」と思っている方がいますが、厳密に言うとUberとタクシーは異なるサービスです。詳細を知らないままUberを漠然と利用していると、Uberならではのメリットを無駄にしてしまう可能性があるので注意が必要です。

どのような違いがあるのか、Uberとタクシーの違いを具体的に見ていきましょう。

Uberとは

出典: https://pixabay.com/ja/photos/yandex-%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC-4272339/

Uber(ウーバー)とは、アメリカ合衆国サンフランシスコに本社を構えるUber Technologies社が運営している配車サービスのことです。2009年3月にスタートしてから10年の間に、世界63か国・700以上の都市で利用されるほどの普及を見せています。
 

  • 月間9,100万人のアクティブユーザー
  • 世界累計100億回以上の配車サービスを達成
  • 1日に1,400万回の配車サービスを提供

日本でも2013年11月にトライアルサービスがスタート。対応エリアは限られていますが、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡などの都市で利用されています。

Uberのタクシーと違った特徴

アプリを使って配車を手配できるのは、Uberとタクシーの共通サービスです。しかしUberには以下のような独自の特徴があり、従来のタクシー業界では成し得なかった利便性を実現しています。
 

  • スマホのGPS機能でUberドライバーの現在位置や予測到着時間をリアルタイムに確認可能
  • 乗車前に目的地を指示できるので車内で無駄な会話をする必要がない
  • ドライバーと乗客間の評価制度がサービスの向上に役立っている
  • 送迎だけでなく料理の配達や電動自転車のレンタル(アメリカのみ)にも対応
  • 一般人でも登録すればUberドライバーとして仕事が出来る

Uberとタクシー(白タク)と何が違うのか?

日本ではタクシー事業(一般乗用旅客自動車運送事業)を開始する際に必ず管轄の運輸支局に許可申請書を提出し、国土交通大臣または地方運輸局長から道路運送法に基づく営業許可を受ける必要があります。
 

  • 第二種運転免許保有の有無
  • 運転歴
  • 年齢
  • 健康状態
  • 経営資金

などが審査され、認可された方のみがタクシードライバーとして活動することが出来ます。したがって、一般人が自家用車を用いて勝手にタクシー業務を行うことは違法です。

営業許可を得ているタクシーは緑色のナンバープレートを装着しているのに対し、いわゆる「モグリ」のタクシーにはナンバープレートが白色のままという特徴があり、「白タク」と呼ばれています。

白タクドライバーは、逮捕されると3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金に処されます。

一般人でも登録すればドライバーとして仕事が出来るUberは、プロのタクシードライバーと白タクが共存している特殊なプラットフォームとも言えます。

海外でも白タクは基本的に摘発対象ですが、アメリカや香港などでは審査用件を設けた許可制を導入することで、Uberのような「自家用車ライドシェアマッチング事業」を認可しています。

日本でも海外旅行者の移動手段を拡充するために、法律を一部見直すべきではないかという声が上がっています。しかし現状では、白タク行為は認められていません。したがって、現在日本国内のUberに登録されているドライバーは、全てプロのタクシードライバーのみとなっています。

Uberを利用するメリット

Uberには一般的なタクシーとは一線を画す様々なメリットがあり、利用者の間で好評を博しています。インターネットと配車を組み合わせたサービス内容に驚かされることは間違いありません。Uberを利用する5つのメリットをご紹介しましょう。

ドライバー情報を確認できる

Uberを利用する一つ目のメリットは、ドライバー情報の確認が出来ることです。Uberでは登録ドライバーの顔や名前、車両ナンバー、評価などの情報が公開されており、配車手配時に前もってチェックすることが出来ます。

通常のタクシーサービスを利用すると、どのようなドライバーが来るのか原則到着するまで分かりません。「乱暴な人だったらどうしよう」と不安に感じる方もいることでしょう。その点、Uberなら相手の特徴を事前に把握しておけるので安心です。

ハイヤーやタクシーなど車種を選択できる

Uberを利用する二つ目のメリットは、乗りたい車種を選択できることです。日本のUberでは、以下の4種類の車種を手配できます。
 

  • ハイヤー:プロのドライバーが運転するハイヤー
  • ブラックVAN:6人乗りのVANタイプのハイヤー
  • TAXI:レギュラー車種のタクシー
  • プレミアムTAXI:高級車種のタクシー

状況によっては自分の希望する車種を手配できない可能性があることに注意が必要ですが、高級車も選べるとは驚きです。重要なイベント時に有効活用すると良いでしょう。

キャッシュレスで乗車できる

Uberを利用する三つ目のメリットは、キャッシュレス決済サービスです。

一般的なタクシーでは、クレジットカード払いが出来ない場合に現金で料金を支払わなければならず、小銭が無い時に大変手間取ります。

その点Uberでは、登録したクレジットカードで料金が自動的に精算され、降車直後に支払い明細がメールで送られてくるシステムになっています。現金所持・決済作業不要で利用できるので、非常にスピーディーです。

乗車後のトラブルを報告できる

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この記事のライター
シンタロー
おすすめアプリやWebサービスの使い方など、IT関連の気になるテーマを分かりやすく解説いたします。

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