Twitter、Facebook、Instagram等のSNSを1日どれくらいやってやってますか?また、それら全部をやめたらどうなると思いますか?本記事ではSNSを全部やめた人の理由、やめたらすっきりした、よかったというメリットを紹介します。
みなさんはTwitter、Instagram、Facebook等のSNSをやっていますか?Twitter、Instagram、Facebook等のSNSは今や現代人にとっては必要不可欠と思えるほど身近なコミュニケーションツールです。しかし、SNSをやらないと決めている人や、やっていたけど時間の無駄と感じた等の理由で全部やめた、すっきりしてよかったという人もいます。
本記事では後者の全部のSNSを途中でやめてよかったという人にスポットライトをあてて、全部やめた理由やメリット・デメリットについて紹介していきます。Twitter、Instagram、Facebookを頻繁に利用している人には特に読んでほしい記事です。他人事だと思わず内容をふまえてSNSを継続するかどうかを検討することをおすすめします。
全部SNSをやめた理由でおそらく一番多いのが時間の無駄に感じることではないでしょうか。総務省の調査によると、20代が週にSNSに費やす時間の平均は7時間半です。あくまで平均のため、もっと長い時間を消費している人もいます。また、1年で計算すると年に約16日分です。SNSをやっている20代は1年のうち16日を無駄にしていることになります。
SNSをやることで幸福度が下がるというデータもあります。ブータンは以前、「幸せな国ブータン」と呼ばれていました。その理由はブータンの人たちが他の国の情報を知らず、他国との比較ができなかったためです。自分たちの農村生活に満足していました。しかしネットが普及したことで日本国民の生活を知り、自分たちの生活と比較して衝撃を受けたのです。
ある調査の結果では参加者のうちのSNS利用者の25%がうつ病になる可能性が高いこと、SNSの利用頻度が低い人と比べて、頻度が高い人の方がうつ病になるリスクは2倍以上であることがわかっています。また、利用時間が短い人と比べて1日中利用している人はうつ病になるリスクが1.7倍でした。これはいったいどういう理由なのでしょうか。
それはSNSがメンタルに悪い影響を与えるからです。カリフォルニア大学の論文によると、SNSでのコミュニケーションが多い人ほど、1年以内にメンタルヘルスを悪くする確率が高かったようです。他人の幸せなプライベートを見せつけられたり、見たくもない情報を目にしたり、気を遣ったりとメンタルを病む理由はたくさんあります。
SNSをたくさんやっている人は摂食障害になる可能性もあります。摂食障害とは食行動を中心に様々な問題が発生する病気です。このようにSNSはメンタルに悪い影響を与え、ストレスを与えるだけでなく、病気を呼び起こす危険性もあるのです。
SNSは睡眠の質も低下させます。TwitterやFacebookもそうですが、特にInstagramが一番悪影響のようです。睡眠の質はメンタルヘルスとリンクしているので、メンタルに悪い影響を及ぼすSNSが睡眠の質を下げるのも当然といえるでしょう。
SNSは集中力を低下させます。FacebookやInstagramで投稿した後は「いいね!」やコメントがもらえるのを期待してしまいませんか?また、Twitterでフォローしている人がツイートした報告が来て、ついつい画面を開いてしまいませんか?スマホが近くにあるだけでも集中力が低下するのに、SNSをやっているとますます集中力がなくなってしまいます。
SNSでは自分の充実したプライベートについての投稿をする人が少なくありません。恋人と過ごす休日、旅行先での風景・観光名所の写真、おいしそうな料理の写真等、充実した生活を送っている他人を見ていると自分と比べてしまい、どうもすっきりしない、SNSなんて見なければよかった気持ちになってしまうこともあるでしょう。
SNSを使えば、その場に一緒にいなくても友達と話をして盛り上がることができるので寂しい気持ちを紛らわすことができそうですが、実際は孤独感が増す場合もあるようです。SNSを1日に2時間使う人は、30分以下の人より、2倍も孤独感を感じているそうです。
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