ドコモなど大手キャリアのスマホにはSIMロックと呼ばれる特殊なロックがかけられています。auやソフトバンクなど他のキャリア回線で運用したい場合は、このSIMロックを解除しなければなりません。今回は、ドコモキャリア端末のSIMロックを解除する手順をご紹介します。
ドコモのキャリア端末のSIMロックを解除し、SIMフリーにする手順は3種類あります。いずれもメリットとデメリットがあるので、どの手順が良いかしっかり検討してみましょう。ここでは、それぞれの解除手順について見ていきます。
ドコモ端末のSIMロックを解除する手順として最も知られているのが、docomoショップへの持ち込みです。自分で手続きする必要がなく、docomoショップの店員さんが手続きを全て代行してくれるのでとても簡単です。
ただし、手数料として3,000円(税抜)の料金が発生します。ショップによっては待ち時間も長く、料金も高いので、できるだけ節約したい人にはあまりおすすめできません。
ドコモユーザーの会員専用サイト「My docomo(マイドコモ)」からでも、ドコモ端末のSIMロックを解除できます。この手順であれば24時間いつでも手続きができる上、手数料も一切かかりません。以下は、My docomoでSIMロックを解除する手順です。
ドコモ端末のSIMロック解除は、docomoインフォメーションセンターへの電話申し込みからでも手続きができます。ドコモの携帯電話からは「151(無料)」、その他キャリアの携帯電話・固定電話・PHSからは「0120-800-000」がお問い合わせ先です。
ただし、この手順もドコモショップへの持ち込みと同じく手数料として3,000円(税抜)の料金が発生します。
残念ながら全てのドコモ端末がSIMロック解除の対象となるわけではありません。SIMロック解除の条件は、該当のドコモ端末がいつ発売されたかどうかによって異なります。
ここでは、発売時期ごとにSIMロックを解除できる条件を見ていきます。端末が条件を満たしているかどうか確認していきましょう。
現在ドコモと契約中の2015年5月以降に発売された機種は、以下の3つの条件を満たせばSIMロックを解除できます。
ドコモを解約済みの2015年5月以降に発売された機種のSIMロック解除条件は、上記の「現在ドコモと契約中の2015年5月以降の発売機種」の場合とほぼ同じです。
ただし、ドコモ端末購入から100日以内に解約すると、購入から100日経過するまではSIMロック解除できないので注意しましょう。なお、ドコモ端末の代金を全額支払っている場合はいつでもSIMロックを解除できます。
2011年4月~2015年4月に発売されたドコモ端末の機種は、以下3つの条件を満たせばSIMロックを解除できます。
これまでドコモの中古端末は契約者本人でないとSIMロックを解除できませんでしたが、2019年2月20日より契約者本人でなくても中古端末のSIMロック解除ができるようになりました。中古端末のSIMロックは、以下3つの条件を満たせばSIMロックを解除できます。
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