ドコモのSIMロックの解除手順!解除の条件や料金とメリット/デメリットを解説!

ドコモなど大手キャリアのスマホにはSIMロックと呼ばれる特殊なロックがかけられています。auやソフトバンクなど他のキャリア回線で運用したい場合は、このSIMロックを解除しなければなりません。今回は、ドコモキャリア端末のSIMロックを解除する手順をご紹介します。

目次

  1. 1ドコモのSIMロック解除手順
  2. ドコモショップへの持ち込みは一番簡単だが料金が発生
  3. My docomoで手続きすれば無料で解除できる
  4. インフォメーションセンターへの電話申し込みでも解除できる
  5. 2ドコモのSIMロック解除の条件
  6. 現在ドコモと契約中の2015年5月以降の発売機種
  7. ドコモと解約済みの2015年5月以降の発売機種
  8. 2011年4月~2015年4月の発売機種
  9. 中古スマホもsimロック解除が可能になった
  10. 3ドコモのsimロック解除のメリット・デメリット
  11. simロック解除のメリット
  12. SIMロック解除のデメリット
  13. 4ドコモのSIMロック解除はかなり良心的

ドコモのSIMロック解除手順

ドコモのキャリア端末のSIMロックを解除し、SIMフリーにする手順は3種類あります。いずれもメリットとデメリットがあるので、どの手順が良いかしっかり検討してみましょう。ここでは、それぞれの解除手順について見ていきます。

ドコモショップへの持ち込みは一番簡単だが料金が発生

ドコモ端末のSIMロックを解除する手順として最も知られているのが、docomoショップへの持ち込みです。自分で手続きする必要がなく、docomoショップの店員さんが手続きを全て代行してくれるのでとても簡単です。

ただし、手数料として3,000円(税抜)の料金が発生します。ショップによっては待ち時間も長く、料金も高いので、できるだけ節約したい人にはあまりおすすめできません。

My docomoで手続きすれば無料で解除できる

ドコモユーザーの会員専用サイト「My docomo(マイドコモ)」からでも、ドコモ端末のSIMロックを解除できます。この手順であれば24時間いつでも手続きができる上、手数料も一切かかりません。以下は、My docomoでSIMロックを解除する手順です。

手続きの手順

  1. パソコンまたはスマホのWebブラウザから「My docomo(https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/)」にアクセスする
  2. 画面左上のメニューアイコン→【ドコモオンライン手続き】の順番に選択する
  3. dアカウントとパスワードを入力し、ログインする
  4. 【SIMロック解除】を選択する
  5. SIMロック解除したい機種を選択する
  6. キャリア端末のIMEI(識別番号)を入力する
  7. 画面の指示に従い、SIMロック解除の手続きを行う

インフォメーションセンターへの電話申し込みでも解除できる

ドコモ端末のSIMロック解除は、docomoインフォメーションセンターへの電話申し込みからでも手続きができます。ドコモの携帯電話からは「151(無料)」、その他キャリアの携帯電話・固定電話・PHSからは「0120-800-000」がお問い合わせ先です。

ただし、この手順もドコモショップへの持ち込みと同じく手数料として3,000円(税抜)の料金が発生します。

ドコモのSIMロック解除の条件

残念ながら全てのドコモ端末がSIMロック解除の対象となるわけではありません。SIMロック解除の条件は、該当のドコモ端末がいつ発売されたかどうかによって異なります。

ここでは、発売時期ごとにSIMロックを解除できる条件を見ていきます。端末が条件を満たしているかどうか確認していきましょう。

現在ドコモと契約中の2015年5月以降の発売機種

現在ドコモと契約中の2015年5月以降に発売された機種は、以下の3つの条件を満たせばSIMロックを解除できます。
 

  • ネットワーク利用制限及びおまかせロックなどがかかっていない(いわゆる赤ロム状態でないこと)
  • ドコモ端末購入から100日が経過している(※ただし、端末代を全額支払っている場合は100日以内でも解除可能)
  • 契約者本人がドコモ端末を購入している

ドコモと解約済みの2015年5月以降の発売機種

ドコモを解約済みの2015年5月以降に発売された機種のSIMロック解除条件は、上記の「現在ドコモと契約中の2015年5月以降の発売機種」の場合とほぼ同じです。

ただし、ドコモ端末購入から100日以内に解約すると、購入から100日経過するまではSIMロック解除できないので注意しましょう。なお、ドコモ端末の代金を全額支払っている場合はいつでもSIMロックを解除できます。

2011年4月~2015年4月の発売機種

2011年4月~2015年4月に発売されたドコモ端末の機種は、以下3つの条件を満たせばSIMロックを解除できます。
 

  • ネットワーク利用制限及びおまかせロックなどがかかっていない(いわゆる赤ロム状態でないこと)
  • 契約者本人がドコモ端末を購入している

なお、この時期に販売された端末は「My docomo」からは手続きを行うことはできません。店頭持ち込みのみで、手数料3,000円(税抜)も発生します。

中古スマホもsimロック解除が可能になった

これまでドコモの中古端末は契約者本人でないとSIMロックを解除できませんでしたが、2019年2月20日より契約者本人でなくても中古端末のSIMロック解除ができるようになりました。中古端末のSIMロックは、以下3つの条件を満たせばSIMロックを解除できます。
 

  • ネットワーク利用制限及びおまかせロックなどがかかっていない(いわゆる赤ロム状態でないこと)
  • ドコモショップまたはドコモオンラインで端末を購入した日から100日以降が経過している
  • 端末購入サポート適用日から100日以降が経過している

2015年5月以降に販売された機種であれば、「My docomo」及びdocomoショップへの持ち込みでSIMロックの解除手続きができます。2011年4月~2015年4月の発売機種であれば、docomoショップへの持ち込みでSIMロックを解除できます。

ドコモのsimロック解除のメリット・デメリット

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この記事のライター
森野沙織
ITライターの森野です。書籍・コラム・ブログ・Webメディアの執筆などを承ってます。お気軽にご相談ください。

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