PayPayでスキャン支払いを使って決済する際の、方法と注意点について解説します。PayPayでスキャン支払いを利用する場合は支払い方法の設定を良く確認しましょう。チャージ残高支払いに設定されていても、残高不足のときはカード支払いに自動的に切り替わります。
PayPay(ペイペイ)とは、2018年6月にPayPay株式会社として発足した、電子決済サービスです。ソフトバンクとYahooの合弁会社で、インドの大手電子決済サービス「Paytm」との連携により、日本国内にQRコードや電子通信を利用した決済サービスを展開しています。
知人・友だち同士で、スマホ経由で簡単に電子マネーを送金したり、アプリを使って簡単に電子マネーで割り勘払いができ、電子決済サービスをよりお手軽に使いやすいかたちでユーザーに提供しています。
スマホアプリを使ったサービス展開は、2018年10月より開始しており、店頭でスマホを使ってバーコードを表示させたり、QRコードをスキャンしたりして、簡単に支払いを済ませられます。また、2019年6月よりオンライン決済にも対応しており、Yahoo関連のオンラインサービスでは、Yahoo IDと紐づけることによって簡単にPayPay(ペイペイ)の電子マネー・ポイントを利用できます。
PayPay(ペイペイ)はサービス開始直後の2018年12月より、第1弾の100億円還元キャンペーンを行っており、月の還元金額の上限を5万円とし、全額還元くじの当選に関しては1回の当選の上限金額を10万円として催したところ、わずか10日間で、還元金額が100億円に達したため終了しています。
その後、第1弾の好評を受けて、2019年2月より第2弾の100億円還元キャンペーンを開催し、還元くじの当選に関しては1回の当選の上限金額を1,000円に設定して、2019年5月までの3ヶ月間、キャンペーンを行いました。
第1弾で一般ユーザーに強烈な印象を与えて認知度を上げ、第2弾で広がったPayPayの認知度を基に、多くの利用ユーザーを獲得することに成功しています。
PayPay(ペイペイ)を利用する上で、大事なポイントがクレジットカードの併用です。PayPay(ペイペイ)自体の利用に対してPayPay(ペイペイ)独自のポイント「PayPayボーナス」が付与されますが、PayPay(ペイペイ)決済の支払い方法としてクレジットカードを利用すると、クレジットカード自体のサービスポイントも付与されます。
つまり、PayPay(ペイペイ)決済の支払い方法としてクレジットカードを利用すると、ポイントの二重取りが可能です。ただし、2019年10月以降に「PayPayボーナス」のポイント付与に関するルールが改定されるため、2019年10月以降はポイントの二重取りができるのは「Yahoo Japan カード」のみになります。
現在の「PayPayボーナス」のポイント付与に関するルールは、「PayPay残高もしくはYahoo Japan カードで決済すると還元率3%、Yahoo Japan カード以外のクレジットカードで決済すると還元率0.5%」となっています。
しかし、2019年10月1日より、「PayPay残高もしくはYahoo Japan カードで決済すると還元率1.5%、Yahoo Japan カード以外のクレジットカードで決済するとポイント還元対象外」となります。
PayPay(ペイペイ)を実店舗で利用する場合、支払い方法として「スキャン支払い・コード支払い」の2つの方法があります。
PayPay(ペイペイ)のスキャン支払いとは、店舗に設置してあるQRコードを自分のスマホカメラで読み取り(スキャンし)、PayPay(ペイペイ)アプリで決済することで、店舗の支払いを済ませるという方法です。
PayPay(ペイペイ)のコード支払いとは、自分のスマホでPayPay(ペイペイ)アプリを立ち上げ、支払い用のバーコード・QRコードを表示して、店員に店舗の読み取り機でスキャンしてもらうことで、支払いを済ませるという方法です。
「スキャン支払い・コード支払い」については、店舗によって利用できる支払い方法が違います。そのため、「スキャン支払い・コード支払い」に関しては、自分の好みの支払い方法を選ぶのではなく、利用店舗の支払い条件に合わせて、使い分けるものであることを理解しておきましょう。
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