PayPayでスキャン支払いする方法と注意点!カード決済になっていないか確認しよう!
PayPayでスキャン支払いを使って決済する際の、方法と注意点について解説します。PayPayでスキャン支払いを利用する場合は支払い方法の設定を良く確認しましょう。チャージ残高支払いに設定されていても、残高不足のときはカード支払いに自動的に切り替わります。
目次
- 1PayPay(ペイペイ)とは?
- ・スマホ決済アプリ
- ・第2弾の100億円還元キャンペーンが終了
- ・クレジットカードのポイントも獲得できる
- 2PayPayにはスキャン支払い・コード支払いの2種類がある
- ・スキャン支払いとは?
- ・コード支払いとは?
- ・どちらに対応しているかは店舗によって異なる
- 3PayPayのスキャン支払いのやり方
- ・ビックカメラなどでの支払い方法
- ・スキャンを使用した送金方法
- 4PayPayでスキャン支払いする際の注意点
- ・残高が不足しているとカード決済になる
- ・支払い方法がカード決済になっていないか確認しよう
- ・スキャン支払い時にチャージ残高から決済するよう設定する手順
- 5PayPayのスキャン支払い時は残高をチャージしておこう
PayPay(ペイペイ)とは?
PayPay(ペイペイ)とは、2018年6月にPayPay株式会社として発足した、電子決済サービスです。ソフトバンクとYahooの合弁会社で、インドの大手電子決済サービス「Paytm」との連携により、日本国内にQRコードや電子通信を利用した決済サービスを展開しています。
知人・友だち同士で、スマホ経由で簡単に電子マネーを送金したり、アプリを使って簡単に電子マネーで割り勘払いができ、電子決済サービスをよりお手軽に使いやすいかたちでユーザーに提供しています。
スマホ決済アプリ
スマホアプリを使ったサービス展開は、2018年10月より開始しており、店頭でスマホを使ってバーコードを表示させたり、QRコードをスキャンしたりして、簡単に支払いを済ませられます。また、2019年6月よりオンライン決済にも対応しており、Yahoo関連のオンラインサービスでは、Yahoo IDと紐づけることによって簡単にPayPay(ペイペイ)の電子マネー・ポイントを利用できます。
第2弾の100億円還元キャンペーンが終了
PayPay(ペイペイ)はサービス開始直後の2018年12月より、第1弾の100億円還元キャンペーンを行っており、月の還元金額の上限を5万円とし、全額還元くじの当選に関しては1回の当選の上限金額を10万円として催したところ、わずか10日間で、還元金額が100億円に達したため終了しています。
その後、第1弾の好評を受けて、2019年2月より第2弾の100億円還元キャンペーンを開催し、還元くじの当選に関しては1回の当選の上限金額を1,000円に設定して、2019年5月までの3ヶ月間、キャンペーンを行いました。
第1弾で一般ユーザーに強烈な印象を与えて認知度を上げ、第2弾で広がったPayPayの認知度を基に、多くの利用ユーザーを獲得することに成功しています。
クレジットカードのポイントも獲得できる
PayPay(ペイペイ)を利用する上で、大事なポイントがクレジットカードの併用です。PayPay(ペイペイ)自体の利用に対してPayPay(ペイペイ)独自のポイント「PayPayボーナス」が付与されますが、PayPay(ペイペイ)決済の支払い方法としてクレジットカードを利用すると、クレジットカード自体のサービスポイントも付与されます。
つまり、PayPay(ペイペイ)決済の支払い方法としてクレジットカードを利用すると、ポイントの二重取りが可能です。ただし、2019年10月以降に「PayPayボーナス」のポイント付与に関するルールが改定されるため、2019年10月以降はポイントの二重取りができるのは「Yahoo Japan カード」のみになります。
2019年10月以降の「PayPayボーナス」のポイント付与に関するルール改定
現在の「PayPayボーナス」のポイント付与に関するルールは、「PayPay残高もしくはYahoo Japan カードで決済すると還元率3%、Yahoo Japan カード以外のクレジットカードで決済すると還元率0.5%」となっています。
しかし、2019年10月1日より、「PayPay残高もしくはYahoo Japan カードで決済すると還元率1.5%、Yahoo Japan カード以外のクレジットカードで決済するとポイント還元対象外」となります。
PayPayにはスキャン支払い・コード支払いの2種類がある
PayPay(ペイペイ)を実店舗で利用する場合、支払い方法として「スキャン支払い・コード支払い」の2つの方法があります。
スキャン支払いとは?
PayPay(ペイペイ)のスキャン支払いとは、店舗に設置してあるQRコードを自分のスマホカメラで読み取り(スキャンし)、PayPay(ペイペイ)アプリで決済することで、店舗の支払いを済ませるという方法です。
コード支払いとは?
PayPay(ペイペイ)のコード支払いとは、自分のスマホでPayPay(ペイペイ)アプリを立ち上げ、支払い用のバーコード・QRコードを表示して、店員に店舗の読み取り機でスキャンしてもらうことで、支払いを済ませるという方法です。
どちらに対応しているかは店舗によって異なる
「スキャン支払い・コード支払い」については、店舗によって利用できる支払い方法が違います。そのため、「スキャン支払い・コード支払い」に関しては、自分の好みの支払い方法を選ぶのではなく、利用店舗の支払い条件に合わせて、使い分けるものであることを理解しておきましょう。
PayPayのスキャン支払いのやり方
次に、PayPayアプリを使った、スキャン支払いの方法について解説します。基本的な流れは、スマホカメラでQRコードをスキャンし、PayPayアプリで金額を入力して決済するという流れになります。
ビックカメラなどでの支払い方法
PayPayのスキャン支払いを導入している店舗で代表的なのが「ビックカメラ」です。以下、「ビックカメラ」などの、PayPayのスキャン支払いを導入している店舗でPayPayで支払う手順について解説します。
PayPayのスキャン支払い画面を開こう
まず、PayPayアプリのホーム画面上の「スキャン」をタップすると、スマホカメラが起動します。
QRコードを読み取って支払額を指定しよう
起動したスマホカメラで、設置してあるQRコードを読み取る(スキャンする)と、PayPayアプリの画面が金額入力画面に切り替わりるので、支払い金額を入力して「支払う」をタップします(確認のため、「支払う」をタップする前に、一度店員に入力した金額画面を見せることをおすすめします)。
支払い完了画面を店員さんに見せて会計終了
支払いが成立すると、「支払い完了」の画面が表示されます。その後、支払い完了画面を店員に見せれば、全ての支払い手続きは終了です(店員は支払い完了画面に表示されている決済番号をレジに入力します)。
スキャンを使用した送金方法
PayPay(ペイペイ)のスキャン機能を使って知人・友だちに送金する場合は、その場で相手のスマホカメラで自分の「マイコード」をスキャンしてもらって送金します。
PayPay(ペイペイ)のマイコード機能を使用して送金するには、送金する側と受け取り側の両方でPayPay(ペイペイ)のスマホを操作する必要があります。
受け取り側でマイコードを表示する
まず、送金の受け取り側で、PayPay(ペイペイ)のアプリを立ち上げ、ホーム画面の「受け取る」をタップして、送金受け取り用のQRコードを表示します。
送金する側でマイコードを読み取る
次に、送金する側で、PayPay(ペイペイ)のアプリを立ち上げ、ホーム画面の「送る」→「友だちのQRコードを読み取る」をタップして、QRコードスキャン用のスマホカメラ画面に切り替え、受け取り側で表示しているQRコードをスマホカメラでスキャンし、金額を入力して「次へ」→「(入力金額)を送る」をタップすればすれば送金完了です。
受け取り側で7日以内に受け取る
PayPay(ペイペイ)の送金で注意するべき点は、受け取り側は7日以内に送金された電子マネーの受け取り処理を行わなくてはいけないということです。受け取り側が7日以内に受け取り処理を行わないと、送金は無効になるので注意しましょう。
受け取り処理は簡単です。受け取り側で、PayPayアプリのホーム画面上の「受け取り待ちリスト」をタップします。
切り替わった「受け取り待ちリスト」から金額を受け取る案件(相手)をタップします。
選択した送金内容の詳細が表示されるので、内容を確認して「受け取る」をタップします。
送金した相手が送金にパスコードを設定している場合は、「パスコード認証」の画面が表示されるので、送金した相手から伝えられたパスコードを入力して「認証」をタップします(パスコードが設定されていなければ表示されません)。
無事、送金を受け取れると、「受け取り完了」の画面が表示されます。
受け取り側が金額指定することで送金不足を予防
送金の受け取り側で、「マイコード」を作成する際に金額を設定して相手にQRコードをスキャンさせると、指定金額を相手に提示できます。送金金額を指定することで、送金不足のリスクを予防できます。
金額を指定する手順は、「マイコード」を表示させた画面で、QRコードの下に表示される「リクエスト金額を追加」をタップして金額を設定した後に、相手のスマホカメラでQRコードをスキャンさせるだけです。
スキャンした側の画面には、指定金額が表示されているのでそのまま「送金」をタップすれば不足のない送金が行われます。
送金に利用できるPayPay残高はPayPayライトだけ
また、PayPay(ペイペイ)の送金に利用できるPayPay残高には条件があることを留意しておきましょう。
PayPay(ペイペイ)残高には区分が設定されてあり、大別すると「PayPayライト」と「PayPayボーナス」の2つの区分があります。「PayPayライト」は銀行口座・クレジットカード(Yahoo Japan カード)からチャージする残高で、「PayPayボーナス」はキャンペーンで付与されるポイント残高です。
どちらも、代金の支払いには利用できますが、送金に関しては、利用できるのはチャージ残高の「PayPayライト」のみです。「PayPayボーナス」の送金には利用できないので注意しましょう。
PayPayでスキャン支払いする際の注意点
次に、PayPay(ペイペイ)でスキャン支払いする際の注意点について解説します。
残高が不足しているとカード決済になる
PayPay(ペイペイ)で支払い・決済を行う際に注意するべき点は、PayPay(ペイペイ)の支払い・決済方法として「PayPay残高」(PayPayにチャージした電子マネー)を選択した際に、「PayPay残高」のチャージ残高が支払い金額に対して不足していると、自動でクレジットカード決済に切り替わるということです。
「PayPay残高」で支払ったつもりが、実際はクレジットカードで支払っていたということがないように、PayPay(ペイペイ)で「PayPay残高」を使って支払う際は、「PayPay残高」の金額が支払い金額に対して不足していないか良く確認しましょう。
また、「PayPay残高」のチャージ残高が支払い金額に対して不足している状態で「PayPay残高」支払いを利用すると、不足している金額のみをクレジットカードで支払うのではなく、全支払い金額がクレジットカード決済に切り替わるというレビューがあるので、その点も合わせて注意しましょう。
支払い方法がカード決済になっていないか確認しよう
PayPay(ペイペイ)で支払い・決済を行った際に、間違いなく支払い方法として「PayPay残高」が利用されているか、確認するには、PayPayアプリのホーム画面で「支払い履歴」をタップしてPayPay(ペイペイ)の利用履歴を表示します。
利用履歴一覧から、任意の履歴をタップして全画面表示に切り替え、画面に表示されている「詳細を見る」のリンクをタップします。
下方に表示された詳細情報で、支払い方法として「PayPay残高」が表示されれば、間違いなく「PayPay残高」で支払いが行われていますが、もし、VISA・JCBなどのクレジットカードの銘柄が表示された場合は、クレジットカードで支払いが行われています。
「PayPay残高」がチャージ不足でないにもかかわらず、クレジットカードで支払いが行われている場合は、支払い方法としてクレジットカードが設定されている場合があるので注意しましょう。その際は次項で説明する手順で、支払い方法を「PayPay残高」に変更しましょう。
スキャン支払い時にチャージ残高から決済するよう設定する手順
次に、支払い方法を「PayPay残高」に変更して決済を行う手順を解説します。まず、PayPayアプリのホーム画面上の「スキャン」をタップします。
立ち上がったスキャン用のスマホカメラで、店舗に設置してあるQRコードをスキャンすると、「お支払い金額の入力」の画面に切り替わるので「お支払い方法」の項目をタップします。
支払い方法の選択項目の一覧が表示されるので、「PayPay残高」を選択します。
次に支払い金額を入力して、画面上の「支払う」をタップします。
支払いが成立すると、「支払い完了」の画面が表示されます。支払い完了画面を店員に見せて支払い手続き終了です。
PayPayのスキャン支払い時は残高をチャージしておこう
PayPayの「スキャン支払い」の支払い方法として「PayPay残高」を選択している場合は、PayPayのチャージ残高を良く確認しておきましょう。「スキャン支払い」の支払い方法として「PayPay残高」を選択していて、支払い時にチャージ残高が不足していると、自動的に支払い方法が「クレジットカード支払い」に切り替わるので注意しましょう。
支払い時にチャージ残高が不足していないにもかかわらず、クレジットカードで決済している場合は、支払い方法として「クレジットカード支払い」を選択している可能性が高いので、良く確認しましょう。
また、「スキャン支払い」で知人・友だちに送金する場合は、送金できる残高区分は「PayPayライト」のみであることを留意しておきましょう。
「PayPayライト」は銀行口座・クレジットカード(Yahoo Japan カード)でチャージする残高です。他の残高区分として、キャンペーンで付与される「PayPayボーナス」がありますが、こちらは「スキャン支払い」で送金できないので注意しましょう。