以前はPayPayの解約や退会はできませんでしたが現在はできます。PayPayをやめるための手順というのはどうしたらいいのでしょうか。この記事ではPayPayのアカウントを削除して解約する手順や、退会時の注意点について詳しく解説します。
PayPayは現在、QRコード決済の中でも最も知名度があり人気が高い電子マネーといってもいいでしょう。しかし、知名度の高さとは裏腹に何かとトラブルが多く報じられています。PayPayが始まった当初は、クレジットカードの不正利用が発覚しました。1回のPayPayでの支払いに対して二重決済されて、料金が2回匹ととされるというトラブルもありました。
同じ時期に誕生したほかのQRコード決済の電子マネーではこのようなトラブルはほとんど報じられていないことから、PayPayの解約を考える人も少なくありません。この記事では、PayPayは解約できるのか、PayPayの解約方法はどうしたらいいのか、ということについて詳しく見ていきましょう。
実は以前はPayPayには解約することができませんでした。解約してアカウントを削除する機能が付いていなかったことから、解約したい人は休止状態にするしかありませんでした。PayPayが運用された当初、クレジットカードの不正利用などが相次いだことから解約を希望する人が殺到しましたが、解約できないということで大きな批判が沸き起こりました。
しかし、現在はPayPayのスマホアプリに解約できる機能が実装されています。PayPayを解約したいときにはスマホアプリから解約の手続きを簡単にとることができます。PayPayを登録してみたけれども、使い勝手が悪いとか不正利用が怖いということがあるのなら、解約してアカウントを削除してしまいましょう。
ただし、PayPayを解約するときには注意しなくてはいけない点や、事前に準備しなくてはいけない手順がいろいろとあります。注意点や手順を間違えると、PayPayの解約や退会はできますが、大きな損をしてしまいます。この記事で詳しく注意点や事前準備の手順を解説するので、そちらをよく読んで、解約前の準備に余念がないようにしましょう。
PayPayをやめるときには注意しなければいけない点がいくつかあります。この注意点を頭に入れずに退会してしまうと、後から後悔することにもなるのでよく理解した上で退会してもいいかどうか検討しましょう。
一旦PayPayを解約して、再度登録しようと思っても、同じ電話番号からの再登録は半年間できなくなるので注意しましょう。これはほかの人の電話番号を使って不正利用することを防ぐための措置ですが、不正利用をしていないユーザーであっても、解約と再登録を繰り返すことができなくなります。
どうしてもPayPayをもう一度使いたいと思ったときには、半年待つか、別の携帯電話番号を用意するしかありません。
PayPayは解約をした瞬間にチャージしてあった残高はすべて消えてなくなってしまいます。解約をした瞬間に、Yahoo!マネーとの連携も解除されてしまうので、PayPay残高のYahoo!マネーへの払い戻しということも不可能です。PayPayをやめるときには、残高が残っていないかどうか確認してから退会手続きをとるようにしましょう。
PayPayは解約した瞬間に全ての情報がサーバーから削除されます。したがって、これから付与される予定のPayPayボーナスも受け取ることができなくなります。アカウントを連携しているYahoo!マネーへ付与されたり、Tポイントとして還元されるということも絶対にないので注意しましょう。
PayPayを利用するためには、様々な情報を登録しています。携帯電話番号やメールアドレス、クレジットカード情報、銀行口座、Yahoo!アカウントとの連携などの情報を停電には登録しています。
PayPayを解約するときには、これらの情報は全て完全に削除されてしまいます。PayPayアカウントの解約後のアカウントの復活や情報の復活という事はできないので注意しましょう。
PayPayのアプリでは、いついくらチャージしたのか、いくら使ったのかという残高の明細や、いつどこで何に使ったのかというレシートの利用明細を確認することができます。PayPayを解約してしまうと、残高明細や利用明細も完全に削除されてしまうので注意しましょう。
特に、事業を行っている人で、レシートや領収書が税務申告のために必要な人は、PayPayを解約してしまうとレシートが取り出せなくなってしまいます。どうしてもPayPayを解約する必要があるのであれば、解約前にプリントアウトしておくなどの対策をするように注意しましょう。
1 / 3
続きを読む