LINE Payでクレジットカード登録!決済・チャージ方法やポイントは?
LINE Payが、LINE Payカードという形でクレジットカードのように使えることは知っていても、LINE Payにクレジットカードを登録して、クレジットカード払いができることは知られていません。今回は意外にメリットのあるこの方法をご紹介します。
目次
- 1LINE Payにクレジットカードを登録
- ・LINE Payに残高がなくてもクレジットカードで決済できる
- 2LINE Payの仕組みを解説
- ・LINE Payでポイントをゲット
- ・LINE Payを使える場所
- ・LINE Payの決済の方法
- 3LINE Payのチャージの方法
- ・銀行でチャージする
- ・コンビニでチャージする
- ・オートチャージを利用する
- 4LINE Payで利用できるクレジットカード
- ・対応しているクレジットカード会社
- ・クレジットカードでLINE Payにチャージすることはできない
- 5LINE Payカードというプリペイド型のカードがある
- ・LINE Payカードもクレジットカードのようにポイントがたまる
- 6LINE Payを利用して便利にお買い物
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINE Payにクレジットカードを登録
LINE Payはそもそもクレジットカードのような決済サービスなのに、わざわざそれにクレジットカードを登録する意味があるのだろうか、と思われる人は少なくないでしょう。
しかし、これにはLINE Pay残高がなくても買い物ができたり、ポイントの二重取りができたりといったメリットがあるのです。
LINE Payに残高がなくてもクレジットカードで決済できる
一度LINE Payにクレジットカードを登録すると、それ以降オンライン決済ではLINE Pay残高に関係なく、登録したクレジットカード決済が可能となります。
ただし、LINE Payに対応しているオンライン決済のすべてがクレジットカード決済に対応しているわけではありません。ZOZOTOWNや新ラクマなどのお店は、かつてはLINE Pay経由のクレジットカード決済が可能でしたが、2019年1月現在ではLINE Payでの決済はLINE Pay残高からの決済のみとなっています。
これについては、2018年8月に(次の章の「LINE Payでポイントをゲット」の節で詳しく説明する)マイカラー制度のアップグレードの影響と見られています。
この改正で、マイカラーの判定基準とポイント付与の対象に、LINE Pay経由のクレジットカード決済の含まれるようにしたため、先に述べたようなオンライン決済でクレジットカードを使えなくしたのでしょう。
そのため、2019年1月現在でLINE Pay経由のクレジットカード決済ができるオンラインストアは、LINE STORE、LINE@、LINEデリマ、LINEモバイル、LINE FRIENDS STORE ONLINE、LINEトーク占いといったLINE直営ストアのみです。
LINE Payの仕組みを解説
LINE PayはLINEアプリで支払いや送金・割り勘などができる、プリペイド型のスマートフォン決済サービスです。
プリペイド型という名の通り、SuicaなどのようにあらかじめLINE Payにお金をチャージしておき、それを支払い手段に充てる仕組みです。クレジットカードのように将来の収入を当てにして購入するのではなく、あくまでも手持ちや銀行口座のお金をチャージして購入するので、デビットカードのように健全な範囲内での利用が望めます。
スマートフォンひとつでネットや実店舗での買い物が可能で、チャージも友だち同士の送金も手数料無料でできる上に、クレジットカードのようなポイント還元まであるという優れた決済サービスですが、ネットショップや実店舗での採用が今一つ伸びていないのが難点です。
その弱点を補うため、あとで「LINE Payカードというプリペイド型のカードがある」で説明するように、LINE Payカードというカードを別に発行することで、JCB加盟のほとんどのネットショップや多くの実店舗での利用を可能としています。
LINE Payでポイントをゲット
LINE Payの特色の一つに最大2%のポイント還元が挙げられます。以前はLINE Payカードでの利用に対して一律に2%のポイントバックがありましたが、2019年1月現在ではLINE Payカードの利用の有無にかかわらず、前月の利用状況によって決まる「マイカラー」で還元率が変化します。
マイカラー | グリーン | ブルー | レッド | ホワイト |
ポイント還元率 | 2% | 1% | 0.8% | 0.5% |
条件(前月の決済金額) | 10万円以上 | 5万円以上 | 1万円以上 | 1万円未満 |
「コード支払い」「LINE Payカード支払い」「オンライン」などの支払い方法にかかわらず、LINE Pay残高を使った決済とLINE Pay連携したクレジットカード決済はすべて合算されるので、たとえばLINEスタンプをLINE Payでのクレジットカード決済で10万円分購入すれば、それだけで翌月はグリーンとなり、最高の2%のポイント還元を受けられるのです。
LINE Payの20%還元キャンペーンで、東京電力の電気代の支払いが22%OFFになった!(請求書支払いじゃなければ、さらに3%ポイント還元)
— コクブカメラ|iPhone先頭@au新宿 (@kokubucamera) December 15, 2018
5,009円の支払いで1,001円のキャッシュバックに100ポイント還元!これはデカイぞー!! #LINEPay #Payトク pic.twitter.com/KIUVqjBBvo
通常のクレジットカードのポイント還元が0.5%であることを思えば、LINE Payのポイント還元率の高さには驚くしかありませんが、実はLINE Payではこれ以上のポイント還元が期待できるのです。
たとえば次節の「実店舗」の項に記したQR/バーコード払いが利用できる場所では、2019年7月末日まで+3%のポイント還元が受けられます。つまり3.5〜5%のポイント還元が受けられるのです。
またLINE STOREなどのLINE直営ストアでLINE Pay経由のクレジットカード決済を選べば、LINE Payとクレジットカードのポイント還元の二重取りができます。
さらに頻繁に5〜10%程度のポイント還元キャンペーンを開催しているので、いっそうお得度がアップします。
LINE Payを使える場所
スマートフォンひとつでお買い物を目指すLINE Payですが、2019年1月現在、スマートフォン上のLINE Payのみで買い物できる場所はさほど多くありません。
現時点では、LINE Payを使いこなし、マイカラーをグリーンに保つにはLINE Payカードの所持と併用が必須と言えます。
実店舗
コンビニやドラッグストア、飲食店を中心としたいろんな種類のお店でLINE PayがQR/バーコード払いで利用できます。以下に主なお店だけを挙げます。
LAWSON | FamilyMart | トモズ | ウェルシア |
ジョーシン | ビックカメラ | ソフマップ | コジマ |
阪急百貨店 | 阪神百貨店 | スターバックス | 明屋書店 |
白木屋 | 魚民 | 笑笑 | 千年の宴 |
LOFT | アインズ&トルペ | ビッグエコー | ジャンボカラオケ広場 |
そのほかのお店については項末のリンクを参照してください。 |
前にも記しましたが、これらのお店では2019年7月末日まで+3%のポイント還元が受けられます。
またこれ以外にも、LINE Payカードを利用すれば、国内外のJCB加盟店約3,300万店舗(2017年3月現在)での買い物ができますし、おサイフケータイ機能の備わったAndroidユーザーなら、約24万店舗(2017年3月現在)でQUICPayを使った支払いも可能です。
ただし、こちらは+3%のポイント還元はありませんので、ご注意ください。
ネットショッピング
ネットショッピングで直接LINE Pay出の決済が可能なのは、以下の11か所です。
ZOZOTOWN | 新ラクマ | SHOPLIST.com | haco! |
HMV ONLINE | LINE STORE | ソク読み | honto |
まんが王国 | GDO| HOT PRICE | 出前館 |
余りにも少ないうえに、ZOZOTOWNなどではアプリ上からはLINE Payが選べず、ブラウザからのアクセスでなければ決済手段にLINE Payが登場しません。
しかし実店舗のときと同様、LINE Payカードを使えばJCBのプリペイド型のクレジットカードとして使用できますので、Amazonをはじめとするほとんどのネットショップでの利用が可能です。
LINE Payの決済の方法
上記の「実店舗」の項で記したように、LINE Pay加盟の実店舗ではコード決済ができます。繰り返しますが2017年7月末日まではポイント還元+3%されますので、これが一番お得です。
前項の「ネットショップ」で紹介したオンラインショップでは、各ショップの決済手段選択画面でLINE Payを選べば、LINE Pay決済が行われます。
また、おサイフケータイ機能の備わったAndroidをお持ちであれば、実店舗でQUICPayを使った支払いもできます。
それ以外の実店舗・ネットショップであっても、LINE Payカードを発行しておけば、LINE Pay残高のある限り、国内外のJCB加盟店でJCBのクレジットカードのように利用できます。
LINE Payのチャージの方法
LINE Payは何度も繰り返しているようにプリペイド型のスマートフォン決済サービスです。プリペイド型という以上、LINE Payにお金をチャージ=入金しないと買い物はできません。
そのためLINE Payには多数のチャージ方法が用意されています。
銀行でチャージする
LINE Payのチャージ方法で一番おすすめできるのが銀行口座を登録して、そちらからチャージする方法です。対象の銀行の営業時間によってチャージできる時間帯が異なりますので、注意が必要です。営業時間においては、一般にネット銀行の対応が良いようで、なかには24時間チャージ可能の銀行もあります。
以下にLINE Payに対応している主な銀行を挙げます。
- ゆうちょ銀行
- 都市銀行……埼玉りそな銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行
- ネット銀行……イオン銀行、じぶん銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行
- 地方銀行……静岡銀行、七十七銀行、常陽銀行、千葉銀行、福岡銀行、北陸銀行、北海道銀行、横浜銀行、ほか
もしあなたの利用銀行がLINE Payに対応していないのでしたら、ネット銀行の口座をひとつ持つ良い機会だと捉えてください。
銀行口座の登録には最短でも30分、営業時間の関係で土日を挟むと長い場合は数日かかることもあります。一度で済むこととは言え短くない時間を待つことになりますので、銀行口座の登録が終わるまでは、次の節でお伝えするコンビニでのチャージで繋ぐことになります。
登録には手間取るものの、銀行口座を登録すると気がついたときにいつでも(銀行の営業時間内であれば)チャージが可能となり非常に便利です。また、銀行口座を登録しないと友だちへの送金やLINE Pay残高の出金もできまないため、LINE Payを利用するのであれば銀行口座の登録は必須です。また銀行口座の登録によって、オートチャージも可能となります。
なお銀行口座の登録・チャージ方法についての詳しいことは、以下のリンクの記事を参照してください。
コンビニでチャージする
LINE Payに銀行口座を登録したくない場合には、コンビニやドラッグストアでのチャージが必要です。チャージ方法はコンビニによって異なります。
- セブン-イレブン
- ”セブン銀行ATM”を使ってチャージ(セブン-イレブン以外の駅や空港などのものも利用可能)
- ファミリーマート
- ”コンビニ”を使ってFamiポートを利用してレジでチャージ
- ローソン(ナチュラルローソン・ローソンストアを含む)とAINZ&TULPEなどのアイングループ
- レジでLINE Payの”QRコード/バーコードチャージ”を使ってチャージ
また、LINE Payカードを使用すれば、レジにLINE Payカードを渡してチャージ金額を伝えてLINE Payに入金できます。
こちらについても詳しいことは、以下のリンクの記事を参照してください。
オートチャージを利用する
銀行口座を登録すると、オートチャージが利用できます。オートチャージはSuicaなどでも使われている機能で、LINE残高が設定した金額以下になると、自動的に銀行口座から入金される機能です。
オートチャージを利用すると、LINE Payを使おうとしたときに思いのほか残高が少なくて、あわててチャージする、という場面をなくすことができて非常に便利です。その反面、自制が効きやすいというプリペイド型決済サービスのメリットが消えてしまう難点もあります。
そのため、その人によって適切なオートチャージの設定は異なります。LINE Payのオートチャージは、デフォルトでは「3000円を下回ったら5000円チャージする」という設定です。このオートチャージの設定は、頻繁に飲食店や百貨店を利用するには金額が小さすぎますし、コンビニでの利用が主であれば大きすぎる嫌いがあります。
あなたにふさわしいオートチャージの設定を見つけてください。
なおオートチャージの設定についての詳しいことは、以下のリンクの記事を参照してください。
LINE Payで利用できるクレジットカード
LINE Payの仕組みの説明やチャージ方法の解説で話が少し逸れてしまいましたが、LINE Payにクレジットカードを登録する際には、以下の注意点があります。
対応しているクレジットカード会社
あなたのお持ちのクレジットカードが以下の5ブランドであるかを確認してください。
VISA | JCB | マスターカード | AMERICAN EXPRESS | ダイナーズクラブ |
有力なクレジットカードには対応しているものの、国内のブランドによっては対応していないクレジットカードの可能性もあります。
クレジットカードでLINE Payにチャージすることはできない
少なからぬプリペイド型決済サービスではクレジットカードからの入金が可能ですが、LINE Payではクレジットカードからのチャージはできません。もちろんオートチャージも不可能です。
これは、LINE Pay自体が高還元率のポイント還元を行っているため、クレジットカードからのチャージを許すと、そちらへの手数料が払えなくなるためと思われます。
そのため、LINE Payが高還元率である限り、クレジットカードからのチャージには対応しないでしょうし、逆にクレジットカードからのチャージに対応するとすればLINE Payの還元率は低くなることでしょう。
LINE Payカードというプリペイド型のカードがある
すでになんどか文中で触れましたが、LINE PayにはLINE PayカードというJCB加盟店で使えるプリペイドカードがあります。
クレジットカードとは違って審査がなく、申し込むとすぐ発行されますし、これがないと利用できる店舗が限られるため、LINE Payを使うのであれば必ず申し込むことをおすすめします。
LINE Payカードもクレジットカードのようにポイントがたまる
「LINE Payの仕組みを解説」の章の「LINE Payでポイントをゲット」の節で解説したように、LINE Payカードを利用してもLINE Payのポイントはたまりますし、マイカラーの実績にも加算されます。
ただし2019年7月末日までの+3%ポイント還元キャンペーンの適用範囲外なので、LINE Payカードを利用した割にはポイントがたまっていない、と失望しないようにしてください。
LINE Payを利用して便利にお買い物
LINE Payは、最大2%の高還元率に加え、2019年1月現在、+3%キャンペーンを行っている非常にお得なスマートフォン決済サービスです。利用できる店舗が少ないという欠点はありますが、あなたの利用範囲に適応するのであれば、見逃すのがもったいない決済サービスと言えます。
クレジットカードを登録してポイントの二重取りをしつつ、オートチャージで便利に入金し、+3%キャンペーンとマイカラーで5%のポイント還元を獲得して、便利にお得にLINE Payでの買い物を楽しんでください。