nanacoにクレジットチャージができない!エラーが出た時の対処法や良くある7つの原因の解決法!
nanacoには、現金以外にもクレジットカードからのチャージが可能です。ところが、それができない場合があります。本記事ではクレジットチャージができない場合の、クレジットカードやnanacoへのチャージ方法といった原因について説明し、その解決方法をお教えします。
目次
- 1nanacoにクレジットチャージができない?基本のやり方
- ・クレジットの事前登録をする
- ・チャージ申し込みをする
- ・チャージ分を反映させる
- 2nanacoにクレジットチャージができない7つの原因と解決方法
- ・クレジットカードがチャージに対応していないケース
- ・本人認証サービスのパスワードがわからないケース
- ・チャージできていてもポイントが貯まらないケース
- ・クレジットカードが限度額に達しているケース
- ・nanacoの支払い上限を超えているケース
- ・コンビニ払いに対応していない支払いケース
- ・サーバーエラーが起きてしまうケース
- 3カード変更後からnanacoにクレジットチャージができない原因
- ・変更から24時間を経過していない場合
- ・すでに別のnanacoで使用中のカードだった場合
- 4クレジットチャージができないnanacoサーバーエラー
- ・PGSE09
- ・PGSE05
- ・PGSE37
- ・PGSE35
- ・PGSE15
- ・PGSE11
- ・PGSE22
- ・P30185
- 5nanacoクレジットチャージにおすすめなカード
- ・リクルートカード
- ・セブンカードプラス
- ・ヤフーカード
- 6nanacoにクレジットチャージができない原因を解決しよう!
nanacoにクレジットチャージができない?基本のやり方
nanacoにクレジットカードのチャージができない原因をお伝えする前に、まずはnanacoへのクレジットチャージの方法をおさらいします。自分のやり方には間違いがないので、クレジットチャージの方法など見る必要はないと断言できる方は、目次から次の「nanacoにクレジットチャージができない7つの原因と解決方法」の章へお急ぎください。
クレジットの事前登録をする
さて、nanacoでクレジットチャージをするには、まずクレジットカードの事前登録が必要です。そこで、最初に下記のリンクからnanaco会員メニューにアクセスし、nanacoカードの16桁のnanaco番号と7桁の番号でログインします。その上で「クレジットチャージ」を選択し、「特約に同意のうえ、登録」を選んで、クレジットカードの情報を入力します。
そして確認画面で内容を確認して「登録する」を選択します。その後クレジットカード会社の認証画面が表示された場合は、本人認証サービスのパスワードを入力します。以上でnanacoへの事前登録が完了します。
気をつけて欲しいのは、これがあくまでも事前登録だということです。このあと実際にクレジットチャージをするには、24時間の経過が必要です。いますぐクレジットチャージしたいから、と思ってクレジットチャージの事前登録を行っても、そこから丸一日待つことになります。
チャージ申し込みをする
つづいてはクレジットチャージの方法です。事前登録から24時間以上経ったら、あらためて先のリンクからnanaco会員メニューにアクセスし、nanacoカードの16桁のnanaco番号と7桁の番号でログインします。その上で「クレジットチャージ」を選択し、クレジットチャージ用のパスワードを入力して「次へ」を選びます。
クレジットチャージ用のパスワードは、ログインの際にパスワード代わりにしているnanacoカードの7桁の番号とは異なるので注意してください。クレジットチャージ用のパスワードを入力し終えたら、「クレジットチャージ(入金)」を選択します。
そして「金額」項目の「選択してください」をタップして、5000〜3万円のなかからチャージ金額を選び、「次へ」をタップします。確認画面が表示されますので、問題なければ「申込み」を選択します。以上選択した金額がクレジットカードからnanacoのセンター預かりへと移されます。
チャージ分を反映させる
実は前節までの手続きでは、クレジットチャージした金額はnanacoのセンター預かり状態となっており、nanacoの残高は変更されていません。そこで、あらためてセブン銀行のATMで残高確認をするか、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどのレジで残高確認を求めてください。
こうすることによって、センター預かり状態の金額が、nanacoの残高へと変更され、nanaco上で使える電子マネーとなります。
nanacoにクレジットチャージができない7つの原因と解決方法
さて、nanacoへのクレジットチャージの方法を振り返ったところで、こうした手順でクレジットチャージができない場合の原因について見ていきます。
クレジットカードがチャージに対応していないケース
まず、nanacoへのクレジットカードの事前登録の段階で問題が発生して、チャージができないのなら、原因はそのクレジットカードがnanacoのクレジットチャージに対応していないための可能性が大です。JCBカードは問題ありませんが、VISA、MasterCard、AMEXは発行会社を選びます。
楽天カードについて
2017年10月まではJCBブランドの楽天カードでもnanacoへのクレジットチャージで1%のポイント還元が得られました。しかし2019年8月現在ではJCBブランドの楽天カードではクレジットチャージではポイントが還元されないように、変更されています。
ネット上の記事によっては情報が古いままで、いまでもポイント還元があるように書かれていますので注意してください。なお、ポイント還元を気にしないのであれば、今でもJCBブランドの楽天カードでのクレジットチャージは可能です。
VISA・MasterCard・AMEXなどについて
JCB以外のブランドでは、提携しているカードの発行会社によってnanacoでクレジットチャージできるかどうかが変わってきます。詳しくは下のリンク先にアクセスして確認してください。
本人認証サービスのパスワードがわからないケース
クレジットカードの登録時には、ほとんどのクレジットカードで本人認証サービスによる本人認証が必要です。本人認証方法は、JCBの場合はMyJCBのパスワードが本人認証のパスワードとなります。JCB以外の本人認証サービスでも、クレジットカードの残高照会などで使うサイトのパスワードが本人認証のパスワードであることがほとんどです。
また、JCBブランドではないセブンカード・プラスやYahoo!カードでは、nanacoにクレジットカードを登録する前に、クレジットカードのサイトで本人認証サービスへの登録をしたり、そこで本人認証用のパスワードを設定したりする必要があります。
本人認証サービスは滅多に使うものではないためパスワードを忘れがちです。本人認証サービスのパスワードを確認するか、パスワードを再発行して、本人認証を済ませてください。
チャージできていてもポイントが貯まらないケース
無事nanacoに登録でき、しかもクレジットチャージができたにもかかわらず、クレジットカードにポイントが貯まっていない場合があります。というよりも、ほとんどのクレジットカードでは、nanacoのチャージではポイントが貯まりません。ポイントが貯まる主なクレジットカードとして、以下の5つのカードがおすすめです。
- リクルートカード(VISA・MasterCard・JCB)……還元率1.2%(上限3万円)
- Yahoo!カード(VISA・MasterCard・JCB)……還元率0.5%
- セブンカード・プラス……還元率0.5%
- ファミマTカード……還元率0.5%
- JMBローソンPontaカードVisa……還元率0.5%
これについて詳しくは、のちほど「nanacoクレジットチャージにおすすめなカード」の章で説明します。
クレジットカードが限度額に達しているケース
クレジットカードには、それぞれ利用限度額が設定されています。nanaco以外での支払いが多く、すでにクレジットカードの利用限度額に達している場合や、元々のクレジットカードの限度額が低い場合には、それが原因でnanacoへのクレジットチャージができないことがあります。
この場合は、クレジットカードの引き落とし日以降にあらためてnanacoにクレジットチャージし直すか、クレジットカードの限度額を引き上げてくれるように交渉するしか方法はありません。
nanacoの支払い上限を超えているケース
nanacoというサービスには、月に20万円を超えてチャージできません。この場合の月というのは1日の0時から末日の23時59分までを指します。また、チャージ回数にも上限があり、月に15回まで、1日に3回までと定められています。加えてnanacoは、残高とセンター預かり分でそれぞれ5万円、計10万円までしかチャージできないサービスです。
これ以上の金額、回数でクレジットチャージを試みると、それが原因でエラーになります。
コンビニ払いに対応していない支払いケース
nanacoへのクレジットチャージができて、安心してセブン-イレブンに向かったものの支払い時に納付書を出したところでコンビニ取り扱い外だった、ということがあります。何万円もの支払いだとすると、nanacoではなかなか使用し切れないで苦労することになります。
nanacoに何万円もクレジットチャージする前に、その納付書がコンビニ払いに対応しているかを確実に確認してください。
サーバーエラーが起きてしまうケース
nanacoでクレジットチャージする際にサーバーエラーが表示され、クレジットチャージサービスが利用できないときがあります。このサーバーエラーには多くの種類があるため、章を改め「クレジットチャージができないnanacoサーバーエラー」の章で詳しく説明します。
カード変更後からnanacoにクレジットチャージができない原因
さて、nanacoにチャージできるように設定したクレジットカードを、ポイントがつかないからとか、カードを紛失したからといった理由で変更する場合があります。このときに、うまくnanacoにクレジットカードを変更できなかったり、変更できてもチャージできなかったりすることがあります。
変更から24時間を経過していない場合
まず、クレジットチャージができない原因ですが、クレジットカードを変更してから24時間経っていない可能性があります。クレジットカード変更後は、クレジットカード登録時同様、変更後24時間が経過するまでnanacoへのクレジットチャージができません。チャージを試みても、エラー表示が返ってくるだけです。
クレジットカード登録時同様、クレジットカードの変更も時間の余裕を見て、前倒しで行ってください。
すでに別のnanacoで使用中のカードだった場合
クレジットチャージ以前に、そもそもクレジットカード自体を変更できない場合があります。さきに「クレジットカードがチャージに対応していないケース」の節でお伝えしたように、nanacoにクレジットチャージできないカードでない場合は、複数のnanacoを利用していて、別のnanacoに登録済みのカードに変更しようとしていたことが原因でしょう。
nanacoは1枚のクレジットカードは、1つのnanacoカードにしか紐付けできません。どうしてもそのクレジットカードを使いたいのであれば、それが紐付けされているnanacoからクレジットカード情報を削除する必要があります。
クレジットチャージができないnanacoサーバーエラー
nanacoへのクレジットチャージの際に、「サーバーエラー:××××」と表示されることがあります。以下に表示されるエラーコードごとに、その表示理由と対処方法をお伝えします。
PGSE09
nanacoにクレジットチャージできないクレジットカードを登録しようとした場合に表示されるエラーコードです。そもそもnanacoのクレジットチャージ対象外のクレジットカードの場合もありますし、有効期限が切れたクレジットカードの場合も、クレジットカード番号を間違えて入力した場合もありえます。
nanacoにクレジットチャージ可能な、有効期限内のクレジットカードなのかを確かめて、間違いなくクレジットカード番号を入力してください。
PGSE05
nanacoカードやnanacoモバイルに入会直後にクレジットカードを登録しようとした場合に表示されるエラーコードです。クレジットカードを登録するには、nanacoカードなら発行後10日、nanacoモバイルなら4日経たなければクレジットカードを登録できません。
nanacoカードなら発行10日後、nanacoモバイルなら同じく4日後に、あらためてクレジットカードを事前登録してください。
PGSE37
nanacoに登録しているクレジットカードの有効期限が切れたか、本人認証サービスでの登録が行われていない場合に表示されるエラーコードです。
有効期限が切れていた場合は新しいクレジットカードに切り替え、本人認証サービスでの登録が棲んでいなかった場合にはまずクレジットカードのサイトで本人認証を行えるように設定してください。
PGSE35
クレジットカードを登録したり、変更したりしたあと24時間経たない内にクレジットチャージしようとした場合に表示されるエラーコードです。すでにお伝えしたようにクレジットチャージするには、クレジットカードを登録、もしくは変更してから24時間以上経たなければなりません。
クレジットカードの登録・変更後24時間経過後に、あらためてクレジットチャージしてください。
PGSE15
その日の内に、すでにクレジットチャージを3回している場合に表示されるエラーコードです。すでにお伝えしたようにクレジットチャージには1日3回までという上限が設定されています。24時が過ぎるのを待って、あらためてクレジットチャージしてください。
PGSE11
月に20万円を超えてクレジットチャージしようとした場合に表示されるエラーコードです。すでにお伝えしたように、nanacoへのクレジットチャージは、月に20万円までという上限があるため、それを超えてクレジットチャージすることはできません。翌月になるのを待つか、別のnanacoカードやnanacoモバイルにクレジットチャージしてください。
PGSE22
nanacoではなく、クレジットカードの限度枠に引っかかった場合に表示されるエラーコードです。先にも記したように、クレジットカードにも限度枠がありますので、ほかのところでクレジットカードを使いすぎていると、nanacoにクレジットチャージすることが可能な限度枠の余裕がなくなっていることがあります。
クレジットカードの引き落とし日が過ぎるのを待つか、クレジットカードの限度枠を拡大するようにカード会社に連絡してください。
P30185
センター預かり状態の金額が5万円を超えるときに表示されるエラーコードです。nanacoではクレジットチャージされた金額は、一度「センターお預かり」となります。このセンターお預かりは5万円が限度です。そのため、すでに3万円が預かられている状態でつづけて3万円をチャージしようとすると、合計6万円になるためこのエラーが表示されます。
センター預かり状態の金額が5万円以内になるようにクレジットチャージしてください。
nanacoクレジットチャージにおすすめなカード
最後に、nanacoのクレジットチャージの際にポイントが還元される、おすすめのクレジットカードを紹介します。
リクルートカード
リクルートカードは、nanacoへのクレジットチャージも含めて、カード利用に対して1.2%が還元される、人気の高いカードです。ただし、ポイントがじゃらんやホットペッパーなどのリクルート系に使うか、Pontaに交換する必要があるのと、nanacoを含む電子マネーへのクレジットチャージでポイントがつくのが3万円の上限があるのがネックです。
セブンカードプラス
セブンカード・プラスは、nanacoへのクレジットチャージで0.5%のポイント還元を受けられる、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどのセブン&アイグループのヘビーユーザーにおすすめのカードです。nanacoを使う上で便利なのがオートチャージ機能付きなことで、いちいちnanacoの残高を確かめる必要がなくなります。
貯まるポイントがnanacoポイントなので、クレジットカードのポイントとnanacoのポイントを別々に計算する必要がありませんし、nanacoとの一体型なのも大きなメリットですが、一般的なポイント還元率は0.5%と低めです。
ヤフーカード
Yahoo!カードも、nanacoへのクレジットチャージで0.5%のポイント還元を受けられ、通常の買い物では1%還元、Yahoo!系のサービスではさらにお得に使えるカードです。貯まるポイントがTポイントなので使い勝手がよいのがメリットですが、今後はTポイントからPayPayボーナスへ移行しそうです。
nanacoにクレジットチャージができない原因を解決しよう!
以上、nanacoへのクレジットチャージの方法から、クレジットチャージができない場合の原因とその解決法、エラーコードの見方やnanacoのクレジットチャージに適したクレジットカードまでを説明しました。
nanacoでクレジットチャージするときには、本人認証の設定を忘れずに事前登録を行い、クレジットチャージでポイントを獲得できるクレジットカードを上手に利用して、お得にnanacoを利用してください。