マザーボードとCPUの交換手順!費用と注意点やOSの設定方法を解説!

PCのマザーボード交換には中級クラスの知識が必要とされていますが、この記事を参考にしてパソコンの各パーツの役割やマザーボード交換に必要な道具、その費用、手順等、基本知識を身につけ、マザーボードの交換、CPUの交換に挑まれることをおすすめします。

目次

  1. 1マザーボードの交換が必要な場合と費用
  2. CPUを変えたい
  3. マザーボードの故障
  4. マザーボード交換にかかる費用は?
  5. 2交換するマザーボードを選ぶ際の注意点
  6. ソケットが対応しているか
  7. CPUに対応しているか
  8. PCのサイズに対応しているか
  9. チップセットの性能が対応しているか
  10. クチコミでの評価はどうか
  11. 3マザーボードの交換時に準備するもの
  12. 新しいマザーボード
  13. シリコングリス
  14. 必要な道具
  15. 4マザーボードを交換する前にすること
  16. 電源を切る
  17. 静電気を逃す
  18. BIOS/UEFIのパスワードをリセットする
  19. 5マザーボードの交換手順
  20. マザーボードを取り外す
  21. I/Oシールドを新しく取り換える
  22. マザーボードからパーツを取り外す
  23. 新しいマザーボードにパーツを取り付ける
  24. マザーボードをセットする
  25. 取り外したメモリ・ケーブルを取り付ける
  26. PCの電源を起動させる
  27. 6マザーボードを交換したらWindowsOSの再認証が必要
  28. プロダクトコードを入力し認証する
  29. 7マザーボードを交換してみよう

マザーボードの交換が必要な場合と費用

本記事では、前半「自作タワー型」、後半「ノート型パソコン」のマザーボード交換の手順を解説していきますが、マザーボードの交換手順を解説していく前に,交換の動機、理由,を検証してみましょう。動機としては以下のことが考えられます。

  • PCの動作が重くなった
  • CPUを替えたいが、現マザーボードが対応していない
  • GPU,SSD等を増設したいが、現マザーボードが未対応
  • 自作PCをよりハイスペックなものにしたい
  • 故障したが、マザーボードが疑われる

現PCに不満がある場合の多くは、OSの起動に時間がかかる、動作がおもい、アプリが止まることが頻繁だ、などがありますが、これには”不要ファイルの削除(ディスククリーンアップ)”、”ドライブの最適化(デフラグ)”などシステムツールで対処したり、メモリーの増設などで対応、が一般的な対策法として用いられています。

実際、これらの対処法は効果があり、「CPUの交換」「マザーボードの交換」等の大きな改造は、中級クラスの"自作PCユーザー"を除き通常行われません。

さらに最近、大容量ストレージ機器だが速度のおそいHDD(ハードディスクドライブ)に代わり,費用はまだまだ割高ですが、高速で読み込み、書き込みのできるSSD(ハードディスクの5倍),M2(ハードディスクの25倍)が登場し、これからのPCはかなりの速度向上が見込まれます。

しかし、本記事の対象ユーザーからはずれますが、(ゲーム主体)、(動画編集主体)に頻繁にPCを使用するには、さらなる速度向上が必要になり、その時には、買い替えも含めて、上位CPUへの交換、対応するマザーボードへの換装ということも考えられます。

CPUを変えたい

CPUの交換はパソコンの速度を速くしたい、というときに選択する手段ですが、この場合やはりマザーボードに適合しているか、が問題になってきます。そこでマザーボードも交換となり、パソコンの構成上、新品のパソコンということになり、費用も相当な額になります。

マザーボードの故障

上の記事に,「中級クラスの自作PC」以外マザーボードを交換するのは稀と申しましたが、初心者クラスの人でも「故障」ともなれば考慮せざる得ません。マザーボードが原因とみられる故障の”症状”を紹介しますと、

  • 電源ボタンを押しても電源が入らない、ランプはつかないか、ついてもすぐ消える
  • 使用中のPCが突然電源が落ちたり、フリーズしたりする
  • 起動直後のビープー音(鳴りやまない)または全く鳴らない
  • BIOS画面が出ない
  • 画面が著しく乱れる
以上が挙げられ、いくつかに該当するときは、マザーボードの不具合が疑われます。

マザーボード交換にかかる費用は?

マザーボードの交換にかかる費用が気にかかるところですが、所有PCがメーカー製で保証期間中でしたら、問題なく販売店持ち込みで解決ですが、保証期間が過ぎてしまっていたり、ユーザー自身の不注意による故障の場合、ユーザーの費用負担の可能性が高くなります。

自作パソコンの場合には、ご自身で交換することになり、費用はパーツ代のみになります。メーカー製パソコンだが、自分で交換したいという方も、費用はパーツ代のみということになります。


記事の後半で、メーカ‐製ノートパソコンの「マザーボードの交換」、「CPU交換」手順は解説していますが、対象PCのマザーボード(上位グレードの互換品)が入手できるとの条件があります。

パーツ代

自作パソコン(ミドルタワー)マザーボード交換パーツ費用としては以下の通りです。

  • マザーボード~今回はASUS B85M_Gで9000円
  • シリコングリス~399円
いずれも「アマゾン」で購入しています。

PC修理店などに依頼する場合

自分自身で、マザーボードを交換する手順に自信のない人は、パソコンの修理店に交換の依頼をするというのも一計です。マザーボード交換費用は”部品代が別”で1~2万円ほどになるようです。下記に専門店サイトを記載しました。

費用としては高くない印象で、”すべてお任せ”手間いらず”というところがメリットですが、”それでも費用がかかるのはイヤ”という方もいますし、注意点としてデスクトップPCの場合、”部屋に入ってこられるのがイヤ”というセキュリティ上の心配をされる方もいます。

マザーボードの交換作業は「家」に例えれば、いわば「土台」を取り換えるということになり、多大な手順と作業量が予想され、オペレーティングシステムの入れ替えも考えられます。パソコンの修理店ではそれもふまえ、「業者依頼」による、安心とコストパフォーマンスを強調するのでしょう。

パソコン修理EXPRESS

交換するマザーボードを選ぶ際の注意点

マザーボードを交換する際の注意点は5点あります。●ソケットが対応しているか~ソケットというのはマザーボード上のCPUソケットのことです。●CPUに対応しているか~今回CPUは手持ちのものを使用します。

●PCのサイズに対応しているか~ケースに入らないと困るわけです●チップセットの性能が対応しているか~CPUとの互換性●費用対効果●口コミの評価はどうか~経験者の批評は貴重,,,詳しくは下に記載しています。

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この記事のライター
山口 長二
きょうは霜が降りていました冬本番ですね。皆さんがんばりましょう。

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