スマホで作れるVisaカード、Kyashは1日・1ヶ月の利用限度額が設定されている他、リアルカードとバーチャルカードで上限に違いがあります。そこで今日はKyashの日・月それぞれの利用限度額とリアルカード・バーチャルカードそれぞれの決済上限について解説します。
Kyashには実店舗・オンラインで使えるリアルカードとネットでの支払い専用のバーチャルカードの2種類が用意されています。このリアルカードとバーチャルカードでは1日あたりの決済上限(24時間あたりの利用限度額)に違いがあります。
Kyashの1日あたりの決済上限(24時間あたりの利用限度額)はリアルカードが5万円、バーチャルカードが3万円です。つまり、リアルカードでは1回の決済(支払い)が1日(24時間あたり)に5万円まで可能、バーチャルカードでは1回の決済(支払い)が1日(24時間あたり)に3万円まで可能ということです。
Kyashの決済上限 | リアルカード | バーチャルカード |
1回の利用限度額 | 5万円以下 | 3万円以下 |
1日24時間あたりの利用限度額 | 5万円以下 | 3万円以下 |
1ヶ月の利用限度額 | 12万円まで | 12万円まで |
5年の利用限度額 | 100万円まで | 100万円まで |
Kyashバーチャルカードは不正利用を防ぐためのセキュリティー強化として、2019年6月17日より本人認証サービス・3Dセキュアに対応となりました。この本人認証を行わない場合、バーチャルカードは上記の利用限度額が適用されません。2019年6月17日以降に登録したバーチャルカードユーザーで、本人認証に未対応の決済上限(利用限度額)は以下の通りです。
決済上限(利用限度額) | 1日 | 1回 | 1ヶ月 |
本人認証未対応のバーチャルカード | 5,000円 | 5,000円 | 2万円 |
Kyashの本人認証を済ませれば従来通りのバーチャルカードの決済上限(利用限度額)に引き上げられますので、これからKyashのバーチャルカードを申し込もうとしている人は本人認証を忘れずに行いましょう。
通常のクレジットカードでは1ヶ月の利用限度額しか設定されていませんが、Kyashは1回・1日の利用限度額も設定されています。リアルカード・バーチャルカードそれぞれ5万円・3万円までの買い物しかできないのでそれぞれの利用限度額を超えるような高額な商品をKyashで決済することはできません。
Kyashには1回・1日・1ヶ月の利用限度額が設定されている以外にも利用に関しての上限が設定されています。
KyashにはKyashのアカウントも保有している者同士に限られますが、立て替えや割り勘の清算ができるように手数料無料で送金や請求ができる機能があります。ただしこの送金にも上限が設定されています。
上限 | |
1回あたりの送金限度額 | 5万円以下 |
1ヶ月あたりの送金上限 | 10万円まで |
1回あたりに送金できる人数 | 1人まで |
1回あたりに請求できる人数 | 10人まで |
「Kyashの決済上限はリアルカード・バーチャルカードで異なるので注意/Kyash決済上限」でもお話ししたように、Kyashバーチャルカードは本人認証を済ませない場合、送金の上限が引き下げられています。
送金上限 | 1回 | 1ヶ月 |
本人認証未対応のバーチャルカード | 5,000円 | 1万円 |
KyashではKyashウォレットにお金をチャージして使う仕組みになっています。このKyashウォレットにチャージしておける金額にも上限が設定されています。Kyashウォレットにチャージしておける金額(Kyashの保有限度額)は1,000万円となっています。リアルカード・バーチャルカードそれぞれの1ヶ月の利用限度額からみて、保有限度額1,000万円は十分な設定といえるでしょう。
なお、チャージした保有金は無期限となっています。
Kyash Visaカードは1回作れば永遠に使えるというわけではありません。他のクレジットカードやデビットカードと同じように有効期限が設けられています。Kyashカードの有効期限はリアルカード・バーチャルカードともに5年です。
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