PayPay(ペイペイ)は現金と併用可能！やり方や残高不足時の注意点について解説

PayPay（ペイペイ）での支払いを行う際、残高が不足してしまっており困った経験はありませんか？残高が足りない場合は現金で不足分を充当できるのでしょか。結論から言うと、PayPayと現金の併用は可能です。しかしすべての店舗でできるわけではありません。現金との併用方法について、PayPay支払いの仕組みや注意点を交えて紹介していきます。

現金との併用の仕方を説明する前に、まずPayPay支払いの種類と仕組みについて紹介します。PayPayの支払い方法はPayPay残高、Yahoo!マネー、クレジットカードの3種類です。それぞれどんな支払い方法かチャージ方法等の特徴について紹介します。

PayPayの基本の支払い方法です。PayPayマネーライト、ボーナス、ボーナスライトからなる電子マネーです。新規登録した際に獲得できる500円はここに追加されます。Yahoo! JAPANカードやYahoo!ウォレットの預金払い用の口座から残高をチャージすることができます。ここに定期的にチャージするのを忘れないように注意しましょう。

Yahoo!マネーは1円単位で買い物ができる電子マネーです。預金払い口座だけでなくコンビニからもチャージができるのが強みです。

3つ目の支払い方法はクレジットカードです。ポイント還元率で一番お得なのはYahoo! JAPANカードですが、当然それ以外のクレジットカードもPayPayの支払い方法として選択することができるのです。クレジットカードは複数登録することができます。

支払い時の優先順位の高い順にPayPay残高、Yahoo!マネー、クレジットカードとなっています。つまりPayPay残高が不足している場合はYahoo!マネーでの支払いに、Yahoo!マネーが不足している場合にはクレジットカード支払いとなります。注意すべきはYahoo!マネー、クレジットカードともに登録をしていない状態で、PayPay残高が不足した時です。

Yahoo!マネー、クレジットカードともに登録をしていない状態で、PayPay残高が不足した場合は、PayPayでの支払いは行えません。不足分を現金で充当したいところですが、PayPayと現金の併用は原則できないので注意しましょう。PayPayはコンビニやドラッグストア等幅広いお店で取り扱われておりますが、現金と併用できる店舗は限られています。

現金と併用可能にすると返品する際にややこしくなる等の理由により、現金との併用に消極的な店舗が多数派を占めています。そのため、併用可能な店舗を先に確認しておくのがいいでしょう。PayPay残高が足りずに結局全額現金で支払ったうえポイントもつかなかった、なんてことにならないように注意しましょう。

そうはいってもペイペイのホームページでは確認ができません。キャッシュレス化という本質を失ってしまうからか、特にぺイペイも現金との併用可能な店舗についての情報提供を行っていません。先に確認する、といってもどのようにすればよいのでしょうか。下のTwitterの画像を見てください。店舗アカウントのツイートにより情報をゲットできます。

ツイートからわかるように、PC用品をメインに取り扱うツクモではPayPayと現金の併用が可能です。その他、ビックカメラやソフマップでも併用可能のようです。店舗の場所によっても可否が変わる可能性もあるので、念のため先に電話等で確認しておきましょう。その他の店舗にも直接電話で先に聞いておくと安心です。

PayPayが残高不足になったときのために、現金と併用できる店舗か先に確認する必要があることを説明しました。次は実際に現金と併用する際の手順を説明していきます。いつ残高不足になっても困惑しないために、しっかりと手順を把握しておきましょう。これを読んでおけば焦らず冷静に対処できることでしょう。

PayPayが残高不足のときに現金で支払う方法は以下の通りです。ペイペイの他の支払い方法であるYahoo!マネーとクレジットカードを登録していない方はもちろん、Yahoo!マネーとクレジットカードの両方またはいずれかを登録してはいるが、PayPay残高が不足した際は現金で充当したいという方も是非参考にしてみましょう。

レジ担当者にペイペイと現金の併用を伝えましょう。ペイペイが残高不足だと、Yahoo!マネー、クレジットカードの順に支払い方法が切り替わります。レジ担当者にペイペイと現金の併用を伝えなかった場合は、自動的にYahoo!マネーかクレジットカードで決済が行われてしまいます。ペイペイで足りない分は現金で支払う旨をレジ担当者に伝えましょう。

ペイペイと現金の併用をレジ担当者に伝えたら、先にPayPay残高分の支払いをしてから現金で支払う旨の案内をされるはずです。例えば購入する商品の値段が2万円でPayPay残高が1万5千円だとすると、先にPayPayで残高分の1万5千円を支払い、その後現金で不足分の5千円を払うという流れになります。この方法でPayPay残高を使い切ることができます。

PayPay残高が不足している際に併用できるのは現金だけではありません。Tポイント、WAONポイント、dポイント、Pontaポイント等の各店舗が対応しているポイントとも併用可能です。また、その店独自のポイントとも併用できます。例えばヤマダ電機ではヤマダポイントが使えます。また、ペイペイに登録していないクレジットカードとも併用可能です。

PayPay残高が不足している際の現金併用の注意点を紹介します。ここに書かれている内容を頭の片隅に入れておけば、いざというときでも安心です。

必ず支払いの前にPayPay支払いということを伝えましょう。PayPay残高と現金を併用して払うことをあらかじめ伝えておかないと、自動的にYahoo!マネーかクレジットカードで決済が行われるからです。現金で払いたかったのに、という風にならないよう注意しましょう。

何度も説明している通り、PayPay残高不足の場合はYahoo!マネーかクレジットカード支払いになります。PayPay残高、Yahoo!マネー、クレジットカードの順に支払いが行われることは、ペイペイが決めていることなのでユーザーが順番を変更することはできません。

PayPay残高の不足時に、この順位に基づいて支払われるのは不足分のみではなく全額分であることにも注意が必要です。例えば5千円の支払いでPayPay残高が2千円の場合に、Yahoo!マネーから残りの3千円という支払い方はできず、5千円全額をYahoo!マネーで支払うことになります。不足分のみ支払いが可能なのは現金と併用した場合のみです。

PayPay残高が不足している時は絶対現金で支払いたいという場合は、あえてYahoo!マネーとクレジットカードの登録をしないというのも一つの手です。そうすることでPayPay支払いができなくなり、現金で払わざるを得なくなります。PayPay残高不足時の予想外の出費が自動的に発生するのを防止することができるので、余計な心配をしなくて済みます。

PayPay残高が不足している際の、現金併用の仕方について紹介してきました。簡単に内容を復習しておきましょう。そもそも現金との併用は原則不可能です。店舗によっては可能なところもあるので、電話で問い合わせる等して事前に確認しておくことをオススメします。

実際に現金と併用する際は、支払い前にレジ担当者に現金と併用したい旨を伝えましょう。そうしないとPayPayの他の支払い方法であるYahoo!マネーまたはクレジットカード支払いに自動的に切り替わってしまい、予期せぬ決済方法になってしまいます。ペイペイはPayPay残高、Yahoo!マネー、クレジットカードの順に支払われます。

PayPay残高を定期的にチャージして不足しないようにしておくのが一番ですが、もし不足してしまった際は、紹介した対処法や注意点を参考に現金と併用して不足分の支払いを行いましょう。