iPhoneの通信量を確認！キャリアサービスやアプリでデータ使用量を確認！

iPhoneをはじめとしたスマートフォンの普及により、気がつくとかなりの量になっているのがモバイルデータの使用量です。SNSや動画、ネットを簡単に見ることのできる時代になったため、一人当たりの使用データ通信量は増えています。

しかし、携帯キャリアによっては規定の使用量を超えて通信を行うと制限がかかり、通信速度が遅くなってしまったり、追加料金が発生したりする場合もあります。

データ通信速度が遅くなると様々なデメリットが生じます。通信速度が制限されても電話や軽いメッセージのやりとりであれば問題なく行えますが、WEBページの読み込みや閲覧スピードが遅くなり、動画の視聴はほぼできなくなってしまいます。普段何気なく利用しているものに制限がかかると、非常に不便な思いをすることになります。

データの使用量を自分で把握できれば使いすぎた場合の調整ができるため、通信速度制限の回避に役立ちます。今回は、iPhoneによる通信量の使用状況を自分で確認する方法についてご紹介します。

それでは、iPhone本体の機能を使ってデータ通信量を確認する方法についてご説明します。はじめに、iPhoneのホーム画面から設定アプリを開きます。次に、設定画面から「モバイル通信」という欄をタップします。

「モバイルデータ通信」と書かれているところまで下にスクロールします。

「現在までの合計」と書かれている部分がいままで使用した合計通信量となります。こちらは累計データになりますが、通信量を1か月毎に確認したい場合には、蓄積されたデータを都度リセットする必要があります。

一番下までスクロールをすると「統計情報のリセット」というボタンがありますので、月が変わった段階で累積通信量をリセットする癖をつけることで、その月の使用量を単体で確認することができます。

次に、iPhoneアプリ毎のモバイルデータ通信量を確認する方法をご紹介します。こちらもiPhoneの「設定」アプリの「モバイル通信」から確認ができます。全体のモバイルデータ通信量の下に、iPhoneに入っている全てのアプリのアイコンが並んでいます。アプリ名の下に書かれている数字が、アプリの起動で使用したデータ通信量となっています。

アプリ名の右側にオンオフのボタンがありますが、ここをオフにするとiPhoneアプリのモバイルデータ通信がオフになり、Wi-Fi環境でのみ使用ができるようになります。アプリによっては内容の更新やサービス維持のため、特にアプリを使用していなくてもデータ通信を行っている場合があります。

滅多に使わないアプリなどは普段モバイルデータ通信をオフにしておき、使用するときだけオンにすることでデータ使用量が抑えられます。iPhone通信量の節約をしたい場合にはこちらも意識して確認することをおすすめします。

契約している携帯電話キャリアのWEBページでデータ通信量を確認することもできます。iPhone本体では、自分が使用しているスマホの通信量しか確認ができません。例えば、家族と一緒に携帯キャリアの契約をしていて、データ通信を共有する料金プランに加入している場合、家族分のデータ通信量も把握したいということがあります。

今回は、docomo、au、SoftBankの大手3キャリアについて、iPhoneやタブレットからの通信量の確認の仕方をご説明します。

docomoの場合はまず「dmenu」にアクセスします。トップ画面から「お客様サポート」を選択すると「My docomo」というページに移動します。

「データ量」のボタンを選択し、ネットワーク暗証番号またはdocomo IDを使ってログインすると通信量の確認ができます。

auの場合は「My au」アプリを開きます。

すると、その場で通信量の残量が確認ができます。しかしauでは自分の通信量しか確認できません。