iPhoneは機種によってスクリーンショットの方法が異なります。そこでiPhoneの機種ごとのスクリーンショットの方法を説明すると同時に、機種に関係なく同じ方法でスクリーンショットが撮れる、AssistiveTouchを利用した方法も解説します。
iPhoneを利用していると、画面のキャプチャを撮るためにスクリーンショットを利用することが少なくありません。SNSを確認している時や、動画などを閲覧している時など、様々な場面でスクリーンショット機能を利用し、画面を画像として保存している方は数多くおいでです。
iPhoneに限らずAndroidやPCなど、その他の端末でもスクリーンショット機能は活用されているため、スクリーンショット機能はなくてはならない機能として多くのユーザーに重宝されています。
さて、そんなスクリーンショット機能ですが、iPhoneでは少しややこしい事態になっています。なんと、iPhoneのモデルによってスクリーンショットのやり方が違うのです。
同じiPhoneでも機種やiOSのバージョンによって操作性が変わるのは、実は珍しいことではありません。AppleはiPhoneの使いやすさを日々追求しているため、操作性や機能性やデザインの外見など少しずつ変化していっているのです。その変化による一つの結果が、スクリーンショットのやり方の違いです。
iPhone8以前のものと、iPhoneX以降(X・XR・XS)では、スクリーンショットのやり方は異なります。iPhone8以前では、「電源ボタン」と「ホームボタン」の同時押しでスクリーンショットを撮るやり方でしたが、iPhoneX以降(X・XR・XS)では、「右サイドボタン」と「音量を上げるボタン」でスクリーンショットを撮るやり方に変わっています。
スクリーンショットのやり方が変わったのは、iPhoneX以降(X・XR・XS)のモデルでホームボタンが無くなったためと見られています。
機種変更をした後で画面のキャプチャを撮ろうとし、スクリーンショットの方法が変わっていて困惑する、という事態が起こらないとも限りません。スクリーンショットの方法に限らず、これからもさらに変わり続けていくであろう操作性や機能性に、リアルタイムで追いつくのは非常に難しいことです。
そこでiPhone8以前でも、iPhoneX以降(X・XR・XS)でも変わらないやり方で、機能を利用する方法を覚えておきましょう。iPhoneにはAssistiveTouchというものがあり、設定をすればいつでも画面をタッチするだけでスクリーンショットを撮ることができます。
ボタンを押す以外の方法でスクリーンショット機能を利用できたら、機種変更を行ったとしても操作性にストレスを感じることはありません。念のために覚えておき、スクリーンショットも含めた、操作に関する不安を取り除いておきましょう。
iPhone8以前はホームボタンのあるデザインです。もしも自分の持っているiPhoneのモデルが分からない場合は、とりあえずホームボタンの有無で判断すれば、大まかな操作方法が確認できるでしょう。
「スクリーンショットがiPhone8以前とiPhoneX以降で違う」で説明したように、iPhone8以前は「電源ボタン」と「ホームボタン」の同時押しでスクリーンショットを撮ることができます。
順番が「電源ボタン」から「ホームボタン」なら、押すタイミングが多少ずれていてもスクリーンショットが撮れるため、iPhone初心者でも安心してスクリーンショット機能を使うことができます。
スクリーンショットをした画像は、iPhoneにある写真アプリの中に、自動的に保存されます。写真アプリ内の、「アルバム」から「メディアタイプ」を選択し、「スクリーンショット」の項目を開けば、スクリーンショットした画像を見ることができます。スクリーンショットが撮れたか不安な場合は、写真アプリを確認してください。
iPhoneX・XR・XSは、ホームボタンがなくなり、スクリーンがさらに広くなったデザインが特徴的なモデルです。指紋認証ではなく、ユーザーの顔で認証するFace IDがメインになっていることをはじめ、iPhone8以前のモデルとは大きく異なる部分があります。
「スクリーンショットがiPhone8以前とiPhoneX以降で違う」で説明したように、iPhoneX・XR・XSでは、「右サイドボタン」と「音量を上げるボタン」でスクリーンショットを撮ることができます。
こちらは少しタイミングがシビアで、「右サイドボタン」のみを押してしまうと、スクリーンショットではなくSiriが起動するので、操作に注意が必要です。
スクリーンショットをした画像は、iPhoneにある写真アプリの中に、自動的に保存されます。写真アプリ内の、「アルバム」から「メディアタイプ」を選択し、「スクリーンショット」の項目を開けば、スクリーンショットした画像を見ることができます。これは、iPhone8以前のモデルと同じ仕様です。
ちなみにiOS11から、iPhoneでスクリーンショットを撮ると、画面の左下にスクリーンショットのサムネイルが表示されるようになりました。スクリーンショットのサムネイルを選択すると編集画面が表示され、スクリーンショットの画像をすぐに編集することができます。
さて、iPhoneのスクリーンショットの基本的なやり方が把握できたところで、どんなiPhoneモデルでもやり方が変わらないスクリーンショットの方法を確認しておきましょう。そうすることで、画面のキャプチャをしようと思ったときに、iPhoneのモデル違いが原因で、スクリーンショットの方法に右往左往することもなくなります。
さらに、iPhone8以前のモデルを利用時にホームボタンが故障したとしても、AssistiveTouchを利用しておけば、もしもの時も操作が可能なので、安心して使い続けることができます。iPhoneのAssistiveTouchは、スクリーンショットに限らずメリットが多いため、これを機に一度使用してみましょう。
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